この週は、土曜日に実家で家族の集まりがあり、少々飲み疲れの状態での釣行となりました。
釣りに行く時間は特に変えることなく、いつもの午前1時起床で予定していました。
寝坊することもなく、午前1時に起きたのですが、起きた時に「あぁぁ…眠い…釣り、行きたくねぇ…」と久しぶりに思いながら、何とか布団から這い出し、釣り道具を車に積み込み自宅を出発。
北条湾へ向かう道中は、特に走りづらいような問題もなくスイスイと走り30分強ほどで北条湾に到着しますが…
北条湾に到着する直前、毎週金曜日にその週の週末の状況をお伝えしております、自らのツイートをフッと思い出します。
今週は私がゴチャゴチャ言うこともなく天気、潮、風共に問題なくこんなに釣り日和の状況がほぼ二日間続くというのもかなり稀だと思います。オマケに前週ではありますが、以前マイワシは好調でした。夕マヅメ~夜間~朝マヅメの間は冷え込みますので防寒対策もお忘れなく。皆様の大漁を祈っております。 pic.twitter.com/2iXNwO8SJQ
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) October 2, 2020
そういや、今週は絶好の釣り日和だったな…寒くもないし暑くもない…風もなければ雨の心配もほとんどない…もしかして釣り人だらけで釣り座がない…とかないよな…
北条湾到着直前に嫌な予感がしてきます。
そしていよいよ北条湾に到着。
宝くじもこんな感じで大当たりしてくれると良いのですが、嫌な予感が見事に的中。
ダイブセンターの前から等間隔でビッシリと釣り人がいます。
北条湾に到着したのが、午前2:40頃ですが未明にも関わらず、今シーズン初めて見る釣り人の多さに呆気に取られます。
あまりの釣り人の多さにテンションダダ下がりで、真面目に帰ろうか悩み始めます。
しばし一服しながら海面を眺めていると、動きは非常に鈍いですが時折海面に小さなナブラが発生していました。
追っているフィッシュイーターの側は恐らくイカ。
しかし、追われている側が何の魚なのか良く分かりません。
と言いますのも、ナブラの規模も小さければ、追われている魚のサイズもかなり小さいサイズに見えました。
追われているのはウルメイワシの群れ?
とても前回、前々回の釣行時に釣れたマイワシとは程遠いサイズの魚です。
まぁ、取り敢えずなんかの群れはいるんだな…と思いながら車を降り岸壁のヘリで更に観察を続けますが、追っている側のイカもサイズが小さく、追われている側の魚もサイズが小さいことに気が付きます。
この日ナブラを作っていたのは恐らくマイワシではないと思われます。
時間帯的にも、潮の動きのタイミング的にも、マイワシ爆釣れ!でもおかしくないのですが、鬱陶しいくらい釣り人はいますが、良く見ると誰も釣れている様子がありません。
目の前でナブラが出来ていることを否定するかのように、釣り人からも海からも活気を全く感じませんでした。
なんでこんなに活性が低いの?
飲み疲れで体調もイマイチで、釣り人だらけの状況に、気持ちがかなり帰る方向に傾いていましたが、この活性の低さが何でなのか知りたくなり、少し釣りをしてみようと思いますが…如何せん北条湾には釣り座がありません。
仕方ないので、この日はかなり久しぶりに釣り座探しの旅に出ます。
取り敢えず城ケ島に渡ってみますが、こちらも北条湾同様にサビキ釣りが出来そうな場所は全て埋まっています。
花暮岸壁、三崎港周辺と行きますが、どこも人がいっぱいか釣り座としてはイマイチな場所しか空いていません。
やっぱり帰るかな…と再び思い始め、北条湾の最深部付近に車を停めて考えていると、狭塚川が流れ込んでいる北条湾の最深部付近でもナブラが出来ています。
車を停める場所を見付け、取り敢えず普段は釣りをあまりしない北条湾の最深部付近に釣り座を構えてみました。
釣りを開始してます。今日は今シーズン最多の釣り人の数です。2時半過ぎに来た時にはもう釣り座は空いていませんでした。釣りをするポイントを1時間以上探し回り北条湾の最深部に釣り座を構えました。ちなみに気温は22度、天候は曇り、風は無風、海水温は22度です。群れはいますが食ってきません。 pic.twitter.com/t1W1UiJqKU
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) October 3, 2020
このツイートの海水温は、ダイブセンターの前で計った値ですので、実際に釣りをした場所の海水温ではありません。
釣りを始めると、ダイブセンターの前で見た光景と同じ感じで、時折ナブラが出来ていました。
しかし、とにかく魚の動きが鈍く、非常に活性が低い状態でした。
ツイートの写真で、ある程度今回私が釣りをした場所はお分かり頂けると思いますが、この辺りは狭塚川が北条湾へ流れ込んでいる直近で、比較的北条湾の中でも海水の温度が上がりにくい場所です。※
※雨が降った場合などは、真水と海水の層で分離したり、汽水域が出来たりすることがあるので、降雨直後や降雨時はサビキ釣りには向かない場所です。
対岸や製氷所の前での釣りの様子から見ても、ほとんどサビキ釣りで魚を釣っている人を見掛けなかったので、私が釣り座を構えた場所で、恐らくサビキで何がしかの魚が爆釣れ!入れ食い!とかになる可能性は極めて低いので、ダメ元でこの日は久しぶりにコマセを撒いてみることにしました。
コマセを撒いて10分ほどすると、家内の竿にガツン!と大きなアタリが。
久しぶりにお目に掛かりましたが、メバルがヒットします。
メバルがきました。 pic.twitter.com/aXVx2EhMHC
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) October 3, 2020
メバルは元々根魚ですので、コロコロ自分の生息範囲を変えることはありません。
せいぜい北条湾の中で、過ごし易い場所を探し移動するくらいです。
メバルは高い海水温が苦手な上に、しばらくお目に掛かっていなかったので、今年の異常な海水温の高さの中どうしているのかな…と気になっていましたが、比較的海水温の上がりにくい北条湾の深部に回っていたようです。
メバルは数匹の群れで行動する習性があるので、一度釣れたら同じ場所に仕掛けを落とすと立て続けに釣れることが良くあるのですが、この日はこの1匹しか釣れませんでした。
時折アタリはあったので、恐らくそのアタリもメバルだと思われますが、根魚のメバルですら、この日は活性が非常に低かったです。
この日は結局30分ほど釣りをしていましたが、ナブラは出来てもサビキ仕掛けには全く食ってこない状況が続きました。
恐らく午前6時頃の満潮での潮止まりまでは状況が変わることはなく、活性が上がる可能性があるとしても朝マヅメから満潮後の引き潮のタイミング辺りになると思われたので、この日はここで納竿としました。
海水温、潮の状況にも問題はなく、フィッシュイーターが居ると言っても、大型魚がガンガン追い回すような状況でもなく、恐らく居たのはイカの類です。
先にも申し上げましたが、この日の場合は青魚の活性が上がったとしても、朝マヅメ以降だと思います。
そして、もしかすると、マイワシはほとんど釣れなかったのではないかと思います。
釣れたとしてもウルメイワシやカタクチイワシ。
更に言えば、終日活性が低い状態が続き、入れ食いとかにはならなかったかもしれません。
あくまで、私の勝手な憶測に過ぎないので、実際には爆釣れ!入れ食い!になったかもしれませんが…w
なぜそう思うのか…というのは、前日の飲み疲れで体調が悪かったからではなく、理由や根拠を聞かれても「なんとなくそう感じるから…」というような曖昧な答えで、ハッキリした根拠があるわけではないんですがね…w
KYとか言われるような、空気を読むとか空気が読めないとかの類で、釣れない時の空気でした、この日は。
仮に未明から北条湾に来て、この日の夕方まで釣りをすれば、いくら食いが渋くても実際に何がしかの青魚の群れはいたのでボウズということはないと思います。
しかし、時間を掛けて釣りをしたわりに、釣れる魚の数が絶対的に少なく合理的ではない…この判断に至る空気でした。
入れ食いなどの時はもちろんですが、釣れないという空気を感じると私は30分くらいでサッサと帰ります。
尚の事、この日は本当に釣り人だらけでしたし。
未明で暗いので釣り人までハッキリ認識出来ませんが、帰りにもう一度対岸と製氷所付近に行ってみましたがご覧の感じです。
撤収します。最後に北条湾に戻ってみましたが、ご覧の感じです。私自身も釣り座が無かったので久しぶりに三崎港、城ヶ島の各ポイントを回りましたが、全体的に釣り座は空いていませんでした。今日ご釣行予定の方は釣り場を再考するのもありだと思います。皆様の大漁を祈っております。 pic.twitter.com/zL1R5xF0KM
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) October 3, 2020
この状況で青魚の活性が低いとなると、正直テンションも下がります。w
帰りの道中も、午前5過ぎにも関わらず、凄い数の車とすれ違いました。
全てが北条湾や城ケ島、三崎港周辺を目指し釣りを目的としているわけではないと思いますが、かなりの数でした。
陽気も良く、天候や潮の状況も良かったこともあると思いますが、やはり最近はコロナ禍で釣りをする人が増えたと改めて感じています。
一つ気掛かりなのが、この日は私が釣らなくても、他の釣り人の方でも良いので、マイワシの釣果を確認したかったです。
陽もどんどん短くなり、週を追う事に気温も下がってくると思います。
せめて10月中旬くらいまではマイワシが前回レベルで釣れてくれればと願っています。
釣果は結果として、この日はメバル1匹となりました。

かろうじてボウズは逃れました…危ないとこでした。w
サイズ的には悪くないのですが、如何せん1匹なので我が家の兄妹猫の朝食にすることにしました。

焼いていても、また青魚と違う根魚の磯の香りが久しぶりで美味そうに感じました。
焼いている時に、火が通った身がプリプリしていて、猫ではなくやっぱり人間が食べようかな…と若干迷いました。w

家内がほぐし身を作ってあげている時に、「あぁぁ…温かいご飯にのせて醤油を少し垂らした美味いだろうな…」などと思いましたが、匂いにつられてニャーニャー言ってまとわり付く兄妹猫に、今更猫缶に変更は可愛そうだよな…と断念しました。w

これまた、ほぐした身もプリプリでした。

久しぶりの根魚ということもありますが、これは美味かったと思います。
ちょうど兄妹猫2匹分でした。
本日の我が家の兄妹猫の朝食は、久しぶりに青魚ではなく、釣りたての根魚のメバルを焼いたものです。焼いたメバルの身が非常に美味そうでした。釣行の詳細は後ほどブログにてご報告させて頂きます。 pic.twitter.com/RheNqcgECB
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) October 3, 2020
この日は釣り座探しに奔走していたことなどもあり、ライブ配信の動画はありません。
次回はライブでお届け出来る場所で釣りを出来ればと思っています。
この日の釣行とは関係ありませんが、この三浦半島の異臭騒ぎ。
ことし5回目 臭いの正体は? 異臭騒動に不安の声 神奈川・横須賀市(フジテレビ系(FNN)) https://t.co/H6O4TtgRw0
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) October 2, 2020
自然災害の前触れ…とか頭をどうしても過ってしまいます。
何となく薄気味悪いです。
消防や警察などと連携して、専門家が臭いの原因を調査しているようですが、早くハッキリした情報を知りたいところです。
次回は潮回りが良くありません。
土曜日が小潮、日曜日が長潮です。
ハッキリ言って最悪です。w
マイワシ爆釣れ!入れ食い!は厳しいと思いますが、出来る限りマイワシの釣果をお届け出来るように頑張りたいと思います。
また、ご報告させて頂きます。
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歴史や思い出がある竿であるならば、修理しながら長くお使い頂いた方が宜しいかと思います。
竿自体を直そうと思えば、意外と細かいパーツも売っており、仮に金額が張っても直すことは結構可能です。
保土ヶ谷バイパスの本村インター出口付近に、釣竿専門店もあります。
ちょうど、バイパスの高架下辺りです。
こういった、釣竿専門のお店も探すと結構あります。
金額は張るかもしれませんが、一からパーツも作ってくれます。
以前、私が投げ釣り専門で釣りをしていた時は、自宅に折れた竿も含めて数十本の投げ竿がありました。
折れたり、ガイドが飛んだりした際は、部品取りのように使い、自分で良く直していました。
最近は、釣竿も拘らなければ安価で品質も良くなってきたので、以前のように直すことは少なくなってきましたが、手に馴染んでいるというのも釣りをする上では大事なことだと、私は思います。
是非、末永く使ってあげて下さい。
今後とも、よろしくお願いします。
> 返信ありがとうございます。
>
> 実は土曜日に竿を持参して上州屋へ行き
> 太さの合うガイドを探そうと店員さんに
> 売場の場所を聞いた所、トップガイド代
> 約300円で直していただけるとのこと
> でしたのでお言葉に甘えてお願いし
> ちゃいました。
>
> ご指摘の通り、この竿は私が小学生の頃
> まだ父親と一緒によく真鶴へ釣行している
> 頃から使用していて、既に35年は経って
> いるものなんです…😅
> もう十分元はとっているのですが、
> 愛着や今の懐事情から補修しか選択肢が
> なく…。
>
> 見た目は一応直ってますが、本当に直って
> いるかは実際に釣行して使ってみないと
> 分からないですね。
> もうあと数年、使えたら助かるなー!
> と言った所です。
>
> ありがとうございました‼︎