交換することが想定されている部品は値段もそう高くはなく、交換も簡単に出来ると思います。
しかしヘッドライトは、バルブ以外のユニットは交換しようと思えば出来ますが、頻繁に交換する部品ではなく値段も目玉が飛び出すくらいするものもあります。
特に走行する上では問題はないけど…このレンズの曇りが…
車を小まめに洗車しキレイに乗る方は一度は気になったことがあると思います。
そこで今回はその曇りを取り除く方法をご紹介したいと思います。
専用のクリーナーも売っていますが、効果がイマイチな場合などにお試し頂ければと思います。
ちなみに先に申し上げておきますが、レンズの曇りはヘッドライトのバルブの熱が原因で起こります。
故に、レンズの表と裏(内側)両方がくすんで曇ってしまいます。
往々に雨風にさらされていることもあり、表側から曇り始めることが多いですが、内側も曇ることをご理解頂きたいと思います。
専用のクリーナーも今回の方法も、内側の曇りまではヘッドライトのユニットをばらして磨かなければ取れませんのであしからず。
車を購入し、特に中古車の場合ヘッドライトに曇りがあるか確認し少しでもくすみを発見したら小まめに磨くことをお勧め致します。
さて、本題ですが、今回使うクリーナー?はこちら。
虫よけスプレー。w
虫よけスプレーにはプラスチックを溶かす成分が含まれています。
専用のクリーナーの場合はコンパウンドが主体で、同じ磨きと言っても削り取るイメージです。
虫よけスプレーの場合は古くなった層を溶かすイメージです。
方法は至って簡単。
虫よけスプレーを布に吹き付けます。
吹き付けた布で、くすんでいる箇所をやさしく、軽く擦ります。
これをレンズの表面がツルツルになるまで繰り返します。
レンズの表面がツルツルになったのに、くすみが消えない場合は裏側(内側)がくすんでいるため、先に申し上げた通りユニットをばらして裏側(内側)を磨くしかありません。
写真だと分かりにくいかもしれませんが、ちょうど我が家のボロ車が二台ともくすんでいたので試してみました。
磨き前
磨き前
磨く前の写真です。
表面にくすみと小傷があるのがお分かり頂けるでしょうか。
ちなみ軽い擦り傷や飛び石などで付いた簡単な傷も消えます。
磨き後
磨き後
若干くすみが残っていますが、これは裏側(内側)の曇りです。
表面の傷やくすみは消えツルツルになっているのがお分かり頂けるでしょうか。
そしてこちらは二台目。
こんどは日陰で撮影してみました。
磨き前
小傷や縦にくすみがあるのがお分かりでしょうか。
こちらも裏側(内側)のくすみが若干残っていますが、表面の小傷やくすみは取れていると思います。
磨き前
先ほどの反対側のヘッドライトですが、こちらは全体的にくすんでしまっています。
少しわかりにくいですが、バルブの真上辺りを中心に全体的に曇っています。
磨き後
実際にはこちらの方が裏側(内側)のくすみが少なかったのでキレイになったのですが、写真だと分かりにくいですね…すみません。
最後に少しだけ注意点を。
この方法はあくまでヘッドライトのレンズの一部分だけくすんでいる場合に効果があります。
ヘッドライト全体が真っ白に曇ってしまっているものや、ヘッドライトを点けても光度が下がるレベルの重症なくすみや曇りには効果はあまりなく、むしろ溶かすので余計に悪化する恐れがあります。
このような重症なヘッドライトのレンズに関しては、市販のレンズクリーナー(コンパウンド)で磨いた後に実践してみて下さい。
ヘッドライトのレンズが著しく劣化しているものに関しては、先にも申し上げました通りプラスチックを溶かしますので余計に曇りやくすみが酷くなる場合があります。
また、ヘッドライトのレンズに直接虫よけスプレーは吹き付けないで下さい。
必ずタオルや布に吹き付け、吹き付けたものでレンズを擦って下さい。
劣化の具合や材質なでによっては直接吹き付けると表面が解けてしまうことがあります。
あまりくすんだり、曇ったりすることはありませんが、ポジションランプやテールレンズでも同様の効果はあります。
宜しければお試し下さい。
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