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猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  魚料理  夜釣り  カマス  ウキ釣り  青魚  青物  

【三崎港・北条湾】サビキ釣りは壊滅的でしたがカマス狙いでは朗報あり!(2022年2月6日)

こんにちは。

この週末は都心や私の住む神奈川県でも明け方の気温が氷点下になる…という極寒の予報が出る中、いつものように北条湾釣りに行ってきました。



釣りに行った日曜日の状況はこんな感じです。



常々魚の動きに合わせ、活性の上がるタイミングを正確に予測し、ベストなタイミングで釣りにいかないと釣れない…と申し上げておりますが、気温こそ氷点下の予報になっていないとはいえ、私が普段良く釣りに行くタイミングの未明から明け方にかけては風速が6mの予報…

潮の動きなど、魚の活性が上がり易い状況だけを考えれば、日曜日の朝マヅメまでのタイミングなどがベストな感じですが、気温が一番下がるその時間帯に、風速5m~6mの風に耐えながら釣りをする気にはさすがになれませんでした。

風速の予報に誤差があるとしても、あっても1m程度です。

アラフィフのおっさんの一人罰ゲーム状態は避けるべく、この日は土曜日から日曜日に日付が変わる午前0時頃より、下げ潮での午前2時頃の潮止まりまでを狙って釣りに行きました。

潮がいくらかでも動いており、且つ風が一番弱い時間帯+私自身の月曜日の仕事の都合を考えますと、この時間帯しかありませんでした。

魚の動きに合わせた釣行計画ではなく、自分の都合優先だったので、外す可能性もありますが、一応サビキ釣りとカマス狙いの準備をして土曜日の23時頃自宅を出発。

普段あまり走らない時間帯な上に、まだ電車も動いておりタクシーなども多く、若干走りにくさを感じながら北条湾に到着します。

様子見で北条湾岸壁を一周しますが、釣り人は然程多くないにも関わらず、カマス狙いの主要な釣り座は全て埋まっており、前回の釣行では釣り人が多過ぎて釣りをすること自体を断念しましたが、前回の釣行記事で皆様にも調査釣行をしてくる…とお約束した手前、仮に釣れなくても何か有意義な情報を持ち帰ろうと、まず海水温を要所要所のポイントで計りました。

海水温を計りつつ、城ケ島を含め各釣り場を回りましたが、ここ半月ほどは恐らくカマス狙いかと思いますが、とにかくルアーをされている方が非常に多いです。

そこで少し気になったのですが、いろいろ見て回ろうと私も思いながら車を運転しておりましたが、暗闇から突然竿を持って現れる…という場面にこの日は何度も遭遇しました。

ルアーは確かに足で釣れ…と言われるくらいポイント、ポイントを丹念に探って釣りをする釣りです。

道具を持って歩きながらする釣りですので、暗闇から竿を持って現れることは自然なことなのですが、釣りをするポイントを車で探している人も高確率でおりますので、道具を持って移動する場合は頭にライトを付けなくともライトを点灯した状態で首から下げるだけでも車を運転している人にはアピールになります。

無用な事故やトラブルを避けるためにも、車を運転する側の人はスピードは出さず、歩いて移動する側の人はライトを点灯させるなど、自分の存在をアピールする対策を講じたり、車で釣り場を探す側の人は歩いて移動する釣り人もいることを意識することをお勧め致します。

肝心の海水温については、北条湾の深部では11度でした。

11度


釣り座を構えた、釣り船のいわき丸さんの後方付近ですが、こちらは14度でした。

14度


海水温を計った北条湾の深部の場所につきましては、前回と同じ場所で計りました。

・前回の釣行記事:海水温の急激な上昇について~現地で海水温を計って来ました(2022年1月30日)

北条湾の深部につきましては、前回の釣行時の海水温は8度でした。

海水温が約3度上昇し10度台を回復していることが分かったので、今回は北条湾岸壁のどこかで釣りをすることを決定し、一通り各釣り場を回った後、再び北条湾岸壁に戻ります。

前回の釣行時は北条湾岸壁、花暮岸壁共に、北条湾の入口付近を狙えば海水温も15度ほどあり、カマスを含め他の魚の釣果も期待出来ましたが、北条湾の最深部で8度、中間で13度と然程広くない湾内でこれだけ海水の温度に差がある上に、釣り人も多く釣り座を確保することも容易ではないので、釣りをせず帰りましたが、今回は同じ北条湾内の海水の温度の幅が小さくなっていたため、釣りをしてみる価値はあると判断し、いわき丸さんの後方の場所に釣り座を構えました。

低い海水温を好む根魚の類であっても、海水の温度変化が激しい場所は嫌い、自分達の適温の場所に固まるように集まり動きが鈍くなることがあります。

青魚や今今カマスが追っているエサとなる小魚となれば尚更です。

こういう状況の時に、ピンポイントで魚が集まっている場所を特定し、釣果を上げることは容易ではなく、一言で言えばそのピンポイントの場所に仕掛けを投入出来るかは運次第と言って過言ではありません。

こういうことから、前回の釣行時は北条湾内の海水温はてんでバラバラ…釣り人は多く釣り座を確保するのも容易ではないので、釣りをするだけ無駄…という判断に至り海水温だけ計りサッサと帰りました。

しかし、今回は上記で申し上げたように、北条湾内の海水温の幅がだいぶ小さくなりました。

北条湾岸壁、花暮岸壁共に釣りされている方がいらっしゃったので、北条湾の入口付近の海水温は計っておりませんが、恐らく15度程度だと思われます。

北条湾内の海水の温度の差が、一番低い場所と高い場所でこの日は4度程度、前回の7度の差からは雲泥の差です。

一抹の期待を持ち、いざ釣りを開始します。

この日はサビキ釣りに軸足を置き釣りをして欲しい…と家内に頼みます。

こちらのツイートは去年の2/11のものですが、去年の1月~2月はそれまで釣れていたマイワシと入れ替わるようにアジが好調でした。



釣行の度に毎回アジが爆釣れ…というわけではありませんでしたが、かなりの頻度でアジが釣れました。

2021年2月11日の釣行記事(去年)

ちなみに、このツイートの釣行時の海水温は14度です。

この日の海水温も14度、オマケに海水温が急激に上昇したタイミングからほぼ2週間が経過し、恐らくこのままこの海水温は維持されるのではないか…という状況の時です。

・参考記事:海水温の急激な上昇について

状況的にはアジが釣れてもおかしくない…

調査釣行ということもあり、サビキで何か釣れないか…

ツイートも…魚料理も…カマス、カマス、カマス…

釣果があっても…カマス、カマス、カマス…

実際に釣りをして、釣行記事を書いている私が「カマス」の三文字に飽きてきているわけですから、ご覧頂いている方々も…「またカマスか…」と飽きているのではないか…

そろそろ何か違う、インパクトが欲しいんだよね…

と、家内に熱弁を振るいながら釣りの準備を進めます。

サビキ釣りの準備が整い、釣りを開始してもらいますが…

実はこの日の海水温を計ってみて、その飽きたカマスについても「もしかして…」と気になる点がありました。

サビキ釣りをしている家内に…

やっぱ、カマスを先にやってみてくれ…

急いでカマス狙いのウキ釣りの準備を始めますが、恒例の便意が…

軽く中腰の内股になりながらダッシュでウキ釣りの仕掛けをセット。

街灯の光が海に届くか届かないかの際の場所を、大きく仕掛けを流して探ってみてくれ…

家内に要点だけを伝えアクセル全開で城ケ島のトイレへ…

ギリギリ間に合い、で出すものを出し釣り場へ戻ります。

どうだ?

アタリあったか?

ないだろ??

すると…

それがあるのよ…アタリ…かなりの頻度で…

なに??

やはり…

予想的中なんですが、そのカマスについて気になる点というのは、北条湾内の海水の温度の上下幅が小さくなり、且つ本土と城ケ島の間の船道の海水温が16度程度ということは、全体的に海水温が安定しつつあるということが言えます。

こうなると、どうなるかと言いますと、カマスのエサとなる小魚の行動範囲が広がっておかしくありません。

海水温が急激に上昇に転じる前からカマスは釣れていたわけですが、海水温が急激に上昇する前は逆に海水温が地味に下がり続け、とうとう12度まで下がった時に急に海水温が上昇し始めました。

海水温が下がれば下がるほど、小魚達は行動範囲を限られ、一定の場所しか行き来出来なくなります。

当然、カマスのエサとなる小魚が動かないので、カマスもそこから離れることはありません。

そうなれば、カマスを狙って釣りをするにしても、一定の場所にしかカマスの群れがいないわけですから、カマスが釣れる釣り座も限られてしまいます。

少々余談ですが、仮にカマスとマイワシを比較した場合、マイワシは自分達でどこに行くのか決めて泳いでいます。

カマスはエサとなる小魚次第です。

これは「食われる側」か「食う側」かの違いで、対象とした魚の行動を正確に予測する上で重要なことなんです。

マイワシをたくさん釣りたい…となった場合は、マイワシの習性などを良く勉強する必要があります。

一方で、カマスをたくさん釣りたい…となった場合は、極論ですがカマスがどんな魚なのかは特に知らなくても問題ありません。

狙うカマスが何を捕食しエサとしているのかを知り、そのエサとなっている生物※の習性を良く知ることがカマスをたくさん釣るための近道です。

※カマスは雑食性なので必ずしも小魚ばかりを食べているわけではなく、カニ、エビなどの甲殻類、虫エサなどのイソメ系、オキアミなどのアミ系など様々なものを食べます。

この日は、釣り座を構えた場所の海水温が14度だと分かった時に、カマスについては「もしかすると群れ(カマス)がバラけてる※かもな…」と思いました。

※行動範囲が広がっているの意。

トイレから戻り、家内と話をしている最中にも家内のウキが沈みます。

かなり活性高いね…

サビキは一旦おいといて俺もカマスを狙うか…

私の竿の準備をしている間にも家内はアタリが連発。

合わせるタイミングを変えたり、エサに刺す釣り針の位置を微妙に変えたり試行錯誤を繰り返しますが針掛かりしません。

家内が…

なんで…?

なんでノらない※の??

※針が掛からない。

私から見ていても、家内の釣り方に大きな問題はありません。

これ…相当スレ※てきたね…

※スレる=魚がエサや釣り針などに慣れてしまい、警戒され針掛かりしにくくなること。

私の竿の準備も終わり、カマス釣りに合流します。

一投目からいきなりアタリがあります。

その後もアタリだけは連発しますが、私でも針掛かりさせられません。

カーッ!

食いが浅いな…

仕方ない…伝家の宝刀を出すか…

午前2時頃の潮止まり以降は、気温が2度前後、オマケに風が強まる予報が出ています。

極寒の中でのおっさんの一人罰ゲームを回避すべく、タイムリミットは午前2時。

残り時間1時間を切りました。

何としてもそれまでにカマスを釣らねば…

その伝家の宝刀とは…

極端にサイズの大きい釣り針を付けることなのですが、これは通年を通して海水の透明度が高い北条湾では一か八かの選択になります。

カマスは意外と神経質な魚で、近々で北条湾でカマス狙いで釣りをされた方ですと、ご理解頂けると思いますが、スレていてアタリの回数の割りにバラしが非常に多いと思います。

狙う魚がスレていると、釣り針を大きくしハリスも太くなると警戒して全く食ってこなくなることがあります。

この作戦を実行する場合は…

①カマスの活性が高く時合いであること
②夜間や未明など暗い時間帯に釣りをする時
③見た目はともかくなるべくエサで針を隠すこと

この3つは最低条件かと思います。

日中での釣りや活性が低い時にこの作戦を実行しますと、ほぼ100%逆効果になります。

こちらがこの日、伝家の宝刀として使用した丸セイゴの16号の針です。

丸セイゴ


こちらは普段使用しているチンタメバルの9号の針です。

チンタメバル


こちらは比較写真です。

比較写真


ご説明するまでもなく、歴然と針の大きさ、ハリスの太さの違いがお分かり頂けると思います。

丸セイゴの16号の針は、以前陸っぱりから投げ釣りでマダイ(50cm~60cm)を専門に釣っていた頃に良く使っていた針です。

その針を今今北条湾で釣れる25cmクラスのカマス釣りに使用するということは、ビギナーの方でも針が大き過ぎることは容易に理解出来ると思います。

もちろん、カマスが食ってくれさえしてくれれば、針に掛け易いというメリットはありますが、警戒心の強いカマスにこれだけ太いハリス、且つ大きな針を使用するということはデメリットもあるということはご承知下さい。

自分自身でカマスを狙ってみて、スレ具合とタイムリミットが迫っていることから、家内の仕掛けだけ伝家の宝刀を使用しました。

すると…

伝家の宝刀を抜いて1発目のアタリで家内の竿に見事にヒット。



しかし、潮止まりの時間の約1時間前。

今後、カマスの活性がどんどん低くなることが予想され、数釣りは難しい中なんとか5匹、いや3匹で良いから釣りたい…

家内と二人必死でカマスを狙いますが、予想通り活性は下がり始めどんどんアタリの数が減っていきます。

トドメは風も出てきてとにかく寒い…



カマスのアタリが格段に減ったので、忘れかけていたサビキ釣りも再開しますが、こちらは悲しいくらいピクリとも竿が動きません。



タナを変えたり、いろいろ試行錯誤しますが、魚が1匹もいない釣り堀で釣りをしているかのように竿がピクリとも動きません。

更に風が強くなり少し早いですが、撤収するか悩み始めます。



釣りを始めた時…トイレに行く前にカマスの行動範囲が広がっていることに気付き、対策をしてトイレに行っていれば、時合いのタイミングを逃すことなくもっと効率的に釣りが出来たのに…

トイレが近い自分自身の性分を恨みつつ、家内の竿だけ残し私は片付けに回ります。

その後、アタリは数回ありましたが、やっつけ仕事的なやる気のないアタリでカマスを釣り上げることは出来ず、午前2時の潮止まりと共に、この日は納竿としました。

総括しますと、この釣行の前日「地味に海水温が下がり始めました…」という記事を書かせて頂き、この記事内でも触れておりますが、実際にこの日サビキ釣りをやってみた感触では、暖かい海水が城ケ島、北条湾周辺海域に流れ込んで来ているのは間違いありませんが、如何せん海流の流れが弱いのか広範囲に渡り全体的に海水の温度が安定していません。

且つ、北条湾に限って言えば、湾の深部に川が流れ込んでおり、その川の水が今年の低い気温に冷やされ毎日流れ込んでおり、北条湾内の海水温が不安定になる原因となっていると思われます。

その海水温を不安定にしている川ですが、その川があることで有機物が流れ込み、植物プランクトン、動物プランクトンと豊富になり、今今カマスが追い駆けている小魚、ひいては青魚などの群れがプランクトン(エサ)を求めて北条湾に集結する…という流れなのですが、もう少しサビキ釣りで狙う各魚達が寄るのは時間が必要かもしれません。

ラニーニャ現象による、平年では日本周辺に流れ込まない寒気が弱まってくると、いよいよ海水の温度も安定し、サビキ釣りでの釣果が期待出来るようになってくるかと思います。

カマスにつきましては、全体的な数は減っており、且つカマスラッシュで多くの釣り人が押し寄せたことなどから、相当スレていて釣りにくい状況であり、一時期のような入れ食い!爆釣れ!という状況は厳しいかもしれませんが、しばらくは現状の状態が続くのではないか…と見ています。

その根拠としては、海水温の上昇により、カマスが追っている小魚の行動範囲が広がっており、今後カマスのエサとなる小魚が更に集まり易い環境が整っていくと思われます。

カマスは意外と広範囲の海水の温度に耐えられる魚で、カマス自身が海水温の変化が理由で北条湾周辺を離れることはないと思われ、エサとなる小魚等々を安定的に捕食出来れば、カマスにとって北条湾を離れる理由はありません。

そして、カマスについてはもう一つポイントがありまして、今今北条湾にいるカマスが根付き(居付き)のカマスになるか…という点ですが、これについては大きなターニングポイントとなるのは産卵期前になるように感じています。

カマスの産卵は、藻や海藻など何かに卵を産み付けるのではなく、海中に放卵し卵から孵った子供達は藻場などを求めて集まり、その藻場である程度の大きさまで成長します。

小魚などを捕食出来る大きさになると、群れを作りエサとなる小魚と共に回遊するものと、同じ場所に根付く(居付く)群れと別れます。

そこで、北条湾という場所で懸念される点が「磯焼け※」です。

磯焼けの定義 水産庁(PDF)

数年前には、北条湾岸壁の縁に気持ち悪いくらいウニが釣りに行く度に張り付いていました。

ところが今では、岸壁の縁を見てもウニを確認することすら難しいです。

ウニが退治されたのか…

そうではなくて、ウニが食べる海藻をウニ自身が食べ尽し、海藻自体がほとんどないんです。

当然、カマスの子供達が成長するために必要な藻場もありません。

今今の北条湾は成魚サイズのカマスにとっては、格好の餌場となっていますが、カマスの子供達が成長するためには適切な環境とは言えません。

海水温の変化にも強く、北条湾でカマスが生活する上での難点は特に見当たりませんが、産卵となると話は変わってきます。

産卵期の前、準備段階に入った辺りなどで、もしかしたらカマスの群れは北条湾を離れるかな…と感じています。

もちろん、今までお話ししたことは、私の一個人の勝手な想像で、全く関係ない理由で離れるかもしれませんし、逆に産卵期になっても離れないかもしれません。

何れにせよ、海水温の上昇の影響と思われますが、エサとなる小魚などの行動範囲が広がったことで、数週間前までの極限られた場所からしかカマスが狙えなかった状況は、幾分改善されたと思われます。※

※【参考】海水温が低い時期、及び不安定な状態の時のカマスの群れが集まりやすい場所

北条湾内の海水温が、著しく低下しない限り、北条湾内の様々なポイント(釣り座)でカマスが狙えると思います。

この日の釣果はこんな感じになりました。

2022年2月6日 北条湾釣行 釣果


そもそも、今回の釣行は極寒の中での釣りを避けるため、人間(私)の都合に合わせて釣りに行ったので、最悪ボウズも覚悟していましたが、まさか釣り開始時が時合いのど真ん中だとは思わず、トイレに行ったことが悔やまれますが釣れただけでも良かったと思います。

この日の最大サイズは25cmほどです。

2022年2月6日 北条湾釣行 釣れた魚種(カマス)


兄妹猫の朝食は、当然カマスのアラなんですが、釣っている本人はカマスに飽きてきましたが、兄妹猫…特に妹猫がカマスはお気に入りのようです。

兄妹猫の朝食は釣りたてのカマスのアラを焼いたもの

兄妹猫の朝食はカマスのアラを焼いたもの

兄妹猫の朝食は釣りたてのカマスのアラを焼いたもの


釣果が2匹ということで当然量が足らないので、今回は猫缶で量増ししてあげました。



前回、カマスの釣果があった際は、妹猫が残さずキレイに食べてしまいましたが、この日は気持ち程度でも残ったので、すかさずお兄ちゃんが完食しました。

人間用はと言いますと、いろいろ違う料理を…といつも考えてはいるのですが、やはりこの時期のカマスは軽く干して水分を飛ばすと味も濃くなり、それなりに脂ものっているので美味しいのですが毎回一夜干しも…と思い、12時間ほど屋外で干してほぼ水分を飛ばしたカマスをフライにしてみました。

まずはカマスを背開きで卸します。

背開きで開いたカマス


胸ビレ、中骨は取り除き、干し網などで12時間程度屋外で干すとこんな感じになります。

干した後のカマスの身


しっかり干して水分を飛ばすと、油で揚げる際の油跳ねもほとんどしません。

そして、衣を付けて油で揚げれば完成です。

カマスのフライ

カマスの一夜干しのフライ

カマスのフライ


カマスは釣ったばかりの時は、体表のヌメリに独特の生臭さがありますが、身は白身で淡泊、且つ水分が多い魚なので魚自体の味を感じにくい魚です。

今回はカマスの皮を残してありますが、鱗をキレイに剥いでしまうと臭いもほとんどなくなります。

フライを食べる際に、ソースやタルタルソースといった濃いソースやタレを付けるより、個人的には岩塩など塩だけで食べて頂くと、一夜干しにして水分も飛ばしてあることから、よりカマスの味を感じて頂けるかと思います。

宜しければお試し下さい。

こちらはこの日のライブ配信動画になります。

釣り開始直後からアタリがあり、何度も合わせている様子などお分かり頂けるかと思います。

本当にカマスがスレてしまっており、中々針掛かりしませんでした。

宜しければご覧下さい。

2022年2月6日 北条湾釣行 ライブ配信動画

次回は2/11(金)の祭日が若潮、土日は中潮となっています。

若潮から中潮に替わり、若潮を含めて土曜日の中潮も潮回りのサイクルの始めに戻るタイミングなので、あまり大きく潮が動きません。

良くもなく悪くもなくといった感じで、イマイチ魚の活性が上がりにくいかもしれません。

海水温などの状況もチェックしつつ、可能性が出てくれば次回もサビキ釣りを含めて、カマス以外の魚も狙った調査優先の釣行にしようと考えております。

とにもかくにも、このラニーニャの影響の寒気が弱まって欲しいですね…老眼が酷くなってきたり、歳を感じることが多くなってきましたが、寒さにも弱くなってきたのかな…と、今年の冬は実感しております。

次回も頑張って北条湾へ釣りに出掛けたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

2022年2月6日 午前2時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
2022年2月6日 午前2時半頃の花暮岸壁周辺の様子

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本ブログの著者について

Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる、釣りと酒をこよなく愛する40代のオッサン。釣り歴は小学1年生(6歳)から40数年…■神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。■釣行先は気分によって変わります、予めご了承下さい。■元自動車整備士ということもあり、極稀に車の記事が突然掲載されることがあります。■釣り専用Twitterアカウントにて、釣行時のリアルタイムな情報を配信しております。■釣行時、ツイキャスよりライブ配信もしております。詳細は【釣行時のライブ配信につきまして】をご覧下さい。

釣り歴が長いこともあり、今まで渓流、川、湖、そして海、ルアー、フライ等々あらゆる釣りを経験し、原点回帰とでも言いましょうか、最近は生まれて初めて魚を釣ったサビキ釣りにハマっております。一周回って更に深く掘り下げて釣りを楽しんでおります。本ブログは基本的にビギナーの方でも分かり易く書いているつもりです。そのため、余計な注釈や説明があり文章全体が長い構成になってしまうことを予めご了承下さい。

※猫についてはTV等に出演した先代猫は亡くなり、現在は二代目(兄妹猫)となっております
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