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猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  城ケ島  サビキ  北条湾  魚料理  ウルメイワシ  ネンブツダイ  カマス  アカカマス  

【城ヶ島・三崎港・北条湾】活性高くウルメイワシが入れ食いの北条湾!(2021年9月26日)

こんにちは。

シルバーウィークの最終日の日曜日、中二日空けていつものように北条湾サビキ釣りに行って来ました。

今年はオリパラの関連で、シルバーウィークが終わると冬休みまで連休らしい連休もないので、最後の釣り浸りの一週間となりました。

3~4年前だと思いますが、9月の週末、祝祭日が全て雨+台風という、本釣行記に私がカッパを着ている姿しか登場しない…という年もあり、何となく9月というと雨…という印象が強くありますが、今シーズンも雨が多かったものの何とかカッパだらけの釣行にはならずに済んだな…と改めて思いました。

1年は早いもので、今年も残すところあと3ヶ月程度。

コロナ禍になり1年半が過ぎ、本当に時間が経つのは早いな…とつくづく思いました。

そんなことを思い、土曜日の午後、ビール片手に釣りのことを考えていいましたが、自分で言うのも何なんですが、元々備忘録的な意味合いで釣行記を書くようになったというのもありますが、近年の北条湾での釣果の傾向などは、ネットで検索するよりも自分で書き溜めてきた本釣行記のアーカイブを見るのが一番当てになるので、去年、一昨年の9月の釣果の傾向、海水温などを中心に見直していました。

釣果については、おぼろげながらも記憶にありますが、海水温についてはそこまでハッキリした記憶がなく、今シーズンはこのまま20度台前半の海水温で推移して終わりそうな雰囲気ですが、「9月にこんなに低くなかったよな?」と思いアーカイブを見返すと、1年まえの同じ時期で27度くらいある日もありました。

去年の海水温が不安定なことは恐らく雨の影響だと思われますが、1年前は1ヶ月を通して海水温が安定しておらず、22度~27度と幅が広かったです。

ただ、MAXで27度の日があるということは、外的要因で海水温が下がっていると思われ、今シーズンは1ヶ月を通してほぼ23度で安定しているという状況で、ここからも如何に暖流が東京湾へ集中して流れ込んでいるか、改めて実感させられました。

いよいよ次回の釣行から10月となるわけですが、この比較的低い海水温で安定している今シーズンだからこそ、例年にない何か違う魚が釣れないか、釣り方を含め現在いろいろ試行錯誤をしております。

特に今シーズンは夜間、未明での北条湾サビキ釣りが壊滅的に何も釣れません。

さすがの私も嫌気が差すくらいロクな魚が釣れません。

一番はこの辺で、朝マヅメ以降のウルメイワシまでの繋ぎで何か釣れる魚、釣れる釣り方はないか模索しております。

結果から先に申し上げてしまいますが、この日は久しぶりにアオイソをエサにチョイ投げをやってみましたが、エサをかじられることもなく、当然アタリもなく終わりました。

子供の頃の秋の北条湾といえば、ちょうど中秋の名月のアタリから10月の終わり頃まで、落ちハゼ※がチョイ投げでバンバン釣れ、秋になると毎週電車で三崎口まで行き、そこからバスで北条湾まで行って釣りをしていたのを思い出します。

※産卵直前の子持ちのハゼ

前回の釣行記の冒頭のお話しではありませんが、中三日、中二日の中継ぎ投手の登板間隔ではありませんが、1週間で3度目の釣行に、やや疲れを感じながらこの日も北条湾サビキ釣りに行って来ました。

いつものように午前0時半起床で釣りの準備をし自宅を出発。

結果は申し上げてしまいましたが、この日は朝マヅメのウルメイワシまで、チョイ投げをやろうと思っていたので少し駆け足で北条湾を目指します。

前回の祭日の未明のガラガラの横浜横須賀道路とは打って変わって、この日はいつもの日曜日+αな感じで明らかに下り線の交通量が多く、未明にも関わらず若干走りにくさも感じました。

三浦縦貫道の料金所で1台の東京都の隣県の某ナンバーの車に追いつきます。

当たり前の話ですが、当然地元ではないので他県ナンバーの車だと多少スピードを控えて走る車が多いです。

三浦縦貫道も頻繁に通らなければETCが使えないことを知らず、料金所で慌てて現金を用意し通過に手間取る方も多く見られます。

しかし、その車は料金所でチャッチャと支払いを済ませ、どんどん加速。

やけに手馴れてるし、これは…絶対道を知ってるね…

三浦縦貫道の終点からR134と交差する初声小学校入口交差点までは、街灯も暗くカーブもあり道を知らないと中々スピード出すことを躊躇う方が多い中、ブンブン走って行きます。

モタモタ走られるよりは全然良いのですが、これ絶対釣りしに行くんだよね…釣り座がもう空いてないとか?あり得るのでは…

この他県ナンバーの軽快に走る車を見て、全然関係ないところで不安を急に煽られます。

マジか…

今更急ぎようがないので、どうすることも出来ないのですが…w

その前の車は城ケ島の方へ走って行き、さすがに同じ北条湾を目指していませんでしたが、いざ北条湾岸壁へ入って行くと…

うわぁっ!

と、思わず声が出てしまうくらいの人人人…

ぜってー釣り座がない…展開だよね?これ?

と諦めモード全開でタラタラ北条湾岸壁を進んで行くと、なぜかポツン…といわき丸さんの後方だけが空いていました。

おぉぉぉぉぉお!!

どうしてそんなに今日は釣りの神様は僕に優しいんですか??

僕…今日…海に落ちたりしませんよね??

と、釣りの神様を警戒しつつ、感謝しながらダッシュで釣り座を構えます。

後ほど貼るライブ配信動画をご覧頂くと、親子連れの釣り人の子供の声がずっと入っていると思いますが、もう日中の公園状態です。

ところ狭しと車が駐車され、とても日曜日の未明とは思えない状況でした。

そんな中、釣りの準備に取り掛かり、冒頭で申し上げましたチョイ投げを、家内に先行してやってもらい、私は淡々とサビキ釣りの準備をし釣りを開始します。



この日は気温が21度、湿度も低く久しぶりにバケツに汲んだ海水がお湯のように感じられ、人によっては防寒着がないと寒いくらいの状況でした。

私も途中から気温が20度くらいになってからは、さすがにハイネックの上着を着ないと寒い感じでした。

久しぶりのチョイ投げに過度な期待をし、意気揚々と家内のチョイ投げを眺めますがアタリらしいものは皆無。

ネンブツダイ覚悟でサビキ釣りも同時並行でやりますが、こちらは最近恒例の念仏…念仏…念仏…



ブツブツ念仏を唱えるように文句を言いつつ、ネンブツダイを針から外しリリースしていると隣の竿にも念仏…念仏…念仏…

その隣の竿のネンブツダイをリリースし、家内がサビキ仕掛けの竿を竿受けにセットしようと海中に仕掛けを落とした瞬間に…

おぉぉ!なんだ?こいつ??

サビキ仕掛けを海中に入れた瞬間に何かが食ってきました。

釣り上げると、細長いけどイワシの類ではない…

これなに?

カマス

と家内。



厳密に言うと「アカカマス」です。

たまたま足下に寄っていたものと思われます。

カマスはなんて言いましょうか…鈍感な魚…というと聞こえは悪いですが、あまり海水温とかには敏感ではなく、一年を通して浅瀬と深場を行ったり来たりしているような魚で、2月くらいからの産卵前と冬に入る前の今頃の時期に浅瀬に寄って来て爆食いをします。

エサも雑食で何でも食べます。

好む海水温も幅が広く、好む…というより何度でも平気…みたいなところがあり10度台後半から20度台後半までが適温とされています。

そこに魚(カマス)が居れば釣れる…というような魚です。

恐らく冬に向けて爆食いするために、北条湾内へカマスの群れが入って来ているのだと思われます。

カマスは群れで行動するのですが、一つの群れのカマスの数があまり多くありません。

オマケに回遊魚ではないので、ウルメイワシなどのように釣れ出せば活性が高い間は同じルートを同じようにグルグル回るような行動はしないため、1回釣れたからと言って次がある…とは限りません。

この日もカマスはこの1匹しか釣れませんでしたが、数釣りは非常に難しく、釣れる場合は「運」的な要素が非常に強いです。

藻場や漁礁など小魚が集まるようなポイントを好み、通年を通して釣れますが、規則性が無いに等しく気ままにエサを追いかけてどこまでも行く…的な、まるで放浪癖でもあるかのような魚です。

ただ、延々とどこまでも飛んで行く…みたいなことでもなく、明日北条湾内に居るかは分かりませんが、城ケ島周辺海域の浅瀬にはいると思われ、また近いうちに北条湾内に入って来る可能性は今今の段階ですと非常に高いです。

また、今回釣れた瞬間の話を細かくお話しさせて頂いたのは、カマスの性格的な特徴がモロ表れていたからなんです。

カマスは泳ぎに長けていて、青魚を遥かに凌ぐスピードで泳ぎます。

時速100キロ近くスピードが出るとも言われており、性格も攻撃的で獰猛です。

今回、家内がサビキ仕掛けを海中に入れた瞬間に食ってきました。

動くものに瞬間的に反応し、一気にあの細長い口で食い付きます。

とにかく泳ぎが得意なので、かなり距離があっても、もの凄い早さで一気に食い付きます。

前回の釣行記事で、撤収間際に家内がサビキ仕掛けを遠投しウルメイワシ釣っていることを、ライブ配信動画の中でご覧頂けます…とお話ししておりますが、この釣り方が一番有効なのが実はカマスなんです。

唯一…と言って過言ではないと思いますが、カマスを一荷で釣る方法なんです。

ルアーなどで狙っても基本的には1匹しか釣れません。

先ほども申し上げましたように、カマスは群れで行動しますが、一つの群れのカマスの数は然程多くありません。

サビキ仕掛けが海中で波と同じように規則的に動いているより、不規則且つ不自然な動きに非常に反応します。

海水の動きと連動しない、相反する動きです。

言い方を変えると、サビキ仕掛けを竿受けにセットした状態で待っていても、釣れないことはありませんが、人間が意図的にサビキ仕掛けに動きを付けた方が断然食い付きは良くなります。

明け方、足元にサビキ仕掛けを落としておいても食いが渋い時などに是非トライしてみて下さい。

以外な魚が釣れると思います。

過去の実績ですと、ワラサ、メッキ、セイゴ、カマス、サヨリなどを良く釣っています。

と…カマスでテンションが一時的に上がりましたが、再び念仏祭りが開催さます。

どのタナでもネンブツダイしか釣れないので、ヤケクソで全ての竿のサビキ仕掛けをベタ底に合わせます。

すると、イサキの稚魚がヒットします。



念仏祭りよりは断然良いので、朝マヅメのウルメイワシまでイサキ釣りに精進します。

午前4時を回ると、唖然とするくらいの釣り人の車が押し寄せます。



午前4時台に…北条湾岸壁が渋滞…w

なんか変な笑いが込み上げてくるような光景でした。

そんな光景を眺めながら、午前4時半を迎え、あと30分くらいかな…などと考えますが、この待ち時間が長く感じます。



ここで家内にはチョイ投げを止め、朝マヅメ以降のウルメイワシに備えサビキ釣りをしてもらいます。

すると、4時半を少し過ぎた頃、家内の竿にネンブツダイでもイサキでもない大きなアタリが…

ん??

ウルメ??

いや、ウルメはまだ早いな…

再びカマス??

などと思いながら、釣り上げるのを見ていると…

なんと!、まだマヅメ時にもなっていないのに、もうウルメイワシがヒットします。



予想外の展開にビックリ!

今日は随分早いな…などと思っていると、今度は私の竿にも…

なんだ?

今日はどうした??

などと、期待に胸を膨らませますが、その2匹以降ピタリとウルメイワシの食いは止まり、再び念仏祭りが始まります。

余程お腹が空いていたのか、かなりのフライングです。w



空を見上げ、明るさを確認しこの日は5:15辺りでウルメはくる…と予想。



この日もフライングの2匹は除いて、5:16から一気に入れ食いに。

入れ食いの時は終始こんな感じでした。



5:16から約30分ほど入れ食い状態は続き、一荷も連発でこの日は本当にウルメイワシの活性は久しぶりに高かったです。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

2021年9月26日 北条湾釣行 釣果


こちらはこの日釣れた魚種です。

2021年9月26日 北条湾釣行 釣れた魚種


上からカマス(アカカマス)、ウルメイワシ、イサキ(稚魚)です。

カマスは25cm強ありました。

この日一番効果があったサビキ仕掛けはこちらです。



ウルメイワシのサイズが20cmを超えてきているので、極めてサビキ仕掛けが再起不能になり易い状況ですが、絡まりはするものの、この日は最後まで再起不能にはならず使うことが出来ました。

活性高く入れ食い状態であっても、やはりこのサビキ仕掛けがダントツで食いは良いです。

この日はこれ以外のサビキ仕掛けは、自作のものはこの日は使わず、合計4本の竿を出し1本がこのケイムラ、残り3本はマルフジのトリックサビキ、シラススキン、発光プランクトンを使用しました。

少し驚いたのが、この日釣れたイサキは全て発光プランクトンのサビキ仕掛けに食ってきました。

露骨に蛍光の緑色に反応していました。

イサキがこんなにも蛍光の緑色に反応するとは思いませんでした。

そして、我が家の兄妹猫の朝食ですが…

アンチ念仏…の妹猫の無言の抵抗に根負けし、この日は釣れたネンブツダイは全てリリースしました。

ウルメイワシをお裾分けしても良かったのですが、イサキがちょうど良い感じで釣れたのでイサキを全て焼いてあげることにしました。

兄妹猫の朝食は釣りたてのイサキを焼いたもの


このグリルに並んだ小魚の姿を見ると…なんだかまた拒否されそうでしたが…

兄妹猫の朝食は釣りたてのイサキを焼いたもの


見た目も匂いも全然悪くないんですが、やはり青魚でないとダメなのか…

兄妹猫の朝食は釣りたてのイサキを焼いたもの


ほぐし身の匂いは本当に美味しそうでした。

少し手間ですが、イサキを一緒にお米で炊いて、身をほぐして混ぜご飯もいけるかな?と思うくらい美味しそうでした。

そして…結果は如何に…



良かったです。

普通にほぼ全て食べてくれました。

お兄ちゃんが名残惜しそうにいつまでも自分のお皿を舐めていました。

「ん??なんだ?どうした?お兄ちゃんが食べるの手伝おうか…」と顔を近付けると、静かにガンを飛ばされ付近で待機。

妹猫が食べ終わると、残りをお兄ちゃんがキレイに一片の肉片も残ってない勢いでキレイに完食してくれました。

良かった、良かったと思いつつ、ここまで食いが違うのはなんでなのかな?と純粋に思いました。

確かにネンブツダイは骨骨しいですが、それはあまり猫には関係ない話で、ほぐし身だけで比べても特段ネンブツダイも不味い魚ではないんですがね…w

そして、人間用はと言いますと、ウルメイワシの活性が本当にこの日は高く、一荷で釣れることも何度もあり、勢い余って少し釣り過ぎた感はありますが、1匹だけ釣れたカマスは身を炙って握り寿司に、ウルメイワシは押し寿司とフリッターを作りました。

まず、カマスの握り寿司ですが、なぜカマスの身を炙ったのかと申しますと、カマスの身は水っぽく、正直あまりお刺身に向きません。

個人的には、一番美味しいのは一夜干しなど、干して水分を飛ばした方が美味いです。

焼いても良いのですが、炭火であればまた違いますが、ガスコンロや電気ですと水分が飛び切らず、しっとりというよりはべっちょりした焼き魚になってしまうので、刺身で食べる場合などは1日冷蔵庫で寝かせることをお勧め致します。

今回はその水気を飛ばすために炙りました。

炙って水分が飛び、身が締まった部分は旨みや甘味を感じ易くなりますので、そのままの刺身よりは断然美味しく頂けます。

カマスの炙り握り

カマスの炙り握り

カマスの炙り握り


これからカマスが爆食いし、もう少し脂がのってくると更に美味しくなると思います。

次はウルメイワシのフリッターです。

ウルメイワシを背開きで三枚に卸します。(中骨は取り除きます)

背開きで三枚に卸したウルメイワシ


皮を上にして30分ほど水切りをすると、青魚特有の生臭さが幾分和らぎます。

油で揚げた際に、皮側に反らないようにしたい場合は、皮に等間隔で切れ目を入れて下さい。

これに片栗粉と卵だけで作った衣を付けて油で揚げていきます。

中骨も取り除いてあるので、そんなにしつこく油で揚げなくても大丈夫です。

衣が黄色味掛かったらOKです。

ウルメイワシのフリッター

ウルメイワシのフリッター

ウルメイワシのフリッター


今回はこれに、玉ねぎだけで作った自家製タルタルソースで頂きました。

最後はウルメイワシの押し寿司です。

押し寿司は、当たり前ですが型にはめて押し付けます。

押し寿司の型
押し寿司の型


タタキやナメロウのように、身を粉々に叩いてしまう魚料理は別として、丼物や握り寿司、純粋な刺身などはやはり捌いた身の形が見栄えを左右してしまいます。

適切は言い方ではないかもしれませんが、押し寿司は身を上手に捌けなくても最後は型にはめて押し付けてしまうので、見栄えを良くし刺身で食べるには一番誤魔化しが利く魚料理かと思います。

また、大型の青魚を狙った釣りではなく、20cmクラスの青魚を釣る釣りをされる方にはもってこいの魚料理です。

サイズ感がピッタリなんですよね。

今回は、焼き卵と大葉をウルメイワシの身と一緒に入れましたが、卵の黄色、大葉の緑色、ウルメイワシの血合いの赤色と脂肪のピンク色がより見栄えを良くしてくれると思います。

料理が苦手な方でも、何とか形にし易いお寿司かと思います。

押し寿司の作り方と、押し寿司の型のリンクを貼っておきますので、宜しければご覧下さい。

押し寿司の作り方
押し寿司の型

まずはウルメイワシを三枚に卸します。

三枚に卸したウルメイワシ


押し寿司の型にラップを敷き、酢飯、卵焼き、大葉、ウルメイワシの身を順番にのせ、先ほどの写真の押し寿司の型で押し付けます。

型を外し切って盛り付ければ完成です。

ウルメイワシの押し寿司

ウルメイワシの押し寿司

ウルメイワシの押し寿司


この日の北条湾定食はこんな感じになりました。

2021年9月26日 北条湾定食


最後に、こちらはこの日のライブ配信動画です。

想像以上に気温が低かったことなどもあり、夫婦揃って途中でトイレに行きたくなってしまい(車を使用したため)、ライブ配信動画が2本になってしまいましたが、1本目はカマスが釣れた時の様子などがお分かり頂けると思います。

2本目は入れ食い状態になり始めた頃の空の明るさなどご確認頂けると思います。

今回は大きな見どころなどは特にありません。

宜しければご覧下さい。

ライブ配信①


ライブ配信②


次回は早いもので10月です。

土曜日が若潮、日曜日が中潮です。

少々微妙な潮回りですが、長潮ではないのである程度は期待して良いと思います。

気温も下がり始め、徐々に海水温も下がり始めると思われ、10月は一つのターニングポイントかと思います。

ウルメイワシがいつまで釣れるか…海水温が下がることで新たな魚が釣れ出すか…夏からの惰性のような感じで釣れていた魚達に新たな動きが出てくると思います。

良くも悪くもワクワクしています。

次週も頑張って北条湾へサビキ釣りに出掛けたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

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【城ヶ島・三崎港・北条湾】朝マヅメ以降のウルメイワシ…相変わらず好調です!(2021年9月23日)

こんにちは。

プロ野球の投手の登板間隔ではありませんが、この日は前回の釣行から中3日開けての釣行となりました。

釣りに行く気は満々ですが、今回は前日に新型コロナウィルスの2回目のワクチン接種が予定されており、その副反応次第でした。



まだ20代ということはあると思いますが、娘や娘婿はワクチン接種による発熱、悪寒、節々の痛み、倦怠感が酷かったようで、接種前に散々煽られ、それなりに副反応は覚悟していました。

接種後、1時間、2時間と経過していき、30分おきにしばらく熱を計っていましたが、一向に熱が上がる気配もなく、むしろ逆に熱が下がっていきました。

恐る恐るビールを手にし…

これなら釣り…行けるかな??

ただ、いつ、どういう形でどんな副反応が出るか分かりませんので、ビールもほどほどにし早めに床に就きました。

いつものように午前0時半に起床し、どうせ朝マヅメ以降にしか今シーズンは青魚の群れが北条湾内に入って来ないので、急ぐ旅でもありませんし、まずは副反応の有無を慎重に確認します。

寝起きなので幾分ボーッとしているものの、ふらつきなどもなく、倦怠感もありません。

接種箇所も違和感は残っているものの、痛みは無し。

自覚症状が無かったので、熱もないかな…と計ってみると、さすがに熱は上がっており37.4分と微熱が出ていました。

私は喘息持ちで、その喘息でお世話になっている掛かり付け医の病院で接種を受けましたが、発熱した場合に飲む解熱剤を処方されたのでそれを飲み30分ほど様子をみました。

解熱剤を飲んで30分…熱を計ってみると37度ちょうど。

薬が効いたのか、すぐに熱が下がっていき、これなら釣りは平気だろう…ということで釣りに行く事を決定しました。

肝心の釣りの状況はと言いますと、天気、潮は問題無し!

問題は風が若干強めの予報となっていました。



前回も風が強い中での釣行で、また風か…と思うものの、どうにもならないので、少しでも風が弱まってくれることを祈りながら一路北条湾を目指します。

しかし、風向きも南風で横浜横須賀道路を走っていても、向かい風で軽自動車の非力さが浮き彫りになります。

前後を平日に挟まれたポツンと1日だけある祭日のせいか、道路はガラガラでスイスイと走り北条湾へ到着します。

北条湾岸壁にも、いつもの日曜日のような数の釣り人はおらず、釣り人は少なめでした。

広めの等間隔で釣り人が釣り座を構えており、若干迷いましたがこの日はダイブセンターのやや左斜め前に釣り座を構えました。

風が強いので波が立っており、海の中は窺い知れませんが、今シーズン恒例の未明の時間帯は魚の気配を感じない北条湾が目の前にあります。



どうせ、またネンブツダイからなんだろうな…と、諦めモードでダラダラと釣りの準備に取り掛かります。

夜が明け始めるまで1時間~1時間半。

入れ食いとかで爆釣れしていると1時間半なんてあっという間に過ぎてしまいますが、釣れない状況ですと無駄に時間をチェックし、もの凄く長い時間に感じられます。

釣りを開始しますが、ド定番のネンブツダイです。



もう溜息も出なくなり、淡々と処理し釣りを続けます。

ほとんどエサの付け替えもせず、ウルメイワシ北条湾内に入ってくるのを待ち、ひたすらその時を待ちますが、何かが掛かっていることは分かっていたのですが、「どうせネンブツダイだろ…」と放置していると、あまりに竿先がビョンビョン動くので仕方なく上げてみると…

トウゴロウイワシが掛かっていました。



釣れた時間は午前4時半頃。

そろそろ空に変化が見え始めても良い頃で、ほんの少しですがテンションが上がり始めます。

中秋の名月と言いますが、この日は満月ではないものの、写真では伝わりにくいと思いますが、本当に月明りが明るく夜が明けてきた…と勘違いしてしまいそうでした。



どうせネンブツダイしか釣れず、今シーズンのウルメイワシは日本の鉄道の如く時間に正確なので、途中から家内は車で休憩してもらっていましたが、午前4時半を回り朝マヅメに突入していく段階で釣りに復帰してもらいます。

この日も前回同様に雲が多く、中々明るくなりませんでしたが、ウルメイワシが北条湾内に入ってくる時間を5:10と予測。



家内にカウントダウンをしていると…

物の見事にほぼドンピシャ。

家内の竿が一気に真下へ持って行かれます。

早発なく、遅延なく、まさに日本の鉄道の如く時間に正確にウルメイワシがヒットします。



これも今シーズンの特徴と言って良いと思いますが、1匹釣れればあとは入れ食いとまでいかなくともコンスタントに釣れ続けます。

当たり前の話ですが、ウルメイワシもどんどん成長します。

マイワシの成魚※1が25cmほど、ウルメイワシの成魚※2は30cmほどと言われています。

※1:30cmに達するものも稀にいますが、概ね25cmくらいです。

※2:40cmに達するものもいると言われており、イワシ類の中では一番大きくなります。

この日釣れたウルメイワシの最大サイズは23cmを超えました。

そこで新たな問題が発生しました。

この日一番効果があったサビキ仕掛けはこちらです。



北条湾では一番実績のある仕掛けなんですが、このサビキ仕掛けの難点はハリスも短く針と針の間隔も狭いです。

釣る魚が20cmを超えてくると、ハリスが短いことや針と針の間隔が狭いことで、針掛かりした針以外の針が、魚の身体やヒレに引っ掛かり、サビキ仕掛けがグチャグチャになってしまい再起不能になり易いです。

家内の竿にこの仕掛けを付けていたのですが、1匹釣ってサビキ仕掛けが再起不能になり…を連続4回繰り返し、一番ウルメイワシに効果があるとはいえ、仕掛けが勿体ないのももちろんですが、何より活性が上がっているタイミングで仕掛けの交換に費やす時間的ロスが非常に大きく、途中でシラススキンのサビキ仕掛けに交換しました。

シラススキンのサビキ仕掛けは、仕掛け全体が長くなってしまいますが、ハリスも長く、針と針の間隔も広いのでウルメイワシが針掛かりしただけでは仕掛けがグチャグチャになることはまずありません。

少しずつウルメイワシも成長しており、抜群に効果はあるのですが、マルフジのケイムラ仕様のトリックサビキはしばらく封印するしかないかもしれません。

こちらは毒魚の「アイゴ」の死骸なんですが、毒魚を釣り上げ陸に放置する行為はマナー違反ですし、絶対にお止め下さい。



ツイート内でもお話ししておりますが、魚が死んでも毒針の毒性が消えないものが大半で、人間的にも危険ですが何より自然界の動物に一番悪影響を及ぼします。

さすがにこれだけ干からびていれば、動物達も食べることはしなくとも、踏んだりすれば毒針が刺さり、最悪死に至ることもあります。

また、魚の死骸を放置すれば腐敗臭も問題となります。

すぐそばに地元の住民の方々も住んでいます。

これを自分の自宅の周辺でやられれば誰でも怒ると思います。

釣り上げ、釣り針を外す過程で魚が死んでしまっても、必ず海に戻すようにお願い致します。

サビキ仕掛けに関しまして、今回はもう一つありまして、市販のサビキ仕掛けをベースに加工を施したサビキ仕掛けを使ってみました。

ベースにしたサビキ仕掛けはこちらです。

ベースのサビキ仕掛け


なぜこの仕掛けを選んだのかと言いますと…

①針の数が多い
②針の胴※の部分が平になっており反射光が出易い形
③単価が比較的安価

※ベースのサビキ仕掛けの写真の赤丸の部分

ただ、針の色が金銀交互になっており、北条湾で有効とされるケイムラ仕様のサビキ仕掛けとは発光色が異なります。

そこで、比較的オールマイティに北条湾で効果がある色の夜光塗料(蛍光の緑色)を針のチモトに塗布してみました。



夜光塗料を塗ったサビキ仕掛けがこちらです。

夜光塗料を塗ったサビキ仕掛け


同じ青魚に分類される魚でも、アジとイワシ、サバ系は好む色が若干違います。

アジは金色などの黄色の色味にも反応しますが、イワシ、サバ系は反応しないかむしろ避ける傾向が強いです。

どちらも反応する色が蛍光の緑色なんですが、これは夜間や未明に効果があり日中は効果は薄れてしまいます。

日中は白色、銀色、ケイムラ仕様が一番効果があり、今回はダメ元で使ってみましたが、未明の時間帯はネンブツダイしか釣れなかったのであまりいい加減なことも言えませんが、ネンブツダイはそれなりに食ってきました。

また、ウルメイワシが釣れ始めた最初の段階(まだ薄暗い時)でもそれなりに食ってきたので、一応効果はあった…と今のところ考えています。

個人的には、これでアジを狙いたいと思っています。

次回も同様の仕掛けを試してみますので、結果は改めてご報告させて頂きます。

次は竿受けについてなんですが、埠頭や岸壁の車止めにしっくりくる竿受けというのが、長年探し続けているんですが、正直ありませんでした。

現在、私が使っている竿受けはこちらです。

使用中の竿受け


埠頭や岸壁の車止めは、一見すると皆同じものに見えますが、良く見ると微妙に幅や高さが違い、船用のものですとほとんどが車止めの幅が広すぎて挟めないことが多いです。

現在、私が使っている竿受けも、元々は船用のものを加工して使っています。

何とか大半の車止めを挟めるようになっていますが、正直安定性に欠けます。

7mを超える強風、ボラや鯛系、ワカシなどが掛かった時は、竿受けごと外れてしまいました。

実店舗やネット通販などでたまに探していたんですが、どれも船用ばかりで中々ピンときませんでした。

先日やっとネット通販で「これは…」というものを見つけ、早速購入しこの日の釣行で試してみました。

その竿受けがこちらです。

新しい竿受け

新しい竿受け

新しい竿受け


竿受け自体を360度回転させることも出来ますし、20mm~260mmまでの幅に対応しています。



この時は風速が5mほどで、掛かったウルメイワシのサイズは20cmほどでしたが、特に問題なく安定していました。

リンクを貼っておきますので、宜しければご覧下さい。

万能竿受け 車止め用

竿を岸壁の地面に直置きすれば、竿に傷が付いたり、そもそも竿の長さを有効に活用出来ない上に、下手をすれば竿ごと持って行かれる可能性もあります。

一番竿の長さを有効に活用するには、車止めに竿受けを設置することだと思います。

そんなこんなで、この日の釣果はこんな感じになりました。

2021年9月23日 北条湾釣行 釣果


こちらはこの日釣れた魚種です。

2021年9月23日 北条湾釣行 釣れた魚種


上からウルメイワシ、トウゴロウイワシ(ボライワシ)、ネンブツダイです。

この日はトウゴロウイワシは3匹釣れたんですが、完全にトウゴロウイワシの群れが北条湾内に入って来ていると思われます。

トウゴロウイワシが釣れ出すタイミングが例年より半月から1ヶ月ほど早く、この日の海水温も前回(4日前)より0.5度下がりました。

この辺からも、例年より北条湾周辺海域の海水温が低く、青魚が東京湾に集中していることが良く分かります。

そして、我が家の兄妹猫の朝食なんですが…

前回と同じ、トウゴロウイワシとネンブツダイを焼いてあげたのですが…

兄妹猫の朝食は釣りたてのトウゴロウイワシとネンブツダイを焼いたもの


もう、この絵面で妹猫が朝食をボイコットする雰囲気がバリバリに出ていますが…w

兄妹猫の朝食は釣りたてのトウゴロウイワシとネンブツダイを焼いたもの


焼いていた時は、それなりに磯の香りと焼き魚の良い匂いがしたんですが…

兄妹猫の朝食は釣りたてのトウゴロウイワシとネンブツダイを焼いたもの


妹猫は「アンチ!念仏!」なので、トウゴロウイワシを全て妹猫にあげ、少しだけネンブツダイを足した感じで作りましたが…



結果は予想通り。

ご飯だよ~と言っても、寄っても来ず、抱いてお皿の前に連れて来るも…

ご覧の拒否っぷりです。w

この後、3回連れ戻したのですが、本当に嫌みたいで速攻でいなくなるので、仕方なく妹猫には猫缶で朝食を作り直し、ネンブツダイとトウゴロウイワシはお兄ちゃんが食べました。

元々、妹猫は好き嫌いは激しい方なのですが、本気でネンブツダイは嫌みたいなので、次回からネンブツダイは全てリリースすることになりそうです。w

人間用はと言いますと、ウルメイワシのオーソドックスな刺身丼と、フライを作りました。

フライは翌日(9/24)の夕食を娘夫婦と食べる約束をしており、その際にフライにしますので記事を書いている時点では下処理だけしかしておりません。

ウルメイワシのフライ


明日(9/24)作りましたら、Twitterにアップさせて頂きます。

刺身丼は、ここのところ同じ刺身系でも一手間加えたものが多かったので、ただただ純粋に刺身丼にしました。

ウルメイワシの刺身丼

ウルメイワシの刺身丼

ウルメイワシの刺身丼


まだ脂ののりはイマイチですが、サイズも20cmオーバーが当たり前になってきており、何より丸々と太っていて非常に肉厚です。

北条湾でのサビキ釣りで一番、釣って楽しく、食べて美味しい釣りが出来る時期かと思います。

これはどちらかと言えば良いことですが、ここのところ、特にこの日はフィッシュイーターに追われ傷を負ったウルメイワシがかなり釣れました。

傷を負ったウルメイワシ


今シーズンは暖かい海流が東京湾へ集中的に入ってしまい、その影響で北条湾にあまり大型の青魚達が入って来ませんでした。

どんなフィッシュイーターが傷を負わせているのか、今のところ不明ですが、何がしかの大型魚がウルメイワシの群れを追って北条湾周辺に姿を現している証拠です。

これは、これで今後の楽しみの一つになると思います。

こちらはこの日のライブ配信動画です。



朝マヅメでどのくらいの明るさになると、ウルメイワシが北条湾内に入って来て食ってくるのか…のタイミング的なところなどお分かり頂けると思います。

また、一つの見所としては動画のタイムスタンプが「2:42:07」の辺りで家内が、シラススキンのサビキ仕掛けをそのまま遠投し巻き上げてきてウルメイワシを釣っています。

食いが渋くなり、群れは回遊してくるけど足下のサビキ仕掛けに反応しない…などの場合は、この動画のように北条湾の中央付近を狙ってサビキ仕掛けをそのまま投げてみて下さい。

また、大型の青魚系のフィッシュイーターが湾内に入っている時も有効です。

かつて私はこのやり方でワカシを3回ほど釣っています。

是非、お試し下さい。

もうすぐですが、今週末も土日共に中潮と潮回りは悪くありません。

週末も頑張って北条湾にサビキ釣りに出掛けたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

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【城ヶ島・三崎港・北条湾】台風通過直後・強風の中での北条湾釣行(2021年9月19日)

こんにちは。

この週末から、所謂シルバーウィークで、釣りキチとしては頭に浮かぶのは釣りのことばかり…

しかし、初っ端から天気に恵まれません。



そもそも、台風の進路自体もそうですが、10年ほど前では日本海付近を台風が台風のまま通過し、太平洋側へ抜ける…なんてことは考えられませんでした。

この辺からも、如何に日本の周辺海域の海水温が高くなってきているのかが良く分かります。

台風の進路に気を揉みながら週末を迎えますが、本当にギリギリ直前までどうなる分からない感じでした。



どれだけ状況が良く転んだとしても、恐らく土曜日の釣行はほぼ無理。

かなりの雨量が予想される中、風もかなり強い予報です。

さすがの私も、この状況ですと釣りは諦めます。

となると、日曜日か月曜日ということになります。

月曜日の早朝より所用があり出来れば、普段通りの日曜日の未明に釣りに行きたく、小まめに天気予報をチェックします。

しかし、今回は本当にギリギリまでどうなるか予想しにくかったです。

そもそも、どのタイミング(位置)で台風から温帯低気圧に変わるか…

予報円の北、南、どちらよりの進路を辿るのか…

この辿る進路によっては、ピンポイントで北条湾という場所も北風になるのか、南風になるか変わります。

こちらは釣りに行った前日(9/18)の午後9時の天気図ですが、前線が二つあり台風(温帯低気圧)が北、南のどちら寄りの進路を進むかで北寄りの前線を刺激するか、南寄りの前線を刺激するかで豪雨の降る場所やタイミングが変わってきます。

2021年9月19日 天気図


北寄りの進路を通り、北側の前線を刺激するのであれば特に問題はありませんが、南寄りの進路を通り南側の前線を刺激しつつ北上すれば日曜日の午前中くらいまで風も強く大雨になる可能性もあります。

このように、今回は台風(温帯低気圧)と前線の位置、更にその進路がドンピシャで三浦半島を直撃する可能性があり本当に微妙な感じでした。

1時間もすると、コロコロと予想される風速も雨量も変わってしまい、小まめに天気をチェックすることは大事なことですが、最終判断は釣りに行く直前にならないと出来ないと思い、この日は早めに床に就きました。

寝坊することなく予定通り午前0時半に起床。

当然ながらまず天気をチェックします。

起床時の天気予報ではやや風が強くなっていましたが、大きな変化はありませんでした。

2021年9月19日 天気予報


雨雲レーダーをチェックすると…

2021年9月19日 天気予報


なんだか、天気予報と相反するような状況が…

当たり前なのですが、天気予報は三浦市の3時間天気を見ていますので、三浦市全体を見ての予報となります。

やはりピンポイントで状況を判断するには、釣りに行く直前の雨雲レーダーが一番正確です。

この日はそうだったのですが、雨雲レーダー上の予測で雲を動かした時に同じ場所で強く雨が降り続ける場合は要注意です。

その場所に前線があったり、何らかの理由で寒気が流れ込み易い状態であったり、線状降水帯とまではいかなくとも、長時間に渡って同じ場所で雨が降り続け風も強くなることが多々あります。

雨雲の範囲が狭くても、ピンポイントで北条湾だけ大雨…というのも実際に過去にもありますし、今シーズンの少し前の釣行ではその逆で横須賀、横浜市内は大雨でしたが、ピンポイントで北条湾付近だけ雨が降っていなかった…ということもありました。

明らかに雨が降らない時などは問題ありませんが、大雨や強風が予想される中での釣行計画の場合は、漠然と天気予報だけを見るのではなく、釣りに行く場所のピンポイント予報、且つ情報がなるべく正確なものを小まめにチェックすることをお勧め致します。

コロナ禍になり、釣り需要の高まりは皆様も十分実感されていると思いますが、同時に今年などは水難事故も多く見受けられました。

たかが天気、されど天気ですが、運動会の日が雨か晴れかを確認するわけではなく、釣りの場合は大雨や強風が命取りになることもあります。

私が情報を発信させて頂いております北条湾は、一見足場も良く夜間でも街灯などもあり安全に見えます。

しかし、釣りは自然を相手にしますので、いつ何時どういうことが起こるか予想出来ません。

事前準備は怠らず、やり過ぎなくらいでちょうど良いと思います。

正確な情報を収集し予測することはとても大事です。

有事の際に困るのは自分ですし、特に今回のように荒天が予想される中での釣行の場合はご注意下さい。

そんなこんなで、仮に未明の時間帯に釣りが出来なくとも、日の出の頃には雨も上がり釣りが出来るであろう…と判断し午前1時半過ぎに自宅を出発。

直前まで雨が降っており、道路にはまだ水溜まりもあり、横浜横須賀道路などでは途中で雨も降る中一路北条湾を目指しました。

海に近付くにつれて、徐々に風も強まり「やっぱ、強風だけは避けられないか…」などと思いながら北条湾に到着します。

北条湾岸壁に入って行くと、さすがにこの荒天のせいか釣り人はだいぶ少なく釣り座にはかなり余裕がありました。

久しぶりにいわき丸さんの後方の釣り座が空いていたので、今回はそこに釣り座を構えました。

幸いにも北条湾到着時は雨は止んでいましたが、空を見上げればいつ雨が降り出してもおかしくないような厚い雲がもの凄い速さでどんどん流れていきます。

こりゃ…明け方までに一雨くるな…と思い、荷物は必要最小限だけ準備し早速釣りを開始します。



ツイート内の写真をご覧頂いても、地面が濡れており雨が降ったり止んだりを繰り返していたのがお分かり頂けると思います。

今シーズン北条湾付近に寄っている青魚は夜間、未明の間は完全に北条湾の外に出てしまっていて、全く湾内にいません。

ただ、この日は台風(温帯低気圧)の影響で、外海が荒れてくれれば湾内に何がしかの魚の群れが逃げ込んで来ているのでは…と淡い期待をしていましたが、見事にその期待は木っ端微塵に打ち砕かれます。



ここのところド定番になりつつある、この日もネンブツダイからスタートです。

活性は低くはなく、サビキ仕掛けを海中に投入すれば…念仏、念仏、念仏…

もうお前は掛からなくて良い…という念仏を唱えても…念仏、念仏、念仏…

やっぱ…朝までダメか…

と、思っていると霧雨が降り出します。



車のリアゲートを屋根代わりにし雨が止むのを待ちます。

30分ほどで雨も上がり釣りを再開しますが…

再び…念仏、念仏、念仏…

もう、なんか、釣りが楽しくない…

我が家の猫にも拒否される念仏…

竿先がビョンビョンなっても…

念仏、念仏、念仏…

竿を上げたくない…

仕方なく上げても…

念仏、念仏、念仏…

この日は風が強く、陸に竿を上げておくと竿もサビキ仕掛けも風で飛ばされ、仕掛けが再起不能になったり、人や物に引っ掛かったりして危険なので、逆に空針で竿受けに竿を置いて、サビキ仕掛けを海中に入れておく方が安全だったんです。

そういう理由から、空針で海中にサビキ仕掛けを入れておくと…

念仏、念仏、念仏…

ダァァァァァァァァァァ!!いい加減にしろ!!

と怒鳴りたくなるくらい「念仏」

もう、本気で針から外すのも夫婦揃って面倒臭くなり放置していると…



あまりに引くので、仕方なく家内が竿を上げたらイサキが掛かっていました。

この辺りから、ネンブツダイと入れ替わるようにイサキが釣れ始めます。

コンスタントにイサキが釣れ、ネンブツダイよりはマシなのでイサキ釣りに励んでいると、午前4時を回った途端に引っ切り無しに北条湾岸壁に車が入って来ました。



自分も行ってるくせに何言ってんだ…とツッコミを食らいそうですが、こんな荒天でも釣りに来るんだ…と少し驚きました。

雨雲こそ抜け、空が見え始め雨の心配はなくなりましたが、風が急に強くなり始めます。



待ちに待ったその時が近付き、空が良い感じに明るくなってきた頃…



このツイート後、5分もしないでウルメイワシがヒットします。



この後、入れ食いに近い状態を何度か挟みながら順調に釣れ続けます。

そして、細長いけど…お前は…ウルメイワシじゃない…



トウゴロウイワシがヒットします。

例年より1ヶ月くらい早いですが、恐らく城ケ島周辺海域にトウゴロウイワシの群れが寄っていると思われます。

トウゴロウイワシは暖かい海水が苦手で比較的低い海水温を好みます。

この日の釣果は1匹でしたが、北条湾にトウゴロウイワシが入っていることや、同じサバでも低い海水温を好むマサバが今シーズンの北条湾でのサバの釣果のメインだったことなどからも、海水温が例年より低めであることが分かります。

この後、しばらくコンスタントにウルメイワシが釣れ続けます。

1時間ほどウルメイワシの活性が高い状態が続き、食いが止まります。

後ほど、ライブ配信動画を貼る際に改めて詳しくご説明させて頂きますが、食いが止まり撤収するか迷っていた時に、シラススキンのサビキ仕掛けを付けた私の竿に確実に60cmオーバー、70cmくらいあるんじゃないかというボラ(トド)がヒットします。

結果として、ボラがデカ過ぎて中々タモ網ですくえずサビキ仕掛けがロストしてバラすのですが、バラした後の脱力感たら…もう…

未練が残り、もう一度掛かってくれないかな…と、何とも女々しい感じで釣りを再開するのですが、帰ることを瞬殺で決断させてくれるヤツがヒットします。



お前が寄っちゃぁ…お終いよ…アイゴ※です。

※アイゴは背ビレ、腹鰭に毒針がありますので絶対に素手で掴まないで下さい。軍手も毒針が貫通します。コチバサミやペンチなどで魚自体を掴み針を外して下さい。また、そのまま地上に絶対に放置せず死んでしまっても海へ返して下さい。

アイゴは一度寄ってしまうと、まずその場から離れません。

人間の方が諦めて釣り座を変えるくらいです。



そしてオマケのウミタナゴです。

完全に根魚が寄ってしまったので、この日はここで納竿としました。

この日の釣果はこんな感じになりました。

2021年9月19日 北条湾釣行 釣果


今回は娘夫婦に釣った魚を食べさせてあげることもあり、釣る魚の数に制限を掛けませんでした。

ネンブツダイだけは、我が家の兄妹猫の分だけ釣りその他は全てリリースしました。

こちらはこの日釣れて持ち帰った魚種です。

2021年9月19日 北条湾釣行 釣れた魚種


上からウルメイワシイサキ(稚魚)、ネンブツダイトウゴロウイワシです。

ウルメイワシの最大サイズは22cmでした。

そして、この日はウルメイワシとイサキは娘夫婦用で数に余裕が無かったので、兄妹猫にはネンブツダイと1匹だけ釣れたトウゴロウイワシを焼いてあげました。

我が家の兄妹猫の朝食はネンブツダイとトウゴロウイワシを焼いたもの


トウゴロウイワシはイワシを名乗っていますが、実際はボラに近い仲間で青魚ではありません。

ネンブツダイもトウゴロウイワシも白身のたんぱくな味の魚です。

我が家の兄妹猫の朝食はネンブツダイとトウゴロウイワシを焼いたもの


青魚ではないからなのか…

この日も、妹猫は匂いだけ嗅いでその場を立ち去る…という、朝食をボイコットします。



再び連れ戻し、半ば嫌々3/2ほど食べて立ち去ります。

残りは、待ってました!と食いしん坊のお兄ちゃんが全てキレイにたいらげました。

妹猫は腹が立つくらい味にうるさいんですよね。

猫缶も吟味し、気に入らないとボイコットします。w

そして人間用の魚料理ですが、以前から娘夫婦に釣った魚が食べたい…と言われており、ここ数週間、実は朝マヅメ以降でサバを狙って釣りをしていました。

私の釣行記には、良く釣った魚の刺身系の料理がたくさん登場しますが、実は一番好きなのはサバのフライかフリッターなんです。

ウルメイワシも足が早い※ですが、サバもウルメイワシに負けじと足が早いです。

※足が早い=腐り易い

これは実際にやって頂くと良く分かりますが、スーパーで売っているサバをフライにすると弾力性のないスポンジを油で揚げたようになり、釣りたてのサバをフライにした時のフワフワで柔らかいフライは作れません。

風味も全然違い、釣りたてですと油で揚げているにも関わらずしつこさは全く感じず、サラダ油と青魚の相性も良く、まさに絶品なんです。

本当はこれをおかずに白いご飯を腹一杯食べて欲しくて頑張っていましたが、どんどんサバの群れの数が減り、いい加減数釣りは難しいと判断し、サバは諦めて今回のウルメイワシを食べさせてあげることにしました。

ウルメイワシを食べさせるのであれば、やはりお刺身を食べさせてあげたいのですが、未明から釣りをし、実家に行って調理をし、食事をして帰宅…はさすが肉体的にキツイので、連休である今回を選び、翌日の朝食ということにしました。

今回はこの流れですとウルメイワシを釣ってから食べるまでに概ね1日時間が空きます。

この1日という時間を使って、いつものように釣って数時間後に捌いて刺身にする食べ方ではなく、1日寝かせたウルメイワシの刺身の食べ方を簡単にご紹介させて頂きます。

この刺身の食べ方の最大のポイントは、1日冷蔵庫で寝かせることにより、余計な水分が飛び味が濃くなる…というか旨みが増す※点です。

※厳密に言うと「旨みが増す」のではなく、余計な水分が飛ぶことにより「旨みを感じ易くなる」です。

まずはいつも通りに三枚に卸します。

三枚に卸したウルメイワシ


この卸した身をタッパーやトレーに一段ずつ並べて敷き、一段敷いたらその上にキッチンペーパーを一枚敷き、またウルメイワシの身を並べキッチンペーパーを繰り返して全ての身を敷いていきます。

タッパーの蓋や、トレーにラップを掛けずに約1時間ほど冷蔵庫に入れておき、1時間経ったら蓋やラップをして約1日に冷蔵庫に入れておきます。

凍ってしまうとアウトなので、冷蔵庫の中に入れる時は、冷気の吹き出し口付近は避けて下さい。

これはウルメイワシに限ったお話しではありませんが、魚は基本的に頭や内臓、皮などを取り除き、身(さく)だけにすると腐敗の進行速度が格段に遅くなります。※

※腐らなくなるわけではなく少しずつは腐っていきますのでご注意下さい。

2日程度であれば、冷蔵庫にさえ入れておけばまず腐ることはありません。

あまり長時間冷蔵庫で冷やし続けると、水分が飛び過ぎて身が堅くなってしまいますので、無難なタイミングが約1日です。

先ほどのウルメイワシの身を三枚に卸した写真は捌いた直後に撮影したものです。

こちらはウルメイワシの身を1日冷蔵庫で寝かせたものです。

冷蔵庫で寝かせたウルメイワシの身


こちらはウルメイワシの身の比較写真です。

ウルメイワシの身の比較


比較写真は上が冷蔵庫で1日寝かせた身、下が捌いた直後の身ですが、身の銀色の部分やピンク色の部分を良くご覧頂くと1日寝かせた上の写真の身の方がシワがたくさんあるのがお分かり頂けるかと思います。

これは、余計な水分が飛び身が縮んだことで出来たシワです。

身の端々が完全に水分が無くなって堅くならず、身にこのくらいのシワが出来る感じがベストです。

水っぽさがなく、身も適度にしまり、ウルメイワシの味自体がかなり濃厚になりますが、青魚などの生臭さが苦手な方には、逆にその生臭さも若干ですが強くなってしまいますので、生臭さが苦手な方は釣りたてをお刺身にすることをお勧め致します。

そして、この身とネギを一緒に叩き、酢飯の上に大葉の微塵切りを敷き、叩いたウルメイワシの身をのせれば完成です。

ウルメイワシのタタキ丼です。

ウルメイワシのタタキ丼


イサキの稚魚は南蛮漬けにしたのですが、食べて食べられないことはないのですが、前回作った時に若干頭が気になったので今回は頭を落として南蛮漬けにしました。

イサキの南蛮漬け


どちらも娘夫婦に好評で釣って来た甲斐がありました。

こちらはこの日一番効果があったサビキ仕掛けです。



この日は釣果最優先で釣りをしなければならなかったので、自作のお試しサビキは使用しませんでした。

釣り開始当初は、ケイムラ、シラススキン、発光プランクトンで釣りを開始し、朝マヅメ以降明るくなってきた時点で発光プランクトンからケイムラにサビキ仕掛けを変更し、ウルメイワシを釣っていた時はケイムラ2本、シラススキン1本で釣りをしましたが、やはりケイムラのサビキ仕掛けに一番釣果がありました。

ケイムラ強し!という感じでした。

こちらはこの日のライブ配信動画です。



ツイート内にもありますが、動画のタイムスタンプが「3:05:07」の時に、真ん中の私の竿が折れるんじゃないか…というくらいに真下に持って行かれます。

優に60cmは超えており、恐らく70cm近くあったと思われるボラ(トド)がヒットします。

サビキ仕掛けの針がタモ網の網に絡まってしまったことや、魚自体がデカ過ぎて中々タモ網ですくうことが出来ず結果的にはサビキ仕掛けがロストしバラしてしまいました。

実はここ数週間、毎回ボラの群れが北条湾内に入って来ており、この日は翌日に娘夫婦と釣った魚を料理して朝食を一緒に食べることになっており、量増しというか少しでも量を多くしたく釣り開始当初から万に一の確率でボラを狙っていました。

使用したサビキ仕掛けはシラススキンなのですが、針は8号のものを使いました。

ボラは北条湾内に入って来た時に、ジャンプを繰り返している時はまず釣れません。

そもそもボラがなぜ海面から飛び出てジャンプするのかも、諸説ありますが未だにハッキリした理由は分かっていません。

夜間や未明ですと、中々厳しいですが足下の海の中を良く観察していると、中間よりやや海底に近い層にボラの群れが泳いでいることがあります。

ジャンプを繰り返さず、上記のような状況でボラが北条湾内にいる時は、サビキ仕掛けに食ってくることが良くあります。

ボラの場合、これは感覚的なお話しなので信憑性に乏しいことは否めませんが、私の感覚ですと潮の動きに非常に敏感で満潮から干潮、またはその逆で1回の潮汐で一番潮が動いているタイミングでかなりの確率で食ってきます。

また、ボラは身体の割りには口が小さいので、雑食性ではありますが、アミコマセのアミくらいの大きさのエサを好んで食べます。

子供の頃、マグロの赤身などをエサにしてウキ釣りで良く釣ったのですが、その際もエサの赤身はかなり小さく切り、丸セイゴの12号くらいの針にたくさん付けて釣りました。

鼻も良く、ボラが北条湾内にいれば、撒き餌などを撒かなくてもサビキ釣りさえしていれば足下に寄って来ます。

サビキ釣りでボラも含めて狙ってみるのであれば、シラススキンなど針にアミコマセのアミくらいの集魚パーツやスキンが付いたサビキ仕掛けをお使いになると釣れるかもしれません。

これから冬に向けて、ボラは越冬のために爆食いをし、脂肪を溜め込むのですが、その脂肪が目にも付いてしまい極端に視力が落ちます。

当然釣り易くなり、脂肪を溜めるので「寒ボラ」と言って味も絶品になります。

また、元々視力よりも嗅覚に頼ってエサを探すので、スキンなどが付いたサビキ仕掛けでもアミコマセの中をトリックサビキのように一度潜らせて臭いを仕掛け全体に付けて釣ると釣り易くなります。

これから冬に掛けてボラは釣り易く、食べても美味しい時期ですので試してみては如何でしょうか。

最後になりますが、今週はちょっと気になるニュース記事がありました。



以前、アニサキスに感染した場合、正露丸を飲むと痛みが和らぐ…と聞いたことがあり、都市伝説的なエビデンスの怪しいものはあまり信用しない方なのですが、これは本当にそうだったんですね。



これは実際に私が買い物をして料理を作ろうとした時に発見したアニサキスです。

アニサキスは基本的に魚の内臓に寄生します。

宿主が死ぬと内臓から出てきて、身に移ります。

釣りに於いては、生食の場合は内蔵はキチンと取り除き捨てること、身を良く洗い皮は剥ぐことなどを徹底していればまず捌く過程で気が付きますし、感染することはほとんどありません。

ちなみに、稀に売っている魚で寄生虫を発見したことはありますが、今まで40年以上釣りをしてきて、釣った魚に寄生虫が居たことはありません。

そもそも、魚がアニサキスに感染するのは、アニサキスに感染した魚や他のエサを食べることによって感染します。

大型の青魚などを狙って釣りをする以外では、特に今今私がご紹介させて頂いております、北条湾でのサビキ釣りなどではそもそもターゲットとする青魚自体が小さ過ぎて寄生虫に感染した魚を食べるレベルにありません。

だから安心しろ…という話ではなく、十分注意は必要ですが、かと言って過剰に反応する必要もないと思います。

折角釣りで新鮮な魚を釣るのですから、やはり刺身で食べたいと思います。

要点を押さえて注意し、釣りたての魚を堪能して頂ければと思います。

次回は、前日が2回目のコロナウィルスのワクチン接種日なので、副作用などにもよりますが、一応9/23を予定しております。

9/23は大潮、その先の土日は中潮と、潮回りも悪くなく今回のボラのリベンジをしたいと考えております。

また、ご報告させて頂きます。

20210919 北条湾釣行
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【城ヶ島・三崎港・北条湾】数はすくないですがまだサバの群れがいました(2021年9月12日)

こんにちは。

何だか9月に入った途端に気温も低くなり、台風なども発生こそしますが、関東周辺に大型の台風も近付くこともなく、このまま冬に向かってしまうのではないかと、どことなく拍子抜けするような感じで過ごしおりますが、そんな中この日も北条湾サビキ釣りに行って来ました。

暑がりな私にとっては、日照時間が少なく曇りの日が多いことは、野菜の値段の高騰など懸念されることもありますが、個人的には助かっております。

余談ですが、9月に入ってからは本当に日照時間が少ないんですよね。

2021年9月 日照時間


9月に入って10日程度の日照時間を見ると、例年の5割程度しか陽が出ていませんでした。

今年は「夏ってあったっけ?」と思ってしまうくらい9月に入りガラリと陽気が変わってしまいました。

当然この週末も曇りを中心とした予報となっていました。



一応、緊急事態宣言も9月末まで延長が決定されたこともあり、細かいコメントは控えさせて頂きましたが、土日共に中潮と条件的には悪くありませんでした。

この日もいつも通りの午前0時半起床で北条湾を目指しました。

ここのところは、日の出以降にウルメイワシの群れが北条湾内に入って来ないと釣りにならないので、アホみたいにシャカリキになって未明から釣りに行く必要もないのですが、どうしても例年の感覚が抜けず今週こそは何か違う魚が…と週末に近付くにつれ期待が高まり未明から出掛けてしまいます。

特に寝坊することもなく、ダラダラと釣り道具を車に積み込み一路北条湾を目指します。

保土ヶ谷バイパス、横浜横須賀道路とガラガラに空いている中、順調に走ります。

特に横浜横須賀道路などは、下り線は私しか走っていないような状況が何度もありました。

しかし、三浦縦貫道、更に下道に降りて、城ケ島三崎港に近付けば近付くほど車の数が急に増えていきます。

昨今は、実店舗の釣具店などに行っても、コロナ禍以前は当たり前のように買えていたサビキ仕掛けなどが全て売り切れていて、注文しても数ヶ月待ちが当たり前になってしまいました。

こういったことでも釣り需要の高まりに気付かされますが、この日のように高速道路から一般道に降りて、釣り場に近付くにつれ急に車の数が増えることでも「これ…みんな釣りなんだろうな…」と思うようになりました。

そんなことを家内と話しながら北条湾へ到着します。

北条湾へ到着したのが午前2時半過ぎ。

いざ北条湾岸壁に入って行くと…

軽く予想はしていましたが、確かに係留されている船の数が普段より多かったとはいえ、釣り座はほぼ皆無。

やっぱし…

たまには違う場所でやってみようかな…と真剣に考えるくらい釣り座が空いていませんでした。

北条湾岸壁をグルりと一周し、しばし考えましたがダイブセンターの前の釣り座だけ空いています。

結果的に、このダイブセンターの前の釣り座で釣りをするのですが、この場所は普段から漁船が係留されている上に海中に係留ロープも張り巡らされており、足元にも漁具などが置いてあるため、足場も悪く根掛かりし易い場所なんです。

イマイチ気が進まない場所なんですが、選択肢はないのでこの日はここで釣りを開始します。



釣りの準備を始めますが、風が完全に無風なので、当然海面も完全なベタ凪。

暑がりな私にとっては額に汗が滲む感じでほんの少しで良いので風が欲しかったです。w

そのベタ凪の海面を見ていると、無数に小さな波紋があちらこちらに出来ていました。

波紋の主を目視で確認することは出来なかったのですが、然程大きな魚ではなく、その波紋の主をやる気のない感じでアタックするヤツがいたのですが、恐らくアタックしていたのはイカの類ではないかと思われます。

イカの類がアオリイカと仮定してお話ししますと、産卵が遅い個体はギリギリまだ産卵のために岸近くにいる可能性はゼロではありませんが、この日のアタックの仕方や狙っていた魚のサイズから想像しますと、恐らく今シーズンの早い時期に産まれた個体ではないかと思われます。

アオリイカは原則として寿命が1年で、産まれてから1年で大きな個体になりますと胴の長さが50cmに達するくらい成長するものもおり、非常に成長するスピードは早いです。

アオリイカの産卵は梅雨から初夏の辺りで始まります。

この一番早い時期に産まれた個体ですと、今の時期で20cm以上にはなっていると思われます。

アオリイカはあまり暖かい海水を好まず22度~24度くらいが適温です。

今シーズンの北条湾の海水温は、この日も24度でしたが例年より1度~1.5度ほど低い温度で安定しています。

こういったことも、この日北条湾内にいたやる気のないアタックを繰り返す連中がイカの類であったとすれば合点もいきます。

ただ、目視で確認したわけではないので、あくまで想像の域を出ませんが。

やる気が無い…と感じつつも、波紋も出来ており、追われる魚もあちらこちらにおり、入れ食い状態とかではないにせよ、活性が低くないことは分かりました。

釣りの準備も終わり、釣りを開始しますが、ピクリとも竿が動かず全く食ってくる気配を感じません。

ここのところ、定番の流れになりつつある…「ネン」「フグ」「クロ」…※

※「ネン」(ネンブツダイ)・「フグ」(クサフグ)・「クロ」(クロイシモチ)

この青魚がいないことをご丁寧に伝えてくれる御三家…※

※この三種が釣れるとなぜ青魚がいないことを物語っているのかは前回の釣行記事をご覧下さい。

ムンムンにその雰囲気を感じます…

頼む…夢も希望も打ち砕かれるから釣れないでくれ…

現実を突き付けられなければ想像という夢の国へ行けるだろ?

君達が釣れてしまうと、夢の国へ行けなくなるんだ…



願いも虚しく…



立て続けに…



見事にヒット…

「青魚がいないことを伝える会」の会員しか釣れず、一々針から外してリリースするのも面倒なので釣りをする竿の数を減らします。



ウルメイワシが北条湾内に入って来る時間を予測し、その時をひたすら待ちます。

このタイミングがほぼ午前4時。

やることもないので、家内と二人スマホを弄っていると…

怒涛の如く次から次へと車が北条湾岸壁に入って来ます。



まるで朝の通勤ラッシュの生活道路のようでした。

さすがに北条湾岸壁へ入って来るので、恐らく…というかほぼ釣り人なんだと思いますが、緊急事態宣言延長などどこ吹く風。

他県ナンバーのレンタカーとかが、この日は非常に多かったです。

これは撤収時(午前6時頃)に撮影したものですが、駐車スペースの取り合いな上に、釣り座も場所によっては密に近かったです。



改めて、釣りをする人が確実に増えていることを実感しました。

そして、ひたすらウルメイワシが北条湾内に入って来るその時を待ちます。

すると、予想より10分ほど早くウルメイワシがヒットします。



ヨッシャー!入って来たな!

と思うものの、どうもまだ空が暗い…

案の定、1匹釣れたことは釣れましたが後が続きません。



ちょうど10分ほど経った時に、なんともやる気のない、竿先が微妙にビョンビョンと動くアタリが…

どう考えてウルメイワシじゃない…まさか…ネン…

「ネン」「フグ」「クロ」だけは勘弁してくれ…

恐る恐る上げてみると…



恐らくアカネキントキの稚魚です。

何気に北条湾はキントキダイ系、ハタ系の魚が釣れます。

丁寧に針を外し早々に海へお帰り頂くと、つまらないアカネキントキの前振りがありましたが、ここで一気にウルメイワシが10分ほど入れ食いになります。

今回も釣れ始めるタイミングの予想はほぼドンピシャでしたが、やはり入れ食い状態が長く続かない…というのも今シーズンの特徴の一つかと思います。

ウルメイワシの入れ食い状態が落ち着き、「なんだ…今日も湧いた時間は短かったな…」などと思っていると、ウルメイワシの引きよりも格段に強い引きで竿が折れるんじゃないかというくらいに真下に持って行く大きなアタリが…



もう北条湾を離れてしまった…と思っていたサバマサバ)がヒットします。

これには家内もビックリで「まだいたんだ…」と驚いていました。

本当はこのサバを10本くらい釣りたいのですが、残念ながらこの日もサバはこの1匹しか釣れませんでした。

ここのところの私の釣りの流れですと、私はいつも朝マヅメの1発目の活性が高いタイミングが終わると撤収してしまいますが、恐らくこの後も何度か活性が高くなる、低くなると繰り返すと思います。

個人的には自分達(大人二人猫二匹)が食べる分が釣れると私は釣りを止めてしまいますが、数を釣りたい場合はこの後もしばらく粘ればそれなりの数は釣れると思います。

私はアホみたいに毎週北条湾へサビキ釣りに出掛けていますので、必要以上に釣って帰っても捌くのも大変ですし、物足りなければ来週また釣れば良い…という感覚でいますので、無駄に長く釣りをしないだけです。

とにかく今シーズン、というか今今の北条湾では、ここのところの釣行記事でお分かり頂けますように、サビキ釣りをするのであれば、夜間や未明の釣りはやるだけ無駄です。

釣れ出すのはほぼ間違いなく、朝マヅメ以降です。

まだ、サバの群れがたくさんいた時期ですと、夜間や未明にサバの群れが北条湾内にいましたが、この日は私が釣りをしていた未明の時間には恐らくサバの群れはおらず、朝マヅメ以降ウルメイワシの群れと一緒に北条湾へ入って来たと思われます。

「ネン」「フグ」「クロ」の餌食になるだけで、釣果はほぼ期待出来ません。

また、釣り座に関して申し上げますと、北条湾の花暮岸壁側が一つの狙い目かと思います。

以下の赤丸の岸壁には午前4時半頃~5時の間に必ず釣り船が接岸し釣り客を乗船させます。

釣り船の乗船場所

釣り船の乗船場所



後ほど貼る、この日のライブ配信動画のタイムスタンプで1:41:40の辺りで釣り船が通って行くのが映っています。

その後、同じ動画のタイムスタンプで1:42:42の辺りで汽笛の音が入っています。

この汽笛は、上記のキャプチャー画像の赤丸の場所で釣りをしている人達に、船を接岸させて釣り客を乗船させるため、その場所を空けるように促しています。

一度釣り船を接岸させて、釣り客を乗船させ、出港するのに概ね30分程度掛かります。

当然、釣り船を接岸させる場所で釣りをしていた人達は、荷物も片付けどかなければならないので、大半の釣り人が釣り座を変えてしまいます。

この釣り船は釣り客の乗船から出港まで手際が良く、比較的短い時間で準備を済ませる上に、決まって4時半~5時の間に花暮岸壁へ船を着けます。

この記事を書いている時期(今の時点)で、概ね日の出の時刻は午前5:15くらいです。

昨今の釣り需要の高まりなどから、釣り座の確保も一つの問題かと思われ、この時間を狙って釣り船が出港したらその場所に釣り座を構える…という作戦もありかと思います。

花暮岸壁の北条湾側は、大型の船なども係留されますが、この場所だけは釣り船が釣り客の上下船を行うこともあり、ほぼ必ず空いています。(長期係留の船が着かない)

若干懸念点があるとすれば、城ケ島と本土の間の船道に場所が近いため、潮通しが良く海水温が変化し易いので状況によっては青魚が避けることがあります。

それ以外では、釣り船はその時の状況にもよりますが、概ね午後3時~4時の間に帰港します。

極端な長時間の釣りは出来ず、必ず釣り船が帰港するまでには撤収、もしくは釣り座を変える必要がありますが、最長で8時間~9時間は釣りが可能です。

釣り座確保のためだけに早く釣り場に行っても、釣れないのでは疲れが溜まるだけかと思います。

オマケにこの日のように北条湾に到着したのは午前2時半頃ですが、そんな未明の時間でもほぼ釣り座は埋まっているような状態です。

では何時に釣りに行けば良いんだ…となると、前夜から泊まり込み…みたいな勢いになってしまいます。

釣り座の確保だけで疲れ切ってしまいそうな状況ですので、日曜日にご釣行される場合はご検討してみては如何でしょうか。

同じライブ配信動画なんですが、もう撤収間際の動画のタイムスタンプが2:23:08辺りで、家内がサビキ仕掛けをそのまま遠投し巻いてきてウルメイワシを釣り上げています。

この時は食いが渋くなった後、ウルメイワシの群れが北条湾の中央付近に集中してしまったためにこの釣り方をしました。

夜間などですと、釣り人の足音や話し声、ライト類などの強い光の照射などで足下に青魚の群れが寄り付かなくなることが往々にしてあるのですが、陽が昇って明るくなってからも極端に釣り人が多い場合やフィッシュイーターの類が北条湾内に入っているとこの日のように湾の中央部に群れが集まってしまうことがあります。

その時は、スキン等が付いていないただのトリックサビキで構いませんので、動画のように遠投し、サビキ仕掛けを上下に振りながらゆっくり巻いてきてみて下さい。

活性は決して低くないのに、上記のような理由で足下に青魚の群れが寄って来ない場合などには有効です。

この日の釣果はこんな感じになりました。

2021年9月12日 北条湾釣行 釣果


どことなく寂しい感じもしますが、釣れればウルメイワシのサイズが20cm近いので、これで十分大人二人猫二匹で足りる感じです。

こちらはこの日釣れた魚種です。

2021年9月12日 北条湾釣行 釣れた魚種


説明は不要かと思いますが、上からサバ(マサバ)、ウルメイワシ、ネンブツダイです。

ウルメイワシが20cm弱、サバは22cmほどありました。

我が家の兄妹猫の朝食ですが、前週は朝食全てがネンブツダイを焼いたものとなりましたが、妹猫が臭いだけ嗅いで一口も食べずに寝室に帰って行く…という暴挙に出たので、1匹だけ釣れたサバは焼いてあげようか散々悩んだのですが、今回はサバは人間が頂くことにし、代わりにウルメイワシを焼いてあげました。

兄妹猫の朝食は釣りたてのウルメイワシとネンブツダイを焼いたもの


焼いたウルメイワシの良い匂いがしました。

兄妹猫の朝食は釣りたてのウルメイワシとネンブツダイを焼いたもの


ウルメイワシもサバも普通に焼いて食べても全然イケると思います。



この日は、妹猫も残さずキレイに食べてくれました。

そして、人間用はサバは自家製タルタルソースでフリッターにし、ウルメイワシはナメロウ丼を作ってみました。

まず、サバですが三枚に卸します。

三枚に卸したサバの身


釣ったばかりの魚は、どんな魚にも言えることなのですが、皮に非常に張りがあり三枚に卸した身などは特に火を通すと皮が縮み反り上がってしまいます。

反っても特に問題はないのですが、多少でも見た目を良くする場合は皮に切れ目を入れてから火を通して下さい。

切れ目を入れたサバの身


細かいことなのですが、こういう一手間が料理の見栄えも良くしますので、面倒臭がらずやるとお父さんの株も上がるかもしれません。

株繋がりでお話しさせて頂ければ、菅総理が総裁選不出馬を発表した翌日、日経平均株価爆上げには思わず爆笑してしまいました。w

そして、片栗粉と卵で衣を作り油で揚げて完成です。

サバのフリッター

サバのフリッター

サバのフリッター


サバのフリッターの自家製タルタルソース和えです。

お子さまには喜ばれる魚料理かと思います。

次はウルメイワシのナメロウ丼ですが、まずウルメイワシを三枚に卸します。

三枚に卸したウルメイワシ


三枚に卸したウルメイワシを細かく刻み、大葉、ネギ、味噌と一緒に、味噌が全体的になじむまで叩いていきます。

ウルメイワシのナメロウ丼の作り方


味噌がなじんでいればOKですので、ミンチ状になるまで叩くかなど、叩き具合はお好みで調節して下さい。

叩いたウルメイワシの身


ちなみに、酒のつまみとして食べる場合はやや味噌を多めにし、今回のように丼物などにして食べる場合は味噌は風味程度で控えめにすることをお勧めします。

あまり味噌を入れ過ぎると、塩気が多くなり過ぎてしょっぱくなってしまいます。

酢飯の上にガッツリのせて完成です。

ウルメイワシのナメロウ丼

ウルメイワシのナメロウ丼

ウルメイワシのナメロウ丼


そして、この日の北条湾定食はこんな感じになりました。

2021年9月12日 北条湾定食


この日一番効果があったサビキ仕掛けはこちらになります。



青魚と言っても、特にイワシ類にはケイムラが圧倒的に強いですね。

ツイート内にあります、マルフジの金針10本のサビキ仕掛けに今回は蛍光(夜光)の緑色の塗料をチモトに塗布して使ってみました。

蛍光(夜光)塗料を塗布した自家製サビキ仕掛け


釣果に結び付けることが今回は出来ませんでしたが、アジに効果があるのではないかと思ってやってみましたが、薄暗い状況ですとウルメイワシも食ってきました。

ただ、これは蛍光(夜光)塗料に反応したと思われ、日中の釣りでは金針ですとイワシ類の食いは渋くなると思われます。

他にも気になる新しいサビキ仕掛けをいくつか購入していますので、順次試してみたいと思います。

アイキャッチの画像がありませんが、こちらのリンクがこの日のライブ配信動画になります。



ウルメイワシが釣れ出したタイミングの明るさや、釣り船の動向、湾中央部に集まった青魚を狙う投げサビキなどのやり方がご覧頂けると思います。

宜しければご覧下さい。

次回は3連休で、土日が中潮、月曜日が大潮です。

潮回りの状況的には期待出来そうです。

ウルメイワシも良いのですが、個人的にはまだ残っていたサバが非常に釣りたいです。

これをフリッターやフライにして食べたいんですよね…

次週も頑張って北条湾へサビキ釣りに出掛けたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

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Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  城ケ島  サビキ  北条湾  ウルメイワシ  イサキ  ネンブツダイ  魚料理  夜釣り  

【城ヶ島・三崎港・北条湾】ウルメイワシは依然健在!サバの群れは北条湾を離れたかもしれません(2021年9月5日)

こんにちは。

早いものでもう9月に入りました。

うだるような暑さの日が続き、真夏日、熱帯夜というのがウソのように、この週は終日気温も低く、夜間では寒さも覚えるような日が続きました。

気温が急に下がったからと言って、連動するように海水温が急激に下がることはありませんが、秋雨前線の影響で天気がぐずつく日が多く、気温の低い日に降った雨が北条湾内の海水温を下げてしまっていないか非常に気になっていました。

そんな中、いつものように日曜日の未明に北条湾サビキ釣りに行って来ました。

秋雨前線の動き一つで、雨の範囲がコロコロ変わってしまい、直前の天気予報以外あまり当てにならない状況でしたが、金曜日の時点で曇りの予報となっており、最悪雨が降ったとしても釣りが出来ないほどの豪雨が降り続くことはないと判断し、いつも通り北条湾を目指しました。



前日の土曜日の夜、ビールを片手に小まめに天気予報をチェックしますが、雨雲レーダーでは思い切り釣りをする時間帯は雨であろう雨雲の動きなのに、天気予報は頑なに「曇り」だと言い張ります。

どう考えても雨雲レーダーの方が正しいので、釣りをしている時間帯は雨を覚悟で床に就きます。

いつものように午前0時半起床で、今回は以下のタイミングを狙って釣りをしようと思っていました。

2021年9月5日 潮見表


午前3:07の満潮での潮止まり以降の下げ潮で潮が動くタイミング、且つ日の出の時刻までの間の約2時間程度を狙って釣りをしようと思っていました。

寝坊することのなく、午前2時前に自宅を出発。

頑なに「曇り」だ…と言っていた天気予報は、自宅を出る時点で大外れでいきなり霧雨が降っていました。

雨の日曜日の未明、車通りも少なくスイスイと走り一路北条湾を目指します。

途中、横浜横須賀道路で結構シャレにならないくらいの大雨に遭遇しますが、昨今流行りの極狭い範囲でのゲリラ豪雨で10分も走行すれば雨は小康状態になり…を繰り返しながら北条湾へ到着します。

幸いなことに北条湾到着時は、雨が降っているのか降っていないのか分からないレベルでポツポツと時折雨粒が落ちてくるような状態でした。

雨雲レーダーや上空の雲の動きを見ていると、いつ本降りの雨が降ってもおかしくない状況で、必要以上の荷物は車から降ろさず、いつでもすぐに撤収出来る状態で釣りの準備を開始します。

さすがに金曜日から雨が降ったり止んだりを繰り返していたせいか、釣り人もまばらで久しぶりにいわき丸さんの前方の釣り座が空いていたので、今回はそこに釣り座を構えました。



一番気掛かりだった海水温ですが、やはり大雨は降っていなくても、ダラダラと長い時間雨が降ったり止んだりを繰り返していたので、若干影響は出ており前週より1.5度ほど下がってこの日の海水温は24度でした。

「海」という観点で見ますと、北条湾は狭い湾…ということになりますが、それでも細長い地形のあれだけの面積がある湾です。

この湾内の海水の温度を1度下げるとなると、かなりの真水が流入していることは間違いありません。

オマケに気温が低い時に降っている雨で、雨水自体がかなり冷やされた状態で北条湾内へ流れ込みます。

たかが1度、されど1度で、この前週より1.5度海水温が下がったことがどういう影響を及ぼしているか気にしながら釣りを開始します。

早速アタリはあるのですが、何ともやる気のない竿先がビョンビョン跳ねる感じのアタリです…

嫌な予感は的中で幸先悪くネンブツダイです。



ダメだ…どのタナに落としてもネンブツダイしか釣れない…しかも入れ食いに近いし…と家内が愚痴をこぼすくらいネンブツダイのオンパレードになります。

それでも釣りをしなければ、狙う青魚も釣れません。

何とか試行錯誤を繰り返し頑張ろうとしますが…

そのやる気をことごとく削ぐヤツしか釣れません。

ベタ底で海底ギリギリを狙えば夜釣りのお供のゴンズイ。



ゴンズイから逃れようと一ヒロほどタナを上げればクロイシモチ。



そしてトドメはイサキの稚魚。



確かにロクな魚達ではないのですが、ネンブツダイが一番寄っていましたが、この魚達であってももちろん潮の動きなどの影響は受けます。

つまり、魚達にとって活発に動く状況に海の中の条件自体は整っていた…ということが分かります。

ただ、これは逆に悲しいお知らせでもあり、クロイシモチもネンブツダイも元々成魚でも魚体自体が大きくならない魚で10cm~15cm程度の魚です。

トドメはイサキの稚魚ですが、稚魚であるので警戒心が強く自分達より身体の大きな魚が近くにいると逃げてしまいます。

イサキは成魚に近付くにつれ泳ぎはそれなりになっていきますが、ネンブツダイとクロイシモチはそのフォルムからも決して泳ぎに長けている魚ではないのがお分かり頂けると思います。

繰り返し最近はお話しさせて頂いておりますが、ある程度魚全体の活性は上がっているけど、こういった小さい魚しかサビキで釣れない…ということは、青魚が少なくとも自分が釣りをしている足下には全く寄っていない…ということを表しています。

仮に20cmサイズのウルメイワシの群れが、ご自身が釣りをしている足下にバンバン寄って来ている時は、こういった小さい魚達は遠巻きにおこぼれに預かるのがやっとで、アミコマセが付いたサビキ仕掛けのそばに近寄ることが出来ません。

今回はこれとは逆のお話しで、小さい魚達が余裕を持ってゆっくりとサビキ仕掛けのそばまで来ることが出来る状態だった…つまり青魚の群れはいない…ということです。

そして、これも繰り返しお話しさせて頂いておりますが、一昨年辺りからウルメイワシは日没後、北条湾から出て行き、日の出近くになると再び北条湾へ入って来る行動を取っています。

今シーズンはマイワシも同様の行動を取っていると思われ、唯一夜間や未明でも北条湾内にいた青魚がサバの群れでした。

しかし、このサバも3週前辺りからだんだん数も減り出し、前回、前々回はとうとう釣果が各々1匹ずつしか釣れず、かなり数が減っていたように思われます。

この日に関しては、雨の影響で海水温が下がっていたこともあり、海水温の低下を嫌い一時的に北条湾から出ている可能性も否定出来ず、確約して申し上げられませんがサバの群れは北条湾から離れたかもしれません。

また、今回の雨による海水温の低下が、サバが北条湾から離れるトリガーになった可能性もあります。

この日は終始ネンブツダイは入れ食いに近い状態で、最初は兄妹猫のご飯用にストックしていましたが、大半をリリースしました。

ゴンズイが釣れた辺りで、この日は北条湾内に青魚(サバ)はいないと確信し、ダラダラと釣りを続けていました。



この日はサバは諦めウルメイワシが北条湾内に入って来るのを午前4時半頃…と予想し待ちました。



そして、予想した4時半を10分ほど回りましたが、一向にウルメイワシが北条湾内に入って来る気配がありません。

このツイートをしたのには切っ掛けがありまして、雨の日のように雲が厚くない日は日の出の時刻の30分ほど前になると、地上で細かい作業をするにはライトが欲しい感じなんですが、空はかなり明るくなり始めます。

日の出前の景色としては一番キレイなタイミング…とでも申しましょうか、空の明るさと地上の明るさに一番ギャップがあるタイミングで、私はいつもそれを見てウルメイワシが北条湾内に10分以内に入って来る…などの予想をし家内に指示を出しています。

この日は上記のいつもの日の出30分前になり空を見上げると、雨雲が厚過ぎて全然空が明るくありませんでした。

この日の日の出の時刻は午前5:16です。

雲が厚くない日であれば、空と地上の明るさに一番ギャップが表れるのが午前4:45頃です。

ツイートはほぼそのタイミングでツイートしているのですが、想像以上に空が明るくならずまだ暗い…と感じました。

そういうことから、予想をいつもより15分ほど後ろにズラしました。

普段は日の出の時刻をかなり意識していたのですが、この日は空の明るさを意識して予想したのが午前5時頃に普段の空の明るさになるであろう…その普段の空の明るさになってもウルメイワシが北条湾内に入って来なければ帰ろう…こう思っていました。

予想はドンピシャ、午前5時寸前にウルメイワシがヒットします。



そして、今回日の出の時刻より、実際の空の明るさに注目して自分自身も確信を持ったのですが、ウルメイワシも確実に海中の中の「明るさ」を基準に行動していると思いました。

今までは日の出の時刻の30分前…という具合に、時間にかなり軸足を置いて意識していました。

しかし、今回は時間ではなく、実際の空と地上の明るさに意識を置いて予想しました。

これはTwitterのキャプチャー画像なんですが、下のイサキが釣れた時刻が午前4:50頃、上のウルメイワシが釣れたのが午前5時頃です。

Twitter キャプチャー画像


たかが10分の差なんですが、下のイサキの画像はまだ街灯の光の方が強く黄色味掛かっていると思います。

一方、上のウルメイワシの画像は街灯より自然光の方が強くなり白くなっていると思います。

街灯より自然光が勝るタイミングでウルメイワシは北条湾内に入って来ていると思われます。

魚達は特殊な環境で生活する魚は別として、猫より色の判別が出来ています。

猫は赤系の色の判別はほとんど出来ませんが、魚はかなり人間に近い状態で色の判別が出来ています。

つまり、明るさや光に対して非常に敏感です。

これも繰り返しお話しさせて頂いておりますが、サビキ釣りに限らず、青魚を狙った釣りで釣果を優先するのであれば、そもそも今シーズンは北条湾ではなく、東京湾内の各釣り場(横須賀・横浜・東扇島等)をお勧め致しますが、北条湾でサビキ釣りをするのであればハッキリ言って夜釣りはやるだけ無駄です。

上記でお話しさせて頂きましたように、夜間は余程今まで釣れていた魚とは違う魚種が入ってこない限り、今今釣果が上がっていますウルメイワシ、マイワシは夜間や未明の時間にはほとんど北条湾内に群れはいません。

北条湾でサビキ釣りでイワシ類を狙うのであれば、朝マヅメ以降の日中の釣行をお勧め致します。

そして、ウルメイワシが北条湾内に入って来て、ポツポツとアタリが出始めたのですが、長雨が続いた割りには北条湾内の海水の透明度が高く、中々サビキ仕掛けを食って来ませんでした。

足下にコマセを投入すると、物凄い勢いで群れが寄って来るのですが、腹立たしいくらいサビキ仕掛けはスルーされました。

そうこうしているうちに雨が激しくなり、家内は車に避難してもらい一人カッパを着て奮闘しますが、針掛かりしたウルメイワシが縦横無尽に走り回りサビキ仕掛けが再起不能になったので、この日はそこで納竿としました。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

2021年9月5日 北条湾釣行 釣果


万が一、青魚が1匹も釣れなかった時のために、兄妹猫の朝食+αで念のためにネンブツダイを多めにストックしたのですが、ハッキリ言ってリリースすれば良かったです。w

こちらはこの日釣れた魚種です。

2021年9月5日 北条湾釣行 釣れた魚種


上から、ウルメイワシ、イサキ(稚魚)、ネンブツダイです。

我が家の兄妹猫の朝食は、当然ネンブツダイを焼いたものです。

兄妹猫の朝食は釣りたての焼いたネンブツダイのほぐし身


ネンブツダイは色が鮮やかなピンク色なので華やかな感じにはなるのですが…

兄妹猫の朝食は釣りたての焼いたネンブツダイのほぐし身


いつもご覧頂いております動画を、この日も当然撮るのですが、ネンブツダイのほぐし身を入れた器を並べて「ハイ、どうぞ…」とあげたら、お兄ちゃんはいつも通り食べ始めましたが、妹猫はナント!匂いを嗅いで一口も食べずに寝室に戻って行くという暴挙に…



3回連れ戻し嫌々食べ始め、「なんでサバじゃねぇんだよ…」バリのオーラを放ち、3/1残して去って行きました。

残りは食いしん坊のお兄ちゃんが片付けました。

予想だと、たぶん、もうサバが釣れないかもしれないので、次回から兄妹猫の朝食は何の魚にするか迷ってます。w

そして、人間用はと言いますと、持ち帰り過ぎたネンブツダイとイサキの稚魚は南蛮漬けにしてみました。

イサキとネンブツダイは腸を取り除き、片栗粉を付けてなるべく高温の油でじっくり揚げます。

片栗粉で揚げたネンブツダイとイサキ


特にネンブツダイは頭を切り落とさない場合は、二度揚げする勢いでじっくり揚げた方が無難です。

ネンブツダイは本当に鮮やかなピンク色で、ベラやブダイなどのように毒々しい色合いではないので、料理の見た目としては悪くないと思いますが、如何せん頭デッカチで食べる身が少ないのが難点です。

南蛮漬けのタレのレシピはネットなどに出ているオーソドックスなもので問題ありません。

イサキとネンブツダイの南蛮漬け

イサキとネンブツダイの南蛮漬け

イサキとネンブツダイの南蛮漬け


ネンブツダイは本当に頭デッカチで食べる身が少ないだけではなく、こんなに小さい魚なのに立派な鱗を持っており、この鱗も剥がなければいけないので、料理して食べると手間ばかり掛かる魚なので釣り師には喜ばれないことが多いですが、身は淡泊で非常に美味しいです。

ボウズ逃れなどで、ネンブツダイしか釣れない時は、少しだけ持ち帰り、ビールのおつまみなど作ってみては如何でしょうか。

そして、最後の最後にきたウルメイワシは、ウルメイワシの山掛け丼を作ってみました。

まずはウルメイワシを三枚に卸します。

三枚に卸したウルメイワシ


山芋をすりおろします。

すった山芋


三枚に卸したウルメイワシを骨切りするように一口大に切り、酢飯の上に大葉の微塵切り、ウルメイワシの切り身、山芋を載せる台座代わりにネギの微塵切り、すった山芋、生ワサビを載せて完成です。

ウルメイワシの山掛け丼

ウルメイワシの山掛け丼

ウルメイワシの山掛け丼


そして、この日の北条湾定食はこんな感じになりました。

2021年9月5日 北条湾定食


この日一番効果があったサビキ仕掛けはこちらになります。



一番効果があった魚種はウルメイワシです。

結果として、ウルメイワシは7匹釣れたのですが、1匹はシラススキン、残り6匹はこのケイムラのサビキ仕掛けに食ってきました。

前回試してみる…とお話し致しました、こちらのアジ五目のサビキ仕掛けですが、ネンブツダイしか釣れませんでした。w

アジ専科


まだ、試したのも今回が1回目ですし、雨の中での釣行で状況的にも決して良い状況ではなかったので、もう少し試してみます。

このサビキ仕掛けを試してみようと思ったのは、針の形状が平らになっており、光が反射し易い造りになっているからです。

これにより、幾分でも効果が期待出来るかな…と思いました。

これも繰り返しのお話しになってしまいますが、昨今のコロナ禍の状況の中、釣り需要の高まりはコロナウィルスの感染症も終息する気配も感じられず、今後も高まっていくと最近は感じています。

私がいろいろご紹介、またはお勧めさせて頂いておりますサビキ仕掛けも、通常の実店舗の釣具店ではある程度のまとまった数を発注しても納期に数ヶ月掛かることがザラになってきてしまいました。

現在はネット通販などで、購入しておりますが、状況などによっては送料が掛かり結果的に割高の状態で購入したりもしています。

ただ、同時に釣り需要の高まりによって、新商品のサビキ仕掛けもたくさん出てきています。

そこで、要点を抑えて北条湾用のサビキ仕掛けを、市販のサビキ仕掛けをベースに改造し作ることにしました。

子供の頃は、仕掛けと言えばほぼ手作りでした。

飲食店などもそうなんですが、私は気に入ると同じ店、同じ場所に通い続ける傾向があり、その釣り場に合った仕掛けを昔はたくさん作っていました。

いつ入荷されるか分からないサビキ仕掛けを待ち続けるなら作っちゃえ…みたいな感じです。

ケイムラ・夜光塗料


取り急ぎ、試そうと思っているのが発光塗料です。

これをサビキ仕掛けの針のチモトや針全体に塗布することで、可能な限り北条湾で効果が得られるサビキ仕掛けに付くり変え試してみようと思っています。

次回からはこの辺の詳細もご報告させて頂きます。

ちなみに余談ですが、私がサビキ仕掛けのお話しをする際に「ケイムラ」と言っているのは、商品名でもあるのですが、「ケイムラ」という仕様のサビキ仕掛けのことを指します。

「ケイムラ」の「ケイ」は蛍光塗料のことを指しています。

「ケイムラ」の「ムラ」は紫色のことを指しています。

青色に近い蛍光塗料が針、もしくはハリスなどに塗布してあり、紫色(青)に反射する集魚ツール(ファイバーやスキンなど)で構成されているサビキ仕掛けの総称です。

ケイムラ仕様のサビキ仕掛けは全体的に青白い色をしており、青魚には有効な色だとされています。

ただ、同じ青魚と呼ばれるアジの場合は、好む色がサバやイワシとは異なるため、私は毎回概ね3本の竿を出すのですが、1本はアジ狙いに特化したサビキ仕掛けを作ろうと思っています。

次回からはこの辺のお話しも毎回させて頂きます。

こちらはこの日のライブ配信動画です。

途中から、雨が降ってきてしまい、この日は車の車内から撮影していたので窓越しになってしまっており、若干見にくいと思いますが、ウルメイワシが釣れ出した時間帯の全体的な明るさなどはご覧頂けるかと思います。

宜しければご覧下さい。



次回は土日共に中潮と潮回りは悪くありません。

次週も頑張って北条湾へサビキ釣りに出掛けたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

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本ブログの著者について

Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる、釣りと酒をこよなく愛する40代のオッサン。釣り歴は小学1年生(6歳)から40数年…■神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。■釣行先は気分によって変わります、予めご了承下さい。■元自動車整備士ということもあり、極稀に車の記事が突然掲載されることがあります。■釣り専用Twitterアカウントにて、釣行時のリアルタイムな情報を配信しております。■釣行時、ツイキャスよりライブ配信もしております。詳細は【釣行時のライブ配信につきまして】をご覧下さい。

釣り歴が長いこともあり、今まで渓流、川、湖、そして海、ルアー、フライ等々あらゆる釣りを経験し、原点回帰とでも言いましょうか、最近は生まれて初めて魚を釣ったサビキ釣りにハマっております。一周回って更に深く掘り下げて釣りを楽しんでおります。本ブログは基本的にビギナーの方でも分かり易く書いているつもりです。そのため、余計な注釈や説明があり文章全体が長い構成になってしまうことを予めご了承下さい。

※猫についてはTV等に出演した先代猫は亡くなり、現在は二代目(兄妹猫)となっております
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【番外編】サビキ釣りで釣った魚をエサにアカエイ 北条湾では死にエサや活餌でも活餌が弱ってくるとエイの格好の餌食になります。

青魚(アジ・サバ・イワシ)、毒魚、頻繁に釣れる外道扱いの魚種は掲載しておりません。
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