【城ヶ島・三崎港・北条湾】リベンジ成功!マゴチに続きトウゴロウイワシを活餌にイナダをGET!(2021年11月7日)
前回の釣行ではマゴチの釣果はあったものの、キハダマグロと思われる大型魚をバラし、上手くタモ網ですくえなかった家内にガチ切れする様子を、Twitterのライブ配信で全世界に生中継してしまうという失態をしました。
たまたま釣り座近くの漁船の船上のライトが煌々と点いており、バラした大型魚を私も家内もハッキリと魚影を見ており、帰宅してから何の魚だったのかGoogle先生に聞いてみました。
楕円形の魚体…そして特徴ある長い胸ビレ…私も家内も「やっぱりキハダが一番しっくりくるよな…」…でも…
製氷所の前や花暮岸壁ならまだ分かりますが、北条湾のような潮通しの悪い内湾にキハダが入って来るのか…
かつてそんなことがあっただろうか…
きっと見間違いで、似た何か違う魚だろう…ということで落ち着きますが、ブログにコメントを頂きました。
私達以外にもキハダマグロと思われる魚を見た方がいるということは、9割方バラした魚はキハダマグロであったんだろう…と半信半疑だったものが確信に変わりました。
こう思うと、余計に悔しさが込み上げてきて、極論を言うと仕事を辞めてでも釣りに行きたくて仕方ありませんでした。
幸いにも大型魚をバラしたのが、11/3(水)の祭日だったので、野球のピッチャーの登板間隔ではありませんが、中2日で再び釣りに行くことが出来、時間的にも然程間を開けずリベンジに出掛けられました。
土日の状況です。風が若干強いですが、天気も問題なく潮回りも土曜日が大潮、日曜日が中潮と期待出来そうです。土日共にお昼頃の干潮の前後あたりなど狙い目だと思います。特にサビキ釣りの場合は、今の北条湾は夜間や未明の時間帯ですとロクな魚が釣れません。日中の釣行をお勧め致します。 #北条湾 pic.twitter.com/S5CHW02doz
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) November 5, 2021
風が若干気になるものの、天気も良くそれほど気温も低くなく、潮回りも中潮とまずまずの条件です。
サビキ釣りですと、弾丸釣行のような、前回の釣果の傾向などからピンポイントで時間帯を絞って釣りに行けますが、フィッシュイーターの類を狙うとなるとさすがにそういうわけにはいきません。
この日は未明から明け方に掛けて潮が満ちていく状況で、直近の潮止まりは前日の深夜の午後11:52です。
この潮止まりの時間から北条湾に張り付かなくても良いと思いますが、満潮に向かって潮が動いている間の魚の動きを観察し対策を練ることが一番重要になってきます。
どこぞの刑事ドラマのセリフではありませんが、「魚は自宅で泳いでいるんじゃない…北条湾で泳いでいるんだ…」ということです。
ある程度の予測は出来、私のように頻度高く北条湾に通い詰めていても、やはり現地でその時々の魚の動きを見ることが一番重要で、そこから具体的なその日の釣り方の対策を講じることが釣果に結び付きます。
とは言うものの、私はあまり長時間の釣行が好きではないので、この日は普段より1時間ほど早い午前1時に自宅を出発。
去年の今頃は、マイワシ祭りでそれこそ短時間での弾丸釣行で、チョチョッと行ってササッと釣ってサッサと帰り、マイワシの刺身でビールを飲む日々を過ごしておりましたが、今シーズンの北条湾は壊滅的に未明のサビキ釣りは釣れません。
それでも、この辺は別記事で今シーズンの傾向を詳報させて頂きたいですが、トウゴロウイワシの群れを追って例年よりも多くのフィッシュイーター達が毎夜の如く北条湾内に入って来ているので、それが唯一の救いです。
本来私はサビキ釣りがメインで、大型魚を狙う釣りは二次的にやっていましたが、まともにサビキ釣りをやってもネンブツダイかトウゴロウイワシしか釣れないので、大型魚を狙うしかありません。
ルアーなどでフィッシュイーターの類を釣る釣りをしないのは、一応ビギナーの方向けにサビキ釣りを紹介してきたこともあり、あくまでサビキ釣りから派生しての活餌での泳がせ釣り…というところに拘っております。
活餌での泳がせ釣りの方が釣れるからではありません。
起床し天気を改めて確認すると…

近々でもありましたが、就寝直前と起床後で天気がガラリと変わっていました。

雨とか聞いてないし…
カッパを車に追加で積み込み自宅を出発します。
しかし、この日は条件が悪くなっても行く気満々。
槍が降っても釣りに行く…鼻息荒く気合いも十分。
淡々と走りいつも通り40分ほどで北条湾に到着します。
雨雲レーダーでは、ちょうど北条湾に到着する頃雨が降ってくる予報になっており、横浜横須賀道路の衣笠インター辺りで雨に降られましたが、幸いなことに北条湾到着時は雨は降っていませんでした。
ここのところ、先ほども申し上げた通り、未明の北条湾では壊滅的にサビキ釣りではまともな魚が釣れないので、そういったこともあってか釣り人もまばらで余裕を持って釣り座を確保することが出来ました。
早速釣りの準備に取り掛かりますが、私の気合いややる気とは裏腹に、湾内にいるとは思いましたが、トウゴロウイワシの気配も感じず北条湾が非常に静かです。
もちろんフィッシュイーターの気配もありません。
釣りを開始します。気温14度、天候は曇り、風は時折り2m?3m程度、海水温は21度です。釣り人の数は然程多くなく釣り座に余裕はあります。フィッシュイーターらしき魚は湾内にいますが活性は非常に低くサイズも然程大きくありません。日の出あたりまでやってみます。 #北条湾 pic.twitter.com/CIvTsmlxyc
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) November 6, 2021
2m~3mほどの風が吹いており、海面にさざ波が立っていたため、海中の様子が分かりにくいとはいえ、非常に静かです。
参ったな…
釣りたくても魚がいないんじゃね…
しかし、チャンスの頻度は低くとも、「その時」がくるのを信じ粛々と準備を進めます。
無駄に熱く高まろうとするテンションを、極めて冷静に冷やしくくれるヤツからスタートです。
今日も元気に #ネンブツダイ からスタートです。もう慣れましたがテンションは上がりませんね。w #北条湾 pic.twitter.com/CGgKvWy82M
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) November 6, 2021
活餌にもならんしな…
お前も痛いだけなんだから針を食うなよ…
しばらくすると、一応コイツが居てくれないと今日の釣りは成立しないので良かったことは良かったのですが、やはり釣り上げた時はテンションが下がります。
#トウゴロウイワシ です。活き餌にで頑張りますが、トウゴロウイワシも活性が低いです。 #北条湾 pic.twitter.com/mSxFgF6tYr
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) November 6, 2021
トウゴロウイワシが釣れ始めて数匹確保した頃、フィッシュイーターが登場しますが、非常に活性は低くアタックする様子もなく、ただ悠々と湾内を泳いでいました。
フィッシュイーターもそうなんですが、この日はトウゴロウイワシの活性も低く、時折ポツポツと釣れる感じでした。
先ほども申し上げましたが、私は一応サビキ釣りをメインとしており、ここのところメッキ(ギンガメアジ)の釣果以降、まともな釣果が得られていない上に、トウゴロウイワシの活性も低いことから私には珍しいのですが、この日は撒き餌を使用してみました。
即座に撒き餌の効果が表れることはあまりありませんが、この日の予定では数時間釣りをするので朝マヅメ辺りで効果が出てくれればな…という感じです。
そうこうしているうちに、少しずつですがフィッシュイーターが動きを見せ始めます。
青魚っぽいフィッシュイーターの動きが幾分活発になってきました。
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) November 6, 2021
泳ぐスピードが徐々に速くなり、アタックこそしていないものの、明らかにトウゴロウイワシの群れを追い駆け始めます。
徐々に活性が上がってきたフィッシュイーターとは裏腹に、相変わらずサビキ釣りは壊滅的に釣れません。
本来メインである #サビキ は壊滅的に釣れませんね。w #北条湾
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) November 6, 2021
こちらがメインなので、これはこれで困るのですが、本当に今シーズンはサビキ釣りで狙う魚が湾内にいません。
サビキ釣りに関しては、依然東京湾内の各釣り場(横須賀・本牧・大黒・東扇島など)の方が釣果が上がっているようです。
すると、トウゴロウイワシを活餌にしたぶっ込みのエレベーター式の仕掛けにアタリがあります。
ぶっ込みのエレベーターにアタリが…おしい。 #北条湾 pic.twitter.com/Psi2MqumhQ
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) November 6, 2021
少し整理しておきますと、この日はトウゴロウイワシをエサにして「ぶっ込みのエレベーター式」の仕掛けと「飲ませ(食わせ)」という仕掛けを使って、所謂投げ釣りをしていました。
投げ釣りと言っても遠投するわけではなく、北条湾の中央付近から足下の間にちょこっと軽く投げ込んでおく投げ釣りです。
投げる距離や雰囲気はチョイ投げ的な感じです。
こちらはエレベーター式の仕掛けです。

捨てオモリ式の仕掛けで、一番下にオモリがあり、オモリは字の如く根掛かりなどでオモリをロストしてもハリスは切れません…というもので、針とハリスは道糸にスナップ付きのヨリモドシで付いており遊動式になっています。
トウゴロウイワシが元気良く泳いでいる時は、活餌が比較的に自由に泳げるので弱りにくく、且つフィッシュイーターから見ても違和感のある動きをしないのが特徴です。
デメリットとしては、ハリスが固定されておらず遊動式なので合わせるタイミングを間違え易いです。
竿を持って即座に合わせず、重さ、手応えを感じたら力いっぱい合わせます。
こちらは食わせ・飲ませと一般的に言われる仕掛けで、親針と孫針2つの針が付いており、活餌や死にエサなどの口に親針、魚体に孫針を引っ掛けて、エサを丸飲みしない、出来ない魚を確実に針掛かりさせる仕掛けです。

当然、針を付けられて活餌は自由も奪われる上に、身体にも針を刺されるのですぐに弱ります。
この日はこの2つの仕掛けを使ってトウゴロウイワシをエサにしてマゴチ系(飲ませ・食わせ)、青物系(エレベーター)のフィッシュイーターを狙っていました。
そして、この日飲ませ・食わせの仕掛けにヒットしたのがエイ(アカエイ)です。
嬉しくないですね…飲ませ(食わせ)に #エイ です。 #北条湾 #アカエイ pic.twitter.com/muqXYrCnev
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) November 6, 2021
完全に尾が根元で千切れており、本来エイの武器である尾の付け根にある毒針のあるトゲも無くなっていました。
こちらはエイをひっくり返した画です。
エイの裏側です。エイはとにかくデカイのでそもそも上げるのも一苦労なんですが、なるべくタモですくい上げ釣り針は丁寧に外してあげています。なるべく出会いたくありませんが、こいつに罪はなく単にハリスを切って逃がすのではなく自然体に戻してあげないと可愛そうなので。 #北条湾 #アカエイ pic.twitter.com/xGsZfjJDo0
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) November 7, 2021
目は身体の上部にあり、口が身体の下にあります。
エイは口の周りにある特殊な器官でエサを感じ取り食べています。
この姿形を見てもお分かり頂けると思いますが、視覚に頼ってエサを食べておらず、エイはエサだと思うと丸ごとかぶり付きます。(丸飲み)
この日は飲ませ・食わせの仕掛けで、前回釣果のあったマゴチを狙っていたのですが、北条湾でマゴチを狙うと仕掛けとしてはどうしても飲ませ・食わせ系の仕掛けになり、最大のデメリットがエイがヒットしてしまうことです。
エイ以外にもウミヘビ(ダイナンウミヘビ)などが釣れてしまい、マゴチが釣れるより、外道ばかり釣れることが多いです。
そんな中、今シーズンはかなりの数のマゴチが北条湾内に入っており、先ほどのエレベーター式の仕掛けのトウゴロウイワシが食い千切られていたツイートは、マゴチがかじった痕です。
これは、活餌として付けていたトウゴロウイワシが弱り、海底に沈んだところをマゴチに襲われています。
なぜ言い切れるのか?と言いますと、エイは先ほどお話ししたように感覚でエサを食べているので丸飲みです。
青魚がかじったんじゃないの?と思いますが、そもそも青魚には小魚を噛み千切るほどの歯はほとんどなく、仮にかぶり付いて噛み千切ろうとすれば、トウゴロウイワシの口が先に切れてしまいツイートのようにエラ付近からキレイに千切れることは有り得ません。
一方マゴチはと言いますと、元々エサを丸飲みしないので、マゴチ用の仕掛けにはバラし防止の孫針が付いており、また口全体にはありませんが、エサを食い千切るための歯を持っています。
前回マゴチが釣れた時に歯の写真を撮り忘れ、画像を勝手に貼ることが出来ないのでリンクを貼っておきます。
※マゴチの歯
北条湾で活餌を使って釣りをし、針に活餌の頭や口などの一部が残った状態で噛み千切られた場合、犯人はほぼ100%マゴチだと思って問題ありません。
100%繋がりで言いますと、マゴチを狙って飲ませ・食わせの仕掛けを使いますと、ほぼ100%エイ(アカエイ)がヒットしますので、エイ覚悟で釣りをされた方が無難です。
北条湾にどんだけいんだ!と言いたくなるくらい確実に釣れます。
トウゴロウイワシを活餌に、この日は2つの仕掛けでそれぞれ青物、マゴチを狙ったのですが、上手くいかないものでマゴチを狙った仕掛けにエイ…
青物を狙った仕掛けにマゴチの痕跡…
フィッシュイーターの活性が上がり始め、このような頓珍漢な感じでアタリが炸裂し始めます。
午前5時を過ぎ、そろそろ空が明るくなってくるかな…という頃、ようやくサビキ仕掛けにアタリがあります。
今までのトウゴロウイワシのビョンビョンという軽い感じのアタリではなく、一気に真下に持っていく感じで竿先が勢い良く海中に沈みます。
#アジ がきました。 #北条湾 #マアジ pic.twitter.com/1v1LGXY3RW
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) November 6, 2021
薄暗かったのでツイートでは「マアジ」とお伝えしていますが、正しくは「マルアジ」でした。
マルアジについては後ほど詳しくお話し致します。
そして、然程間を置かず、再び勢い良く竿先が海中に持っていかれます。
今度は20cmオーバーのマサバです。
#サバ がきました。 #北条湾 #マサバ pic.twitter.com/TTtnoEc4fr
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) November 6, 2021
徐々に北条湾内全体が活気を帯びてきて、アジ、サバ共にこの後続いてくれないかな…と思っておりましたが、残念ながら後は続きませんでした。
雨が強くなり始め、フィッシュイーター達も北条湾を出たり入ったりを繰り返し、少し諦めムードが漂い始めます。
青魚っぽいフィッシュイーターは湾内から出たみたいですね… #北条湾
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) November 6, 2021
20分間隔くらいで何度も出たり入ったりを繰り返しました。
再びフィッシュイーター登場ですね。
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) November 6, 2021
そして、フィッシュイーターが再び北条湾に戻ってくると、以前にも増して活性は高くあちらこちらで激しくトウゴロウイワシの群れを追い回します。
すると…
後ほど貼る「ライブ配信②」の動画のタイムスタンプが「1:34:05」あたりで、雨が降っており窓越しの動画で少々見にくいですが、画面右側のぶっ込みのエレベーター式の仕掛けを付けた竿が一気に持って行かれます。
ぶっ込みのエレベーターにアタりましたが、ハリスが切れました。
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) November 6, 2021
まるでハサミで切ったようにキレイにハリスが切れており、悔しかったのですが、そのハリスの切れ方からどんだけデカいんだ…と興奮を禁じ得ませんでした。
そして、この後もフィッシュイーターが北条湾を出たり入ったりを繰り返します。
この日はかなりの数のフィッシュイーターが北条湾に集結しており、トウゴロウイワシの群れが北条湾から出たり入ったりを繰り返し、それを追いかけていたものと思われます。
目の前で繰り広げられる、食うか食われるかの死闘は、釣れなくても見ているだけで本当に迫力があります。
ハリスが切れたアタリの後、変化もなく刻々と時間だけが過ぎていきます。
魚全体の活性は相変わらず高いのですが、トウゴロウイワシも追われている状況で、自分の食事などしている場合ではなく、活餌用のトウゴロウイワシのストックが底を突き始めます。
もう少し粘りたいけど…肝心の活餌が…という時に、「帰れ…」と背中を押すヤツが釣れます。
帰宅を促すヤツが…w #北条湾 #アイゴ pic.twitter.com/NuhIFPKL25
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) November 6, 2021
ハァ…溜息しか出ません。
釣りを続けたいけどエサがない…
取り敢えず、アイゴが寄ってしまってはサビキ釣りをしていてもまず釣れませんので、少しずつサビキ釣りをしていた竿を片付け始めます。
夜も明け、そろそろマゴチも無理かな…と飲ませ・食わせの仕掛けの竿も片付けます。
一向に活餌を付けたエレベーター式の仕掛けに反応はなく、活餌のトウゴロウイワシもあと2匹。
ちょうど、エレベーター式の仕掛けを付けた竿も2本。
よし!この2匹と活餌を付け替えて、頃合いを見て帰るか…と最後の望みを託そうと活餌を付け替えていると…先に活餌を付け替えた竿が一気に持って行かれます。
イナダGET!です。帰ります。 pic.twitter.com/tJJLA1MUWp
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) November 6, 2021
45cm強のイナダです。
前回バラしたキハダマグロよりは遥かに小さいですが、それでも中々楽しませてくれました。
キハダマグロの時は本当に余裕がありませんでした。
いつ糸が切れるか…自分が持っていかれるんじゃないか…竿が折れるのでは…
優に70cmは超えていましたし、それを水面ギリギリでキープしたり、家内がタモ入れに失敗しても当然だと後に思いましたし、その時に出来ることはやってダメだったんだからな…と熱が冷めると冷静にいろいろ思いました。
そして、この日はイナダでしたが、恐らくこのキハダマグロはこのブログを書いている時点では確実に北条湾の中に入って来ていました。
この日は未明から徐々にフィッシュイーターの活性が上がり始めました。
キハダマグロがいる…と実感したのは、夜が明け始めた頃でしたが、トウゴロウイワシの群れの逃げ方に特徴があり、下から上に付き上げるようにアタックしていたのがイナダの群れ、直線的に泳ぎその直線に泳ぐ何かからトウゴロウイワシの群れが左右に海面から飛び出しながら逃げていた、その何かがキハダマグロだったと思われます。
上から見ただけですので、キハダマグロだとは言い切れませんが、明らかにイナダサイズではない青物が物凄い速さでトウゴロウイワシの群れに突進していました。
今シーズンはまだチャンスはあると思います。
何とか今シーズン中にキハダマグロを釣りたい…と最後の片付けをしながら強く思いました。
そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

同じフレーム内に納まらなかったのでイナダは別で。
こちらは釣れて持ち帰った魚種です。

上からサバ(マサバ)、アジ(マルアジ)、トウゴロウイワシ(ボライワシ)です。
トウゴロウイワシは活餌用としてストックしておいた中で、死んでしまったものを持ち帰りました。
そして、番外編のイナダです。

サイズは45cm強です。
そして、サビキの釣果として釣れたアジについてですが、去年の今頃も釣れたのですが、このアジはマアジではなくマルアジです。
若干マルアジの方がマアジよりも体高が低く細長いです。
色味もマアジ独特の黄色味(金色)が薄く、どちらかというと青味が強いです。
最大の特徴は背ビレ(第二背ビレ)で、第二背ビレの切れ目にトゲのような突起したヒレがあります。

更にマアジにも第二背ビレはありますが、マルアジは第三背ビレと言っても良いような背ビレが、第二背ビレの後に続き、ほぼ尾の付け根まで背ビレがあります。

肉質や食感、味などはマアジと大差はありませんが、若干マルアジの方が水っぽいです。
この日一番効果があったサビキ仕掛けはコチラです。
今回一番効果があった #サビキ +αの仕掛けはこちらです。スピードアジ五目のサビキ仕掛けにケイムラの蛍光塗料とチモトに蛍光の緑色の夜光塗料を塗布して使いました。 #エレベーター は #エイ #イナダ がヒットしました。詳細はブログにて。 #北条湾【サビキ仕掛けの詳細】https://t.co/2u4gNXyEZc pic.twitter.com/52ADKpp9XE
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) November 7, 2021
私が好んで使用しておりますサビキ仕掛けが本当に品薄で、ようやく注文していたリアルシラスのサビキ仕掛けの入荷の連絡があったのですが、実に注文してから3ヶ月です。
ネット通販でも、残り5枚…とかで、そこに送料が500円とか掛かります。
酷いショップになると、送料が掛かる上に、通常の実店舗の釣具店で1枚400円くらいで売っているサビキ仕掛けが、1枚1,500円とかで売っているショップもあります。
サビキ仕掛けで翻弄されるのもアホらしいので、今回は実店舗で在庫としてあり売っている仕掛けを自分で少々カスタマイズして使いました。
この日はツイート内にあるサビキ仕掛けと、入荷に3ヶ月掛かったリアルシラスを使いましたが、トウゴロウイワシ、ネンブツダイを含めマルアジが釣れたのがツイート内のカスタマイズしたサビキ仕掛けです。
マサバが釣れたのはリアルシラスですが、全体的にリアルシラスにはあまり反応がありませんでした。
この日の我が家の兄妹猫の朝食は…
妹猫も喜んでくれるかな…と期待したんですが…

イナダのアラと持ち帰ったトウゴロウイワシを焼いてあげ、少々可哀そうですがお兄ちゃんは何でも食べるのでトウゴロウイワシが中心で、妹猫にはイナダのみにしたのですが…

妹猫のお皿はピンク色の入れ物ですが、人間が食べても美味しそうで、前回のマゴチに続き身をほぐしている家内がつまみ食いをして「美味い!」と叫んでいたのに…
本日の我が家の兄妹猫の朝食なんですが、あまりに差があり過ぎて悩みましたが、お兄ちゃんはトウゴロウイワシ、妹猫はイナダのアラだったんですが前週同様に拒否。生臭さが極端にダメになったのかもしれませんね。人間的には凄く美味かったんですがね… #猫 #ネコ #ねこ pic.twitter.com/ddiqWTKjU7
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) November 7, 2021
妹猫は匂いを嗅いで早々に寝室に撤収。
結局この日もお兄ちゃんが全てたいらげました。w
人間用はと言いますと、アジ、サバはサイズ的には20cmほどありましたが、何と言っても1匹ずつしか釣れなかったのでネタ的に続いていて恐縮ですが、押し寿司にしました。

マルアジとマサバの押し寿司

イナダは無駄無く食べることを優先しました。
半身は刺身で、残りはそれぞれ焼きにしました。

捌いたイナダ

カマ焼き、塩焼き、そのままでも十分ですが、それなりに脂ものっており、ポン酢で食べるとご飯がススム感じです。

イナダのカマ焼き

塩を少し振るだけで十分でした。

イナダの塩焼き

お刺身は半身とはいえ、量は文句無しでした。

イナダのお刺身

大人二人で十分な量です。
そして、この日の北条湾定食はこんな感じになりました。

こちらは、この日のライブ配信動画です。
2021年11月7日 北条湾釣行 ライブ配信動画①
2021年11月7日 北条湾釣行 ライブ配信動画②
ライブ配信動画②の、動画のタイムスタンプが「1:34:05」あたりで、最初のバラしがご覧頂けます。
この最初のバラしの時に掛かったのは、恐らくキハダマグロだったのではないかと思っています。
竿が引っ張られるスピードが明らかにこの日釣れたイナダとは違いました。
私はアタリが分かるように付けておく鈴などは、仕掛けを巻き上げる度に音が出てうるさいので付けていません。
魚が掛かったのが分かるように、敢えて竿立てが倒れるようにしており、また竿自体はリールにフックを引っ掛けてロープで括ってあります。
仮に竿が海へ落ちてもロープを手繰って竿は引き上げられるようにしているのですが、竿立ての倒れ方、竿が引っ張られるスピードが明らかに違いました。
イナダが掛かった時の動画のタイムスタンプは「2:00:52」あたりです。
ちなみに一応貼ってあるだけで、ライブ配信①にみどころはほとんどありません。w
次回は土曜日が小潮、日曜日が長潮と潮回りの周期の末端で一番潮が動かない状況です。
釣り的には最悪の状況ですが、行かないと釣れるものも釣れないのでたぶん釣りには行きますが、釣果は期待出来ないかもしれません。
今シーズンは秋以降のサビキ釣りは釣果が本当に思わしくなく、その代わりではないのですが、大型の青物に関しては例年にないくらい北条湾の中へ入って来ています。
その傾向をまとめようと思っているのですが、この記事で書くとエライ長い記事になってしまうので別記事でなるべく早くお伝え出来ればと思っています。
また、ご報告させて頂きます。
※2021年11月8日追記
この釣行で釣れたイナダですが、意外とボリュームがあり家内と二人で1日では食べ切れませんでした。
刺身も焼きも中途半端に残ってしまったので、それを合わせて「一度で二度美味しいイナダ丼」を作ってみました。
刺身は良い感じに寝かせた状態になっていました。

焼いたイナダは暖めずそのまま使います。

豪快に大きくほぐします。
刺身、ほぐし身を魚に合いそうな適当な野菜と混ぜます。

混ぜたものを普通に炊いた白米の上に盛り付け、今回は味ぽんを使いましたが、味ポンにワサビを溶かしたタレを掛けます。
何も味が付いていない刺身、ほぐし身、野菜なので少し酸味と辛味があるとご飯がススムと思います。
お好みで生の卵の黄身をトッピングして出来上がりです。

一度で二度美味しいイナダ丼

同じ魚の「生」と「焼き」を同時に味わえる贅沢な一品かと思います。
宜しければお試し下さい。
■今シーズンの冬に向けて北条湾で釣れる魚の動向について
■2021年11月7日 午前7時頃の北条湾岸壁周辺の様子です。
■2021年11月7日 午前7時頃の花暮岸壁周辺の様子です。

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横須賀方面で良いと思います。
今の北条湾…と言いますか、今シーズンの冬は恐らく壊滅的にサビキ釣りは釣れません。。
魚がいないわけではないのですが、数が少なく比較的低い海水温が得意なトウゴロウイワシが集中的に集まっており、今今はそれを狙って大型の青物が寄っているだけだと思います。
私は個人的な感覚で北条湾に拘っているだけですので、釣りはやはり釣れなければ面白くないと思います。
ブログには書き忘れましたが、とうとうウルメイワシの群れも北条湾を離れたっぽいです。
まともな魚が何も釣れないので、トウゴロウで泳がせをやっているような状態です。
今後とも、よろしくお願い致します。
> こんにちは。イナダ、おめでとうございます!2週連続で大物ゲット、本当にすごいですね?。私は先週土曜日夕方、横須賀でアジやタナゴやメバル等を釣ってました。横須賀のほうが様々な魚が今は釣れますが、ブログを見てますとまた北条湾にも足を運びたくなります。それではまたの更新を楽しみにしています!