GWも後半突入ですね。
今年のGWは天気もさることながら、私が良く釣りに行く未明の時間の潮の動きとしては、GW後半の方がちょうど満潮での潮止まりと日の出の時刻が重なり、非常に期待しています。
私のGWの休みは暦通りなので、釣りに行った前日の5/2(月)は1日だけ通常通り仕事でした。
GWは暦通りで今日1日だけ仕事なんですが、ここのところ泳がせのサバっ子にかじり付くフィッシュイーターが何なのか気になって仕方ありません…仕事なんかしてる場合ではなく、完全に釣りバカ日誌のハマちゃん状態です。w https://t.co/NNGAWSlS8A
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) May 2, 2022
仕事をしていても、どこか上の空で完全に釣りバカ日誌のハマちゃん状態。
1日だけ仕事だった翌日、釣りに行く当日は朝も早いことから、出来るだけ早く床に就こうという意識はあるのですが、時計を見て…
あと数時間で釣りが出来るぞ…と思うと、逆に興奮してしまい完全に遠足の前日の子供状態です。
無駄に興奮し眠りに就けなかったため、軽く寝坊しこの日は午前3時半頃に北条湾に到着しました。
前回の釣行…と言っても一昨日の話ですが、前回の釣行時同様に北条湾内の海面は波紋やナブラなども出来ておらず、非常に静かな状態でした。
北条湾到着時は、目視でサバっ子などの群れは確認出来ませんでしたが、近々の釣果実績などからも湾内にサバっ子の群れがいないということはなく、そのうち釣れるだろう…という感じで釣りを開始します。
前回、前々回の釣行時は釣り開始直後の第一投目からほぼ終始入れ食い状態になり、そんな速攻で釣れてしまったら、「北条湾に行ってサビキ仕掛けを海の中にいれたら釣れました…」と、ブログの繋ぎのネタにも困るくらい即座に釣れましたが、この日は一向に釣れません。
ん…
なんでだ?
群れがいないということはないはずなのに…
この日の潮と気象の状況はこんな感じです。
5/3(火)の状況です。まず天気は問題なさそうですね。日中は風も然程強くなく、潮の動きから完全に日の出から日没までの間がベストだと思います。お昼の干潮での潮止まりの前後が狙い目かと思います。潮が良く動くタイミングでご釣行下さい。【直近の釣行記事】https://t.co/NNGAWS3IUs pic.twitter.com/8lkuErmVak
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) May 2, 2022
風は若干吹いていましたが、ほとんど気にならない感じの1m~2m程度の風速で、潮も午前5時頃の満潮に向かって上げ潮の状況で動いている時間帯です。
釣りを開始してます。気温13度、天候は曇り、風は1m?2mほど、海水温は16度です。今日は幾分釣り人は多めで釣り座は埋まりつつあります。体感温度は気温ほど低く感じず暑がりな私にはちょうど良い感じです。日の出辺りまでやってみます。 pic.twitter.com/C2B0PFVfhn
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) May 2, 2022
この日はサビキ釣りの竿は3本出し、シラススキン、ハゲ皮のハゲ皮を切り落としたサビキ仕掛け、トリックサビキの針のチモトに自分で蛍光の緑色の塗料を塗布した3つのサビキ仕掛けを使いました。

シラススキン

ハゲ皮

トリックサビキ
しばらくすると、トリックサビキのサビキ仕掛けにアタリが出始めます。
数回のアタリの後、サバっ子が釣れますが、どうも食いが渋い…
砂だらけですが、サバっ子がきました。w pic.twitter.com/u5WlER3x8g
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ん…
潮の動き的にも問題はないのに、なんでこんなに食いが渋いんだ??
と思いながら、足元を見るとサバっ子の群れが大群で泳いでいます。
サバっ子がこんなにいるのにこの食いの渋さ…
試しにアミコマセを一摘み投げ入れてみます。
サバっ子の群れが一斉にアミコマセ目掛けて泳いで行きます。
サバっ子の活性は高いよな…
ん??
もしや…
と、バケツに汲んであった海水を汲み直すと…
あ…あ…
丸見えなのね…
この日は風も穏やか、小さなさざ波が立つ程度で、且つここ数日雨こそ降ったものの大きく湾内が荒れるほどの荒天ではありませんでした。
これでもかッ!というほど、北条湾内の海水が澄んでおり、サバっ子からサビキ仕掛けが丸見えなので、釣果実績があるシラススキンのサビキ仕掛けであっても、ケイムラ色のスキンや針を警戒しサビキ仕掛けの直前まで、サバっ子は針を目掛けてやってきますが、寸でのところ針を食うのを止めてしまっていました。
実際にアタリはたくさんあり、竿先はツンツンひっきりなしに動きます。
とにかくこのGW中の釣りの中で一番針掛かりが悪い…
この日もサバっ子を活餌に、泳がせでの釣りもやりました。
海水が澄み過ぎることによる弊害は、サビキ釣りだけのお話しではなく泳がせでの釣りにも影響が出ます。
フィッシュイーターの類の魚にとって、活餌などに使って軽く弱っている魚は格好の獲物です。
動きが鈍く明らかに弱っている小魚を見付けると一目散に食らい付きます。
しかし、ここまで海水が澄み過ぎていると、活餌に付けている針が丸見えなので食いが渋くなります。
実際にここのところの釣行で、必ず活餌として使っていた魚(主にサバっ子)に、フィッシュイーターがかじり付いた痕がありましたが、この日は最後まで活餌として使っていたサバっ子は元気でした。
また、活餌に使っているサバっ子などが、フィッシュイーターに追い回されると、道糸や竿先が微妙に不自然な動きをしますが、この日はそれもありませんでした。
サバっ子の活性は低くはないんですが、海が澄み過ぎていて食いが渋いです。
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こういう状況の時は、活餌での釣りよりも的を得たルアーを使った方が釣果は出ます。
実際に、隣の釣り座の方がセイゴらしき然程大きくない魚をルアーで釣っていました。
隣りの釣り座の方がルアーでセイゴっぽい魚を釣りましたね。
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) May 2, 2022
フィッシュイーターの類の魚も瞬間的に泳ぎながら食ってきます。
遠巻きから弱っている獲物目掛けて泳ぐより、ある程度のスピードで反射的に魚に反応させる方が、海水の透明度が高い場合は針掛かりさせ易いです。
人間で言えば、ミスを誘発させるような釣り方です。
ただ、この場合はドンピシャで狙う魚が好む色や形のルアーを使っていないと見向きもされませんので、ルアーの選定はシビアになります。
何れにせよ、コマセにサバっ子なども反応し、ルアーでセイゴが釣れたりと、非常に魚の活性は高かったのですが、魚の活性が高いだけでは釣れず、GW後半に向けて雨の予報も出ていないことから、GW中の北条湾におけるサビキ釣りの課題は海水の透明度の高さになると思われます。(強風の予報は出ていますが…)
ちなみに、この日は活餌をかじられた痕はありませんでしたが、釣れたサバっ子の中に傷を負っている個体がいました。

傷の具合から、然程サイズは大きくはないと思いますが、何がしかのフィッシュイーターがサバっ子の群れを追って頻度高く北条湾内に入って来ていることは間違いありません。
満潮での潮止まり以降、午前5時を回った頃に更に魚達の活性が高くなりムツっ子もヒットしました。
ムツっ子がきました。 pic.twitter.com/WK8BqsuzW8
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) May 2, 2022
陽が昇ると、完全に海底まで見渡せるレベルでの海水の澄み方に、これ以上泳がせ釣りをやっても無駄+食いが渋いなりにもある程度サバっ子は釣れたので午前5時過ぎにこの日は納竿としました。
納竿後、最後に余ったアミコマセを撒いた時の画なんですが、何気なく見ていて慌てて撮影しましたが、この段階で1.5m~2mくらいアミコマセが海中に沈んでいます。スマホレベルの動画撮影で、これだけハッキリアミコマセが見えます。今日は本当に北条湾内の海水が澄んでいました。 pic.twitter.com/iMCL085O0e
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) May 2, 2022
上記のツイート内の動画は片付けをしていて、家内が余ったアミコマセを海へ投げ入れた時のものですが、投げ入れて何気なく見ていて慌てて動画を撮影したのですが、動画の撮影を開始した時に既に2mほど投げ入れたアミコマセは沈んでいましたが、ツイートにもあるようにスマホレベルでの撮影で海中のアミコマセはハッキリと分かると思います。
透明度が高いキレイな海を見ていると、非常に清々しい気持ちになりますが、釣りという点で見ますと良いことばかりでもなく、更に魚との知恵比べに勝たなければなりません。
この日は2時間弱釣りをし、釣果はこんな感じです。

こんなことを言ってはいけないかもしれませんが、早くもサバっ子だらけの釣果に若干飽きてきており、何とかサバっ子を活餌にフィッシュイーターの類の魚を釣り上げたいと思っています。
こちらはこの日釣れた魚種です。

上からマサバ(サバっ子)、ゴマサバ(サバっ子)、ムツ(ムツっ子)です。
この日は残念ながらカタクチイワシを始め、イワシ類の釣果は確認出来ませんでした。
我が家の兄妹猫の朝食は、去年の秋口くらいに一時期に釣った魚を食べてくれなくなってしまった妹猫が、現在は順調に毎回完食してくれるので、普段よりも幾分多めにサバっ子と、この日はムツっ子も焼いてあげました。

ムツっ子は正直申し上げて、私はサバっ子よりも好きなのであまりお裾分けしないのですが、以前から妹猫はこのムツっ子が大好きです。

猫舌…と言いますが、我が家の兄妹猫はむしろ冷たい冷や飯的なご飯を嫌がり、焼いたばかりの魚をほぐして冷まさない方が良く食べてくれます。
本日も我が家の兄妹猫の朝食はサバっ子なんですが…今日も妹猫は完食。残念そうにお兄ちゃんが登場し、頑張ってお皿に張り付いたサバの皮を食べていました。毎回、少しずつサバっ子の数を増やしているのですが、まだ足りないみたいです。w 次回はもっと焼いてあげようと思います! pic.twitter.com/GhjjCA6o40
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) May 3, 2022
この日もお兄ちゃんは先に食べ終わり、一度退席し妹猫が残すのをジッと待ちますが、待った甲斐もなく妹猫は完食。
残ったサバっ子の皮や微妙に残った肉片をキレイに舐めていました…が…
そんなお兄ちゃんでも、これだけは絶対に食べず器用に残すんです。

この白い丸いもの…
魚の目玉(眼球)なんです。
当たり前ですが、人間ほど良く噛んで食べるわけではないので、大半は飲み込んでしまっているんですが、気付くとキレイ眼球だけ残します。※
※お食事中にご覧頂いております方には、大変恐縮ですが糞にそのままの形で出てきます。
そして、人間用は今回はパンにハサミ「サバサンド」を作ってみました。

唐揚げにしたサバっ子をレタス等の生野菜とチーズ、タルタルソースを掛けてパンに挟みました。
ちなみに、パンに挟んだレタスなどの野菜、タルタルソースは自家製です。

レタスなどの葉物野菜は、ブログのタイトル通り我が家には猫以外にウサギもいるので、ウサギのおやつ用に育てています。

タルタルソースは、今回はたまねぎベースのタルタルソースですが、作り置きしておいても意外といろんな料理と相性も良いので良く作ります。
一応、GWは5日で終了ですが、その後すぐに週末です。
何とか今週中に、サバっ子に傷を負わせているフィッシュイーターをGETし、皆様にお示し出来ればと思っています。
また、ご報告させて頂きます。
・2022年5月3日 北条湾釣行 ライブ配信動画①
・2022年5月3日 北条湾釣行 ライブ配信動画②
・2022年5月3日 北条湾釣行 ライブ配信動画③
・2022年5月3日午前6時頃の北条湾岸壁周辺の様子
・2022年5月3日午前6時頃の花暮岸壁周辺の様子

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この記事は「Yahoo! JAPAN」掲載記事です。
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