待ちに待ったGWですね。
GW初日、早速北条湾へサビキ釣りに行って来ました。
今年のGWは天候はイマイチ恵まれない感じの長期予報が出ており、初日のこの日も風が次第に強まり、後に雨が降る予報が出ていました。
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) April 25, 2022
当日の天気や潮の状況はこんな感じです。
GWですね。29日(金)の状況です。潮の動きと天気から言いますと、日の出からお昼頃までがベストかと思います。午後から夜間に掛けては風雨が強くお勧め致しません。天気的にはGWは後半の方が釣り日和の日が多くなりそうです。皆様の大漁を祈っております。【直近の釣行記事】https://t.co/gVcPetVtth pic.twitter.com/tFsUdhhwVU
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) April 27, 2022
去年のちょうど今頃、何気なく娘婿に釣りに一緒に行く?と誘ったことが切っ掛けで、去年はカタクチイワシでしたが、婿殿が人生初の釣りでカタクチイワシをたくさん釣り、以降釣りに目覚めてしまいました。
釣りをしたこのない人が、サビキ釣りで入れ食いを経験してしまい、そこからどんどん釣りにハマっていく典型的なパターンで、長期連休などの際は一緒に釣りに行くことが増えました。
今年もちょうど一週間ほど前から、サバっ子の釣果が出始め、タイミング的にはバッチリでした。
この日は婿殿を迎えに行き、神奈川県を横断する感じで、東名、保土ヶ谷バイパス、横浜横須賀道路、三浦縦貫道をカッ飛び、午前3時半頃より北条湾で釣りを開始しました。
釣りを開始します。気温15度、天候は曇り、風は1m?2mほど、海水温は16度です。GWの割には釣り人はあまりおらず釣り座に余裕がある感じです。湾内にはフィッシュイーターの類の魚もおらず非常に穏やかです。日の出あたりまでやってみます。 pic.twitter.com/cs2f70Tdao
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) April 28, 2022
北条湾に到着し、釣りの準備をしながら湾内の海面に目を凝らしますが、この日も前回の釣行時同様に、波紋もなく魚影も確認出来ず、ひっそりと静まり返った北条湾が目の前にありました。
前回の釣行時に数も釣れ、この日の潮回りはまがいなりにも大潮なので、ボウズということはまず有り得ませんが、コンスタントにサバっ子が釣れてくれるか些かの不安を持ちながら釣りの準備をしていました。
取り急ぎ、最初に婿殿の竿をセットし釣りを開始します。
次に家内の竿の準備に取り掛かろうとした時、いきなり婿殿にサバっ子がヒット。
サバっ子がきました。 pic.twitter.com/JFYFkB0eWE
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) April 28, 2022
(注)この日は婿殿のサポートに回っていたため、Twitterへのツイートはネタを溜めツイート出来るタイミングで一気にツイートしておりますので、Twitterのタイムスタンプは実際とかなりタイムラグがあります。
家内の竿の準備が終わると、婿殿に今度はムツっ子がヒット。
ムツっ子がきました。 pic.twitter.com/RYDDcBNopy
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) April 28, 2022
家内にもどんどんアタリがあり、スタートダッシュのまま納竿まで突っ走る感じで、釣りをしている間、終始入れ食いに近い状態でした。
釣りを開始したのが、午前3時半頃で朝マヅメ前ですが、その後の朝マヅメ、日の出、日の出後とずっと同じ調子で、終始こんな感じで釣れました。
こんな感じです。 pic.twitter.com/BYV7JkfKlI
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) April 28, 2022
婿殿は入れ食い状態で釣れ続けることに興奮し楽しかったのか、午前5時半頃にはかなりの数が釣れ「そろそろ釣るのを止めてくれないかな…これじゃ帰って捌くのが…大変…」と心の中で思う私の叫び声は届かず、ひたすら釣りまくっていました。
一応…婿殿に…
楽しい??
と、聞いてみると…
メッチャ楽しいッス!!と。
ダメだ…
帰ろう…と言い出せない…
この日も、一応釣ったサバっ子を活餌に泳がせ釣りの竿を4本出していたので、地味に泳がせ釣りの竿の片付けを始めます。
ちなみに、この日は前回、前々回とエイの餌食になり、家内から「エイマスター」という不名誉な称号をもらいましたが、エイの餌食にはなりませんでした。w
マヅメ時に北条湾内の海面にナブラが数回出来、何がしかのフィッシュイーターが入って来ましたが、15分ほどで北条湾から出て行ってしまいました。
活餌自体も2度ほど食い千切られた痕があり、活餌を丸飲み出来るサイズのフィッシュイーターではなく、比較的小型のサイズのフィッシュイーターが北条湾内へ入って来ていたと思われます。
地味に片付けを開始すると、若干婿殿の顔色が曇り始めます。
もう帰るのか…
という、残念な雰囲気が伝わってきます。
ダメだ…
もっと帰ろう…と言い出せなくなった…
片付けをしながら、残してある泳がせ釣りの活餌をバンバン交換し、少しでもサバっ子を減らそうとしますが、当たり前の話ですが釣る方が圧倒的に多いので、全く減りません。
取り敢えず、家内にはもう釣らなくて良い…と声を掛け釣るのをセーブしてもらいます。
入れ食い状態が落ち着き、サバっ子の活性が下がるのを待っていましたが、この日は一向に活性が低くなる気配がなく、仕方がないので午前6時になったら帰る旨を婿殿に伝えます。
帰路でGWの行楽渋滞が始まることを考えても、午前6時がリミットです。
そして、午前6時に納竿とし、この日の釣りは終了しました。
この日の釣行は、今シーズンサバっ子が釣れ始めてから3回目の釣行でした。
2022/4/17の釣行時は数があまり釣れなかったので、今シーズンの青魚の釣れ方の傾向が良く分かりませんでしたが、前回の2022/4/24の釣行時は数も釣れ、その傾向が露骨に分かりました。
釣れ方の「傾向」とは、これは変化の大小はありますが、どの釣り場でも言えることで、サビキ釣りを始めとする青魚、青物を狙う釣りではその年その年で青魚(青物)達がどういったエサをメインに食べているのかで、好む「色」が変わってきます。
概ね、白色、銀色、金色(赤色系)、ピンク色、紫色、蛍光の緑色で、この中で一番反応する色が変わります。
小型の青魚の場合は、プランクトンを主に食べているのか、甲殻類やイカ、タコ等々の幼生、または本当に小さな小魚なのか、小魚の場合はどういった種類の小魚を食べているのかなどで変わってきます。
特に北条湾の場合は、湾の深部に川が流れ込んでいることから、城ケ島、三崎港周辺の他の海域より普段からプランクトンが多い場所です。
他の釣り場ですと、例年通り…という感じで、前年度などの傾向を参考に出来るのですが、北条湾内は毎年露骨にこの反応する色が極端に変わることが多いです。
ちなみにここ数年は、北条湾では白色、銀色、紫色(ケイムラ色)に反応することが多かったですが、今シーズンは露骨に蛍光の緑色に反応します。
サビキ釣りのシーズンインになると、まず一番最初に私がすることが、この魚が反応する色の選別です。
一般的に市販されているサビキ仕掛けをお使いになれば、北条湾で今のように入れ食い状態の状況が続く限り全く釣れないということはありません。
しかし、この魚達が反応する色を知っておくと、仕掛けを無駄に買うこともなく、短時間且つ効率的にサビキ釣りで魚を釣ることが出来ます。
また、青物(フィッシュイーター)を活餌の泳がせで狙う場合も、今の時期であれば青魚(サバ・イワシ系)を食べているのか、ムツ系、ネンブツダイ系※で変わってきます。
※今の時期に北条湾で活餌として使える魚、且つサビキ釣りで釣れる魚。
活餌の場合は、北条湾内でサビキ釣りで釣れる魚を使いますので、あまり贅沢に選別も出来ませんが、この日のようにサバっ子に混じってムツっ子もたくさん釣れる場合などは、サバとムツのどちらを活餌に使うかで釣果に差が出ます。
2020年のコロナ元年以降、釣りをする人が増え、特に手軽に釣りが出来るサビキ釣りの人気は鰻登りです。
釣り具店などでも、欲しいサビキ仕掛けが手に入りにくいという状況が今でも続いており、そこにきてメーカーも新商品をどんどん出しています。
私はどうしても外せないサビキ仕掛けは、店頭での購入は諦め、毎回1回30セットずつ注文しまとめ買いをしているくらいです。
釣れるサビキ仕掛けは入荷してもすぐに売り切れ、変な言い方ですが釣具店の店頭でいつも品切れにならずに売っている仕掛けはハッキリ言って釣れない仕掛けが多いです。
そんな、サビキ仕掛けも入手が困難且つ、新商品が続々と売り出されると、どのサビキ仕掛けで釣りをすれば良いのか分からなくなると思います。
そこで、今回タイトルにあります「効率良く釣るポイント」について少しお話しさせて頂きます。
効率良く釣るポイントというのは、上記した通りまずは魚が反応する色を知ることです。
次にサビキ仕掛けの選定になるわけですが、今シーズンは2月、3月とサビキ釣りでは何も釣れない釣りが2ヶ月にも及び、一度リセットされているということもあり、サバっ子の釣果が確認出来た後、どういう仕掛けに一番反応しているのかご紹介させて頂きます。
まず、サバっ子の釣果を最初に確認出来た2022/4/17は以下のサビキ仕掛けを使いました。

①

②

③
①の仕掛けはケイムラ色メインのサビキ仕掛けで、北条湾では一番安定的に釣果が出ています。
②の仕掛けは、針のチモトに蛍光の緑色の塗料が塗布してあるサビキ仕掛けが売り切れだったので、代用として使いました。
③の仕掛けは、一番オーソドックスなトリックサビキのサビキ仕掛けで、無駄なものが何もついていません。
①に関しては、今シーズンも無難な感じで釣れています。
②に関しては、前回の釣行時に不思議なことが起こり、このサビキ仕掛けに掛かるサバっ子は1匹も針を口に咥えておらず、釣れた全てのサバっ子はエラや身体に針が掛かっていました。
これは、どういうことが起きているのかと言いますと、サバっ子達は針のチモトの蛍光の緑色に反応し、一度は針を目掛けて食べに来るのですが、針の直前でハゲ皮が付いているので警戒し食べるのを止めるのですが、その中で勢い余って針に引っ掛かってしまったサバっ子だけが釣れた(針に引っ掛かった)ということです。
③に関しては、前回、前々回共に一番釣果がありませんでした。
ほとんど釣れなかったと言って良いです。
これらを踏まえて、上記の仕掛けを加工し今回は釣りをしてみました。
前回、前々回と一番釣れなかった③のサビキ仕掛けは、針のチモトに蛍光の緑色の塗料を塗布して使用しました。

一番釣れなかったサビキ仕掛けが大変身!
この日の釣りでは一番食いが良くなりました。
ちなみに、後ほど貼るライブ配信の動画からもお分かり頂けますが、この日婿殿が使用したサビキ仕掛けはこの加工をしたサビキ仕掛けです。
②のサビキ仕掛けは、余計なハゲ皮をハサミで全て切り落として使用しました。
こちらも大変身で、釣れるサバっ子はしっかりと針を咥えていました。
① サビキ仕掛けは無加工で使用しましたが、そこは一番安定感もあり実績もあるサビキ仕掛けですので、この日は他のサビキ仕掛けより若干食いが悪かったですが、コンスタントに釣れました。
敢えて言うのであれば、①のサビキ仕掛けはゴマサバが良く釣れました。
今の北条湾で釣れるサバっ子はゴマサバがマサバより一回りサイズが大きく、そういう点でプランクトンより大きい、何がしかの幼生や本当に小さい魚の稚魚を食べていると思われ、サバはイワシとは違い成魚になるとフィッシュイーターの側になる魚ですので、シラスに似せたスキンに食ってきたと思われます。
このように、今シーズンは非常に蛍光の緑色に良く反応しています。
釣り針に関しても、銀色の針のみに反応する年もあるのですが、今シーズンはそこまで針の色には拘らなくて大丈夫です。(金針でも銀針でもOKです)
元々、北条湾ではアミに似せたピンクスキンやサバ皮、ハゲ皮などが付いたサビキ仕掛けですと、食いが渋くなる傾向があります。
これは、北条湾は平時ですと、夜間の暗がりでも街灯の光だけで海底が見えるほど海水が澄んでいることなどもあり、余計な物が付いていると魚達が警戒し食いが渋くなります。
今後も気になったサビキ仕掛けは随時購入し、いろいろ試しレポートさせて頂きますので、宜しければサビキ仕掛けを選定する際の参考にしてみて下さい。
そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

こちらは釣れた魚種です。

上からマサバ(サバっ子)、ゴマサバ(サバっ子)、ムツ(ムツっ子)です。
娘夫婦は私の実家のそばに住んでいるので、良く実家で母と娘夫婦、私達で食事をするのですが、この日も釣りの帰りに実家に立ち寄り釣った魚を調理して食べました。
移動にも時間が掛かり、婿殿が粘りに粘ってたくさん釣ってくれたので、捌くのにも時間が掛かってしまい、天ぷらと唐揚げと捻りがなく恐縮ですが、オーソドックスに天ぷらと唐揚げにしました。

サバっ子とムツっ子の天ぷら

サバっ子とムツっ子の唐揚げ
我が家の兄妹猫用に、魚を捌く時にサバっ子を分けて冷蔵庫に入れておいたのですが、それを忘れて帰って来てしまったので、猫用のサバっ子はこの方の夕食になりました。

御年18歳、娘が小学生の時に保護した実家の老猫、ハルばあさんです。
GW中は、気象の状況が読みにくい感じですが、ここまで潮の動きがバッチリな状況もそうそうないです。
釣りに行きまくりたいと思います。
活餌での泳がせ釣りも、本当に極短時間ですが、エイではないフィッシュイーターが入って来ているのも確認出来ています。
GW中に、短時間だけ北条湾内に現れるフィッシュイーターが、何の魚なのかお示し出来るように頑張ります。
また、ご報告させて頂きます。
・2022年4月29日 北条湾釣行 ライブ配信動画①
・2022年4月29日 北条湾釣行 ライブ配信動画②
・2022年4月29日 北条湾釣行 ライブ配信動画③
・2022年4月29日午前6時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
・2022年4月29日午前6時半頃の花暮岸壁周辺の様子

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