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猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  城ケ島  サビキ  北条湾  ウルメイワシ  チョイ投げ  夜釣り  青魚  

【城ヶ島・三崎港・北条湾】大潮らしからぬ厳しい釣行でしたが何とか子持ちメバルをGET!(2020年11月29日)

こんにちは。

早いもので11月最後の釣行でした。

年々地球の温暖化や海水温の上昇などで、季節感にズレが出てしまい、感覚的にはまだ9月や10月かと思ってしまいますが、もう師走が目の前まできております。

今シーズンの11月は、この「季節感のズレ」というものをいろんな意味で非常に強く感じました。

10年以上同じ北条湾という釣り場に毎週のように釣りに行き、同じ釣りをしていますと、前年のことはかなり鮮明に覚えており、最近では自ら書いたブログのアーカイブなどでも確認をすることがありますが、年々気温や海水温、釣れる魚の種類などで「ズレ」というものを感じ、そのズレ方のスピードが非常早まっていると実感しています。

11/15の釣行記事で「魚種転換」というお話しをさせて頂きましたが、この時はたまたまこの魚種転換に関するニュース記事を見付けたのでお話しさせて頂きました。

数年前から魚種転換やそれに近いことが、普段釣りに行っている北条湾でも起こっていることには気付いていました。

気付き始めた頃は、海水温が上昇傾向にあると言っても、黒潮の蛇行などにより城ケ島周辺を始めとし、東京湾や相模湾の海水温が一時的に上昇したということで、本格的な真冬になれば以前の各々の場所の海水温に戻っていたのではないかと思っています。

つまり、海水温が上昇する主因があり、その主因の影響を受けなくなると海水温は下がっていく(通常に戻る)…

例えば、黒潮の流れが日本列島寄りではなく、通常のルートに戻ると海水温は下がっていき、本来の冬の姿になり、そこにいた魚達も戻ってきた…ということです。

それが今シーズンは9月以降特に感じるのですが、状況的に魚種転換の初期という時期は過ぎて、完全にそこに住む魚が入れ替わり、一時的なものではなくそれがデフォルトになったのではないか…と考えています。

海水の温度に関しても、黒潮の蛇行が…などの海水の温度を上げる大きな要素があって海水温が上がるのではなく、城ケ島周辺、日本近海等、かなりの広範囲でそもそもの海水の温度が非常に高くなっている(なった)ような気がします。

私は本ブログで青魚のみならず、子持ちの魚は捌くことに失敗し分かりにくくても必ずブログ本文で子持ちだったことを皆様にお伝えしております。

これは、根魚は別としても青魚の類はサッパやカタボシイワシを除いて大半の青魚は産卵をする時に外海の暖かい海域で産卵をします。

近年、湘南でシラス漁が不漁なのも、シラスの元であるカタクチイワシの産卵場所が変わってしまったからだと思っています。

事実、子持ちのカタクチイワシも北条湾で釣った実績が山ほどあります。

そして、この子持ちの青魚が陸っぱりからサビキで釣れる…ということは、今までの釣りの定説では有り得ないことでした。

現在北条湾で釣れる子持ちの青魚の場合、当然産卵時に外海には出ませんので城ケ島の周辺海域で産卵をしているはずです。

産卵場所が変わることで、具体的にどういう影響が出るかは今のところ分かりませんが、例えば今までであれば孵化して、長い距離を泳ぎ内湾などの波が穏やかでエサも豊富な稚魚が成長するために住み易い環境の場所にやって来ていました。

まず長い距離を泳ぎ旅をすることが無くなります。

また、逆に青魚の卵や稚魚をエサにしていた海洋生物達にも影響は出るはずです。

こうした、一つ一つの魚達の行動様式が変わってしまうことで、計り知れない変化や影響が気付いていないだけであちこちで起こっていると思っています。

この子持ちの青魚のお話しだけではなく、極小さいことなども含めますと、今シーズンは特に過去の魚達の動きで合点がいかないことばかりなんです。

過去の釣果から合点がいかないことを全て引っ張り出して一つずつご説明していますと、いつブログを書き終えることが出来るか分からないので直近の釣行やこの日の釣行でのお話しで簡単に説明させて頂きます。

私は、毎年秋~初冬に掛けて徐々に海水の温度が下がっていく時期だけ、北条湾でアオイソメを使った釣りをします。

大半が短い竿でのチョイ投げなんですが、これは落ちハゼや鯛系の魚、ウナギ、コチ系、カレイなどを狙って釣っています。

この名前を挙げた魚達は過去に釣った実績がある魚で、ここ数年間で徐々に釣れなくなり、とうとう今シーズンは一度も目にすることなく11月が終了しました。

【参考】2019年11月の釣果実績10月の釣果実績

ではなぜ釣れないのか…

この二ヶ月間、釣行の度になぜ今シーズンはチョイ投げが不漁なのかずっと考えていました。

答えは簡単で、単純に魚がいないんです。

魚種転換とは若干意味合いが違いますが、なぜ北条湾から居なくなった(来なくなった)のかの詳細は分かりませんが、今まで釣れていた魚達は北条湾以外に住処や産卵場所を求めたんだと思います。

そして、前回の釣行では過去に北条湾で釣れたことはあるのですが、この時期に?という状況でガザミ(カニ)が釣れました。

そもそもガザミ達は本来海水温の下がるこの時期は、深場の暖かい場所に移動し一番海水温が下がる時期は砂に潜って冬眠をするほど冷たい海水が苦手です。

このガザミに関しては、純粋に北条湾の海水温が高いからということが言えると思いますが、もう一つはサビキ釣りではあまり釣れない魚ですが、ガザミの天敵になる鯛系の魚達やタコなどが少なくなったからだと思われます。

この日の釣行でのお話しですと、後ほど釣行の詳細は詳しくお話し致しますが、この日は北条湾にイカ(アオリイカ)がかなりの数入って来ていました。

今シーズンは特にイカの類のフィッシュイーターを目にしましたが、例年であればこの時期は海水温も下がり始め北条湾にイカが入って来ることはあまりありません。

この日は風が3mほどの強さで吹いており、海面にさざ波も出来、肉眼で海の様子を伺うことが困難だったこともあり、帰り際まで北条湾内にイカが入っているとは気付きませんでした。

これも北条湾内の海水の温度が高い傾向にあるからと言えると思います。

アオリイカの場合、天敵というとそもそも食物連鎖の中で上位にいる生物なので、マグロとかいうレベルになってしまいますが、成体でないアオリイカの場合は北条湾内に入って来るシーバスや青魚系の魚は天敵になります。

また、アオリイカは低い海水温も苦手ですが、海水の温度変化にも敏感でコロコロ海水温に変化のある海域は嫌います。

例年ですとこの時期の北条湾は海水温の上下もありましたが、今シーズンの10月、11月は18度~20度の間で推移しており比較的安定していたと思います。

ここまでは海水の温度が高いことで寄って来ている、または魚種転換などにより北条湾に居付くようになったのではないか…と思われる魚のお話しをさせて頂きましたが、次はこの日の釣果で逆のパターンをお話ししたいと思います。

この日の釣果で、この日は子持ちのメバルが釣れました。

メバルは今までお話ししました魚達とは逆で、低い海水温を好みます。

この日の海水温は19度でしたが、本来であれば14度~16度くらいの海水温を好みます。

子持ちであることはメバルは11月~2月くらいまでの海水温が下がる時期が産卵期ですのでおかしなことではないのですが、問題は海水温が下がることで産卵のタイミングを見て良くエサも食べるようになるのですが、それが19度や20度近い高い海水の温度の状況で行われていることが、今までの釣りの定説ですと説明が付きません。

メバルは根魚とも言われ、青魚のように回遊はせず、住処(餌場)と決めた場所の周辺で一生を終えます。

もちろん、海水の温度変化で住処を変えることはありますが、原則的にはコロコロ住処を変えることはありません。

移動する範囲と言っても、北条湾内や対岸の花暮岸壁辺りまでです。

そして、今シーズンはこのメバルの釣果はあるのですが、同じような習性で同じような環境を好み、かつては北条湾で良く釣れたウミタナゴやメジナの釣果が劇的に減りました。

これは鯛系の魚が今シーズンは釣れないのと同じで、全くいなくなったわけではないと思いますが、北条湾を離れた類の魚なのかもしれません。

逆にメバルは北条湾の変化を嫌い去った魚とは違い、自らを北条湾の環境に合わせそこで今後も生活することを選んだのかもしれません。

先ほど申し上げました、釣れなくなった魚のうちの落ちハゼですが、落ちハゼとは産卵を前に食欲が旺盛になり、良く釣れサイズも大きく子持ちのハゼのことを言います。

そして、かつて北条湾で釣れた落ちハゼは、北条湾内に産卵場所を求めてやって来ていました。

この落ちハゼについては、産卵する場所が無くなってしまったから北条湾にやって来なくなったのではないかと思っています。

ハゼは砂地の砂を掘ってそこに卵を産み付けます。

潮の流れの緩やかな場所を好み、障害物や海藻などの近くの砂場を好みます。

産卵場所が無くなったという点で些か合点がいかない部分もあるのですが、海藻が無くなったことが大きく影響しているのではないか…と考えています。

北条湾の海底の砂地がコンクリートや目の粗い砂利に変わってしまったわけでもなく、障害物は人工構造物であればあるとは思います。

それであれば、産卵をする場所はあるだろ…とも思うのですが、ハゼが急に釣れなくなった時期にある出来事が被りました。

それは、海水温の上昇により、通年を通して活発に活動するようになってしまったウニの大発生と、その大発生した上に活動が活発なウニにより海藻が食べ尽され起こる磯焼けです。

恐らく、この海藻が無くなってしまったことは、ハゼが釣れなくなった原因として何がしか関係あるのではないかと思っています。

私一個人の憶測域を出ておらず、今までお話ししたことが正確であるという確証や根拠を示すものは何もありませんが、年を追う事に新たに釣れるようになった魚と、今まで釣れていた魚が釣れなくなる魚種転換に近いことが物凄く早いスピードで起こっていることは間違いありません。

ある意味、何が釣れるか分からないという点では楽しみとも言えますが、釣りに於いての釣れる釣れないの原因の探求や予測がどんどん難しくなってきています。

日本には四季があり、その四季の中で11月はこういう魚が釣れる…という言い方が出来なくなってきており、毎年毎年11月に釣れる魚が変わってきてしまっているように感じています。

この日の釣行のように、11月に北条湾にイカはいない…という先入観で見てしまうと、間違った釣り方をしてしまうな…と非常に強く思った釣行でした。

面倒臭い…というか、小難しいというか、釣行とは関係ない前振りが長くてすみません。

ここまでお読み頂きありがとうございます。

この日の釣行の話に入りたいと思います。

11月最後の釣行日は、私がいつも釣りに行く未明から明け方の時間帯での潮止まりのタイミングは午前4:45の満潮のタイミングでした。



前々回の釣行までは、それなりにマイワシの釣果も確認出来ていたので、今回も余程のことがない限りちょうど上げ潮のタイミングでもあるし釣れるだろう…と若干軽く考え、午前4:45の満潮で帰る予定で釣りに行きました。

いつもより、帰路に着く時間を早めに設定したので、この日は午前0時起床で北条湾を目指しました。

寝坊などのトラブルもなく、順調に車を飛ばし午前2時頃に北条湾に到着します。

気象状況などは、ほぼ予報通りで風も2m~3mほどで、海面にはさざ波が立っており海の中の様子が非常に分かりにくい感じです。



連休でもない普通の日曜日の未明にも関わらず、相変わらず釣り人は多めで、あと1時間遅く来ていたら釣り座が無かったかもしれません。

上記のツイートにありますが、この日は海水温を計った時に11月最後の日曜日で次週は12月、気温も11度という状況なのに海水温は19度…

いくらなんでも高過ぎないか?と、海水温を計った時に思いました。

海水の温度に関しては、10月に入った頃より毎週毎週海水温が下がる気配がないことが非常に気になっていました。

海水の温度が高いだけではなく、透明度も非常に高く大潮という点に期待していましたが、釣りの準備をする前から何となく嫌な予感がし始めます。

釣りの準備を開始し、さざ波があって海面の様子は伺えませんでしたが、必死に目を凝らしていると波が消えた時に、時折海面に波紋が出来ていました。

これを見て、最初に感じた不安が一気に吹き飛び、テンションMAXの状態で家内に「群れはいるな…そのうち活性も上がるだろうからサッサと釣って帰ろう…」と1匹も釣れていないのに既に気持ちは帰宅しており、マイワシを食べている夢を見そうでした。

諸々準備をしていると、前回同様家内が私の所に歩いて来ます。

おぉぉぉぉぉぉお!もう釣れた?

確かに魚は釣れていましたが、最近釣果が悪い時に必ず釣れる疫病神のネンブツダイの稚魚です。



波紋を見付けた時に上がったテンションは再び降下を始め、急に寒さが身に染みてきます。

その後も、風が弱くなると海面をガン見して波紋や群れを探しますが、どうも波紋が出来るのがこの日も北条湾の中央部にしか出来ません。

水を入れ替えたばかりの水槽のように、透き通った足下の海中を何度も見ますが、全く足下には群れが回遊している形跡はなく、足下を見れば見るほど北条湾の中央部に群れが集結しているのが分かります。

なんでだ…なんで広範囲を回遊しない?

結果から申し上げますと、冒頭でお話し致しましたアオリイカがこの時既に北条湾に入って来ていました。

しかし、こちらも冒頭でお話し致しましたが、12月を目前にした今の時期にアオリイカが居る…という考えには至りませんでした。

同じフィッシュイーターでも大型魚の場合は、そもそもその大きな身体を隠すことも出来ず、様々な角度からアタックはしますが、原則的には青魚の群れを追い駆ける形でアタックします。

しかし、アオリイカのみならずイカの類の場合、まず擬態が出来ます、且つ同じ場所に留まるように泳ぐことも出来るため、然程大きくない障害物や浮遊物でも隠れることが出来、トドメは目も非常に良いためそこから不意打ちをするように青魚を襲うことが出来ます。

そうなると、青魚達は少しでも障害物やイカが隠れられるような、つまり青魚達の死角が出来易い場所ではなく、広く逃げ易い湾の中央部などに集結しゆっくりと極狭い範囲をグルグルと回遊します。

何れにせよ、フィッシュイーターがある程度の数北条湾内に入って来てしまうと、本来青魚の活性が上がる状況であっても食いが渋くなり青魚はほとんど釣れなくなります。

この日は海水温が19度でしたので、アオリイカが居てもなんらおかしくないのですが、例年ですとこの時期に北条湾に入って来るフィッシュイーターと言えばシーバスくらいなもので、他の大型の青魚などもほとんど入って来ません。

その先入観で考えが至りませんでした。

しかし、この時点で私はこういう状況だということに気付いていません。

しばらくなぜ湾の中央部に集結しているのか考えていると、私の竿に強烈なアタリがきます。

一気に下に潜り慌てて竿を掴むと完全に青魚のアタリではありません。

中々浮上してこず、根に潜られてしまいます。

なんだ?メジナ?鯛系?

根に潜って一向に出て来ようとせず、あぁぁぁ…サビキじゃもたないかな…と思っていると、魚が一瞬気を抜きます。

そこで一気に引っ張り出しますが、抵抗は続き中々浮いて来ません。

一応、念のためタモを用意するか…と、家内にタモを持って来てもらおうと振り返ると誰もいません。

どこ行ったんだ…と見回すと…製氷所の横辺りで他の釣り人の様子を伺いながら散歩をしていました。

私がこの日釣り座を構えたの、今シーズン定番のいわき丸さんの後方…

使えん…

もう良い…

しばらく格闘すると、徐々に浮いてきたので一気に引き抜きます。

すると25cm弱のメバルでした。



これは中々やり取りも楽しく、久しぶりに魚の引きを楽しんだ感じで、再びテンションが上がります。

青魚がダメなら、今日は根魚でも狙うか…などと余裕をかまし始めると…

久しぶりに至近距離で会えて嬉しかったのですが、実はこの釣りのお供のアオサギ…釣れない時の疫病神でもあるんです。



アオサギが私(人間)を頼って近くに飛んで来る時は、①青魚を含む小魚が北条湾内に居ない…②青魚などの群れはいるけど活性が低いなどの理由で表層付近に浮いて来ない…こういった状況の時で、言ってしまえばアオサギ自身で魚を獲ることが出来ないので私のところへやって来るんです。

アオサギは本来海鳥でもなく、カモや鵜、トンビなどのように海で狩りをすることに長けていません。

係留ロープや船、岸壁のヘリなどから、長い口ばしが届く範囲でしか魚を捕まえられないので、この日のように岸近くに群れが回遊して来ないと、私同様に魚を獲ることが出来ません。

釣りのお供のアオサギが近くに来たことで、テンションが軽く下がります。

そして、下降気味のテンションを一気に下げるヤツが釣れます。



クサフグです。

あぁぁ…君が釣れるということは、僕の足下には青魚は居ないということね…

しばらくすると、テンションのアップダウンが激しいですが、私のテンションが上げる魚が釣れます。



ウルメイワシが一荷でヒットします。

なに?どういうこと?海の中はどうなってんの?

この時点では本当に「なんで?」という感じでどういう状況なのか掴み切れませんでした。

ウルメイワシもこの一荷で釣れた2匹だけで、後が続かないどころかアタリすらありません。



アタリもなく、風も強まったので家内を車に避難させ、ひたすらアオサギと二人でどういう状況なのか考えます。

すると、良く見ると時折アオサギがジッと海面を見続け、しばらくすると私の方を向く…を繰り返しています。



お前…さっきから何を見てるの?

群れでも泳いでるか?

私もアオサギと一緒になって海面を見続けますが、風がそれなりに強く波が立ってしまうので人間の私には魚の群れや魚自体は目視で確認することが出来ませんでした。

相変わらずアオサギは時折海面をジッと見つめ続けます。

すると、小さく(弱く)魚が海面から飛び出した時に出る、ピチャピチャという音がし始めます。



ここでようやく私も北条湾内にフィッシュイーターが入っていることに気付きます。

フィッシュイーターが何であれ、捕食者が居れば今までの青魚の行動は全て合点がいきます。

ただ、どんなフィッシュイーターが入って来ているのかが分かりません。

何となくスッキリしない、撤収するか粘るかの判断にも迷う感じで時間だけが過ぎていきます。

そうこうしていると、先ほどしきりに聞こえていた魚が跳ねる時のピチャピチャ音がしなくなります。

それと同時くらいにアオサギも対岸の船の上に飛んで行きました。



恐らくこの後日の出あたりまで粘ればウルメイワシあたりが釣れたかもしれません。

どうしてか…という理由は今のところ分かりませんが、魚のピチャピチャ音が消えたことと、アオサギが私の元から離れたことは恐らく無関係ではないと思います。

そもそもいくらか慣れているとはいえ、私は人間ですしアオサギからしたらあまり世話になりたくない対象だと思います。

アオサギ自ら魚を獲れるようになることがアオサギ的に分かったから私の元を離れたんだと思います。

アオサギが飛んで行ってしばらくすると、風が弱まります。

このタイミングでようやく、海面から魚が飛び出す瞬間を目視で確認します。

海面から魚が飛び出しているのか、浮遊物なのか分からないくらいの弱く低い飛び出し方でこれを見て「えっ!?イカがいんの??」と気付きました。※

※なぜこの飛び出し方でイカだと思うかと言いますと、捕食者の泳ぎ方(捕まえ方)で分かるんです。大型魚の場合全速力で泳ぎ追い駆け捕食します。その場合逃げる側も全速力なので海面から飛び出すとかなりの勢いで飛びます。しかし、イカの場合継続的に泳ぎ続ける捕食の仕方はしないため、一瞬の不意を突く感じなので捕まらず逃げられた場合、捕食される側の泳ぎも勢いが無いためです。

いやこの時期に…?と一瞬思いましたが、冷静に考えれば「そうか…今日の海水温は19度だしな…いてもおかしくないか…」という結論に至ります。

そこからこの日の釣れ方や青魚の動きを思い返すとなるほどね…と合点がいきました。

そして、かなりの数のイカがいたか、サイズがかなり大きいイカがいたと思われます。

イワシの類は特にですが、イカがいるとより群れの密度が上がり回遊範囲が小さくなります。

そういうことから、かなりの密度で北条湾の中央部にずっと集結していたと思われます。

また、一荷で釣れたウルメイワシに関しては、活性が上がったから釣れたのではなく、たまたま足下に泳いで来た群れで、反射光や光に反応してしまう青魚の習性によるもので釣れたものと思われます。

この日は釣果には結び付きませんでしたが、もう一つ海水温が高く本来いないはずの生き物がいる徴候がありました。

※イソメやゴカイ類などの虫餌が苦手な方は画像をクリックしないで下さい。拡大されます。

カニがアオイソを食べた痕


この画像の上の画像は一度投げ入れた仕掛けを一定時間経った後に巻き上げた時のアオイソの状態です。

下の画像はエサを付け直した後です。

私は北条湾でチョイ投げをする時に、エサのアオイソメは一匹掛けというエサの付け方で、アオイソ1匹をそのまま針に付けます。

上の画像は下の画像のアオイソがチョン切れたような感じで下の部分が無くなっており、チモト(針の根本)の部分から然程エサがズレていないことがお分かり頂けるかと思います。

魚がアオイソの下部分だけを引っ張ってアオイソが千切れたのであれば、針に残っているアオイソも下の方に引っ張られズレるはずなんです。

また、千切れた部分をご覧頂いても、魚が咥えて噛み切ったというより、ハサミで切ったようにキレイに切れていると思います。

これはアオイソが自切※したんです。

※自切(じせつ)とは節足動物やトカゲなどに見られる足や尾、身体の一部を自ら切り捨てる行動

アオイソなどのイソメ、ゴカイ類は頭部より下の部分に異変が起きたり、外敵に襲われたりするとその部分を切り捨て逃げる習性があります。

魚がアオイソなどのエサを見付け口で咥えても自切はするのですが、そういう場合はアオイソが自切する前に魚が全てを口に含むか、含まなければ頭を振って千切るのでこういう切れ方にはなりません。

では、これはどういう状況でアオイソが自切したのかと言いますと、一番可能性が高いのがカニがアオイソを食べるためにハサミで挟んでいた時に自切したと思われます。

この日はチョイ投げのエサ(アオイソ)がかなりの率でこういう状態になりました。

1度や2度なら、たまたまということも言えますが、こういう状態になったエサの方が多いということは、かなりの確率でカニがエサを掴んでいたと思われます。

前回の釣行で、ドジなガザミが針に引っ掛かってしまい釣れましたが、いつまで釣れるかは分かりませんが、この日の釣行時ではまだ北条湾内にカニがいたと思われます。

この日だけではありませんが、今シーズンは本当に10月、11月の釣行であまりに前年と同時期に釣れる魚の違いに、この先北条湾はどうなってしまうんだろう…と少し心配になってきました。

そして、この日の釣果は寂しい限りでこんな感じになりました。

2020年11月29日 北条湾釣行 釣果と釣れた魚種


多くの魚が集まるということは、それだけ魚影も濃く豊かな釣り場であると言えますが、フィッシュイーターがいると完全に釣りにならなくなるのが痛いところです。

ちなみに、ご説明は不要かと思いますが、上がメバルで下の2匹がウルメイワシです。

そして、今回釣れたメバルはナント!子持ちでした。

※魚の内臓等が苦手な方は画像をクリックしないで下さい。拡大されます。

子持ちのメバル


釣った瞬間に子持ちかな?と分かるくらいお腹がパンパンでした。

このメバルの卵がまた珍味なんです。

鶏の卵の黄身みたいに濃厚で非常に美味です。

これも釣りをする人間の特権かもしれません。

前回の釣行では兄妹猫に釣りたての魚のお裾分けが出来なかったので、当初は全て焼いて兄妹猫の朝食にしようかと思ったのですが、メバルが予想通り子持ちだったので急遽人間用に切り替えました。

ということで、メバルは煮付けに、ウルメイワシは2匹だったので握り寿司を作ってみました。

ウルメイワシの握り寿司
ウルメイワシの握り寿司

子持ちメバルの煮付け
子持ちメバルの煮付け


メバルのお腹から卵がはみ出ていますが、メバルの卵は魚体の割りに大きいんです。

そして、この日は調理完了後にとんでもない事件が…

我が家の兄妹猫の兄猫が、ナント!握り寿司のウルメイワシの刺身だけをシレッと強奪。



一応、家内に作ったので「ん??なんでお寿司は身だけ食っちゃたの??」と聞いたら「まだ何も食べてないよ…」という返事が…

えっ!?じゃぁ、ウルメイワシの身はどこ??

少し離れた廊下で何やら頬張っているヤツが…お前まさか…

見事にウルメイワシを食べていました。

ちなみにこの残ったシャリと一枚だけ身がのったお寿司は、ウルメイワシの風味付き握り寿司ということで家内が完食致しました。w

犯人はコイツです。



こちらはこの日のライブ配信動画ですが、前回同様釣れていないので全然面白くないと思います。

唯一メバルがヒットした時くらいでしょうか…

あとは、メバルがヒットした時に見事に家内がおらず一人で格闘しているくらいです。

宜しければご覧下さい。



次回はいよいよ師走突入で、今年1年もあと1ヶ月で終わりです。

土曜が中潮、日曜が小潮という潮回りです。

海の状況だけで言えば、土曜日の釣行の方が良いかもしれません。

前回と今回と青魚以外の魚のお話しなども出来て、ブログを書いている方としては新鮮でしたが、そろそろマイワシが食べたくなってきました。

次回こそは、マイワシ爆釣れ!入れ食い!でいきたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

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関連記事

テーマ : 釣り    ジャンル : 趣味・実用


Re: タイトルなし 
こんにちは。

いつもコメント、及びブログをご覧頂きありがとうございます。

元々、ワタリガニ(ガザミ)は東京湾寄りより、相模湾でたくさん釣れていました。

東京湾ですと、観音崎より先の東京湾はヘドロだらけでカニが住める環境が少ないからだと思われます。

私は、それこそ40年近く前ですが、江ノ島で良くワタリガニは釣りました。

ワタリガニは、食べる身が少なく手間の方が掛かりますが、やはりカニ汁は本当に美味しいです。

コメントを頂いた記事の釣行時は、チョイ投げのエサの感じからほぼ間違いなくまだ北条湾内にワタリガニが居たと思います。

ワタリガニを狙うのであれば、仰る通りカニ網を使った方が無難です。

投げ釣り用の仕掛けの針にカニを掛けるのは、狙って出来るものではなく本当に偶然ですので。

メバルは引きも強く、中々楽しかったです。

根に潜られた時はダメかと思いましたが、何とか引っ張り出し釣り上げることが出来ました。

去年までは、釣れる魚の時期が例年より1ヶ月~1ヶ月半程度後ろ倒しになっていた印象でしたが、今年はそもそも釣れる魚がガラリと変わってしまいました。

もしかすると、これから去年の10月、11月に釣れていた魚達が釣れ始めるかもしれませんが、このズレが毎年毎年後ろ倒しになり、そのうち冬の魚達は釣れなくなるような気がしてきました。

釣りで言えば、記事内にも書かせて頂きましたが、どんな魚が釣れるか分からず楽しみでもあるのですが、この一連の変化が自然災害にどう影響し、どんな災害が、どこで起こるのかということも懸念しております。

昨今は当たり前と言えば当たり前ですが、コロナに人々の目が集中し、地球温暖化や海水温の上昇などは見向きもされなくなってきました。

今年は大きな水害などもなく穏やかに終わりましたが、来年などコロナが終息していない状況で大規模水害など発生するのではないかと案じております。

また、今年の傾向として非常に感じるのが、北条湾の深部に青魚を含めた様々な魚が集結しているような気がしています。

大雨が降ったり、強風時などには、今までもそういう傾向はあったのですが、平時でも今年は集まっているように感じます。

どこかのタイミングで、昨今釣り人が急激に増えたことで釣り座が無い時などに、北条湾の深部で敢えて釣りをしてみようかと思っています。

ただ、如何せん駐車スペースが無いことや、岸壁が狭過ぎて釣りをしにくいので最後の手段として考えていますが…

今後とも、よろしくお願い致します。



> 今週も楽しく拝見させていただきました。
>
> 今回の釣行記録で、40年近く前に父親と一緒に茅ヶ崎海岸で
> カニ網を使ってワタリガニをたくさん釣り上げた時に
> 持ち帰ってお味噌汁にして家族みんなで食べた時の味を思いだして
> しまいました!!
> また飲みたい!ので、釣行時にはカニ網を持参タックルに
> 入れておくようにします( ´∀` )
>
> また40年前のことがあったので、だいぶ前にカニマンションを
> 釣具店で購入したのですが、神奈川県ではカニマンションでの
> カニ取りはNGのようで一度も使わないままお蔵入りしてます・・・涙
>
> そのくらいカニへの思いは強いので、次回釣行時にはカニ網用の竿を
> 持っていってやってみようと思ってます。
>
> また、ハラパンのメバルの煮つけ、最高ですね!
> 25cmサイズだとかなり引いたのではないでしょうか?
> メバルもこれから春までいいサイズが期待できるので
> ソフトルアーで狙ってみるのもいいですね。
> 特に北条湾だと湾奥の係留船周りの魚影が濃かったのを覚えてます。
>
> いよいよ本格的な冬到来といった感じになってきましたが
> 風邪などひかれませんよう、次回釣行記録を楽しみにしております。
 
先ほど投稿させていただきましたが、2週分の釣行記録の
内容をごっちゃ混ぜにして書き込みしてしまいました。
申し訳ございません・・・。
 
今週も楽しく拝見させていただきました。

今回の釣行記録で、40年近く前に父親と一緒に茅ヶ崎海岸で
カニ網を使ってワタリガニをたくさん釣り上げた時に
持ち帰ってお味噌汁にして家族みんなで食べた時の味を思いだして
しまいました!!
また飲みたい!ので、釣行時にはカニ網を持参タックルに
入れておくようにします( ´∀` )

また40年前のことがあったので、だいぶ前にカニマンションを
釣具店で購入したのですが、神奈川県ではカニマンションでの
カニ取りはNGのようで一度も使わないままお蔵入りしてます・・・涙

そのくらいカニへの思いは強いので、次回釣行時にはカニ網用の竿を
持っていってやってみようと思ってます。

また、ハラパンのメバルの煮つけ、最高ですね!
25cmサイズだとかなり引いたのではないでしょうか?
メバルもこれから春までいいサイズが期待できるので
ソフトルアーで狙ってみるのもいいですね。
特に北条湾だと湾奥の係留船周りの魚影が濃かったのを覚えてます。

いよいよ本格的な冬到来といった感じになってきましたが
風邪などひかれませんよう、次回釣行記録を楽しみにしております。

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本ブログの著者について

Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる、釣りと酒をこよなく愛する40代のオッサン。釣り歴は小学1年生(6歳)から40数年…■本当は船釣りをしたいのに船酔いが激しく断念。自分に与えられたフィールドは陸しかないと神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。■釣行先は気分によって変わります、予めご了承下さい。■元自動車整備士ということもあり、極稀に車の記事が突然掲載されることがあります。■下記Twitterアカウントにて、釣行時のリアルタイムな情報を配信しております。

釣り歴が長いこともあり、今まで渓流、川、湖、そして海、ルアー、フライ等々あらゆる釣りを経験し、原点回帰とでも言いましょうか、最近は生まれて初めて魚を釣ったサビキ釣りにハマっております。一周回って更に深く掘り下げて釣りを楽しんでおります。本ブログは基本的にビギナーの方でも分かり易く書いているつもりです。そのため、余計な注釈や説明があり文章全体が長い構成になってしまうことを予めご了承下さい。

※猫についてはTV等に出演した先代猫は亡くなり、現在は二代目となっております
【猫とウサギ】お礼とお知らせ

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猫の夏ちゃんの動画がTV番組で紹介されました

■我が家のウサギの親子が「うさぎの時間」というウサギ専門誌に掲載されました
うさぎの時間に掲載されました

■50歳を目前にしたオッサンが何を血迷ったかTikTokを始めました
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