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猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  魚料理  ガザミ  タイワンガザミ  渡り蟹  ワタリガニ  サバ  

【三崎港・北条湾】サビキ釣りのシーズンインならず…サンマの切り身でガザミをGET!(2023年4月2日)

こんにちは。

前回の釣行時は20cmサイズのカタクチイワシが入れ食いでした。

これでいよいよサビキ釣りもシーズンイン!かと思いましたが、帰宅後カタクチイワシを捌いてみると、100%全ての個体が白子か卵を持った産卵直前の子持ちのカタクチイワシの群れでした。

釣れた個体が100%全て子持ち…

中々あることではなく、完全に産卵のド直前。

サンゴの産卵に代表されますように、海の中の生き物は大潮の潮が良く動く日、且つ新月もしくは限りなく新月に近い時に産卵行動をすることが多く、まさにそのタイミングを計っている状態で、言わば北条湾で産卵をするまで待機しているような状況でした。

カタクチイワシに限らず、産卵前後は概ねどんな魚でも爆食いをします。

その爆食いも相まって、子持ちのカタクチイワシが釣れ過ぎて釣り開始から90弱で帰路に着く弾丸釣行となりました。

前回の釣行記事でも予想しておりますが、これはサビキ釣りのシーズンインとは言えず、一時的なもので産卵場に移動し産卵をした後、再び同じ群れが北条湾に戻って来ることは稀で、概ね違う餌場を目指して旅(回遊)に出てしまいます。

今にも産卵行動を開始しそうな状況でしたので、恐らく前回の釣行から1週間が過ぎたこの日にまだ同じ群れがいる確率は低く、そろそろサバっ子、ムツっ子辺りが北条湾内に入って来てくれていることを祈りながら北条湾を目指しました。

万が一、前回の釣行時のカタクチイワシの群れがいた場合を想定し、普段より早めの午前1時過ぎに北条湾へ到着しました。



釣り道具を車から降ろしながら海面を確認すると、かなり動きは鈍く数も少ないですが小魚が作る波紋が一応出来ていました。

前回の子持ちのシコ(カタクチイワシ)か??

サバっ子、ムツっ子にしてはサイズが大きい…

しかも数も恐ろしく少ないし…

まぁ、でもサビキ(仕掛け)を入れれば食ってくるだろう…

こんな感じで釣りの準備を始め、まずはサビキ釣りから開始しました。

一通りサビキ釣りの準備をし、サビキ釣りは家内に任せ、前回出来なかった他の釣りの準備に取り掛かりました。

家内が小まめにアミコマセを付け替え、サビキ仕掛けを海に投入しますが、一向に食ってくる気配がありません。

サビキ釣り以外の釣りは、活餌に出来る魚が釣れたら泳がせ、サンマの切り身でチョイ投げ、虫餌のアオイソメで投げ釣りの準備をしました。

泳がせ釣りは、エサとする活餌が釣れていないので、一旦保留とし他の釣りも開始しサビキ釣りの様子を伺いました。

小魚が作る波紋の数が時間と共に見る見る減っていき、とうとう波紋が出来なくなっていきます。

釣りをしていた時の潮の動きは、潮回りは中潮で満潮に向けての上げ潮とは言え、潮の動きは非常に鈍い感じでした。

ん…

潮の動きが鈍いから食ってこないのか…?

それにしても、1匹も釣れない…というのは不自然だな…

なんでだ??

答えを探すべく、北条湾岸壁を歩きながら海の様子を伺っていると…

ん??

一瞬の出来事でしたが、もの凄い勢いで海底から真上に向かって何かが近付いて来ます。

えっ!?

あまりの一瞬の出来事に、魚種の判別まで出来ませんでしたが、足下で60cm~70cmはあろうかというフィッシュイーターが、小魚にアタックし勢い余って海中から飛び出しました。

なるほど…

原因はコイツか…

現地で活餌を調達する泳がせ釣りの一番最悪なパターンなんですが、既に北条湾内にそれなりのサイズのフィッシュイーターが数匹入って来ていたと思われ、そのフィッシュイーターがアタックを繰り返していたので、小魚達は戦々恐々としメシなど食っている場合ではなく、逃げ惑っていたのでサビキ仕掛けに全く反応していませんでした。

またこのパターンか…

と、ガックリしますが、一応フィッシュイーターがアタックしていた場所に釣り座を移動させます。

釣り座を移動し、再びサビキ釣りを再開させますが、相変わらずアタリの「ア」の字もありません。

その後、何度かフィッシュイーターがアタックした際に出来る波を確認しますが、空針ではどう頑張っても釣れません。

もどかしい時間が刻々と過ぎ、とうとう波紋も出来なければ、フィッシュイーターの気配もなくなります。

釣り開始から2時間ほど経っていました。

恐らく前回の釣行後、徐々に子持ちのカタクチイワシの群れが産卵場に移動を始め、その残存の群れがまだ少し残っており、カタクチイワシの群れの数も少ない上に、フィッシュイーターが暴れ回っていたのでサビキ仕掛けにも無反応だったものと思われます。

前回の釣行時には気持ち悪いくらい、まさに釣り堀状態で北条湾内にかなりの数のカタクチイワシの群れがいましたが、その時はフィッシュイーターの気配は90分釣りをしていた間、一度も感じませんでした。

しかし、この日、つまりカタクチイワシの群れを確認して1週間の間にフィッシュイーター達はカタクチイワシの群れを発見し北条湾にやって来ていました。

フィッシュイーターの群れが、常に北条湾近海を回遊している証だと思います。

フィッシュイーター達のエサである小魚の群れが、北条湾に入って来ればすぐにフィッシュイーター達はやって来る…

こういう流れが既に出来上がっていると言って過言ではないと思います。

この日の場合は、波紋がどんどん消えていった…カタクチイワシの群れが北条湾から出て行ったので、当然波紋が出来なくなり、エサであるカタクチイワシがいなくなったのでフィッシュイーター達も北条湾から出て行った…この流れで間違いないと思います。

北条湾に到着した時と同じ海だとは思えないくらい静まり返り、魚の気配も感じられず、心が折れ掛かったのが午前3時半頃でした。

あと15分もすれば満潮での潮止まりの時間。

この日は日の出の時刻が概ね午前5時半です。

そこからマヅメ時を逆算して1時間とし、最後の望みは午前4時半から日の出後30分くらいまでの1時間半。

そのタイミングで、何がしかの小魚が北条湾内へ入って来なければ、恐らくサビキ釣りの本格的なシーズンインはまだ先…

そして、今日は何をどうしても魚は絶対に釣れない…

こういうことから、家内と午前4時半まで車で待機することにしました。

午前4時半になり再び釣りを再開させます。

釣りをしている時は、あまり私は寝ることはないのですが、珍しく30分ほど仮眠しました。

起きたタイミングも悪かったのか、中々目が覚めずボーッとしていました。

椅子に座り、一服しながら何の気なしにチョイ投げの竿を見ると…

ん??

ヤケに糸(道糸)が弛んでんな…

糸ふけは取ってから仮眠しましたが、風が若干強かったのでそれで弛んだのか…と一瞬思いましたが、竿先から真下に力なく糸が垂れ下がる感じでかなり不自然な弛み方です。

エサはサンマの切り身。

アカエイの餌食になる覚悟で、死にエサでマゴチ系、アナゴ系を狙っていました。

仕掛けもマゴチ用の孫針の付いた仕掛けです。

風などの影響で糸が弛んだのではなく、明らかに仕掛け(オモリ)が移動し(竿に近い位置に)糸が弛んでしまったこの状況は、タコやカニがのっている(エサを食べている)ことが多いんです。

タコテンヤやカニ網など、それ用の仕掛けではなく釣り針にタコやカニを掛けるのは、タイミングを間違えると一瞬で逃げられてしまいます。(タコやカニが違和感を感じエサを離してしまう)

こういう場合は、極力道糸を動かさず竿を持ち、糸ふけを取った後、スッポ抜ける勢いで一気に合わせます。

予想通りタコやカニがのっていれば、概ねタコやカニのどこかしらの部位に針が掛かります。

そのフォルムからも想像は難しくないと思いますが、タコやカニはエサを食べる時にエサに覆い被さるようにしてエサを食べます。

タコの方が完全に覆い被さるので針に掛け易いですが、カニは足でエサを押さえつけハサミで千切って食べるのでカニの方が針に掛けにくいです。

カニはタコほどエサに覆い被さることはなくとも、エサを足で押さえますので不意を突く感じで一気に引き上げると、足やハサミの節などどこかしらに針が掛かります。

道糸が弛むのは、イカも同じなんですが、タコやカニも出来るだけ自分が安心してエサが食べられる場所にエサを持って行こうとする習性があります。

エサを食べている時、エサに気を取られている時に外敵に襲われることが多いため、障害物の下や付近、自分が隠れられる場所などに持って行こうとします。

このため、エサと一緒に仕掛けごと移動するので、不自然な糸ふけが出来、道糸が弛みます。

結果として釣れなかったので、単なる根掛かりか…と思うような状況も、虫餌や魚の切り身、死にエサなどで投げ釣りをした場合は、単なる根掛かりではなくタコやカニが障害物の周りに仕掛けごと運んだ可能性もあるんです。

そして、このチョイ投げの不自然な糸の弛みで一気に目が覚めます。

これカニだろ…

今は産卵期だしな…

多分、カニだ…

そう信じ渾身の力で一気に引き抜きます。

のった!!

おもっ!

魚の引きのような感触が全くなく、ただ重い、明らかにその重さは水圧…のような重さ…

たぶん、カニだ…




予想は的中、ガザミワタリガニ)でした。

ちなみにカニの場合は、堅い甲羅で覆われているので、釣り針を突きさすのは難しく、釣り針がしっかり掛かっていないことが大半です。

これはタモ入れなどの際も同じで、魚も同じなんですが水の中で生きている生き物は、水中から引き出す瞬間が一番暴れます。

水中から引き抜く際にモタつくと、カニが暴れ掛かっていた釣り針が外れてしまうことが多々ありますので、水中から引く抜く時は躊躇せず、一気に地上まで仕掛けを飛ばすような勢いで引き抜くようにした方が無難です。

言い方を変えれば、地上で生きている人間が頭を掴んで水中に顔を沈められれば暴れますよね?

これと同じことです。

そして、今回は釣れた動画を撮影しているのが、クーラーボックスの中のカニを撮影しています。

カニはハサミも危険ですが、思いの外地上での動きが素早く気を抜くと一気にダッシュされ逃げられてしまうことも多々あります。

足などで軽く踏み、軍手などをはめた上で、ハサミを持ち動画のようにクーラーボックスなどカニが滑って動きにくい入れ物にまず入れてしまうことをお勧め致します。

思わぬ釣果に、一瞬テンションが上がりますが、その後は仮眠前と全く変わらない静まり返った北条湾で、結局この日は納竿まで魚の気配を感じることは出来ませんでした。

北条湾内の海水温も安定してきているので、本当にあと少しだと思っているのですが、今シーズンは早々にフィッシュイーターは見掛けるものの、肝心の青魚が入って来ません。

近年は毎年魚達の動きが、前年度とは大きく変わってしまうので、釣果に結び付けにくく魚の動きを読みにくいのですが、これもまた釣りの醍醐味だと思います。

ここ最近、現地(北条湾)で泳がせ釣りをしに来た…と、Twitterやブログをご覧頂いている方にお声掛け頂きます。

これは、投稿の文字数に制限もないことなどから、ブログのみでのアドバイスにもなりますが、今回のような活餌を現地調達での泳がせ釣りは、釣り場に行ってみないと分からない…所謂、一つの賭け的な釣行になりがちです。

川魚は別として、海水魚の活餌を売っている釣具店は限られると思いますが、私のようにヒマ人で週一で釣りには行けず、限られた時間の中で泳がせ釣りメインで釣行される場合は、アジ等でしたら活餌として売っている釣具店もあると思いますので、事前に数匹活餌を購入の上、釣りに行かれることをお勧め致します。

そして、現地で状況を良く観察し、フィッシュイーターが狙うような小魚がいる場合、もしくはフィッシュイーターが既におり、アタックしている場合などに買った活餌を投入することをお勧め致します。

鼻掛け、背掛けなど、どんな部位でも魚に釣り針を刺すこと自体で魚はどんどん弱ります。

闇雲にいきなり活餌を泳がせるのではなく、些細なことでも構いませんので、フィッシュイーターの気配を感じる時に活餌を使った方が無難です。

正直申し上げて、これが泳がせ釣りでは一番釣果を上げ易いと思います。

ここ5年で括って見てみましても、こんなに早い段階から恐らく青物と思われるフィッシュイーターが北条湾内に入って来るのは見たことがありません。

永遠とフィッシュイーターが北条湾内にいるということはなく、エサが居なければすぐに出て行きますし、ほんの5分、10分のその時を逃すとまず釣れません。

私はあくまで自然の流れに身を任せて…的な、釣れなければ釣れない釣りを楽しんでおりますが、釣果重視であれば活餌は事前に用意した方が無難です。

日の出後30分、午前6時まで粘ってみましたが、サバっ子、ムツっ子を始めとする、他の青魚なども北条湾内に入って来る気配はなかったので、この日はここで納竿としました。

3月に入り1ヶ月で北条湾内の海水温も14度~15度くらいで安定してきました。

13度台に下がることがいよいよ無くなってきたので、恐らく次回(2023/4/9を予定)の釣行時にはサバっ子、ムツっ子が釣れてくれるのではないか…個人的にはかなりの角度でそう思っていますが、如何せん自然相手のことですので断定的には申し上げられません。

どんなに遅くても4/16には釣れ出すと思っています。

仮に最悪4月中にサバっ子、ムツっ子が北条湾内に入って来ない…となると、これは根拠はなく私の勝手な想像ですので、話半分でお聞き頂きたいですが、かなりの数のフィッシュイーター(主に青物)が北条湾周辺をうろついているという可能性もあります。

4月中の釣行は、この辺に重点を置き、良く観察しながら釣りをしていきたいと考えています。

そして、この日の釣果ですが、ガザミとしては大きな方で、甲羅幅で30cmありました。

概ねガザミの成体で25cmくらいと言われているので、ガザミの中では長生きな個体だと思います。

頻繁に釣れるものでもないので、早速帰って兄妹猫達に…と言いたいところなんですが、猫にイカを食べさせてはいけない…という話は良く耳にすると思いますが、イカ同様にタコ、カニも猫には与えない方が良い食べ物です。

イカ、タコ、カニにはビタミンB1を破壊してしまう酵素が多く含まれており、人間でも同じことが言えるのですが、ビタミンB1が欠乏すると「脚気(かっけ)」というビタミンBが不足して起こる疾患を発症します。

全身の倦怠感や筋力の低下、歩行障害などの症状が現れ、最終的には死に至ってしまいます。

人間も尋常ではない量のカニなどを食べれば同様の症状が起こる可能性はあり、あくまで人間がカニなどを食べても平気なのはそもそもの身体の大きさ、食事量などが猫とでは比較になりません。

食べさせたから、必ず脚気が起こり死んでしまうわけではなく、当然猫の個体差はありますが、猫は犬よりも身体も小さく食事量も少ないです。

そういうことから、猫には与えない方が良い食材の一つがカニなんです。

自宅に帰り、いつものように釣ったガザミをシンクに出し、甲羅を洗っていると磯の匂いや海の匂いがするので自分達のご飯だと思い一時的に我が家の兄妹猫が集合していました。



兄妹猫の夕飯後、私の晩酌のつまみを作っていたら催促されてしまいました。

猫は人間の子供の3歳児くらいの知能があると言われており、釣りに行ったことは理解していて、いつもなら魚が食べられるのに何で今日は食べられないんだろう…的な雰囲気をずっと出していました。

次回は鱈腹食べさせてあげられるように頑張りたいと思います。

カニだから人間が食べたわけではなく、こういうことから人間が頂くことになったのですが、ここで少しガザミについてお話ししておこうと思います。

ガザミは関東近海では釣りで良く釣れるカニで、サイズこそ然程大きくなりませんが、味は非常に濃厚で美味しいカニです。

春先から夏の終わり頃に掛けて、キス狙いなどで投げ釣りをしていて外道として釣ったことがある方もいらっしゃると思います。

そして、「ガザミ」というと、タイワンガザミワタリガニというキーワードが良く出てくると思います。

ガザミとタイワンガザミは違う種類ですが、ガザミとワタリガニは同じカニのことを指します。

呼び名が違う理由は諸説あり、ガザミという呼び名を多く使う場所とワタリガニという呼び名を使う場所と様々です。

ガザミは非常に濃厚な出汁も取れ、身に臭みもなく美味しいカニですので、時期などにもよりますがメスが1杯数千円することもある高級食材です。

タイワンガザミは、ガザミに味はやや劣るものの、元々の種は同じですので然程大きな違いはありませんが、一般に流通する場合はそれほど高値は付きません。

まずはオスとメスの見分け方ですが、一番簡単に分かるのがカニの裏側(腹側)にある通称ふんどしと呼ばれる部位を見れば分かります。

ガザミ(ワタリガニ)のふんどし


赤丸の部分ですが、所謂卵を持つ部位で、この日釣れたガザミはメスなんですが、甲羅を下から覆うような形になっているのに対し、オスは縦に長い小さなふんどしが申し訳程度に付いているだけですので、見ればすぐに分かります。

ガザミとタイワンガザミの違いは、オスであれば紫色を主に甲羅全体が青味掛かっているガザミはタイワンガザミです。

この青味掛かった色合いから、タイワンガザミのオスはアオガニとも呼ばれます。

今回釣れたメスのガザミと同じような色をしているオスはガザミ(ワタリガニ)です。

一番厄介なのが、メスのガザミとタイワンガザミの見分け方なんですが、ハサミと甲羅の間の腕のトゲの数が4つであればガザミ、3つであればタイワンガザミです。

すみません、調理している時は、ガザミとタイワンガザミの違いをブログに書こうと思っていなかったので、肝心な部分の写真を撮っていないので、非情に分かりにくくて恐縮ですが、以下の写真を参考にしてみて下さい。

ガザミ(メス)


画像を拡大してご覧頂きたいのですが、赤丸のところは甲羅に隠れてしまっているのですが、右向きのトゲがハサミの下の腕に4本あるのがお分かり頂けるかと思います。

このトゲが4本あればガザミ、3本であればタイワンガザミです。

ガザミが釣れた際に、青色のガザミが釣れればその時点で問答無用でタイワンガザミです。

こちらは以前私が北条湾で釣ったタイワンガザミです。



この色合いであればタイワンガザミです。

今回釣れたガザミと同じような色合いのガザミが釣れた際は、まずガザミをひっくり返してオスかメスかを確認します。

オスであれば、ガザミです。

先ほども申し上げましたように、メスがややこしくガザミもタイワンガザミもメスの場合は色合いはほぼ同じ色なんです。

メスの場合は、先ほど申し上げました、ハサミの下の腕のトゲの数を確認して下さい。

4本であればガザミ、3本であればタイワンガザミです。

そして、ガザミの可食部ですが、特に毒があるわけではないので、基本的にどこを食べても問題はありません(加熱した場合に限る)が、高級な大型のカニではありませんので、身はほとんど取れません。

正直申し上げてカニ味噌や出汁を堪能する食べ方が無難です。

釣れたサイズにもよりますが、ハサミや腕、足などの身が取れるようであればその身、甲羅を開いてカニ味噌、そしてカニのアラで出汁をとって各蟹料理…が無難かと思います。

その中で、身と勘違いし易いエラをご説明しておきます。

カニのエラは当然魚と同じ役割をしています。

カニの場合は、魚のようには泳げず基本的に海底で過ごすことが多いです。

魚のエラも食べることはほとんどしませんが、カニも同じでガザミの場合は砂地の海底を好むため、砂を始め様々な雑菌がエラに付いていることが多く、食べても特段美味しい部位でもなく、味の無いスポンジのようで食感も悪く食べることはお勧め致しません。

魚も同様ですが、一番最初に腐敗が始まるのがエラです。

ガザミが釣れ釣ってすぐに食べない場合は特にですが、出汁を取るなど煮る際にも釣ったガザミが絶命してから時間が経過したものは、エラを取り除いてから調理した方が良いです。

ただ、エラを外しますと、出汁が出る部位や所謂エキス的なもの、カニ味噌なども流れ出してしまうことがありますので、ここは要注意かと思います。

所謂カニのふんどしの裏側に以下の写真のようなものがあります。

ガザミのエラ


これでおよそ半分のエラです。

カニは甲羅の中の半分以上はこのエラが占めていると言って過言ではありません。

今回作ったカニご飯。

カニの炊き込みご飯なんですが、先ほど申し上げたカニ味噌やカニのエキスを無駄なく使うために、エラは外さず一緒に炊き込みました。

魚を丸ごと煮付けたりする際も、事前にエラだけ取り出すことはあまりないと思います。

ただ、カニの場合は体格の割りにエラがかなり大きいので、どうしても気になるようでしたら、調理する前に取り外すことをお勧め致します。

今回作りましたカニご飯ですが、魚介類を捌くことが苦手な方でも簡単に出来ます。

まずは、ガザミを出刃包丁で二つに割ります。※

※牛刀など一般家庭にだいたいある包丁やペティナイフなどではまず切れず、滑って手を切ってしまうことがあります。節や筋に出刃包丁の刃を入れ包丁を手で叩くように切って下さい。

今回は3合のお米に、甲羅幅30cmのカニで調理しました。

下味と臭い消しの意味で、醤油:大さじ1、酒:大さじ2を入れ、普段白米を焚く時よりも多めに水を入れ炊き込めばOKです。

カニご飯


炊き上がるとこんな感じになります。

カニご飯


炊き上がったら、一旦ガザミを取り出し、ガザミの解体作業に入ります。

カニご飯


ちなみに、エラを外すとどこに内臓があんの?

というくらい何も無くなります。

地味に胃袋※があったりしますが、カニの構造が分かっていない方は、恐らくどれが胃袋が分からないと思います。

※胃袋は特段おかしな内容物が無ければ食べても問題ありません。

そうなると、所謂カニ味噌。

胃袋はガザミなどの中型のカニの場合、然程大きくなく下手をすると解体中に流れてしまうレベルなのでムキになって探さなくても良いと思います。

カニ味噌は厳密に言いますと、人間の肝臓、膵臓などの臓器の役割を果たしている内臓で、中腸線と言い「肝膵臓」とも呼ばれます。

これがカニ味噌で、あのカニの濃厚な味わいはここから出てきます。

お米と一緒にガザミを丸ごと炊き込んでいるので、この辺のエキスはお米が吸っていますが、更にガザミを解体し可能な限りの身、カニ味噌を取り出していきます。

今回取れたカニ味噌と身はこんな感じです。

カニご飯


すくなっ!と思われるかもしれませんが、これでもガザミで言いますと、身が取れた方なんです。

ちなみにオレンジ色の物体が、所謂ガザミのカニ味噌です。

今回釣れたガザミは、左足1本と左のハサミが欠損していました。

ガザミの寿命は2年ほどで、サイズ的にももしかすると老蟹で産卵直後のガザミかもしれません。

卵を抱えている時は、普段以上に天敵に狙われます。

命がけで卵を守り孵化させたのかもしれません。

カニ類の足やハサミは何れまた生えてきますが、完璧に再生することは出来ず、脱皮を繰り返すことで少しずつ大きくなっていきます。

今回釣れたガザミは、欠損した足やハサミが付いていた部分に、まだ何も新しい足やハサミの痕跡がなかったので、恐らく足やハサミを失って間もないと思います。

カニご飯ですが、ガザミと一緒に炊き込んだご飯を全体的にほぐし、先ほど取ったガザミの身やカニ味噌を軽く盛り付ければ出来上がりです。

ガザミ(ワタリガニ)のカニご飯

ガザミ(ワタリガニ)のカニご飯

ガザミ(ワタリガニ)のカニご飯


ちなみに釣行の翌日、このカニの炊き込みご飯を、おにぎりにして食べたんですが、そちらの方が風味を感じ易く非常に美味しかったです。

年明けから春先まで、1年で一番魚が釣りにくい時期に、北条湾ではチョイ投げなど虫餌を使った釣りをすると、タコやカニが結構釣れます。

概ね1シーズンで1回はタコやカニを釣っている感じです。

今回はアカエイ覚悟で、死にエサのサンマの切り身を使ったぶっ込みにガザミが掛かりましたが、2月の下旬に70cmの白子を持ったクロアナゴが釣れ、もしかすると生態が似ているマアナゴ、マゴチなどが湾内に入っていないかな…という流れでサンマの切り身を使いましたが、北条湾内で死にエサを使うとかなりの確率でアカエイの餌食になります。

アカエイ自体が、決して小さい魚ではないので、厄介な事この上ないです。

タモの柄が折れたり、竿が折れたり散々な目に何度もあっています。

北条湾内での死にエサでの釣りはあまりお勧め出来ません。

中々サビキ釣りがシーズンインせず、毎回釣りに行ってももどかしい感じですが、いい加減サバっ子、ムツっ子も釣れ始めると思います。

次回は中潮と潮回りは悪くありません。

次回こそは、兄妹猫のためにも青魚を釣りたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

2023年4月2日午前6時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年4月2日午前6時半過ぎの花暮岸壁周辺の様子

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本ブログの著者について

Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる、釣りと酒をこよなく愛する50代のオッサン。釣り歴は小学1年生(6歳)から40数年…■神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。■釣行先は気分によって変わります、予めご了承下さい。■元自動車整備士ということもあり、極稀に車の記事が突然掲載されることがあります。■釣り専用Twitterアカウントにて、釣行時のリアルタイムな情報を配信しております。■釣行時、ツイキャスよりライブ配信もしております。詳細は【釣行時のライブ配信につきまして】をご覧下さい。

釣り歴が長いこともあり、今まで渓流、川、湖、そして海、ルアー、フライ等々あらゆる釣りを経験し、原点回帰とでも言いましょうか、最近は生まれて初めて魚を釣ったサビキ釣りにハマっております。一周回って更に深く掘り下げて釣りを楽しんでおります。本ブログは基本的にビギナーの方でも分かり易く書いているつもりです。そのため、余計な注釈や説明があり文章全体が長い構成になってしまうことを予めご了承下さい。

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サビキ釣りでミナミハタンポ

サビキ釣りでメアジ

サビキ釣りで釣った魚を活餌にショゴ(カンパチの幼魚)

サビキ釣りで釣った魚を活餌にイトヒキアジ(イトヒキダイ)

サビキ釣りにまさかの「歳なし」のクロダイ

【番外編】サビキ釣りで釣った魚をエサにアカエイ 北条湾では死にエサや活餌でも活餌が弱ってくるとエイの格好の餌食になります。

青魚(アジ・サバ・イワシ)、毒魚、頻繁に釣れる外道扱いの魚種は掲載しておりません。
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