前回の釣行前から、日中よりも夜間の方が城ケ島周辺海域の海水温が高いことに気付き、前回の釣行時より小まめにWEB上でのデータではありますが、海水温をチェックし続けています。
前回の釣行(2022/1/23)後の海水の温度は以下です。※
※自宅に帰って来てからWEBで確認したものです。

前回の釣行日の2022/1/23を境に、一気に海水温が上昇していくのですが、季節に応じた自然な海水温の上昇とはとても思えない状況になっています。
・前回の釣行記事(2022/1/23)
こちらは、前回の釣行前に、毎週その週の週末の気象や潮の動き、海水温などの状況(予測)をツイートさせて頂いておりますが、その時の海水温の状況です。
日曜日の状況です。土曜日同様に潮の動きだけですと朝マヅメのタイミングが面白そうです。海水温については1/21午後6時時点でのものですが、地味に下がってきており中々厳しい感じです。例年の同時期より1度程度低い感じです。#北条湾 https://t.co/NEr22prwze pic.twitter.com/NhYQq7jZFI
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) January 21, 2022
この時点での海水温は12度です。
そして、釣行時に北条湾で計った海水温は13度です。※
※実際に北条湾の海水を汲み、私自ら温度計で計っています。
釣りを開始します。気温5度、天候は曇り、風は1m?2mほど、海水温は13度です。カマス狙いと思われるウキ釣りの方がそれなりにいます。混雑…とまではいきませんが、主要な釣り座は埋まっている感じです。朝マヅメ辺りまでやってみたいと思いますが…寒いので車に避難しつつ様子を見ながらやります。w pic.twitter.com/Wii96a3gKr
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) January 22, 2022
更に釣り(1/23の釣行)から帰宅しWEB上で確認しましたのが、先ほどの釣行後のキャプチャー画像にあります15度。
このWEB上での海水温の出典元は「神奈川県水産技術センター」が公開しております「リアルタイム海況データ・ 三崎瀬戸」というページのものです。
神奈川県水産技術センターと北条湾の位置関係は以下のような感じです。

赤丸が北条湾、四角で囲ってある場所が神奈川県水産技術センターの場所です。
こちらはGoogle Mapです。
水産技術センターは潮通しの良い船道に当たり、北条湾内はお世辞にも潮通しが良いとは言い難いので、実際に北条湾に出向いて計った海水温とWEB上でのデータでは多少の差異はありますが、あったとしても1度程度かと思います。
今回、まさに今起こっている海水温の急上昇はそういうレベルの話ではありません。
2022/1/23から1日で1度ペースで海水温が上がっていきます。
こちらは1/24の海水温です。
海水温が予想通り上昇を続けてますね。海水温の上昇に伴う詳細は昨日の釣行記事をご覧頂きたいですが、添付のキャプチャー画像からもお分かり頂けるように、本日更に1度上昇しています。かなりの量の暖かい海水が北条湾周辺に流れ込んでおり、ひょっとするとひょっとしますね…https://t.co/LSZTHYMzeP pic.twitter.com/40Xop6bGzt
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) January 24, 2022
そして1/25。
本日海水温が17度到達です。完全に暖かい海流が北条湾周辺海域に流れ込んでいますね。仕事なんかしてる場合じゃないです…週末が待ち遠しいです。昨年の秋からの海水温のデータをまとめているのでなる早でブログに書いてみます。青魚や青物が回って来ておかしくない水温です。https://t.co/jg27bJ2ts2 pic.twitter.com/3cJFHnGs2a
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) January 25, 2022
更に1/26。
急上昇していた海水温ですが、16度~17度くらいで落ち着きそうですね。もしかしたらトンガの地震の影響ですかね…いい加減なことも言えませんが…【「揺れを伴わない」津波は衝撃波など複雑なメカニズムで発生 トンガ沖大噴火で支援と現象解明を:https://t.co/QvUt7AFWdP】https://t.co/pVThnbgcPx pic.twitter.com/F9ifhAgzBc
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) January 26, 2022
ツイート内で、16度~17度で落ち着く…と申し上げていますのは、一度17度まで上昇し、その後下降に転じ16度で海水の温度が推移しているためです。
ツイート内で触れております、トンガで発生した海底火山の噴火につきましては、噴火と海水温の上昇のタイミング的なものと衝撃波による津波が発生しており、またその衝撃波は地球を1周以上した上に、気圧も2hPaも上昇させるレベルのものでした。
津波を起こすレベルの衝撃波であれば、海流の流れを変えることも考えられないか…と、単純に思ったものであり、私は専門的な知識は有しておりませんので、軽く聞き流して頂ければと思います。
海水温が急激に上昇している原因については、現時点では分かりませんが、現実に海水温は上昇しており、今後の北条湾での釣りについて何らかの影響があるものと思われます。
近年、北条湾に頻繁に釣りに行かれたことがある方でしたら、海水温の上昇…で真っ先に思い浮かぶことが青魚の動向かと思います。(サビキ釣り)
こちらは2021/1/17の釣行時のツイートです。(去年の1月です)
釣りを開始します。気温8度、天候は曇り、風は3m?4mほど、海水温は15度です。今日は北条湾の深部でやってみたいと思います。釣りの準備時点でマイワシと思われる群れは確認出来ます。ライブ配信につきましては車から離れておりバッテリーも限られるのでマイワシの活性が上がりましたら配信致します。 pic.twitter.com/44ngvfLBp0
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) January 16, 2021
海水温は15度です。(北条湾内)
この釣行時の釣行記はこちらです。
・成魚サイズのマイワシ入れ食い!(2021年1月17日)
海水の温度…という点だけで申し上げますと、当然これだけ一気に海水温が上昇するということは、相当な量の暖かい海水が城ケ島周辺海域に流れ込んできており、黒潮が蛇行しその続流※が城ケ島周辺海域に流れ込み易くなっていると考えることが自然かと思われ、黒潮などの暖流と共に行動することが多い青魚の群れが回ってくる可能性は高いと思われます。
※続流(黒潮続流)=千葉の房総半島に黒潮がぶつかった後、枝分かれになり東京湾、相模湾方面に弧を描くように流れ、最終的には再び黒潮と合流する暖流のこと。
更に言えば、青魚や暖かい海流を好む様々な魚の稚魚などが回ってくれば、それを追って青物等々のフィッシュイーターの類の魚が回遊してくる可能性もゼロではないと思います。
また、今今北条湾に入って来るカマスについても、更にカマスのエサとなる青魚や小魚が回ってくれば、カマスの群れが根付く(居付く)可能性もゼロではないと思います。
釣り…という点だけでお話しさせて頂ければ、マイナス要素よりもプラスに転じる要素の方が多いと感じています。
海水の温度が16度~17度で落ち着いてくれれば、大半の青魚は生活していけます。
私も次回の釣行時はいろいろな釣りが出来るように準備をしていこうと思っております。
また、しばらくは海水の温度変化についてもTwitterにて状況をお伝えして参ります。
週末の釣行が楽しみです。
また、ご報告させて頂きます。

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