この記事を書いておりますのが、2021/12/1ですが、前日の夕方から爆弾低気圧※による強風と豪雨が凄かったです。
※爆弾低気圧とは
私が幼少期の頃には経験のない雨の降り方でした。
※時間が経過するとツイート内のリンク先が削除されることがあります。
関東は前線通過で風雨強まる 通勤通学時は十分な注意・警戒を(ウェザーニュース) https://t.co/QgTQufPwM2
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) November 30, 2021
あらゆる警報が出まくる感じで、恐怖こそ感じませんでしたが、道路は川のようでした。
昨日(2021/11/30)、現在北条湾の中に入って来ている青物について記事を書かせて頂きましたが、その青物がいつ北条湾から離れてもおかしくない微妙な状況の時に、正直申し上げて勘弁して欲しい…と思いました。
私もしがないサラリーマンなので、即座に北条湾に赴き、海水温を計り、青物の群れを確認し…など、気持ちの上ではやりたいのですが、現実的にはそういうわけにはいきません。
そこで、ネットから得られる情報等々から、2021/12/1時点の北条湾がどういう感じになっているか予想してみたいと思います。
まず、こちらの動画ですが、これは2021/12/1に爆弾低気圧による雨が止んだ後に撮影したものです。
大黒ふ頭周辺ですが、強風でかなり海が荒れヘドロが舞い上がり海が変色していました。(風切り音が凄いので音量はOFFでご覧下さい) pic.twitter.com/B3EUqQadWF
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) December 1, 2021
場所は首都高湾岸線の鶴見つばさ橋上で、東扇島から大黒ふ頭に向かって走っています。(西行き)
大黒ふ頭周辺は、岸壁のそばでも最深部の水深が15mくらいあります。
大型の船舶が接岸したり航行する場所なのでかなり深い水深ですが、それだけ水深が深くても風に煽られ海が荒れ、海底のヘドロを巻き上げ海の色が変色しているのがお分かり頂けると思います。
大黒ふ頭と北条湾では、距離的にはかなり離れていますが、爆弾低気圧の進路からするとほぼほぼ同じような風雨に北条湾も晒されたと思われます。
北条湾の水深は、大黒ふ頭周辺の水深の半分程度の7mくらいしかありません。
当然15mの水深の海がこれだけ荒れるのですから、7mの水深の海であれば大荒れ間違い無し!です。
豪雨に近い雨量の大雨は、当然たくさんの真水を主に北条湾深部に流れ込んでいる狭塚川から大量に流れ込みます。
昨日(2021/12/1)の記事でも書かせて頂きましたが、北条湾は縦に長い地形の湾で海水が淀み易いです。
たくさんの真水が流入することで、その真水も滞留するため一気に海水温が下がってしまう原因にもなります。
あれだの雨が降ったわけですから、壊滅的に海水温が下がってもおかしくないのですが、ポイントは強風です。
この強風が吹くことで、ツイートの動画のように15mもの水深がある海も海底から根こそぎシャッフルされます。
より規模も小さく水深も浅い海なら確実にシャッフルされているので、比較的こういう状況の時は意外と海水温は下がりません。
然程多くない雨量の雨が、風もなくシトシトと長時間降り続ける方が、北条湾内の海水温を下げてしまいます。
あとは、北条湾、城ケ島周辺海域に暖かい海流が流れ込んでいれば、それほど時間を置かずに海水温も元に戻り、青物のエサとなるトウゴロウイワシや青物自体も北条湾から離れてしまうレベルにはなりません。
こちらは昨日(2021/12/1)の記事でご紹介させて頂いた「海天気.jp」から北条湾周辺海域の海面温度をキャプチャーしたものです。

これから言えることは、暖かい海流が流れ込んで来ている…とは断定出来ませんが、著しく海面温度が低い海域はありません。
次はこちらですが、こちらも昨日(2021/12/1)の記事でご紹介させて頂いた、神奈川県の水産技術センターのリアルタイム海況データ・三崎瀬戸のキャプチャー画像です。

2021/12/1の18時台に画像をキャプチャーしたので、18時までのデータしかありませんが、画像の赤線で囲った海水温を見て頂きますと、風雨が強かったであろう時間帯の海水温は17度台まで下がっていますが、その後徐々に回復し正午辺りから19度台で落ち着いています。
雨が止んでも、その後も風は強く吹いていたのでキレイにシャッフルされ元に戻ったと見て良いと思います。
各魚が好む適温の海水温であったり、今後の青物の動向については昨日(2021/12/1)書いた記事をご覧頂きたいですが、取り急ぎ今回の爆弾低気圧による影響は、然程無いと考えて問題ないと思います。
■青物はいつまでいる?釣り方は?(2021/12/1に書いた記事)
青物と呼ばれる、青魚は海水温にとても敏感に反応します。
気温が一気に下がっても海水温にあまり影響は出ませんが、雨や雪などが降ると、その時の降り方や風などの影響で一気に海水温が下がってしまうことがあります。
その下がった海水温を補う暖かい海流が北条湾周辺海域に流れ込んでいるか、浦賀水道や相模湾、城ケ島沖の海水温がどのくらいあるか…などは今の時期は特に注視した方が無難です。
海水温が下がれば下がるで、また新たな魚が回って来るかもしれませんが、今今の北条湾に現れる謎のフィッシュイーターに出会えるチャンスもあと僅かなような気がしています。
ご釣行の際の参考にして頂ければ幸甚です。
また、ご報告させて頂きます。

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