2018年9月・下記
ゼロクラウンのその後(5年後)の状態、故障・修理箇所をまとめました。
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【18系・ゼロクラウン】アスリート・ロイヤルサルーンのAFS常時点灯化記事の補足タイトル通り、
18系クラウンのAFS常時点灯化(常灯化)について少々お話させて頂きます。

フォグとAFS点灯時そもそも「AFS」ってなんぞや?
という方は、すみませんが下記リンク等でお勉強してから戻って来て下さい。
※AFSとは?多分、ググってこの記事に辿りつかれ読んでいらっしゃる方は18系クラウンオーナー、もしくは車関係のお仕事をされている方…だと思います。
なので、知識が0ベースの方向けには書きません。
都度、可能な限りリンクは貼っていきますが、そこから書くと大変な事になるので、すみませんがお勉強して下さい。
また、先に一言お断りしておきますが、本記事に書かれている事をそのまま実行し一般公道を走行すると道交法に触れる可能性があります。
カスタムチューン、走行に関しては自己責任でお願い致します。
あくまでAFSのライトを常時点灯させる事が出来ますよ~という事で。
こちらでは責任は取れません。
予めご了承下さい。
※参考:道路交通法前置きが長くなりましたが、本題に入ります。
てか、いきなり本題に入ります。w
18系のクラウンのAFSのバルブはH11という型式のバルブを使用しています。
今回は
H11のHIDのバルブを使用します。
※
H11・バルブ※HIDとは?
今回は「LYZER HID H11」を使用概要から申しますと、フォグランプのバルブをHIDに交換するのと同じ要領です。
イメージ的には、フォグランプをもう一式増やす感じ。
バンパー下部左右にフォグランプが設置されていますが、AFSもフォグ同様に点灯させましょう…という事。
配線もフォグランプと同じなので、バルブだけH11のHIDキット(バラスト付きのもの)を用意し、フォグランプ用のリレーキットを用意します。
※バラスト=電圧を安定させる安定器
※リレースイッチをON・OFFにする電源はフォグランプの配線から引いて下さい。
配線方法はHIDキット、リレーキット等の配線図、説明書を参考にお願いします。
AFSはハンドルを切った際に進みたい方向(操舵方向)のヘッドライトの照射範囲外の場所を照射してくれる補助照射装置です。
故にハンドル切った(操作)した際にしか反応(点灯)してくれません。
今回はこれをフォグランプと連動させ、ハンドル操作とは関係なく常時点灯させる方法です。
今回、プロの方は別として難所となり、面倒臭いですがキチンとやっておかないと後々大きな故障に繋がる恐れがあるポイントがあります。
AFSの純正の配線はヘッドライトユニットの中にあります。
当然この純正の配線は使用しません。
新たにHIDキットの配線をヘッドライトユニットの外から中へ引き直します。
新たに配線を引き直すため、AFSの純正バルブ交換用の裏蓋に穴を開けて加工します。
問題なのは水対策です。
これをしっかりやっておかないと、水が入り込み配線がショートしたりヘッドライトユニットの内部が水滴で曇ったりくすんだりしてしまいます。
面倒臭い作業ですが、根気良く手を抜かない事をオススメします。

ノーマルの裏蓋

※1※1:裏蓋に穴を開けゴムパッキンとの隙間をシーリングした状態。シール剤は自動車用の物でなくても熱に強くプラスチック素材にくっつく物ならOK。今回は建築用の物を使用しました。
これをクリアすれば後は取り付けです。
すみませんが、配線等は付属の説明書、配線図を参考にバラストやリレーは適宜、適所に取り付けて下さい。
またAFSのバルブの取り外し、配線はフェンダーライナーを手が入る程度外せば簡単に出来ます。
同じような項目でググると、良くフロントバンパーを外している方がいますが、フェンダーライナーだけで十分です。
さて、バルブの取り付け、配線も終わり点灯確認も終了…
AFSだから…なんですが、ただのバルブ交換ではないのでもう少しやることがあります。
AFSは先にも申し上げた通り、本来はハンドルと連動して動く補助照射装置。
バルブの交換時に分かると思いますが、バルブを取りつける基台が動きます。
全ての取り付け作業が終了したら、エンジンを始動し運転席右下にあるAFSスイッチを「AFSオン」の状態にししばらく走行して下さい。(直線だけでなくハンドルを切って下さい)
「AFSオフ」ランプが点滅し始めると思います。

AFSOFFランプこれは当然、純正の配線をカットしてあるので「バルブ切れてない?なんかおかしいぜ!」という車からの合図。
そして最後はハンドルを切らずに直進状態のまま停止し、再度エンジンを始動。
この時、最後に直進状態で停止していればAFSの基台は真っすぐ前を向いています。
この状態でライトは消灯でハンドルを切らずに再びAFSスイッチを押し「AFSオフ」にして下さい。
メーターパネルに「AFSOFF」のランプが点灯すると思います。
これでフォグランプONの状態でライトを点灯させれば、AFSのHIDも常時点灯します。

AFS点灯時

AFS点灯時

AFS消灯時当然、AFSオンの状態でもライトは点灯します。
AFSオンの状態であれば基台はハンドルと連動して操舵方向に動きます。
しかし、一々メーターパネルの「AFSOFF」ランプが点滅し始めます。
エンジンを一度切ればリセットされます。
個人的には点滅されるとウザいので上記方法で前方のみ照射する状態にしてあります。
この一連の作業は、先にも申し上げましたがAFSは基台が本来はハンドルと連動して左右に動きます。
故に照射方向を固定(前方)するために行います。
ハンドルと連動させて基台を動かしたい方は、AFSスイッチをONの状態にしておけばハンドルの操作に連動してAFSの基台も左右に動き本来の照射補助もしてくれます。
ただ、純正の配線を使用していないが故、車はバルブが切れていると都度認識してしまいます。
認識すると先にも申し上げた通り、メーターパネルのAFSOFFランプがずっと点滅し続けます。
個人的には点灯だけでも結構気になるので、点滅は勘弁…ということで私はAFSの基台を前方方向に固定し前方照射だけにしています。
「点滅しても基台を左右に動かしたい…」という方はAFSスイッチをONの状態にしておけばOKです。
基本的にはエンジンを一旦切れば、都度リセットされAFSスイッチの点滅は消えます。
何度か試してみてお好みの仕様にしてみて下さい。

AFSとフォグ点灯時

ヘッドライトのみ点灯時最後に。
そもそもブログのネタにする気がまったく無かったもので、作業工程での画像がありません。
作業が完了してからブログに書こうと思ったもので。
本来は作業工程での画像があればより分かり易かったと思います。
返信は遅れると思いますが、どうしても分からない…質問したい…という方がおりましたらコメント欄にでも投稿して下さい。
可能な限り返信させて頂きます。
少しでも皆様のチューンナップのお役に立てれば幸いです。
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