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猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  魚料理  青魚  カマス  泳がせ  活餌  ぶっ込み  

【三崎港・北条湾】2021年釣り納め(2021年12月31日)

こんにちは。

早いものでブログを書いているこの日は2021年の大晦日です。

今シーズンは秋以降、本当にフィッシュイーターラッシュで楽しませてもらったので、年の瀬にシャカリキになって釣りに行かなくても良かったのですが、青物ラッシュに続きカマスが好調であったことから釣りに行き続けました。

この日は12/30の夜間から12/31の未明に掛けて北条湾釣りに行きました。

暮れの釣行間隔も短かったことや、シーズン全体を通して釣果的にも満足していたことなどもあり、締めの釣行…と気合いを入れて行く感じではなく何となく…様子見程度の軽い感じで釣りに行きました。

北条湾へ到着し、最初に釣りをしたのは前回(12/29)の釣行時カマスを釣った北条湾深部の場所でした。

※キャプチャー画像の赤丸の場所

北条湾深部


この場所は住宅との距離が非常に近く、ルアーなど移動しながら釣りをするスタイルの釣りでは特に問題はありませんが、私のように釣り座を構える…となると、荷物の出し入れなどで一々車のドアを開け閉めすると、その音が気になる感じの場所です。

特に昨今の軽自動車のハイトワゴン、普通車のミニバンタイプの車ですと、スライドドアを開け閉めする度にピッピッピッピッ…と警報音が鳴ると思いますが、これが特に気になる感じです。(周りが静かで建物も多いので反響します)

ガードレールにも思い切り「駐車禁止」の張り紙がしてあり、夜間や未明の時間帯に音でのトラブルはゼロではない気がしました。

しかし、前回の釣行時にカマス北条湾の深部に集結していたため、この日は取り敢えず様子見で一番最初にこの場所で釣りをしてみました。(前回の釣行時は釣り座から離れた場所に車は停めました)

上記で申し上げたように、トラブルになり易い場所であることから、最初から長居するつもりはなくカマスの反応があるようであれば、対岸に渡りそこに釣り座を構えるつもりでおりました。

15分ほど釣りをしてみましたが、アタリは皆無。

風も1m~2m程度と弱かったので「いつもの回遊ルートに戻ったかな?」と、次はダイブセンターの前に釣り座を構え、少しずつ北条湾の入口側(城ケ島寄り)に移動していこうと考えていました。

大晦日ということもあってか、釣り人は然程おらず、釣り座に余裕はありました。

取り敢えずダイブセンターの前に釣り座を構え、家内に釣りを開始してもらいます。

釣り人が少ないことは珍しいことではなく、普通の休日の日でも往々にしてあることですが、何かが変だな…といつもと違う雰囲気を感じていましたが、何がおかしいのか分からずウォーリーを探せ!状態で一服しながら周りを良く見回します。

すると…

ん??

そういや、ルアーをやってる人しかいないな…

しかし、これも釣り人が少なければ、こういう状況にもなり得るので、特段珍しくもありませんが、前回の釣行時は釣り座の取り合いになるくらいにウキ釣りでカマスを狙う釣り人がいましたが、この日は一人もいないことに違和感を覚えます。

前回(12/29)の釣行記事

前回の釣行時は、北条湾到着時に釣り人が押し寄せるタイミングが重なり、かなりの勢いで釣り座の取り合いになりましたが、釣行記事でお話ししましたようにカマスの群れが北条湾の深部に集中していたため、前回の釣行記事で示した場所以外でカマスを狙っていた人は恐らく釣れないから徐々に帰って行き、私達が帰り際に北条湾岸壁に来た時には、到着時の混雑は何だったんだ…と思うくらい釣り人が減っていました。

なんでだ…??

カマスの群れが北条湾を離れたか…?

アタリもないしな…

まぁいい、そうなら大晦日だし早々に帰るか…

という感じで、いつものように海水温を計ります。

すると…



ナント!海水温が10度。

えっ!?

温度計壊れた??

温度計を手でしばらく握ってみると温度は上がっていきます。

三度海水を汲み上げ、汲み上げる場所も替え計りますが、やはり9度~10度。

試しに汲み上げた海水に手を突っ込むと…

つめたッ!!

気温が5度くらいですと、前回の釣行時の海水温のように14度もあれば生温く感じ「暖かいな…」と思いますが、海水温が9度、10度ですと冷蔵庫からペットボトルの水を出し飲んでいるような感じです。

それにしてもほぼ1日で4度も海水温が下がるものか…と考えました。

自宅に帰ってから、ネットで海水温を調べたり、本ブログのアーカイブで数年分の12月の海水温を見てみましたが…ありました。

その時の釣行間隔は1日ではなく1週間ですが、前の釣行時から4度~5度も海水の温度が下がっている日が数回ありました。

北条湾は湾の深部に川が流れ込んでいるため、大量の雨や、雨量は少なくとも長雨のような状況で雨が降ると、真水が大量に流入することで海水温が上下し易い場所です。

しかしそうとは言え、一気に5度近く下がるということは稀ですが、過去にもそういうことがありました。

今回の場合は、近々で雨も降っておらず一見して海水温が下がる要因は良く分かりませんが、北条湾内の海水温がなぜか一気に下がっていました。

帰宅後、ネットで近海の海水温の状況を調べてみましたが、恐らく北条湾内以外は海水温に大きな変化はないと思われます。



何れにせよ、この日の釣りはこの海水温では話になりません。

カマスが何の魚の群れを追って北条湾内に入って来ているのかハッキリとは分かりませんが、恐らくカマスがエサにしているであろう魚を目視で確認出来ているのは、カタクチイワシの稚魚と思われる魚、ボラの稚魚と思われる魚の二種類は確認出来ています。





この海水温では、カマス以前にこのエサとなる小魚が耐えられません。

エサがいなければ当然カマスもいませんので、2021年の釣り納めは、海水温が10度だということが分かった瞬間に終了しました。

海水の温度が分かった時は、さて…年明けからは何の魚を狙うかな…居付きのイワシのように青魚が寄って来ていない冬の北条湾は、魚の居ない釣り堀で釣りをするのと同じだからな…たまには違う釣り場にでも行ってみるかな…などと考えましたが、家内がスマホで簡単に調べたところ、城ケ島の周りはいつもと同じくらいの海水温っぽいけどね…と。

こういう状況ですと、北条湾内の海水温が他の海域と同じ温度に戻れば、またカマスが狙えるかもしれませんが、これもエサとなる小魚次第かと思います。

エサとなる小魚が再び北条湾内に入ってくれば、恐らくカマスの群れもそれを追って入って来ると思われます。

現時点では決め兼ねていますが、取り敢えず次回の釣行(2022年釣り始め)は釣り場は変えず北条湾、ただ釣りそのものはカマス以外の魚も狙う釣りもしてみようと思っています。

年を跨いでの宿題になってしまいましたが、まずはカマスの群れが完全に北条湾から離れたのかの確認をキチンとしてみます。

仮にカマスの群れが離れた…となると、しばらく寒いだけで何も釣れない釣りに行くのか…と気落ちしますが、海はたくさんの魚がいますので、何がしかを考えて釣りに行こうと思っています。

2020年…コロナ元年は本当に自粛警察の方々に捕まり、Twitterを辞めようか考えたこともありました。

2021年は状況が一変し、様々な理由で昔は釣りをしていたけど今は釣りに行けず、Twitterやブログを楽しみにして下さっている方からいろいろなメッセージを頂きました。

コロナ禍で急激に増えた釣り人ばかりに目がいきがちでしたが、そうした私が発信している情報を待ってくれている人がいる…ということを非常に実感出来た年でもあり、また非常に心強く、遣り甲斐を感じつつ過ごした1年でした。

今シーズンの前半は青魚が思うように回って来ず、やっとサバっ子が釣れ始めメインシーズンを意識し始めても、このサバっ子祭りが延々と続き、肝心のイワシ類の釣果が中々出ず溜息交じりの釣行が続きました。

サビキ釣りで満足に釣果を上げられた期間も例年より短く、イワシの種類もほぼウルメイワシしか回って来ず、何とも物足りない感じで初秋を迎えました。

徐々にサビキ釣りでの青魚の釣果が先細る中、なんだか今シーズンはパッとしない釣果のまま終わっていくのかな…と意識し始めた10月の下旬より、それまでの物足りなさを一気に解消するかのようにフィッシュイーター祭りが始まり、最後はカマスで締めとなりました。













メッキ(ギンガメアジ)を釣った釣行記事
マゴチを釣った釣行記事
イナダ(1回目)を釣った釣行記事
イナダ(2回目)を釣った釣行記事
30cmオーバーのカマスを釣った釣行記事

今シーズンの後半戦は本当にエキサイティングで、釣りに行く度に一喜一憂し、結局釣り上げられなかったのですが、大型の謎のフィッシュイーターと何度も格闘しました。

毎回最後は糸が切れバラしてしまいましたが…

この大型の謎のフィッシュイーターについては、一度は足下まで寄せるも、中々家内がタモ入れ出来ず、結局目の前でバラしたことがあり、悔しさと興奮からライブ配信しているにも関わらず、その前で家内にガチ切れしTwitterを通して全世界に生中継してしまう事件や、恐らく同じ魚と思われる魚を針掛かりさせ30分近く格闘し、未明の北条湾にギャラリーが出来る状況でバラし、波がサーッと引いて行くようにギャラリーの方々も去って行き、その場の何とも言えないガッカリ感に心の中で「すいません…」と謝り、「なんで俺が謝ってんだ!ガッカリしてんのはこっちじゃ!ボケ!」と一人ツッコミを入れたこともありました。

この謎のフィッシュイーターについては、一度見た魚影から未だにキハダマグロだったのではないか…と心の片隅で思っています。

先ほども申し上げましたように、海にはたくさんの魚がいますので、何がしかの魚を釣るべく努力はして参りますが、どの釣りでも冬場はやはり釣果が挙げにくいです。

また、これは語弊のある言い方になってしまいますので、誤解のないようお願いしたいですが、あくまで私一個人の考えですが、どうも釣れている釣り場に行くことや…船に乗って魚探※で群れを探して釣る…一言で言えば釣れるお膳立てをされている状態での釣りがあまり好きではありません。

※魚群探知機。

何も無いところから、一から魚との知恵比べをすることが好きなため、毎回釣り番組のように釣れる情報だけをお届け出来ないと思いますが、宜しければ来年もTwitterブログ共々引き続きご覧頂ければ幸いです。

本年もTwitter、ブログ共々ご覧頂きありがとうございました。

皆様、良いお年をお迎え下さい。

末筆ながら皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

また、来年も釣果等々ご報告させて頂きます。

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本ブログの著者について

Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる、釣りと酒をこよなく愛する40代のオッサン。釣り歴は小学1年生(6歳)から40数年…■神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。■釣行先は気分によって変わります、予めご了承下さい。■元自動車整備士ということもあり、極稀に車の記事が突然掲載されることがあります。■釣り専用Twitterアカウントにて、釣行時のリアルタイムな情報を配信しております。■釣行時、ツイキャスよりライブ配信もしております。詳細は【釣行時のライブ配信につきまして】をご覧下さい。

釣り歴が長いこともあり、今まで渓流、川、湖、そして海、ルアー、フライ等々あらゆる釣りを経験し、原点回帰とでも言いましょうか、最近は生まれて初めて魚を釣ったサビキ釣りにハマっております。一周回って更に深く掘り下げて釣りを楽しんでおります。本ブログは基本的にビギナーの方でも分かり易く書いているつもりです。そのため、余計な注釈や説明があり文章全体が長い構成になってしまうことを予めご了承下さい。

※猫についてはTV等に出演した先代猫は亡くなり、現在は二代目(兄妹猫)となっております
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