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猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  北条湾  夜釣り  青魚  ウキ釣り  カマス  サビキ  

【三崎港・北条湾】各ポイントの様子は見て来ましたが強風の為釣りは断念致しました(2022年2月27日)

こんにちは。

この日は釣り行くことは行ったのですが、風が強過ぎて釣りをすることは断念致しました。



事前に強風の予報は出ており、一か八かの賭け的な感じでしたが、こういう時に限って天気予報はバッチリ当たり予報通り8m近い強風が吹いていました。



強風での釣りは風の無い雨の中での釣りより危険を伴います。

道具や竿などが飛ばされたり、仕掛けが頓珍漢な方向へ行ってしまったりして、思わぬ怪我の元にもなり兼ねません。

以前の北条湾のように、サビキ釣りでの釣果が好調な状況であれば、30分も釣りをすればそれなりの釣果も期待出来、少し釣りをして帰って来たかもしれませんが、今今の北条湾ではサビキ釣りは壊滅的に釣れず、釣果を得るならカマスを狙わなければなりません。

ツイートの動画くらいの風が吹いていますと、私はカマス狙いの場合はウキ釣りで釣りをしますので、それなりに仕掛けを飛ばさなければなりません。

仕掛けが風に流されどここに飛んで行くかも分からず、オマケに強風ですと仕掛け自体が空中で絡まり易くなります。

更に言えば、サビキ釣りのように短いスパンでコンスタントに魚が釣れる釣りでもなく、時合いを見誤ると数時間アタリすらない…という状況も有り得ます。

また、ツイート内の動画をご覧頂くと、北条湾の海面の波が湾内であるにも関わらず高く荒れています。

こういう状況ですと、海水温云々以前にカマスがエサとして追っている小魚達がどこに逃げ込んでいるかによって、仮に北条湾内ではない場所に逃げ込んでいたとすれば、カマスすら釣れない可能性もあります。

今今の北条湾カマスがいないとなれば、1匹も魚がいない釣り堀で延々と釣りをすることになります。

この日レベルの「強風」という状況でも、魚が釣れることがほぼ確実に釣れるのであれば別ですが、この日はあまりに魚は釣れない「負」の要素が多く、ハッキリ言って釣りをしても時間と労力の無駄です。

北条湾に到着した時の風次第…という覚悟で釣りに行きましたが、この日は北条湾に到着し風の状況を確認した時点で早々に帰ることを決めました。

後ほど海水温については詳しくお話し致しますが、この日は海水の温度に関してはいろいろ期待出来る状況だったので、一旦帰宅し、夕方から出直すことも検討したのですが、ころころ風の予報も変わり、この日の午後3時の時点で、午後6時の風速が4mになっていたので、翌日は仕事でもあるため出直すことも諦めました。

2022年2月27日 天気予報


その海水温ですが、一応北条湾まで行ったわけですから、トンボ返りで帰るのも勿体ないので、海水温だけは計り海の様子は見て来ました。

いわき丸さんの釣り船が係留されている辺りの海水温が13度。

海水温


北条湾の深部は12度でした。

海水温


こちらは海水温を計った場所です。

赤色の丸の場所が海水温が13度の地点、青色の丸が海水温が12度の地点です。

海水温を計った場所


こちらはGoogle Mapです。



北条湾内で著しい海水温の差はこの日はありませんでしたが、この日の場合はこの強風のお蔭で海水がシャッフルされている可能性があり、風が止んで数日経っても海水温に再び温度差が出なければ良い方向に向いていると捉えて問題ないと思います。

今の時点ではもう少し様子を見る必要がありそうです。

と言いますのも、特に今年に入ってからの北条湾は、本当に海水の温度変化が激しく安定しません。

通常、1~2度程度の海水の温度の差は常にあることなんですが、北条湾の入口と深部で著しい海水温の差が生まれたり、突然北条湾周辺海域の海水温が一気に下がりカマスの群れが一時的に北条湾から離れてしまうなど、とにかく今シーズンは落ち着きません。

カマスに至っては、既に3回も海水温の低下が原因と思われますが、北条湾周辺から一時的にいなくなっています。

こういった経緯+海水温の低下により、去年までは何がしかの青魚が北条湾内に留まっていましたが、これが全て一掃されてしまっているので、新たな青魚の群れが入って来ない限り、極論を申し上げれば、サビキ釣りのメインシーズンである夏近くになってもサビキ釣りでは壊滅的に何も釣れない…という可能性もゼロではありません。

海水温が安定してきたかな…と思うと、主因が思い付かない状況で海水温が下がっていく…ということを繰り返しています。

そして、去年の青物ラッシュが終わって以降、徐々にサビキ釣りでの青魚の釣果も減っていき、カマスと入れ替わるように青魚の釣果はゼロになりました。

現に今北条湾でサビキ釣りをしてもアタリすらありませんし、目視で海の中を見ていてもそれらしい魚は全く見当たりません。

こちらは2022/2/17から、ブログを書いております2022/2/27の午後3時までの海水温等の推移の様子です。

海水温の推移


特に赤色の線を引いてある辺りなど、海水の温度が上がったり下がったりを繰り返し2/27で再び一気に上昇に転じています。

海水温ほど青魚達への影響はなく、あまり極端に気にはしなくても良いのですが、青色の線で囲ってある部分、「濁度(だくど)」と言って文字通り海水の濁りを示していますが、気象の状況などで海水が濁る要素が思い付かない状況ですが、なぜか一時的にかなり濁っていることを示しています。

北条湾岸壁や花暮岸壁に大型の台船が係留されていることから、近くで護岸工事などが行われ、人為的な要因で一時的に海水に濁りが出ているのかもしれませんが、唐突に海の中に極端な変化が起こることが近々は多いです。

釣り…という観点で申しますと、海水に濁りがあることは魚を釣り易くなりますので、決して悪いことではありませんが、どういった要素で濁っているのかによっては魚達が寄り付かなくなる原因にもなったりします。

念のため、この辺は注視はした方が良さそうです。

これは確たる証拠などがあり、確約出来るお話しではないのですが、カマスラッシュが始まって以降、私はウキ釣りを良くします。

以前から、サヨリなどを狙って稀にウキを使った釣りはしていましたが、毎週釣りに行く度、こんなに頻繁に北条湾内でウキ釣りをしたことはないのですが、ウキの流れ方を見ていて以前の北条湾より今年の北条湾は海水に流れが無い…と言いますか、流れに勢いがないように感じています。

北条湾の入口付近や製氷所の前などは潮通しが良いので、当然その場所でウキ釣りをすればウキは勢い良く流されますが、北条湾内に入るとウキがほとんど流れない時もあります。

北条湾内へ入って来る海流が弱いため、北条湾内の海水がシャッフルされず、北条湾の入口と深部で海水温の著しい差が出ている+ラニーニャの影響で太平洋高気圧の張り出しが弱く、大陸からの寒気が流入し易い西高東低の、まさにTHE・冬型の気圧配置になり易く、気温が低い日が多かった…これにより北条湾深部に流れ込んでいる狭塚川の川の水が冷やされ易い状況が生まれ更に海水温が下がってしまう要因になっていた…

と、いうことなのかな?と勝手に想像しています。

あくまで私の想像の域を出ておらず、個人の勝手な考えです。

そして、その海流の元となっているのが、本州の太平洋側を沿うように流れている黒潮です。

黒潮は暖流です。(暖かい海流)※

※所謂青魚、青物と呼ばれる回遊性の魚はこの暖かい海流を好みます。

黒潮は房総半島にぶつかり、枝分かれに分かれて黒潮の本流(本州沿いを東北方面に流れていく流れ)と続流(東京湾、三浦半島、相模湾方面へ流れる流れ)の二つの流れになります。

この続流の流れが東京湾内へ入って行ったり、相模湾を弧を描くように流れて再び黒潮の本流に合流します。

この一連の海水の流れが、最終的には北条湾周辺の海水の流れになっているわけですが、この流れが弱い?続流の流入量が少ない?といった感じで最終的に北条湾内に入って来る海水の勢いが弱くなっているのかな…と考えています。

こう考えると、海水温が不安定になることも全てとは言いませんが、いくらか合点がいく感じになります。

しつこいですが、個人の勝手な想像ですので、お話しの内容に確証は持てません。

ちなみ気象庁のHPに比較的分かり易く海水の流れ(海流)について書かれているページがあります。

気象庁 知識・解説「海流」

また、気象庁の統計データの一つに「黒潮の数か月から十年規模の変動(流路)」というデータがあり、恐らく年に1回更新され、次回の更新日はこの記事を書いております翌日、2022年2月28日に発表されます。

黒潮の数か月から十年規模の変動(流路)

去年の晩秋の青物ラッシュ然り、カマスラッシュ然り、近々では一番気になるサビキ釣りでの青魚の動向を読む上で、絶対に外せないことがこの黒潮の流れ方(蛇行)です。

青物ラッシュ~カマスラッシュへ









オマケのアカエイです。w





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私は〇〇の一つ覚えではありませんが、今のところここ10年くらいは北条湾にしか釣り行っておりませんが、こういった黒潮の動き如何によっては三崎港や北条湾より東京湾内の方が様々な魚が釣れる1年になるかもしれません。

ようやく極寒の釣りから解放されそうです。

前回の釣行までは、起床時間になっても布団から出るのに気合いを入れなければなりませんでしたが、この日は難なく普通に起きることが出来ました。

あとは、釣果が伴ってくれれば言うことナシです。

時が経つのは早いもので、2月も終わり次回は3月です。

土日共に中潮と潮回り的には問題ありません。

次回は実際に釣りをし、皆様にご報告出来るように頑張ります。

また、ご報告させて頂きます。

2022年2月27日午前5時頃の北条湾岸壁周辺の様子
2022年2月27日午前5時頃の花暮岸壁周辺の様子

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本ブログの著者について

Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる、釣りと酒をこよなく愛する50代のオッサン。釣り歴は小学1年生(6歳)から40数年…■神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。■釣行先は気分によって変わります、予めご了承下さい。■元自動車整備士ということもあり、極稀に車の記事が突然掲載されることがあります。■釣り専用Twitterアカウントにて、釣行時のリアルタイムな情報を配信しております。■釣行時、ツイキャスよりライブ配信もしております。詳細は【釣行時のライブ配信につきまして】をご覧下さい。

釣り歴が長いこともあり、今まで渓流、川、湖、そして海、ルアー、フライ等々あらゆる釣りを経験し、原点回帰とでも言いましょうか、最近は生まれて初めて魚を釣ったサビキ釣りにハマっております。一周回って更に深く掘り下げて釣りを楽しんでおります。本ブログは基本的にビギナーの方でも分かり易く書いているつもりです。そのため、余計な注釈や説明があり文章全体が長い構成になってしまうことを予めご了承下さい。

※猫についてはTV等に出演した先代猫は亡くなり、現在は二代目(兄妹猫)となっております
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