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猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  北条湾  魚料理  カタクチイワシ  カマス  生餌  夜釣り  青魚  青物  

【三崎港・北条湾】カマスの群れの動向と釣り方のポイント

こんにちは。

今シーズンはサビキ釣りでの青魚の釣果が思わしくなかった北条湾ですが、秋以降フィッシュイーターラッシュで例年とは違う一面を見せてくれています。

現在は主にカマスの群れが寄っており、いつ北条湾からカマスの群れが離れてもおかしくない時期だけに、通院帰りに北条湾の様子を見て来ました。



ツイート内でお話ししております、サビキ釣りについては相変わらず話にならない状況でした。



岸壁の縁を良く見て頂くと何がしかの小魚が泳いでいますが、フグ(クサフグ)の稚魚の群れで、サビキ仕掛けの空針を落としておくだけで釣れてしまいます。



釣り上げると自分(フグ)が悪いのに激おこです。w

ちなみに針を丁寧に外し海へお帰り頂きました。

フグの稚魚を避けようと、タナを落とせばド定番のこの方達の餌食になります。



海水温などの推移から見て、まだ何がしかの青魚が寄って来る可能性はゼロではありませんが、状況的には厳しく可能性は低いと思われます。

肝心のカマスについてですが、この日は日中⇒夕マヅメ⇒夜間で、どのタイミングで北条湾に入ってくるのかを探りました。

釣りを始めたのが、昼過ぎの13時頃から。

そのまま16時前辺りまではカマスの気配もなく、フグやアイゴにイラつきながら釣りをしていました。

この日の潮や天気、日没の時刻、海水温の状況などはこんな感じでした。



ここのところ、海水温は14~15度くらいで安定しています。



海水温だけで言いますと、一般的にカマスの適温とされる温度は下回っていますので、冒頭で申し上げた通り、いつカマスの群れが北条湾から離れてもおかしくない状況です。

最初の変化は釣り開始後、30分ほどで表れます。

カタクチイワシ(シコイワシ)の稚魚と思われる群れがどんどん北条湾内に入って来ました。



こちらはこの日に撮影したものではありませんが、手に取って見てみましたが、恐らくカタクチイワシの稚魚だと思われます。



そもそも、カマスのエサとなる小魚がいなければ話になりません。

第一段階クリアという感じで、カマスの群れが入って来る可能性が高くなりました。

本当に日中はまともな魚は釣れず、平和のシンボルのハトと平和な時間を満喫していました。





そして、夕マヅメになっても動きはありません。



どんどん日は暮れ、「俺の勘もとうとう歳と共に狂ってきたかな…?」と些か不安に駆られながらカマスの群れを待ち続けました。

当初は2~3時間程度釣りをしたら帰ろう…と家内と話しをしておりました。

余裕をブチかまし、平日の日中から潮の匂いを感じつつ「贅沢な時間…」などと、ビールなんぞ飲み始めてしまいます。



待てど暮らせどカマスの気配は感じません。

確かに、海水温の問題等々、カマスの群れが北条湾を離れてしまう要素はありました。

しかし、根拠のない自信ですが、「まだカマスは絶対にいる…」という気持ちに揺るぎがなく、家内に「あと30分延長で…」を繰り返し釣りを続けました。

自宅ではブログのタイトルにもあります、猫とウサギが待っています。

オマケに翌日は通常通りに仕事。

よし!18時半までやって釣れなければ帰る…

そう、家内にも告げ時間になったらすぐに帰路に着けるように帰り支度を少しずつ始めた、まさにその時…

釣り具を車に入れ、釣り場(家内のいる)に戻ろうと海の方向を見ていた時…

家内の仕掛けの電気ウキが一気に沈みます。

家内がカマスを誘うため、に少し竿を動かしたのかな?と思って家内を見てみると、数時間アタリすらなかったのでスマホをガン見。

今、アタったぞ!!

すぐさまエサを付け替え仕掛けを投入します。

すると、投入した瞬間にアタリがあります。

家内が大きく合わせ、「のった!!」と言いましたが、何かがおかしい…

竿先がしなっていない…

ん??

本当にのってる?

なんと、3号のハリスが切れていました。

これがこの後、立て続けに3回、それとは別にもう一度バラすのですが、その時は魚が横に走り船の係留ロープに引っ掛かり道糸から切れてしまいました。

5回目で何とかヒットさせ、取り急ぎカマスの釣果は確認出来たので、真剣勝負は週末に持ち越しとし速攻で撤収しました。



ここで簡単に総括しようと思いますが、まずカマスが北条湾に入って来るのは、完全に真っ暗になってからだと思われます。

3号のハリスが3回切れたことについては、私も一度針掛かりさせ魚の引きを感じましたが、仮に掛かっていた魚がカマスだとすると、前回の釣行時の30cmオーバーではなく、もっとサイズが大きいと思います。

気温0度の北条湾で30cmオーバーのカマス爆釣れ!(2021年12月19日)

カマスは確かに鋭い歯を持っていますが、シーバス(スズキ)の鰓洗いのように釣り糸が切れやすい包丁のような歯※を持っているわけではなく、剣山のような刺さり易い歯を持っています。

※シーバスの場合は「歯」ではなく「エラ」です。

咥えたエサを逃がさないためですが、これがハリスに当たったからといって、30cm~40cmサイズのカマスの歯でハリスが切れる…ということは考えにくいです。

そうなると、成魚に迫るサイズのカマスか、また違う魚ということも考えられます。

仕掛けに関しましては、一般的なウキ釣りで、ウキ下の仕掛けを1本針ではなく、胴付きの仕掛けを付けていました。



※この日はツイート内の胴付き仕掛けとは違う仕掛けを使っていました。

そして、この日のエサはキビナゴとサンマの切り身を試しましたが、サンマの切り身の方が食いが良かったです。

一般的にカマスをエサ釣りする際にポピュラーなエサはキビナゴですが、釣り場、季節、海の濁り、海水温など状況によって使い分けることをお勧め致します。

カマスは嗅覚より、視覚に頼ってエサを捕食するので、あまりエサの臭いは意識しなくても大丈夫ですが、秋から冬に掛けてはサンマやサバの切り身の方が釣り易い傾向があります。

越冬するために脂を溜めよう…としているということも関係あるのかもしれません。

また、カマスは獰猛な性格の割りには、意外と神経質な魚なので、反射光が強過ぎても警戒されてしまいます。

釣り場での話声や大きな音、夜間などはヘッドライトを海面に向けて照射したりすると、警戒し寄り付かなくなります。

北条湾は比較的海水が澄んでいることが多い場所ですので、もしかするとキビナゴの皮の反射光が強過ぎたのかもしれません。

これはルアー(ジグ)にも言えることで、今シーズンは顕著に表れ、またそれを目撃していますが、同じ時間に場所こそ違えどルアーでカマスを狙っている人で、釣れる人と釣れない人がいます。

この日もそうでしたが、私達の左側にいたルアーで釣りをしている方はバンバンカマスを釣っていましたが、右側で釣りをしている方は1匹もカマスが釣れていませんでした。

この違いは、選択するルアー(ジグ)の違いだと思われます。

カマスに限ったお話しではありませんが、フィッシュイーターと呼ばれる肉食の魚を釣りで狙う場合、釣りをする場所でどんな小魚をフィッシュイーター達がエサにしているのか理解していないと、そもそも適切なルアーの選択が出来ません。

形や色が一番大事で、今シーズンの北条湾では、冒頭で申し上げましたカタクチイワシの稚魚などを狙っている可能性が高いです。

更には日中、夜間でも使い分けないと釣れません。

夜間は北条湾で言えば、街灯(常夜灯)の光に海中でどう反射し何色に見えるか…

日中で言えば陽の高さ(太陽の位置)が重要で、朝、午前中、午後、夕方、太陽光がどの角度から海中に注がれているか、明け方や夕方のように赤味のある光が出ていないか…

ルアーの場合は、どうしても人工的に作られているので、この色味の選択を間違えると魚にガン無視されます。

キビナゴやサンマ、サバの切り身は死んでいるとはいえ、元々自然界にいた魚です。

カマスから見れば、昼夜を問わずどういう場面でも違和感の無い光り方(反射光)をエサがします。

こういうことからも、数釣りをするのであればエサ釣りの方が有利だと言えます。

釣果が1匹なので、駆け足で魚料理と兄妹猫の夕食をご紹介させて頂きます。

2021年12月23日 北条湾釣行 釣果(カマス)


カマスのサイズは25cmほどです。

今回は前回妹猫がカマスを拒否したことや1匹だけですので、兄猫にほぐし身を作ってあげました。

兄妹猫の夕食は釣りたてのカマスのアラを焼いたもの

兄妹猫の夕食は釣りたてのカマスのアラを焼いたもの

兄妹猫の夕食は釣りたてのカマスのアラを焼いたもの




今回の魚料理は「カマスの龍田揚げ」ならぬ「カマスの龍田焼?」です。

カマスは鱗を剥ぎ三枚に卸し、塩コショウを軽くまぶし、皮は付けたまま酒:1、みりん:1、醤油:1の割合で漬けダレを作り表裏で10分ずつ計20分ほど漬け込みます。

カマスの龍田焼

フライパンにオリーブオイルを多めに入れ、表面がカリッと焼けるまで強火で焼きます。

カマスの龍田焼


本当にカマスの群れが離れてしまってもおかしくない状況ですので、この釣行から二日後に釣りに行く予定ですが、その時までカマスの群れが北条湾に居てくれることを切に願っております。

こちらはこの日のライブ配信動画です。

特に大きな見どころはありませんが、日中⇒夕マヅメ⇒夜間の状況などがお分かり頂けると思います。



また、釣行の詳細をご報告させて頂きます。

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本ブログの著者について

Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる、釣りと酒をこよなく愛する50代のオッサン。釣り歴は小学1年生(6歳)から40数年…■神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。■釣行先は気分によって変わります、予めご了承下さい。■元自動車整備士ということもあり、極稀に車の記事が突然掲載されることがあります。■釣り専用Twitterアカウントにて、釣行時のリアルタイムな情報を配信しております。■釣行時、ツイキャスよりライブ配信もしております。詳細は【釣行時のライブ配信につきまして】をご覧下さい。

釣り歴が長いこともあり、今まで渓流、川、湖、そして海、ルアー、フライ等々あらゆる釣りを経験し、原点回帰とでも言いましょうか、最近は生まれて初めて魚を釣ったサビキ釣りにハマっております。一周回って更に深く掘り下げて釣りを楽しんでおります。本ブログは基本的にビギナーの方でも分かり易く書いているつもりです。そのため、余計な注釈や説明があり文章全体が長い構成になってしまうことを予めご了承下さい。

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