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猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  城ケ島  サビキ  北条湾  カタクチイワシ  シコイワシ  イワシ  

【城ヶ島・三崎港・北条湾】4月最初の北条湾釣行!春らしい釣果を期待しましたが…(2021年4月4日)

こんにちは。

朝晩も暖房無しで過ごせるようになり、だいぶ春めいてきましたが、この日は4月最初の釣行ということで釣果も何か春をイメージさせる魚が釣れないか期待しておりました。



ツイート内でご説明している通り、土曜日の方が潮は良く動き、同じ小潮でも日曜日の場合は限りなく長潮に近い小潮という状況、且つ天気も断然土曜日の方が安定していました。

小潮の末端の、長潮の日の前日、前々日辺りは本当に潮が動きません。

2021年4月6日 長潮


これは4/6(火)の潮見表ですが、上記ツイート内の潮見表と比較して頂ければ、日曜日と長潮の火曜日の潮の動き方がほぼ同じなのに対し、土曜日は緩やかとはいえ潮が大きく動いているのがお分かり頂けると思います。

潮の動きは釣果を一番大きく左右する大事な要素で、長潮の日も釣れないことはありませんが、少しでも潮が動いていた方が海の魚は釣り易くなります。

状況的には土曜日に釣りに行きたかったのですが、私もしがないサラリーマン故、潮の動きに合わせて釣りに行く日を決めることは出来ず、いつものように日曜日の未明に釣りに行きました。

天候も時間と共に荒天になる予報で、条件的にMAXで期待出来る状況でもなく、この日は何でも良いから釣れれば良いか…くらいの気持ちで釣りに出掛けました。

前日に娘夫婦と食事をし、軽く飲み過ぎ1時間ほど寝坊をして午前2時前に自宅を出発。

荒天の予報が出ているせいか、普段の日曜日の未明より走る車も少なくスイスイと走り北条湾に到着します。

様子見で北条湾周辺をグルりと一周しますが、こちらも荒天の予報のせいか普段よりも格段に釣り人の数は少なく、久しぶりにたくさん釣り座が空いている北条湾を見た感じです。

私は夏場はいわき丸さんの釣り船周辺で良く釣りをします。

この日はその良く釣りをする釣り座も空いておりましたが、ある理由で以下のツイート内の写真の場所を選びました。



そのある理由については後ほど詳しくご説明致します。

気温も風速もほぼ予報通りで、海水温も前週と同じ16度。

前週の釣行でアジの釣果があったので、アジ狙い…といきたいところですが、とにかく潮の動きが鈍いのであまり期待は持てず、取り敢えず様子見程度で釣りを開始します。

第一投目で家内の竿にカタクチイワシがヒットします。



予想よりも活性は高く「爆釣れ!」という状況までではなくとも、ほぼ入れ食い状態でこの後が続きます。

釣果的には2匹しか釣れませんでしたが、トウゴウロウイワシも混じりました。



そして、この日は北条湾内にボラが数匹入って来ていました。



ボラ特有のジャンプを何度も何度もしていました。

そして、カタクチイワシは順調に釣れ続けたのですが、この日はあからさまに以下のサビキ仕掛けばかりにヒットしました。



ここで先ほどの釣り座の話の説明ですが、この日の潮の動きは先ほども申し上げましたが、非常に動きが鈍いです。

そこで、ボウズ逃れの意味合いでこの場所に釣り座を構えたのですが、ポイントは船に常夜灯のように点いているLEDライトです。

以下の写真の赤丸に注目して下さい。

船のLEDライト

船のLEDライト


上の写真は船に付いているLEDライトの位置を示しています。

下の写真はそのLEDライトの光の反射光が海面に当たっているのを示しています。

夜釣りに於いて、ヘッドライト等のライト類で海面を照らすな…というのは、夜釣りをする釣り師の常識で、ライトで海面を照らす行為はマナー違反になります。

おおよその理由はお分かり頂けると思いますが、魚が警戒し寄っている魚が散ってしまったり、その場所に魚が集まりにくくなるからです。

しかし、漁や釣り具としても集魚灯というものがあります。

ライトを照らすな…というのに魚を集めるライト?

矛盾してない?

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ポイントは光りを当てるなということではなく、光りの光軸を向けるな…ということなんです。

そもそも光軸とはなんぞや?

【1】レンズ・球面鏡などの、中心と焦点とを通る直線。

【2】光学的異方性をもつ結晶内を光が通るとき、光が複屈折を起こさない方向。光軸が一つの一軸性結晶と、二つある二軸性結晶とがある。光学軸。

辞書には上記のようにあります。

なんだかややこしいですが、LEDでも白熱球でも発光するものは、発光する元から光りが放たれた場合、光りの向きはバラバラに発光します。

その光りの向きをレンズ等々を使い同じ方向に向け集約します。

その揃えて集約した光りの向きを光軸と言います。

つまり同一方向を向いた強い光を海面に当てるな…ということです。

集魚灯などの場合は、この光りの向きを敢えて散らし、ぼんやりとした光にしています。

ぼんやりとした、強過ぎない光にはエビなどの生物などが集まる習性があり、それを求めて魚やイカなどが集まります。

魚達はぼんやりとした光や発光体などは、その場所にエサがある、もしくはエサそのものだと思い集まってきたり食べたりします。

イカなどを獲る漁船には、大きな集魚灯が付いているのを見たことがあると思いますが、非常に明るいのですが同一方向に強い光は発していません。

今回、釣り座として選んだ理由は、まさに魚のこの習性を利用し、活性が低く食いが悪くても何とかボウズを逃れようとしました。

先ほどの赤丸を付けた写真ですが、まず船上のLEDライトは真下を向いており、直接海面を照らしていません。

二枚目の写真の海面に反射している光は、一度LEDライトから放たれた光りが様々なものに反射した光などが海面に当たっています。

良い塩梅で散った明る過ぎない光りが海面に降り注いでいます。

こういう場所は、光に反応する習性がある青魚などは集まり易く、その光りに反応する習性を利用すると釣り易くなります。

そして、一番釣れたサビキ仕掛けを良くご覧頂くと、金銀交互に針が付いていますが、銀針のチモトには緑色の蛍光塗料が塗布してあります。

今回くらいの光が海面に当たっている場合は、海中ではこの蛍光塗料がぼんやりと緑色に発光します。

後ほど貼るライブ配信動画をご覧頂くと良く分かりますが、今回も竿は3本出し、左の竿からケイムラの銀針のみのサビキ仕掛け、真ん中の竿は上記のサビキ仕掛け、一番右はシラススキンの付いたサビキ仕掛けを使用していました。※

※サビキ仕掛けの詳細はこちらを参照して下さい。

露骨に真ん中の竿だけカタクチイワシが良く釣れました。

この船自体が常時北条湾に係留されている船ではなく、一時的に係留されている船なので次回釣りに行った時には係留されていないかもしれませんが、釣り座を選ぶ際の一つのポイントとして頭の片隅にでも置いといて頂くと役立つことがあるかもしれません。

釣りは自然相手のことですので、全く同じ状況というのは二度とありません。

微妙に天気や潮、海水温、風等々、釣果に影響する事柄が毎回違います。

サビキ釣りとはいえ、毎回何かを釣りボウズを逃れ、結果を出すということが楽しみでもあり、難しい部分でもあります。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

2021年4月4日 北条湾釣行 釣果


実際に釣りをしていたのは1時間ほどです。

前々回の釣行時に釣れた成魚サイズのカタクチイワシは1匹しか釣れず、子持ちのカタクチイワシの大半は産卵場に向けて北条湾から旅立ったと思われます。

この日は釣果にトウゴロウイワシが2匹混じりましたが、そろそろトウゴロウイワシは釣れなくなってくると思います。

個人的には、そろそろ違う魚を朝食に出してあげたいのですが、この日も我が家の兄妹猫の朝食はカタクチイワシを焼いたものになりました。

兄妹猫の朝食は釣りたてのカタクチイワシを焼いたもの


いつものように、焼いたカタクチイワシを細かくちぎってあげました。

兄妹猫の朝食は釣りたてのカタクチイワシを焼いたもの


元々カタクチイワシは15cmほどにしか成長しない小さいイワシ類なので、頭は身体の割りにゴツいですが丸ごと食べるのにちょうど良いサイズで柔らかいからか本人達は気にっているようです。



相変わらず、動画右の兄猫はせっかちでガツガツ食べていました。

そして人間用はと言いますと、珍しく家内からリクエストがあり唐揚げにしたカタクチイワシをパンに挟むシコサンドと、カタクチイワシの唐揚げで手巻き寿司、久しぶりに釣れたトウゴロウイワシは二貫ですが握り寿司にしてみました。

カタクチイワシの唐揚げをパンに挟んだ「シコサンド」


カタクチイワシは美味しい魚なんですが、何と言ってもサイズも微妙ですし身が少なく、丸ごと煮付けたりすれば身が剥がれてボロボロになったり、正直料理の幅を広げるのが難しいです。

そうなると、結局無駄なく食べるにはどうしても揚げ物になってしまうんですが…出来るだけ何か考えます。w

少々、手巻き寿司は失敗しましたが、右の握り寿司がトウゴロウイワシです。

カタクチイワシの手巻き寿司とトウゴロウイワシの握り寿司


トウゴロウイワシは「イワシ」を名乗っていますが、全然イワシの仲間ではなくボラに近い魚です。

身は白身で淡泊で、歯ごたえも良く非常に美味しい魚です。

しかし、如何せんこちらも成魚で15cmほどにしかならない魚で、成魚サイズが釣れても食べられる身も限られ、正直刺身にして食べるのは手間が掛かります。

ただ、骨も身もしっかりしており、痛みにくい魚ですので、魚を捌く練習にはもってこいの魚です。

釣った魚をご自身でお刺身にする練習中の方がいらっしゃいましたら、練習にはうってつけの魚ですので、是非お刺身にして食べて頂ければと思います。

身がしっかりしているので、包丁の刃が通り易く、包丁の刃先で魚の骨格が分かり易い魚です。

今回はネタも尽きつつあるので、北条湾定食はお休みさせて下さい。

次回は作れるように頑張ります。

こちらはこの日のライブ配信動画です。

全画面にして頂かないと、一番右の竿が映りませんが、釣り具を置いてあるやや右の竿受けに置いてある竿が、この日一番釣果があったサビキ仕掛けを付けている竿です。(真ん中の竿)

露骨にこの竿にカタクチイワシが掛かっているのがお分かり頂けると思います。

宜しければご覧下さい。



次回は土日共に大潮です。

潮回り的には期待出来ます。

地上では桜も散り始めました。

そろそろ釣果的にも春を実感出来る、カタクチイワシではない魚が釣りたいところです。

次回も頑張って北条湾へサビキ釣りに出掛けたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

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本ブログの著者について

Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる、釣りと酒をこよなく愛する40代のオッサン。釣り歴は小学1年生(6歳)から40数年…■神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。■釣行先は気分によって変わります、予めご了承下さい。■元自動車整備士ということもあり、極稀に車の記事が突然掲載されることがあります。■釣り専用Twitterアカウントにて、釣行時のリアルタイムな情報を配信しております。■釣行時、ツイキャスよりライブ配信もしております。詳細は【釣行時のライブ配信につきまして】をご覧下さい。

釣り歴が長いこともあり、今まで渓流、川、湖、そして海、ルアー、フライ等々あらゆる釣りを経験し、原点回帰とでも言いましょうか、最近は生まれて初めて魚を釣ったサビキ釣りにハマっております。一周回って更に深く掘り下げて釣りを楽しんでおります。本ブログは基本的にビギナーの方でも分かり易く書いているつもりです。そのため、余計な注釈や説明があり文章全体が長い構成になってしまうことを予めご了承下さい。

※猫についてはTV等に出演した先代猫は亡くなり、現在は二代目(兄妹猫)となっております
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