【三崎港・北条湾】若潮とは思えない釣果&サバは新たな群れが合流しあの珍客も登場!(2022年7月24日)
天気予報の雨マークも少なくなり、いよいよ梅雨に逆戻りしたかのような状況から、夏本番になっていくのかな…子供達も夏休みに入り、何となく浮足立つ雰囲気に私も便乗し釣り三昧…といきたいところですが、よりによってこの週は土曜日が長潮、日曜日は若潮と潮回り的にはこれでもかッ!というくらい潮が動かない、潮回りのサイクルの末端に当たるタイミングです。
どことなく浮足立てない感じで週末を迎えますが、天気に関しては雨の心配はなく、久しぶりに釣り日和になりそうな天気予報でした。
日曜の状況です。8時頃の干潮での潮止まりを中心にその前後が狙い目かと思いますが潮汐は若潮と潮が動くと言ってもこの日の中での話しですので大きく期待は出来ません。前回の釣行までの状況からサバを狙うのであれば北条湾以外をお勧め致します。【直近の釣行記事】https://t.co/74ggfF05DQ pic.twitter.com/uNjSz8XUA0
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) July 23, 2022
潮が動かないことは勿論ですが、少し気になっていたのが高めで推移する海水温。
前回の釣行時は海が大シケでした。
前回の釣行時は外海が荒れたことにより、サバを始めとする小魚の群れが北条湾内に逃げ込んで来たことで、たまたま釣果としてサバをGET出来た可能性があり、海水温が高いまま推移しますと、今回の釣行ではサバの群れが北条湾を離れている可能性もあり、且つ少しずつ数は増えているとはいえ、ウルメイワシなどのサバと入れ替わる青魚の群れも湧いて入れ食いになるほど北条湾内に入っておらず、どういった魚がどのくらい釣れるのか予想が難しい状況でした。
オマケに先ほど申し上げました通り、潮がほとんど動かない潮回りですので、下手をすればボウズ…に近い釣果…という可能性もゼロではありません。
不安と期待が入り混じるような感覚でこの日は北条湾を目指しました。
天気予報では然程風は強くない予報でしたが、3m~4m程度の風が吹く中、軽く車も煽られる状況で「まぁ、気温も湿度も高いし多少風があった方が涼しくて良いかな…」などと思いながら北条湾に到着します。
北条湾内の海面にはさざ波が出来ており、海の中の様子は分かりません。
子供達も夏休みに突入し、最初の週末ということもあってか、午前3時前にも関わらずそれなりに釣り人がいました。
早速釣りの準備に取り掛かりますが、「俺の悪い方の予感が当たれば、今日はサバは釣れないかもしれないな…」などと家内に話をしていると、製氷所の横辺りで、恐らくサビキ釣りをしていると思われる釣り人の方が何やら銀色に光る魚を釣り上げます。
家内が目撃し、私が「サバっぽかった?」と聞くと…
細長かったけど、サバほど大きくないと思う…と。
う~ん…
じゃぁ、ウルメ(ウルメイワシ)か??
などと考えながら釣りの準備を進めますが、どうも合点がいきません。
ここ数年の北条湾では、ウルメイワシに限らず、イワシ類は未明の時間など暗い時間帯にはほとんど釣れません。(北条湾内に入って来ない)
日の出の1時間ほど前、薄っすら空が明るくなり始めないと北条湾内に入って来ず、未明の時間帯にガツガツ入れ食いになるということはまずなく、釣れても数匹程度で大群の群れで押し寄せ入れ食いになる時などは、ほとんどが完全に陽が昇ってからです。
しかし、実際に魚が釣れていることは紛れもない事実で、「まぁ、あそこで釣れてんなら、そのうちこっちでも釣れるだろう…」と、潮回りも若潮とたいして潮も動かず、釣れる要素の方が少ない状況ですので、気長に待つ事にします。
取り急ぎサビキ釣りの準備をし、家内にサビキ釣りを始めてもらい、私は他の釣りの準備をしていると…
海面に竿先が完全に潜る勢いで、真下に持っていく大きなアタリがあります。
残念ながらバレてしまい…
今のはなんだ??
アジか??
はたまた根魚??
この時点で、サバがいるということは年頭になく、同じようなアタり方をする、サバとは違う魚を想像しますが、ピンとくるものがありません。
コマセを付け直し、再び海中にサビキ仕掛けを投入すると即座に同じアタリが!
なんと釣れたのはサバっ子。
幸先良くサバっ子からスタートです。 pic.twitter.com/w7GRCGMQ82
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) July 23, 2022
前回の釣行時まで釣れていた、25cmオーバーのサバっ子より一回り小さく、明らかに別の群れでした。
その後、入れ食いとまではいきませんでしたが、コンスタントにサバっ子が釣れ続けます。
サバっ子のサイズがてんでバラバラで、18cmくらいのものも釣れれば、25cmオーバーのサバっ子も釣れます。
ここのところは、釣りを始めるとネンブツダイからのスタートが多かったので、最初からサバっ子の釣果があり、これはサッサと釣って、サッサと帰れるか…?などと気を良くしていたので、気付きませんでしたが、良くサバっ子のアタリを見てみますと、大小関係なく、釣れるサバっ子は全て針掛かりすると真下に走ります。(潜ります)
これに気付き…
ん??
なぜ、大サイズのサバっ子まで真下に走るんだ??(潜るんだ)
もうかれこれ3週間近く、大サイズのサバっ子は必ず横に走っていたのに…
前回の釣行時は、サビキ釣りの竿と竿の間隔を広めに取るようにしていましたが、私専用の釣り場では当然ありませんので、安パイな距離が必ず取れるとは限りません。
こういったこと、且つサバっ子が必ず横に走るのでサビキ仕掛けが何度も絡まってしまいました。
サバは成魚で50cmほどの大きさになる魚です。※
※生息環境によってサバの最大サイズは変化します。
25cm~30cmくらいに成長すると、フィッシュイーターの血が騒ぎだし、しきりに小魚を追いかけ始めます。
ただ、それまで食べていたプランクトンや小さなエビなどの甲殻類を全く食べなくなるわけではなく、捕食対象が小魚などが主流になるということです。
前週まで釣れていたサバっ子は、今年の4月辺りから10cm程度のサバっ子が釣れ始め、その群れが約3ヶ月かけて北条湾周辺で成長したものと思われます。
故、サイズにも著しいバラツキはなく、マサバ、ゴマサバともにほぼ同じ大きさのものが釣れていました。
そして、今シーズンはしきりにTwitterやブログ内で、北条湾周辺海域のエサが豊富…とお話しさせて頂いておりますが、これは何もサバっ子やムツっ子の成長を助けることばかりではなく、サビキ釣りでは釣れないサイズの小さな稚魚や小魚も豊富に集まって来ていると思われます。※
※この場合の魚達の「エサ」とは、主にプランクトンのことを指しています。
こういうことからも、何れはフィッシュイーターの側に回るサバっ子は、順調に捕食するエサも効率が良いものに替えることが出来、サバっ子自体の成長も早まったと考えられます。※
※豊富なプランクトンに集まってくる小魚なども豊富なため。
後ほどブログにて詳報させて頂きますが、今日釣れたサバは前週のサバと針掛かりした時の動き(走り方)が全く異なりました。前週までのサバは左右横に走るのですが今日のサバは全く横に走らず真下に潜りました。これ、実は凄く興味深い動きで横に走ることがセオリーなんです。https://t.co/qgYxrD3sjM
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) July 24, 2022
このツイートの通りなのですが、フィッシュイーターの類の魚は特にですが、小魚を追いかけ始めると横に走ることが多くなっていきます。
魚が針掛かりした時などは、魚自身がパニックになって針を外そうと必死なので、余計に普段の行動様式がそのまま出ます。
どんな魚も同じですが、自分自身が成長するにつれ、当然ながらその体格を維持しなければいけませんので、捕食するエサも効率良くエネルギーを補給出来るものに変わっていきます。
そして、前週まで釣れていたサバっ子達は、順調に北条湾周辺で小魚を捕食していたと思われ、サビキ仕掛けの針に掛かってもだんだん動きが横に走り出し、前回の釣行時などは完全に真横に走っていました。
しかし、この日のサバっ子は、サイズが25cmオーバーのものも、針掛かりすると竿が折れるんじゃないか…と思うくらい真下に持って行きました。
鯛やアジなどは、針掛かりすると真下に潜る習性があります。
これは、自分自身が隠れる場所に行こうとしており、サバなどのフィッシュイーターの類の魚が横に走るのは元来泳ぎは得意ですので、泳いで逃げ切るための行動で、且つエサを追う時もロックオンした獲物に追い付こうとする習性が成長するにつれ色濃く出てきます。
では、この日釣れたサバっ子は、鯛やアジ同様に隠れる場所に逃げようとしていたのか…
そうではありません。
しばらく北条湾周辺に居付けば、恐らく今後変化していくと思われますが、今まで主に回遊していた海域に小魚があまりおらずまだフィッシュイーターの血が開花していないんだと思います。
2022/7/10からの週は、毎日雨で時折強風も吹き、完全に梅雨に逆戻りしたような天気が約1週間続きました。
このお蔭で、外海が荒れ比較的波の穏やかな城ケ島、三崎港周辺にやって来たものと思われ、来てみたらたまたまその場所がエサが豊富な場所だった…ということから、北条湾内に居たと思われます。
Twitterやブログを良くご覧頂いております方は、良くお分かりかと思いますが、私は概ね日の出の1時間以上前には北条湾で釣りを始め、ここ数ヶ月は毎回同じサイクルで釣りをしていたと思います。
完全に真っ暗な未明の時間帯は準備運動のようなもので、Twitterで釣果を速報しても、ネンブツダイやフグばかり釣っていました。
空が薄っすら明るくなり始めるとサバやウルメイワシ、アジ、ムツなどの釣果をツイートしていました。
ここ数年の北条湾は、本当に夜間、夜中、未明の時間帯はまずサビキ釣りは釣れません。※
※全く釣れないというわけではありません。
全く釣れないということはなくても、そもそもサバやイワシ類などの群れ自体がマヅメ時にならないと北条湾に入って来ないため、魚が1匹もいない釣り堀で釣りをしているようなもので、魚がいなければどんな努力も水の泡です。
この日最初に釣れたサバっ子は午前3時に釣れました。
完全に未明の時間帯です。
直近3週間、7月だけをみても最初にサバっ子が釣れる時間帯が午前3時半~4時の間です。
このタイミングで少しずつ北条湾内にサバっ子の群れが入って来ており、この日の場合は私が北条湾に到着した時に既にサバっ子は釣れていたと思われ※、恐らく一晩中北条湾内にサバっ子の群れはいたものと思われます。
※最初に家内が目撃した後にも、製氷所付近の釣り人の方が何度か銀色に光る魚を釣り上げているのを目撃しました。
同じサバという魚の群れなので、サバが釣れればどっちの群れでも構わないのですが、海水温が高めで推移していることなどを考えますと、この新たに入って来たサバの群れもそう長くは北条湾にはいないかもしれません。
総括的に簡単に少しお話しをしますと、今申し上げました通り同じサバという種類の魚の群れが入れ替わっただけに過ぎず、結果としてサバが釣れるのであれば問題ないだろ…という話なんですが、ここで一つお伝えしたいことが前週まで釣れていたサバの群れはかなりスレていました。
去年までは無敵だったシラススキンのサビキ仕掛けや、ケイムラ色の強いサビキは、今シーズンは壊滅的に釣れなくなり、今シーズンは蛍光の緑色、金針(金色・黄色)に良く反応します。
こういった知識を得たサバの群れなのかを見極め、釣果を得易くするためにはサバの細かい動きにも注視し知識を蓄積した賢いサバの群れなのか、先日どこぞの牛丼屋のお偉いさんが発した「なんたらシャブ漬け…」的に、何でも食ってくるサバの群れなのかを見極めることは釣果に直結し大事なことです。
また、サバに限らず他の青魚、青物なども海が荒れることで群れが岸近くに寄り急に釣れ出すことは良くあることです。
今回は露骨だったのがサバということで、サバのお話しを中心にさせて頂きましたが、ウルメイワシの群れなども、今回外海が荒れたことによりかなりの数が北条湾周辺に寄って来たと思われます。
前週までの釣果数とは違い、釣りをしていて明らかにウルメイワシの群れがたくさんいることが実感出来ました。
今回のように低気圧が長居し、海が荒れている状況が長く続いた後や、台風一過の後釣りに行かれる際は、普段より幅広く釣りが出来る準備をし、釣りを開始したら海の状況や釣れる魚などの傾向を良く観察することで、思いがけない釣果を得ることも出来ると思います。
そして、この日は先に繋がる良い傾向も見えてきました。
ざっくりと釣果をお伝えしながらお話しさせて頂きたいのですが、サバっ子と同じタイミングで連発したのが恒例のネンブツダイとフグ(クサフグ)でした。(ネンブツダイとフグは先に繋がって欲しくないですが…w)
続いてネンブツダイです… pic.twitter.com/PWQU2z9uI1
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) July 23, 2022
フグです…若潮ですし嫌な予感が…w pic.twitter.com/a1daazSG95
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) July 23, 2022
そして、空が薄っすら明るくなり始めると一気にきました。
まずはウルメイワシです。
ウルメイワシがきました。 pic.twitter.com/Mrba6plZXj
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) July 23, 2022
そして、ムツっ子。
ムツっ子がきました。本当に今シーズンのムツっ子は良く成長していますね。 pic.twitter.com/WZZljywJfS
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) July 23, 2022
更にアジ(マアジ)です。
アジがきました。 pic.twitter.com/EIhErH7WmN
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) July 23, 2022
今後に繋がることと言うのは、アジ、ウルメイワシ共に成長してきており、徐々にではありますが数が釣れるようになってきました。
この調子でいけば、サバっ子の群れと上手いこと入れ替わってくれると思われます。
そして、かなり久しぶりにシマアジもヒット。
珍客ですね…シマアジがきました。 pic.twitter.com/YKwi7Hvrvk
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) July 23, 2022
この時期にシマアジやワカシ(ブリの幼魚)、メッキ(ギンガメアジ)などもサビキ釣りでは釣れます。
そして、こういう釣果が出る年は、夏から秋、その年にもよりますが晩秋に掛けて青物が回って来ることが多い年でもあります。
北条湾の湾内で釣りをしていた私にシマアジがヒットするということは、当然シマアジの群れが北条湾内に入って来たから釣れたわけですが、花暮岸壁や製氷所の前、城ケ島へ渡って冷凍倉庫前、裏磯に行って京急ホテルの裏などではもっと釣果が上がっているかもしれません。
こんなお話しをするのもある意味おかしな話なんですが、Twitterやブログをご覧頂いております方々の中には、毎回釣りに行ってそれなりに釣っているように見えているかもしれませんが、今シーズンの場合はハッキリ言って北条湾内でこういった釣果が上がっているのであれば、城ケ島や三崎港、花暮岸壁などの方が確実に釣果は上げ易いと思います。
私は、ここ10年ほどは四季を通して同じ場所に、同じ曜日の同じ時間帯に釣りに行っています。
釣れる場所、釣れる時間帯…など、もっと好条件下で釣りに行けば良いのに…と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、敢えて好条件の状況を自ら選ばず、与えられた状況の中で本気で魚と知恵比べをすることが楽しくて釣りをしています。
釣れなければ釣れないで良いんです。
釣果が出ない=魚に負けたわけです。
特に私がメインでやっておりますサビキ釣りなどは、まさに今がベストシーズンです。
そこから派生して、活餌での泳がせ釣りなども面白い時期です。
北条湾の良いところは夜間に街灯もあり足場が良いことなどで、ビギナーの方や小さなお子様連れの方などにはお勧めですが、サビキ釣りでより大きなサイズの魚を狙ったり、活餌での泳がせ釣りなどは私も毎回やってはいますが、釣果を優先するのであればあまり北条湾はお勧めしません。
今の時期は特にですが、北条湾の入口付近まで青物などの魚の群れがやって来ても、北条湾内までは中々入って来ません。
地元の方のお話しを聞いていても、今年はかなり多種多様な魚達が寄っている話を聞かせて頂いています。
私も試しにどこかのタイミングで1度くらいは北条湾以外で釣りをしてみようかな…と思っています。
更なる大物を狙うのであれば、北条湾以外で釣りをしてみるのも面白いと思います。
話が少々逸れましたが、先に申し上げました、サバっ子が針掛かりした時の走り方の違いを動画撮影したく粘っていましたが、そういうもんなんですが、いざ動画撮影しようと思って準備をすると急にアタリがなくなるんですよね…w
それでも粘っていて、ややっ!きたか!!と思う真下に持っていく大きなアタリがありましたが、釣れたのがこの方だったので、この日はこの方にトリを取ってもらい納竿としました。
本日も釣り終了の鐘が鳴りました。アイゴです。 pic.twitter.com/hsAgvxbULk
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) July 23, 2022
ちなみになんですが、こちらは7/10の釣行時に釣れたアイゴです。
食いが渋くまだたいして釣れていないのに釣り終了の鐘を鳴らすヤツが…アイゴです。 pic.twitter.com/uvzilWKq7d
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) July 9, 2022
色味が全然違いますよね。
アイゴは生息環境や魚の年齢などで、多種多様に色が変わります。
老魚のアイゴはアイゴ特有の斑点が消えるものもいます。
色で覚えるのではなく、身体の形とヒレとそのヒレに付いている毒針で覚えるようにした方が無難です。
うっかり刺されると、死にはしませんが手がグローブのように腫れ、かなり痛いです。
私は子供の頃に刺されたことがあります。w
そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

こちらはこの日釣れた魚種です。

上からマサバ、ゴマサバ、シマアジ、マアジ、右にいってムツ、ウルメイワシ、ネンブツダイ+写真にはありませんが、リリースしたクサフグです。
そして、こちらはサバのサイズの違いです。

前回の釣行時に釣れたサバは、1cm程度のサイズの差はありましたが、ここまで明らかに大きさが違う個体は釣れませんでした。
上の大きいサイズのサバも、新たに回って来た群れかは分かりませんが、下の小さいサイズのサバは前回の釣行時には釣れず新たに回って来た新しいサバの群れだと思われます。
兄妹猫の朝食は、活餌で使っていたネンブツダイと、小さいサイズのサバっ子を焼いてあげました。

活餌用にストックしておいたネンブツダイは納竿時に元気いっぱいだったので、全てリリースしてあげました。
朝食用に焼いた小さいサイズのサバっ子は、かなり痩せていました。
Twitterやブログで今シーズンはエサが豊富だからサバっ子が太っている…と何度もお話しさせて頂いておりますが、そういう点からも、サバの稚魚特有の頭デッカチな見た目で今まで北条湾周辺にはいなかったサバっ子の群れだと思われます。
小さいサイズのサバっ子の群れも、すぐに北条湾を離れず数週間北条湾周辺に居てくれれば、あっという間に太ってくると思われます。
我が家の兄妹猫の朝食は泳がせの活餌に使ったネンブツダイと新たに回って来た小さいサイズのサバを焼いてあげました。兄猫は妹猫のご飯の残りを気にしないようにしている努力は伺えますが、やはり気になるようでしきりにチラ見していました。大人しく待っていた甲斐があり今日は残りにありつけました。 pic.twitter.com/KvafPszyLd
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) July 24, 2022
最近の釣果は妹猫の大好物のサバが続いているので、食事中に兄猫が妹猫にチョッカイを出すと、妹猫がマジ切れするので、とにかく妹猫が食べ終わるまでジッと兄猫は待ちます。
ほんの少しですが、妹猫の朝食にもネンブツダイを混ぜたのですが、バレたようで腹が立つくらいキレイにネンブツダイだけ残しました。
当然残りは言わずと知れて兄猫の胃袋に収まりました。
変わって兄妹猫の夕食は、大サイズのサバっ子のみを焼いてあげました。

人間が食べたサバとほぼ同じサイズのサバっ子で、朝食時の小さいサバっ子とは違い、焼いていて脂が跳ねまくって匂いも非常に美味しそうな匂いがしていました。

妹猫の大好物なサバのみですからね…
残さないだろうな…と思ってはいましたが…
兄妹猫の夕食ですが大サイズのサバを焼いてあげました。普段食べている猫缶は兄猫は待つことはしないのですが釣った魚…特にサバは大人しくジッと妹猫が食べ終わるのを待ちます。とにかく待ちます…が今回は妹猫も名残惜しかったのか中々どきません。ようやく去りますが…何も残っていませんでした。w pic.twitter.com/uwIwthVacu
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) July 24, 2022
とにかく兄猫は隣でジッと待ちます…
ひたすら待ちます…
時折チラ見をしながら我慢しますが…
余程サバが美味かったのか、妹猫は食べ終わると普段はサッサと席を離れるのにこの日に限って中々席を離れません。
兄猫は残りが気になって仕方ありませんが、焦って手を出そうものならマジ切れされるので、とにかく我慢しましたが…
残念ながら肉片一つ残っていませんでした。w
人間用はと言いますと、25cmオーバーのサバでサバのフライ、シマアジ、マアジ、ウルメイワシ、ムツで押し寿司を作ってみました。
まずはサバのフライですが、背開きで中骨を取り除き三枚に卸します。

身側に軽く塩を振りバットなどにのせて15分~30分程度冷蔵庫でラップをせずに冷やすと、程良く水分も飛び調理し易い上に青魚特有の生臭さも緩和されます。
下処理が終わったら小麦粉、溶き卵、パン粉を付けて油で揚げればOKです。
中骨も取り除いてありますので、高温の油でしつこく揚げなくても、衣がキツネ色になればOKです。

サバのフライ

サバっ子も25cm以上になると、スーパーの総菜などのキスやアジのフライにも引けを取りません。
次は押し寿司です。
各々の魚の身を三枚に卸します。

ちなみに一番左の身がムツ、真ん中の血合いが目立つ身がウルメイワシ、一番右がマアジ、横を向いているのがシマアジです。
余談ですが、北条湾で釣れるアジには恒例のマアジに始まり、真夏を過ぎるとマルアジ、そして今回の珍客のシマアジ、ギンガメアジなどが良く釣れます。
どのアジも、完全な成魚よりアジは若いアジの方が刺し身に向いており、身も柔らかく味が濃いんです。(シャレではありませんw)
アジから派生したわけではありませんが、大味と言いますが、まさにこれが当てはまりサイズが大きくなればなるほど細かな風味などが消えてしまい、身も硬くなりお刺身で食べても拍子抜けするような感じで激ウマッ!ではありません。
アジは元々、それほど脂を溜め込む魚ではないので、こういったことも影響があると思いますが、ブリなどは逆でワカシやイナダサイズですと、お刺身で食べると物足りなさを感じますが、アジは逆で若い個体の方がお刺身向きで美味しいです。
今北条湾で釣れるサイズのアジであれば、お刺身にしてもそれなりに身も取れますので、釣った際には是非お刺身で召し上がってみて下さい。
三枚に卸した身を、押し寿司の型にラップを敷き、酢飯、大葉、各魚の身を並べ、上から押し付け包丁で程度な大きさに切れば完成です。

マアジ・シマアジ・ウルメイワシ・ムツの押し寿司

そして、この日の北条湾定食はこんな感じになりました。

サバのフライ用のタルタルソースは大葉ベースの自家製で、真ん中の小皿のワサビは生ワサビをすり卸しました。
梅雨が逆戻りしたような日々がいつまで続くのか心配でしたが、全国的にも完全に梅雨明けしようやく夏がやって来そうです。
荒天続きが逆に功を奏し、城ケ島周辺近海にいたであろう魚達を岸近くまで誘導してくれたような状況になってきました。
今回ばかりは、今から早く次の釣りに行きたくて仕方ありません。
次回は土曜日が大潮、日曜日が中潮と潮回り的にはバッチリです。
今から、サビキ釣りも含め、どういったアレンジをして、どういった作戦で釣りをするか考えているだけで楽しいです。
次回も頑張って北条湾へサビキ釣りに出掛けたいと思います。
また、ご報告させて頂きます。
・2022年7月24日午前5時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
・2022年7月24日午前5時半頃の花暮岸壁周辺の様子
・2022年7月24日 北条湾釣行 ライブ配信動画①
・2022年7月24日 北条湾釣行 ライブ配信動画②
・2022年7月24日 北条湾釣行 ライブ配信動画③
・2022年7月24日 北条湾釣行 ライブ配信動画④
・2022年7月24日 北条湾釣行 ライブ配信動画⑤
※一部Wi-Fiの通信環境が悪くなりライブ配信が途切れてしまっているものがあります。予めご了承下さい。

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いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
サイズはまだ幼魚とはいえ、青物の釣果が得られたことは素直に嬉しかったです。
泳がせにガッツリヒットしてくれると嬉しいのですが、兆候はあるもののまだイマイチな感じですね。
コロナの第7波も幾分気になりますが、楽しい夏にしたいと思っています。
今後とも、よろしくお願い致します。
> 毎週ブログを楽しく拝見させて頂いてます。今回の釣果、すごかったですね!! 私は2週間前に横須賀で珍しくイワシ数匹とダメダメでした。近く久々に北条湾に行こうと思います!