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猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  コノシロ  ウルメイワシ  アジ  カタクチイワシ  マイワシ  カタボシイワシ  

【三崎港・北条湾】アジ・イワシに混じり30cmオーバーのコノシロ爆釣れ!(2022年9月11日)

こんにちは。

前回の釣行時は、潮汐が小潮にも関わらず、数時間に渡りキハダ(キハダマグロ)と思われるフィッシュイーターがアタックを繰り返し、実際に釣れた魚も良型のイワシ類、25cmオーバーのアジがヒットするなど、かなりエキサイティングな釣行となりました。

秋を感じるのは地上だけではなく、釣れる魚にも変化が出始め、いよいよ海の中も秋なっていく雰囲気がムンムンに出ており、多魚種の釣果を得ることが出来ました。

青物に始まる大型魚、所謂フィッシュイーター…

種類も豊富に釣れる魚達…

四季を通して釣りが一番面白い時期に突入する、まさに直前で、興奮冷めやらぬまま今回の釣行となりました。

前回の釣行時は小潮にも関わらずあの結果…

今回は…ナント!大潮です!

しかも、朝マヅメ、ど真ん中で満潮の潮止まりを迎えます。



仕事などしている場合ではなく、仕事を休んででも釣りに行きたくなるようなドンピシャな潮の動きです。

もう潮見表を見ているだけでニヤニヤしてしまう感じです。

机上で収集する情報では、魚が釣れないという要素は何もありません。

そんな状況の中、この日は8月下旬頃より、ちょくちょく見掛けるようになった、青物と思われるフィッシュイーターの動向を伺うために、普段より1時間程度早めに自宅を出発しました。

余談ですが、この日は横浜横須賀道路を走っていて、タクシーをかなりの頻度で見掛けました。

私だけかもしれませんが、私はタクシーが深夜に走っていると、何だか経済活動が行われているな…と良く思います。

自粛警察の方々が活発にパトロールをしていた約2年前。

私も幾分釣りは自粛したものの、可能な限り釣りに行っていた時に、自粛警察の方々に逮捕され、散々言われましたが、この逮捕時は本当に深夜や未明に車で走っていても、全くタクシーを見ることはなく、深夜の街中をタクシーが走る光景が、こんなにも当たり前で、タクシーを見掛けなくなるとこんなにも違和感を覚えるものなのか…と思ったことを覚えています。

当時は深夜に横浜横須賀道路を走っていて、「なんか変なんだよな…なんだろ…この違和感は…」と思ったことが最初で、「そうだ!タクシーがいないんだ!」と気付きました。

食品を運ぶトラックはコロナ禍でも通常に走っていましたが、タクシーは完全に一時期街から消えました。

気付いた後は、不安にも近い感覚になり、あぁ…本当に経済活動が止まっているんだな…と思ったことを良く覚えています。

そんな中、若干走りにくさを感じながら北条湾へ到着します。

北条湾到着時は、4m~5m程度のやや強い風が吹いており、暑がりな私でも上着がないと寒いくらいでした。



早速釣りの準備に取り掛かります。

釣りの準備をしながら、北条湾内を観察していると、小潮であれだけ賑やかだった前回の釣行時とは裏腹に、ボラが跳ねているだけで、フィッシュイーターの気配も青魚の気配も感じません。

大潮であるこの日、机上で集めた情報で勝手に盛り上がり、鼻息荒くやる気満々で釣りに来てしまったので、ガッカリに近い感覚で一気に気が抜けてしまいました。

少しテンションが下がりつつも釣りを開始します。

今シーズンの傾向というわけでもないのですが、今シーズンは釣りをしていて印象的なのが一般的に釣りにおいては魚が釣れない…釣りにくいと言われる潮の動きの日に大漁になったり、逆に釣れるという潮の動きの日に釣りにくい…ということが多く、良くも悪くも期待外れなことが多いです。

第一投目からアタリはありますが、釣れたのはこの方。

恒例のネンブツダイです。



鬱陶しいくらい、ほぼ入れ食い状態でネンブツダイが釣れまくります。

あまりのネンブツダイの入れ食いっぷりに「あぁ…もうウザイし腹立つな…」と、何も釣れない方が良いというくらい釣れるのは…念仏念仏念仏

この日、私がイメージしていた一番の魚の釣れ方の理想は、海水温が下がりトウゴロウイワシが釣れ、それを活餌に青物を釣る…という流れでした。

去年の青物ラッシュの時のパターンなんですが、これをイメージし、少しでもトウゴロウイワシが釣れるように普段は3本しか出さないサビキ仕掛け用の竿を、この日は4本出していました。

期待とは裏腹に、4本の竿に…念仏念仏念仏

あぁ…もう良いや…

コマセ付けないで空針のまま入れといて…(海中に)

と家内に頼み、しばらくまともに釣りをしないことにしました。

そもそも、ネンブツダイやフグがガンガン釣れる時は、魚全体の活性は決して低くはないんです。

フグやネンブツダイはあまり体も大きくなく、泳ぎも得意ではありません。

青魚の方が泳ぎも得意で、体も大きいです。

大きさや泳ぐスピードで、どうしてもフグやネンブツダイは青魚には敵わないので、青魚の群れがいると少し距離を置いた場所からおこぼれを貰う状態になります。

こういうことから、サビキ仕掛けにフグやネンブツダイは近付けないために、青魚の群れがいる時は、フグやネンブツダイは釣れないんです。

この日は、これに絡んだことで面白い現象があったのですが、この日も後に青魚達が釣れるのですが、キレイに15分くらいの間隔で青魚、ネンブツダイと交互に入れ食いになる時がありました。

これは、青魚の群れが私達が釣りをしている足下から離れて、違う場所を回遊するタイミングで、常に足下にいるネンブツダイの群れが浮いて来て、青魚達が戻ってくるとまた潜る…と繰り返していました。

基本的に、フグ、ネンブツダイ、アイゴなどの根魚が釣れる時は、青魚の群れが少なくとも釣りをしている足下に回遊して来ていないか、北条湾内にいないと思って間違いありません。

こうなると、出来ることも限られ、基本的には青魚の群れの回遊を待つしかありません。



ちなみに、この念仏ラッシュの時に北条湾内を観察していて、見つけたのですがアカエイの赤ちゃんがたくさん泳いでいました。



8月の中旬くらいから、釣りに行く度に目撃しており、恐らく今シーズンはかなりの数のエイが北条湾内で出産したと思われます。

ちなみにエイは卵を産みません。

メスの体内で卵が孵化し、エイの形になってから子供を産み落とします。

メスから産み落とされる時は、十分に発育した状態で完全にエイのミニチュア状態です。

赤ちゃんを産む魚のことを「胎生魚」と言い、北条湾でも良く釣れるウミタナゴやメバルなども赤ちゃんを産む魚です。

今の時期の未明に北条湾で釣りをすることがある際は、海面を良く見ていると5cmほどの小さなエイの赤ちゃんが泳いでいることがあります。

午前4時を回り、家内にそろそろ準備しよう…と、空針でただ竿受けに置いてあった4本の竿にアミコマセを付けて再び投入します。

早ければすぐにくるはず…(青魚が)

どんなに遅くても4時半までには動きがあるはず…

こう予想しアタリを待ちます。

午前4時を回り5分ほど経った時、この日最初のウルメイワシがヒットします。



よーし!来たな!

さすがに大潮だ、今日はこの後は続くだろ…

しばらくウルメイワシがコンスタントに釣れ、今度はカタボシイワシがヒットします。



カタボシイワシが釣れた直後だったので、釣り上げた瞬間はカタボシイワシだと思っていましたが、マイワシもヒットします。





余談ですが、10年ほど前に北条湾に通年を通して居続ける「居付きのイワシ」が登場したのですが、この最初の居付きのイワシの種類はマイワシが主でした。

去年の冬は、イワシ類が居付くことはありませんでしたが、冬でも北条湾内に留まっていたイワシの種類で一番多かったのがマイワシです。

約10年、こうした冬でも北条湾に居付くイワシが出没し続け、晩年はウルメイワシも居付くようになっていましたが、やはり一番長い期間、且つ数多く居付いたイワシの種類はマイワシで、こうした経緯から北条湾で釣れる同じ青魚でもマイワシが一番スレています。

且つ、ウルメイワシよりも群れの数が少ないので、釣りにくく何度か北条湾へサビキ釣りに来たことがある方でも、マイワシだけ釣ったことがない…という方もいらっしゃると思います。

サビキ仕掛けやエサ(アミコマセ)に大きな違いはなく、マイワシが釣れる人と釣れない人の大きな違いは、マイワシの「時合い」を読めるか読めないかで大きく変わってきます。

同じ青魚であっても、活性が上がるタイミングには若干ズレがあり、活性が高くなっている時間にもバラつきがあります。

これから晩秋までは、ウルメイワシカタボシイワシの群れが北条湾内に入って来ていれば、ほぼ確実にマイワシの群れも入って来ています。

比較的ウルメイワシは活性が上がり易く、且つ活性が上がっている時間が長い傾向があります。

ウルメイワシの活性の上がるタイミングや、上がり方はあまり当てにならず、他の魚種がどれくらい混じるかが重要です。

例えば、人間が2日間何も食事を出来なかったとします。

3日目に大好きなカツ丼がたくさん並べられており、好きなだけ食べて良いですよ…と言われたとします。

そこにはお味噌汁、箸休めのお新香など、カツ丼以外の食べ物もあります。

しかし、空腹状態がある程度解消され、お腹が満たされてこないと、お味噌汁やお新香は目に入らないと思います。

カツ丼を一杯食べ、2つ目のどんぶりに手を出した辺りになると、目の前のお味噌汁やお新香を認識すると思います。

重要なのは、このお味噌汁とお新香が見えていない状態の時です。

つまり、マイワシのお腹がペコペコで釣り針が見えていない状態の時です。

カツ丼を1杯食べた後も、食事は続けるんですが、お腹が少し満たされると、食べるペースも遅くなりいろいろ周りの物が見えてきます。

マイワシがカツ丼トークと同じことを考えているということは、当然有り得ませんが、分かり易く言うとこんな感じです。

このお味噌汁とお新香が見えていない時=これが時合いの時です。

釣行時のライブ配信動画をご覧頂くと、ここ数回の釣行時は、入れ食いに近い状態になると、私は良く2本の竿を同時に引き上げ、釣れた魚を家内に外してもらっていると思います。

まさに、こういう状況の時で且つ、釣れる魚の魚種が絞られていない時、つまりいろんな魚が釣れる時はマイワシの時合いだと思って問題ありません。

そもそも、そこにマイワシの群れがいなければ話にならないのですが、今の北条湾の状況から言いますと、多魚種の魚が釣れる時はまず間違いなくマイワシの群れも北条湾内に入って来ているはずです。

これから、週を負うごとにどんどん釣れる青魚も成長していきます。

そうなると、魚が走ったり、食い上げを食らったり、魚自体が大きくなっていくので、サビキ仕掛けが絡まり易い状況になっていくと思います。

当然、魚が釣れる時にサビキ仕掛けは絡まりますので、魚の活性が高い状況の時にサビキ仕掛けがグチャグチャになることが多くなると思います。

活性高く、入れ食い状態の、まさに時合いの時にサビキ仕掛けが絡まった場合は、どんどん新しい仕掛けと交換し逃してはならないタイミングを逃さないことを最優先させることも、釣れる釣り師と釣れない釣り師の分かれ道となります。

絡まったサビキ仕掛けも、捨てずに取っておいて、魚達の活性が下がったらほぐすなどし、とにかく釣れるタイミングを逃さないことです。

仕掛けやエサより、ハッキリ申し上げて、こういうことを意識出来るか出来ないかが、一番重要です。

余談が長くなってしまいましたが、話をこの日の釣行の話に戻します。

マイワシに続いて今度はアジもヒットします。



この日は更に続いて、カタクチイワシ(シコイワシ)も続きます。



大潮ということもあると思いますが、本当にこの日は多魚種の魚が寄っており、秋以降の釣りが楽しみでなりません。

この日釣れたアジとウルメイワシは20cm程度の小さめなサイズの群れが寄っていたようで、釣れた魚の数の割りには少々寂しい感じもあったのですが、青魚達の活性が若干下がりアタリの間隔が長くなりました。

未明の時間に数回フィッシュイーターと思われる魚がアタックしているのを見掛けたのですが、マヅメ時以降気配もなくなったので活餌での泳がせ釣りの竿の片付けに入りました。

釣れた魚の数的にも、兄妹猫の朝晩のご飯、家内の朝食には十分だったので、そろそろ撤収するかな…などと思いながら片付けをしていると…

今現在使っている竿受けは、かなりガッチリと竿をホールドしてくれるものを使っているのですが、家内が竿受けのところでしゃがみ込んで何かをしていました。

新しい竿受け


何してんの??

と、声を掛けながら近付くと…

竿が根元から曲がり、今にも折れそうな状況で、「竿受けから竿を外せない…」と。

見た瞬間は、あぁ…竿折れんな…と思いましたが、掛かっている魚の引きが一瞬緩んだ時に、家内が竿を竿受けから外し引き上げようとしますが、中々浮いて来ません。

あぁ…

もう良いよ…

竿が折れるくらいなら糸が切れて良いから力いっぱい引き上げろ…と家内に伝えます。

家内なりに頑張り、何とか魚を引き上げます…

釣れた魚は…

ナント!30cmオーバーのコノシロでした。※

※竿が折れそう…という状況にありましたが、私はサビキ釣り用に先調子(竿の竿先が柔らかく竿全体がしなる竿)の竿を使っているのでこういう状況になりました。



ハリス1号のトリックサビキで良く頑張ったと思いました。

帰り際に面白い魚が釣れて良かったな…

などと、家内と話していると、よりによってコノシロの群れが足下で湧いています。

いや…

そんなにたくさん要らないし…

コノシロは…

骨骨しいし…

捌くの面倒臭いし…

もう後の祭りです。

片っ端からサビキ仕掛けの竿にコノシロが掛かります。

私は、2本同時にコノシロ

ハリスが切れると思っていましたが、切れて良い時は切れないもので、この時点でコノシロが4匹釣れています。

4匹も10匹も変わらんか…

たまのお遊びだし、久しぶりに大きな魚の引きを家内も楽しめるしな…と、片付けの手を止め釣りを続けました。

コノシロ祭りでトリックサビキのサビキ仕掛けが切れ、この時にあるアイディアが思い付きます。

そうだ…

北条湾内にコノシロなんてほとんど入って来ないし、今シーズン青魚達に不評のシラススキンを使ってみるか…

コノシロはスレてないはずだしな…

トリックサビキを付けた竿は2本、1本をシラススキン、もう1本を銀針のケイムラ色が強いトリックサビキに変更してみました。

釣れなければ、釣れないで良いし、実験にはもってこいの状況だしな…

むしろ、釣れないことを心のどこかで願っていましたが、結果は真逆でコノシロにシラススキンは大好評。

その後、30分ほどコノシロ祭りが続き、ようやくアタリも無くなり落ち着きます。

片付けもほとんど終わり、シラススキンのサビキ仕掛けを付けた竿を1本だけ残し、休憩を兼ねてビールを頂いていると…

再び竿が折れそうなくらいの強烈なアタリが…

参ったな、またコノシロが回って来たのか??

家内が竿を持っていたのですが…

いや、コノシロより引きが強い…

真下に潜ろうとしてる…

ん??

鯛系??

なんだ??

ここ1ヶ月ほど、毎回締めの大取を飾ってくれるこの方でした。



巨大なアイゴです。

コノシロが釣れていなかったら持ち帰っても良いかな…と思うほどのサイズでした。

総括として簡単にお話しをさせて頂きたいのですが、冒頭の釣りを開始します…のツイート内で海水温を計っていますが、この日の北条湾内の海水温は23度でした。

この日はこれに尽きます。

ウルメイワシとアジは、前回の釣行時の群れとはまた違う群れが入って来ていたと思われます。

マイワシ、カタボシイワシカタクチイワシも同様に、海水温が下がった影響は大きいと思います。

そして何より、この日はコノシロですね。

8月の上旬頃から、製氷所の前や花暮岸壁ではコノシロの釣果が確認出来ていました。

しかし、その後北条湾内へ入って来ることはほとんどなく、海水温が高い北条湾内を避けていたと思われます。

この日は、海水の温度が前回の釣行時よりも一気に2度も下がり、青魚を始めとする回遊性の魚達にとっては非常に過ごし易い海水の温度です。

この回遊性の魚の中にフィッシュイーターの類の青物も含まれます。

ブログを書いている今も、釣りに行きたくでウズウズするくらい、この日の北条湾内の状況は良かったということになります。

ただ、まだこの日の海水温が安定して維持されるのには、今しばらく時間が掛かると思われ、依然製氷所の前や花暮岸壁の方が安パイかと思います。

何れにせよ、北条湾を含め三崎港周辺にたくさんの魚が集まっていることは間違いありません。

これからが非常に楽しみです。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

2022年9月11日 北条湾釣行 釣果


こちらは釣れた魚種です。

2022年9月11日 北条湾釣行 釣れた魚種


左からカタボシイワシ、ウルメイワシ、アジ(マアジ)、右上にいってマイワシ、ネンブツダイ、カタクチイワシ(シコイワシ)です。

そして、一緒に撮影出来なかったので、番外編でコノシロです。

2022年9月11日 北条湾釣行 釣果(コノシロ)



我が家の兄妹猫の朝食は、兄猫にはネンブツダイとウルメイワシ、妹猫にはウルメイワシのみを焼いてあげました。

兄妹猫の朝食は釣りたてのネンブツダイとウルメイワシを焼いたもの


兄猫は好き嫌いせず、釣った魚は何でも食べてくれるので助かります。

兄妹猫の朝食は釣りたてのネンブツダイとウルメイワシを焼いたもの


この日は数もさることながら、捌くのに手間が掛かるコノシロを調子に乗って釣ってしまったので、いつもより多めにウルメイワシを焼いてあげました。

食いしん坊の兄猫も、さすがにお腹いっぱいだったのか、特に粘って待つこともなく大人しくその場を離れました。



変わって兄妹猫の夕食ですが、朝食同様にいつもより多めにウルメイワシのみを焼いてあげました。

兄妹猫の夕食はは釣りたてのウルメイワシを焼いたもの


サイズはまだまだ20cmほどなんですが、焼いていると脂の焼ける良い匂いがしました。

兄妹猫の夕食はは釣りたてのウルメイワシを焼いたもの


ウルメイワシのみだったからか、兄猫はあっと言う間に食べ終わり、朝食時とは打って変わって妹猫のご飯の量をチェックしながらずっと待っていました。

兄猫がチラチラ自分のご飯をチェックするのがウザかったのか、妹猫が兄猫に何度も強烈なガンを飛ばしていました。



兄猫は待つ時は大人しいんですが、とにかく待ちます。

やらなくて良い毛繕いなどしながらひたすら待ちます。

兄猫が待機状態に入ったシーンは2倍速なんですが、ずっと待ちながら妹猫のご飯の残りをチェックしています。

これは確かに、妹猫の側だったら、人間でもイラッとするかもしれません。w

そして、人間用ですが、コノシロは竜田揚げに、アジ、マイワシ、大サイズのウルメイワシでナメロウ、20cm以下の小さいサイズのウルメイワシとカタクチイワシをフライにし、それをパンに挟んでシコサンド※を作りました。

※シコサンドの「シコ」はカタクチイワシ=シコイワシなので、そのシコから名付けました。

まずはコノシロの竜田揚げからですが、余談ですが、この日釣れたコノシロは子持ちでした。

コノシロの卵


コノシロは三枚に卸し骨切りをしていきます。

三枚に卸したコノシロの身


カタボシイワシやサッパなども小骨の多い魚ですが、同じくコノシロも小骨が多くこの小骨をしっかり処理しないと食べた時に食感が非常に悪くなり、食べる意欲がなくなるほどです。

カタボシイワシやサッパとはサイズが違いますので、本来であればハモの骨切りバリにしっかり骨切りをした方が良いですが、そこまで気合いを入れなくても大丈夫です。

ただ、カタボシイワシやサッパよりはしっかりと骨切りをした方が良いです。

竜田揚げのタレですが、コノシロは若干生臭い魚なので、今回は臭い消しの意味でニンニク、生姜、ゴマ油を使いました。

大さじで酒:2、みりん:2、醤油:3、ゴマ油:1くらいの割合で、ここにすり卸した生姜とニンニクを適量入れて混ぜ合わせます。

ベースのタレを作ったら骨切りしたコノシロの身を漬けていきます。

竜田揚げのタレに漬け込んだコノシロの身


30分ほど漬け込んで、片栗粉をまぶし油で揚げていきます。

あまり油の温度を上げ過ぎるとすぐに焦げてしまいますので、油の温度に注意しながらなるべく長い時間揚げて下さい。

この比較的低温で長い時間油で揚げることも、コノシロの小骨対策ですので、意識してみて下さい。

竜田揚げのタレを吸った、コノシロの身の色がキツネ色よりやや濃い目の色になるくらいが油から上げる目安です。※

※二度揚げもありで、お勧めします。

油の温度が高いとあっと言う間に焦げてしまい、骨まで柔らかくならないので注意して下さい。

コノシロの竜田揚げ

コノシロの竜田揚げ

コノシロの竜田揚げ


次は、アジ、マイワシ、ウルメイワシのナメロウですが、各魚を三枚に卸します。

三枚に卸した身をブツ切りにし、味噌、ネギ、お好みですり卸した生姜などを身と一緒に叩きます。

アジ・マイワシ・ウルメイワシのナメロウ

アジ・マイワシ・ウルメイワシのナメロウ

アジ・マイワシ・ウルメイワシのナメロウ


最後にシコサンドですが、サイズ的にちょうど良いのでパンはバターロールを使っていますが、パンは何でも構いません。

コンビニなどにも売っている、レーズン入りのバターロールなども、レーズンの甘酸っぱさがアクセントになり良く合います。

ウルメイワシ、カタクチイワシ共に頭を落とし腸を取り除きます。

通常のフライを作る要領でウルメイワシとカタクチイワシのフライを作り、あとはお好みの野菜やチーズなどと一緒にパンに挟めばOKです。

ウルメイワシとカタクチイワシのシコサンド

ウルメイワシとカタクチイワシのシコサンド

ウルメイワシとカタクチイワシのシコサンド


魚が苦手なお子様などでも食べられる一品かと思いますし、意外とパンと青魚の相性って良いんです。

是非、お試し下さい。

そして、この日の北条湾定食はこんな感じになりました。

2022年9月11日 北条湾定食


次回は3連休ですね。

海水温が低めで安定してくれることを切に願っていますが、海水温次第では記事文中でも申し上げました通り、依然北条湾内より製氷所の前や花暮岸壁など、城ケ島と本土の間の船道に面している釣り場の方が釣果を上げ易く、特にこの日釣れたコノシロなどは北条湾内は厳しいと思います。

次回は3連休…は良いのですが、何れも潮回りが小潮で潮汐的にはかなり厳しい感じです。

厳しいなりにも、潮が動くのは日中で、深夜や未明は相当厳しい感じです。

状況が厳しい方が燃える釣りバカが私です。

次回も頑張って北条湾へサビキ釣りに出掛けたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

2022年9月11日午前6時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
2022年9月11日午前6時半頃の花暮岸壁周辺の様子

2022年9月11日 北条湾釣行 ライブ配信動画①
2022年9月11日 北条湾釣行 ライブ配信動画②
2022年9月11日 北条湾釣行 ライブ配信動画③
2022年9月11日 北条湾釣行 ライブ配信動画④
2022年9月11日 北条湾釣行 ライブ配信動画⑤

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本ブログの著者について

Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる、釣りと酒をこよなく愛する50代のオッサン。釣り歴は小学1年生(6歳)から40数年…■神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。■釣行先は気分によって変わります、予めご了承下さい。■元自動車整備士ということもあり、極稀に車の記事が突然掲載されることがあります。■釣り専用Twitterアカウントにて、釣行時のリアルタイムな情報を配信しております。■釣行時、ツイキャスよりライブ配信もしております。詳細は【釣行時のライブ配信につきまして】をご覧下さい。

釣り歴が長いこともあり、今まで渓流、川、湖、そして海、ルアー、フライ等々あらゆる釣りを経験し、原点回帰とでも言いましょうか、最近は生まれて初めて魚を釣ったサビキ釣りにハマっております。一周回って更に深く掘り下げて釣りを楽しんでおります。本ブログは基本的にビギナーの方でも分かり易く書いているつもりです。そのため、余計な注釈や説明があり文章全体が長い構成になってしまうことを予めご了承下さい。

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