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猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
Category: 自動車・バイク   Tags: MM53S  MK53S  フレア  スペーシア  カスタム  タワーバー  ストラット    

【MM53S】フレアワゴン・カスタムスタイル(2WD・4WD)ストラットタワーバーの取り付け方

こんにちは。

ストラットタワーバーと言えば、簡単に取り付けられる種ですと、ストラットマウントのネジを2本~3本外して、タワーバーを取り付ければOK…という簡単にボディ剛性の強化、補強が出来るカスタムパーツでもありますが、今回のフレアワゴンに関してはそう簡単に取り付けられるものでもなかったため、取り付け方と注意点をお話しさせて頂こうと思います。

今回取り付けたタワーバーはこちらになります。

TANABE SUSTEC STRUT TOWER BAR:マツダ フレアワゴン


商品名は「TANABE SUSTEC STRUT TOWER BAR:マツダ フレアワゴン」です。

今回使った製品ではなく、他の製品でも自体のストラットマウントの形状が変わるわけではないので、恐らく取り付けられると思いますが、念のためこの記事での解説はあくまで「TANABE SUSTEC STRUT TOWER BAR:マツダ フレアワゴン」の商品でのお話しになり、他の製品でも同じように取り付けられる保証・確約は出来兼ねますので予めご了承下さい。

この記事に辿り着かれている方は、恐らく助手席側のストラットマウント上にあるECU(エンジン・コントロール・ユニット)が邪魔で、タワーバーのブラケットをどう取り付けるのかを知りたくて辿り着く方が多いかと思います。

運転席側は、ストラットマウント上に、タワーバーのブラケットを取り付けるに当たり、邪魔になるものはないので問題なく取り付けられるかと思います。

今回はそのECUを取り外して、タワーバーのブラケットを取り付け、再びECUを取り付ける工程をご説明させて頂きます。

まずECUについてですが、以下の写真をご覧頂きたいと思います。

ECU(エンジン・コントロール・ユニット)
※画像をクリックすると拡大されます


既に写真では外してありますが、赤丸のところのボルトを2本外します。

青丸の部分は、一見すると裏側から木ネジのようなもので取り付けられているように見えますが、赤丸のネジ2本を外し、ECU本体を軽く左右にこじりながら手前に引っ張ると外れます。

これでECU本体は外れますが、黄色の丸のECU本体のカプラは外さないことをお勧め致します。

配線に負担を掛けることなく、左側に避けておけますので、作業の邪魔にならない場所にカプラは外さずECU本体を避けておいて下さい。

カプラを外してもECU自体が故障することはありませんが、一度配線を抜くとイベントにおかしなログが残ってしまったりして、コンピューターが誤検知しメーターパネルの警告灯が点灯したり、最悪ログを消さないと警告灯が消えなくなりディーラー等の修理工場に持ち込まないといけなくなるケースがあります。

ECUを外し左側に避けると、それまでECUが取り付けられていた台座が出現します。

ECUの台座
画像をクリックすると拡大されます


赤丸のところに、撮影機材の都合上これ以上奥から撮影出来なかったので見えていませんが、10mmのボルトが1本ありますのでそれを外します。

黄色の丸の部分は、クリップ式になっておりボディの穴にはめ込んであるだけですので、それを外します。

何れノーマルの状態に戻す方はキレイに壊さず外す必要がありますが、タワーバーのブラケットがこの台座代わりになりますので、クリップが上手く外れず最悪の場合壊してしまっても、タワーバーの取り付けには影響はありません。

台座にエアコンのパイプが固定されていますが、台座を外す際に白いクリップは壊さないように丁寧に外して下さい。(再び取り付ける際に使います)

ECUの台座
画像をクリックすると拡大されます


台座を外したら、台座から白いクリップだけを取り外します。

後にタワーバーのブラケットと一緒に、L字型のステーにこのクリップをはめ込み、エアコンのパイプをノーマル時と同じように固定します。

エアコンのパイプは以下の写真のように固定します。

エアコンパイプの固定
画像をクリックすると拡大されます


これで助手席側のストラットマウント上に何もなくなります。

タワーバーのブラケットは以下の写真の赤丸の穴(サービスホール)で固定します。

この穴は単なるサービスホールなので、ボルトナットの共締め※で固定します。(裏側(ホイールハウス側)にナットなどは溶接されていません)

※共締め=ボルトやナットがボディなどに溶接されておらず、ボルトとナット双方で締める締め方。

ストラットマウント
画像をクリックすると拡大されます


フロントタイヤを外さなくても取り付けられますが、共締めで固定しますので、最低でもホイールハウス内に腕が入るくらいのスペースは必要になり、ジャッキアップしないと出来ません。

タワーバーのブラケットの穴を、ストラットマウントのサービスホールの穴に合わせ、ボルトを上から差し込み、ホイールハウス側からナットで締めていきます。

タワーバーのブラケットは平ですが、ストラットマウントはキレイな平な形状をしていませんので、二つの穴にボルトを挿し仮止めした後、交互に増し締めをしていき最後に本締めをして完全に固定して下さい。

タワーバーのブラケットは品番の刻印があるものが運転席側、刻印が無いものが助手席側で、タワーバーのブラケットが先ほど外したECUの台座の代わりになり、ブラケットの穴にナットが溶接されています。

以下の写真はタワーバーのブラケットにECUを取り付けた後のものですが、助手席側のタワーバーのブラケットは、赤丸のボルトの部分にナットが溶接されていますので、ECUを取り外した際に外したボルトを使ってECUを固定します。

ECUを取り付けたタワーバーのブラケット
画像をクリックすると拡大されます


ECUの取り付けは、プラスチックの台座がタワーバーのブラケットに置き換わるだけですので、外した工程の逆を行えば簡単に取り付けられます。

運転席側は特にタワーバーのブラケットを取り付けるに当たり、邪魔になるものはありませんのでタワーバーを取り付ける際は助手席側の工程と同じです。

以下の写真は運転席側のストラットマウントに、タワーバーのブラケットを取り付けた状態です。

ストラットマウントにタワーバーのブラケットを取り付けた状態
画像をクリックすると拡大されます


左右のタワーバーのブラケットを取り付けたら、タワーバーを仮止めし幅の調整をします。

タワーバーの調整
画像をクリックすると拡大されます


赤色のバーの横にあるナットを緩め、バーそのものを持ち、奥に回すと長さが縮まり、手前に回すと長さが長くなります。

長さを調整したら本締めをすれば完成です。

MM53Sストラットタワーバー装着
画像をクリックすると拡大されます


最後になりますが、この記事のモデルのフレアワゴン・カスタムスタイルは4WDです。

ブログのタイトルに「2WD・4WD」と書いてありますが、フロントのアッパーマントの形状は2WD・4WDで違いがないので2WD用のものを流用しております。

恐らく今回使ったストラットタワーバー以外の他の製品でも、2WD用のものを4WDに流用出来ると思いますが、再度のお願いになりますが、他の製品での流用の装着可否は確約出来ませんので予めご了承下さい。

また、リア、体底部のボディ剛性の強化、補強パーツは2WDと4WDでは仕様、形状が異なりますので2WD用のパーツを4WDへの流用はほとんど不可能だと思います。

取り付けの際は事前にご確認頂くようお願い致します。

フレアワゴン(MM53S)自体がスズキのOEMですので、MK53S(スズキ・スペーシア)でも同様の流用は可能だと思いますが、保証・確約は出来ませんので予めご了承下さい。

フレアワゴン・カスタムスタイル・4WD(MM53S)のローダウン+ウィンカーのLED化について

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Category: 自動車・バイク   Tags:  カスタム  チューン  アーシング  チューニング  自動車  

【追記】自動車のアーシングについて

こんにちは。

以前、釣りに行った際に、天気予報が大外れで、現地に着いたものの釣りがまともに出来ない日がありました。

その時に、自家用アーシングをするためのケーブルと道具を持って行き、釣りが出来ない時間が勿体ないので自家用アーシングをし、釣行記事に釣りとは関係ありませんが、自家用へのアーシングの設置方法を記載致しました。

モデルとして使用したは、自動車の電気のマイナス側で電流制御を行うタイプのでした。

逆に電流制御を自動車の電気のプラス側で行っている車種もあり、電流制御を行っているのがプラスかマイナスかというところは、アーシングをする上での重要なポイントの一つな上に、自動車にあまり詳しくない方は非常にここが分かりにくくボトルネックになり兼ねないと思い、今回追記的に電流制御をプラス側で行っている車種について簡単にご説明させて頂こうと思います。

アーシングとはなんぞや?その効果は?
・ハイブリット車のアーシング
・ボディコントロールモジュールでの電気制御を行っている車種のアーシング
・アーシングを行う際の注意点

これらについては以下の記事にてご説明しておりますので、今回は割愛させて頂き、以下の記事をご覧下さい。

また、釣りの記事が不要な方は、釣りの記事は読み飛ばしてお進み下さい。

【三崎港・北条湾】台風一過の爆釣れ!を期待しましたが…(2022年8月14日)※車のアーシングについて

電流制御がプラスかマイナスかが良く分からず、間違った配線をしても特に車の大きな故障には繋がることはまずありませんし、アーシングの効果が十分に発揮されないだけですので、それほどハードルも高くなく、プラスマイナスをショートでもさせない限り大きな問題はありません。

あまり恐れず、自らハードルを上げず、キチンとアーシングが出来れば特に今の夏の時期などは、ただでさえバッテリーに負荷も掛かる時期ですので、是非お試し下さい。

電流制御がマイナス側で行われているのか、プラス側で行われているのかは、バッテリーのマイナス側のターミナルを見ると分かります。

上記のリンク先で、マイナス側のバッテリーのターミナルに電流センサーが付いている場合の説明はしておりますので、今回はプラス側で電流制御をしている車種についてなんですが…

要は何もついてないんです…バッテリーのマイナス側のターミナルに…

バッテリーターミナル


バッテリーのマイナス側のターミナルにただ単にマイナスの配線しか付いていない場合は、電流制御はプラス側で行っている場合がほとんどです。

この場合は、写真のようにバッテリーのマイナスターミナルにアーシングのケーブルを直付けで問題ありません。

ボディ側のアーシングポイントは、上記のリンク先でもお話ししておりますが、以下の3カ所を押さえておけば問題ありません。

①エンジン
②ミッション
③ライト・電装系(フューズボックス周辺)

車種によっては電流センサーがバッテリーのマイナスターミナル付近にはありませんが、バッテリーのマイナスターミナルとボディーアース間の見えにくい場所に設置されていて、バッテリーのマイナスのターミナル付近に電流センサーはありませんが、マイナス側で電流制御をしている車種も極一部存在します。

まずは、ご自身の車のバッテリーターミナル付近を確認し、WEB上で車種名、型式、年式、電流センサー…などでググってみて下さい。

どうしても分からない場合は、メーカーやディーラーに問い合わせもありだと思いますが、通常はそこまでしなくてもWEB上で解決出来ると思います。

今回、アーシングをした車は私の通勤快速号で、好きで買って15年以上乗り続けていますが、さすがに走行距離も20万キロを超え、今となっては毎年10万円以上の修理費を払って直しながら乗っているGRS182系のクラウンアスリートです。

壊れる度にそろそろ限界か…と思い、家内に「そろそろ車買い替える?」とは言われるのですが、正直申し上げて特に欲しい…と思う車もなく、なら愛着もあるしこれを直すか…と毎回なり今に至っています。

一応、クラウン生誕50周年記念特別仕様車ということもあり、黒革、黒ウッドの内装なども気に入っており、今のところ手放す気はないのですが、私自身もですが通勤快速号もかなりお爺ちゃんの域に入っており、こういったことからもアーシングで少しでも車自身の負担を減らそうと考え、今回家内の車と共にアーシングをしました。

上記のリンク先の記事では、家内の軽自動車にアーシングをしましたが、こちらの方が視覚的にも体感的にもアーシングの効果を感じやすかったのですが、私の通勤快速号は正直申し上げて、私が元メカニックだから分かる…というレベルで劇的に何かが変わったということはありません。

多少、高速走行時の中速域からのトルクが太くなった(パワーが出る)という点と、ヘッドライト、フォグランプが明るくなった…という点くらいで、自動車にあまり詳しくない方ですと、効果を感じにくいと思います。

しかし、そもそも電気は見えないもので、その見えないものを弄っているので、効果は実感しにくいと思いますが、正しく設置すれば車全体の電気の流れが整流され、且つ電気が抵抗なくスムーズに流れるようになり、車全体の健康状態が底上げされる効果は理論上ではあります。

アーシングケーブル自体のキットなどは安価で売っていますので、チャレンジしてみよう…とお思いでしたら是非やってみて下さい。

ちなみに、〇〇(車種名・型式など)専用アーシングキット…みたいなものが、高価な金額で売っている場合がありますが、アーシングは基本的にマイナスの電気、ボディーアースの電気の流れを変えるものなので、汎用の物で十分ですしアーシングポイントを増やしたからと言って、増やした分効果が得られるものではなく、適切な場所に適切な数アーシングすれば問題ありません。

古い車、軽自動車、高速道路を良く走る方、様々な理由で自動車をアイドリング状態でエンジンを掛けっぱなしにすることが多い方などにはお勧めですし、見えないところでの車への負担は各段に減ります。

逆に買い物などで、所謂「街乗り」※が多い方は、アーシングをしてもあまり意味がありません。

※一度の走行距離が10キロ未満が目安です。

是非、お試し下さい。

【関連記事】
自動車のアーシングについて
18X系・ゼロクラウン・アスリート・ロイヤルサルーンのAFS常時点灯化
フレアワゴン・カスタムスタイル・4WD(MM53S)のローダウン+ウィンカーのLED化について

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Category: 自動車・バイク   Tags: クラウン  アスリート  ロイヤルサルーン  LED  ゼロクラウン  カスタム  カスタマイズ  自動車    

【18X系・ゼロクラウン】アスリート・ロイヤルサルーンのハイビームLED化

こんにちは。

2021年10月にこの記事を書いておりますが、今更玉数も少なくなってきたゼロクラウンの記事の需要などないかな…とは思いますが、先日家内の軽自動車を新に買い替え、フルLEDのライト類のに乗ると、今まで然程気にならなかったハロゲン球の暗さが露骨に気になり始め、今更ながらゼロクランのハイビームをハロゲン球からLEDに交換しました。

そもそもAFSも常時点灯化し、ヘッドライト※、AFS、フォグと全てHID化してありますので、ハイビーム自体あまり使用することがなかったのですが、稀に使う際の暗さがどうしても気になるようになり、交換の手順を備忘録的に簡単にまとめました。

※ヘッドライトは純正でHIDです。

このクラウンを買った当時は、まだLEDバルブも今のように種類も豊富に、明るいバルブがあまり販売されておらず、また値段もそれなりにするものが多かったことも今までハイビームはLEDバルブにしておりませんでした。

ちなみに、ついでなのでフォグランプもLEDバルブに交換しました。

LEDバルブの方が、HIDよりも消費電力も少なく、バッテリーやダイナモ(オルタネーター・発電機)には優しいです。

ゼロクラウンの場合、ヘッドライトとAFSはバルブの交換が一筋縄ではいかず、サービスホールはあるものの、やらしい場所に位置しておりますが、ハイビームとフォグランプは簡単に交換することが出来ます。

まず、ハイビームのバルブ形状ですが、「HB3」という型です。

LEDバルブ HB3


余談ですが、自動車のLEDバルブを購入する際に「ハイブリッド・EV車対応」という表記を見ると思いますが、これはハイブリッド車・EV車は電圧が不安定になることがあり、それによるLEDバルブのチラつきを抑えますよ…ということですので、ゼロクラウンの場合は該当しませんので、ハイブリッド車・EV車対応ではないLEDバルブでも問題ありません。

助手席側のバルブはウォッシャー液の注入口の左側にバルブがあります。

ゼロクラウン ハイビーム バルブLED化


赤丸の位置辺りにあります。

ウォッシャータンクの注入口の10mmのネジを外し、注入口を横にズラしておくと作業がし易いです。

ゼロクラウン ハイビーム バルブLED化


注入口をズラすと写真のようなバルブが見えますので、これがハイビームのバルブです。

ゼロクラウン ハイビーム バルブLED化


バルブの基台を左に回すとバルブが外れます。

ゼロクラウン ハイビーム バルブLED化


現在は大半のものが、バルブのソケットはポン付けで終わる、純正対応のものですが、念のため購入する際はソケットの形状を確認し、「純正対応」や「ポン付けOK」などの表記は確認した方が無難です。

ゼロクラウン ハイビーム バルブLED化


ハロゲン球とLEDバルブを交換し取り付ければOKです。

運転席側もバルブの交換の工程は同じで、バルブが付いている位置はエアークリーナーの左辺りです。

ゼロクラウン ハイビーム バルブLED化


運転席側はエアークリーナーなどを外したり、ズラしたりしなくても余裕を持って手が入ります。

ゼロクラウン ハイビーム バルブLED化


運転席側もバルブの基台を左に回せばバルブが外れます。

ハロゲン球とLEDバルブを交換し、取り付け、点灯確認をして点灯すればOKです。

街中を走っている分にはほとんど使用しないハイビームですが、いざという時に明るいLEDバルブに交換してあると、雨の日などは特にですが、視認性は各段に上がると思います。

分かりにくいですが、ハイビームをLED化した発光具合です。



【18系・ゼロクラウン】アスリート・ロイヤルサルーンのAFS常時点灯化

【18系・ゼロクラウン】アスリート・ロイヤルサルーンのAFS常時点灯化記事の補足

フレアワゴン・カスタムスタイル・4WD(MM53S)のローダウン+ウィンカーのLED化について

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Category: 自動車・バイク   Tags: フレア  フレアワゴン  カスタム  カスタムスタイル  ローダウン  ダウンサス  オフセット  ウィンカー  LED化  ポジション化  

フレアワゴン・カスタムスタイル・4WD(MM53S)のローダウン+ウィンカーのLED化について

こんにちは。

普段はブログのタイトル通り、釣りがメインで、たまに自宅で飼っている猫とウサギについて書いているブログなんですが、筆者が元々自動車の整備士をやっていた経緯から、極稀に車の記事を書かせて頂いています。

今回は、釣り専用車として使っていた軽自動車を買い替えたので、その買い替えた軽自動車について少しお話をさせて下さい。

こちらは買い替える前のAZワゴンです。



2006年に新車で買って14年。

大半が釣りで走行距離が延び14万キロ以上走りました。

まだ走るので捨てるのは勿体ない…ということで、現在は実家で母親や娘が足に使っています。

一度買うと長く乗る質なので、今回も買えば確実に10年以上は乗ります。

また、近年の地球温暖化、海水温の上昇などで、私が住んでいる関東圏でも冬はドカ雪、台風は巨大化、豪雨、水害なども毎年のように起こっています。

そんなことから、今回はフレアワゴンカスタムスタイルの4WDを購入することにしました。

昔からベタベタに車高を落とすのはあまり好きではないのですが、ダウンサスを入れて軽くローダウンはしていました。

今回もいつものようにローダウンさせようと思ったのですが、想像以上に苦戦する羽目になりました。

今回ローダウンしようと思ったフレアワゴンカスタムスタイルは、令和2年8月が初年度登録※の車です。

※この記事内でお話ししております事柄、情報等は令和2年当時のものです。

ローダウンするという点で申しますと、この4WDを買ったことが痛かったです。

コロナの影響で、新車を注文してから納車まで4ヶ月以上※掛かったのですが、無駄に時間が掛かりその間にいろいろ社外パーツを買い揃えたのですが、当然ダウンサスも購入しようとネットで検索しました。

※令和2年5月に注文し納車されたのは令和2年9月末でした。

同じ車種で2WDと4WDで足回りが同じという車も存在しますが、今回ブログの記事の対象のフレアワゴンカスタムスタイルにつきましては2WDと4WDでは全く足回りは異なります。

足回りが異なりますので、当然スプリングの形状も違います。

4WDに2WDのスプリングは装着出来ませし、当たり前ですがその逆も装着は不可です。

当然4WD専用の社外のダウンサスが存在するはずなのですが、ビックリするくらいこのフレアワゴンカスタムスタイルの4WD用だけ数も少なく製造しているメーカーも少ないんです。

というか、中には記事をお読み頂いております方で、この記事に辿り着いている時点で、同じことでお悩みになった方もいらっしゃるかと思いますので、ご理解頂けると思いますが…w

そして、2WD用は製造メーカーの数も多く、ダウン量の幅も広く、スーパーダウンサスなどでは4cm~5cmくらい下がるものもありました。

ところが一転、4WDになると製造メーカーも3社ほどで、そしてなぜか全メーカーでダウン量が1cm~1.5cmと、これじゃダウンサスを入れても車高が下がったのか、下がってないのか分からないのでは?という感じのものしかありません。

4WDは1.5cm以上車高を下げると何か問題があるのか…と思い、ダウンサスの販売店やマツダのディーラーに問い合わせてみましたが、的を得た回答は得られませんでした。

車高を下げて問題が発生するのであれば、その解答を得られると思いますので、言い方を変えると車高を下げること自体は特に問題が無いとも取れます。

しかし、令和2年時点でネットで検索をし、フレアワゴンカスタムスタイルの4WDだと1cm~1.5cmのダウン量で統一されているのも気になり、恐らくほとんど下がらないであろうことは分かっていましたが、フレアワゴンカスタムスタイルの4WD用(ダウン量1cm~1.5cm)のダウンサスを買って装着してみました。

案の定、見た目では車高が下がっているのか全く分かりません。

その後もいろいろネットで検索をするものの、目ぼしいダウンサスは見つからず、スプリングメーカーに問い合わせをし、ワンオフで作ってもらえないか問い合わせをしましたが、最低100台分から…や、作ってはくれるものの金額がアホみたいな金額になるものなど、現実的ではない回答しか得られませんでした。

諦めかけていた時に、「フレアワゴン・タフスタイルの4WD」用のダウンサスを目にします。

同じフレアシリーズで、グリルやライト類、バンパーなど外観を変えた、ボディはフレアワゴン・カスタムスタイルと同じ車のダウンサスだと、ダウン量が2.2cm~2.7cm下がるダウンサスが存在しました。

ダウンサスの販売店に、フレアワゴン・カスタムスタイルに装着可能か問い合わせますが予想はしていましたが的を得た回答は得られません。

普通に考えれば、ボディが同じなので足回りも同じはずです。

しかし、比較することも出来ず、確証は得られません。

元整備士の感覚で言えば、9割は装着出来るはずなんですが、一抹の不安が残ります。

悩んでいても仕方がないので、このサスもダメ元で購入することにしました。

実際に装着してみると、予想通り装着可能でした。

こちらが装着後の状態です。

フレアワゴン・カスタムスタイル・ローダウン


そもそも、この一連のローダウンについてブログの記事にしようと思っておらず、フレアワゴン・タフスタイル用のダウンサスを組んだ後に、同じことで困っている人もいるかもしれないし、ブログの記事にしようかな…と思ったので、ダウンサスを組む前の比較写真がないのでイマイチ分かりにくいかもしれませんが、これで一応ノーマルの状態から3cmほどダウンしています。

装着後、1,000キロほど走りましたが、異常な底突きや何かが干渉するなどのトラブルは一切ありません。

これ以上のダウン量を求めるとなると、あとは車高調しかないかと思います。

個人的には車高調だとスプリングも遊び、跳ねるのが嫌なのであくまでダウンサスに拘りました。

私が購入したダウンサスはこちらになります。

車を購入したマツダのディーラーの方にお聞きする限り、令和2年度でフレアワゴン・カスタムスタイルの4WDは私を含めて2台しか売れていないとのことでした。

4WDを好んで購入する人ならばフレアワゴン・クロスオーバーやフレアワゴン・タフスタイルなどの車種もあり、カスタムスタイルでわざわざ4WDを購入する人が少ない、つまり売れないからダウンサスも無い…とも言えるのかもしれません。

ここからは、ダウンサスとは関係ないお話しなのですが、折角なので少しお話しさせて頂ければと思います。

上記写真のフレアワゴン・カスタムスタイルに履かせているホイールですが、これはデミオ(DJ3FS)の16インチの純正ホイールです。

センターキャップにもマツダのエンブレムがあると思います。

オフセットがドンピシャなんです。

デミオの純正ホイール

デミオの純正ホイール

デミオの純正ホイール

デミオの純正ホイール


そもそも、オフセットとはなんぞや?というところを少しお話しさせて下さい。

オフセットとは、ハブ(ホイールを装着するハブボルトが出ている(付いている)ところ)を基準に見て、ホイール(タイヤ)が内側に入っているか外側に出ているかを表す数字のことを言います。

ホイール(タイヤ)が内側に入っていれば-オフセット(マイナスオフセット)、ホイール(タイヤ)が外に出ていれば+オフセット(プラスオフセット)となり、このデミオの純正アルミホイールは-40のオフセットでリム幅※が5.5Jです。

※ホイールの幅(タイヤを装着するところ)

リム幅で装着出来るタイヤの太さが変わってきます。

所謂引っ張りタイヤはリム幅に対して、細いタイヤを履かせると引っ張りタイヤになります。

フレアワゴン・カスタムスタイルのオフセットは諸元表などに載っている純正ホイールの値で載っていると思います。

デミオも同じくネットで検索すれば諸元表が出てくると思います。

その他にも、ネットで検索すれば概ね、どのオフセットのホイールを履かせれば面一(ツライチ)になるかなどは分かると思います。

面一(ツライチ)ももちろんなのですが、今回一押ししたいのはメーカー純正のホイールという点です。

純正のホイールの剛性や精度はその辺の安いホイールの比ではありません。

また、純正のホイールは新品をまともに購入するとアホみたいな金額ですが、新車外し※でほとんど走行していないホイールがネットオークションなどで1台分セットで安価で売られています。

※新車を購入し、社外のホイールを装着したためほとんど走行していない中古の純正ホイールのこと。

ちなみに、上記写真のデミオの純正ホイールはヤフオクで1台分(4本)で2万円でした。

ほぼ新品で1本5,000円の計算になります。

剛性が高いということは、歪みなども生じにくいです。

精度が高いということは、バランスも崩れにくいです。

塗装なども、社外のホイールなどよりも強く、余程のことがない限り塗膜やメッキが剥げることもありません。

長く乗られる方には、サイズが適合する純正ホイールの流用でのドレスアップはお勧め致します。

そして、もう一つだけ簡単にお話しさせて下さい。

ここまで記事をお読み頂いたということは、車のカスタマイズやドレスアップの趣味が私と似通っている方かと思います。

ローダウンし、ホイールのオフセットを合わせフェンダーと面一(ツライチ)にする…

ここまでやると、やはりウィンカーLED化なども気になるところです。

ここで一つ問題になるのが、今回お話ししておりますフレアワゴン・カスタムスタイル(MM53S)はウィンカーの制御を従来のリレーで行っておらず、「ボディ・コントロール・モジュール(BCM)」で制御している点です。

従来のリレーでウィンカーの制御をしている場合のウィンカーLED化は、一番安定するのはリレーそのものをLEDバルブ用のリレーに交換することでした。

しかし、ボディ・コントロール・モジュール(BCM)で制御している場合は、そもそもリレーが存在しませんので、上記の方法でのウィンカーLED化は出来ません。

では、このボディ・コントロール・モジュール(BCM)とは何なのか…と申しますと、車のライト類を含む電気系の装置は、従来までは単体のものもありますが、いくつかの系統に分かれて個々にリレーなどで電力の供給量などを調整していました。

しかし、このボディ・コントロール・モジュール(BCM)搭載の車両は、ボディ・コントロール・モジュール(BCM)で全ての電気系の装置を一括で制御しています。

故、先にも申し上げました通り、ウィンカーリレーの交換によるウィンカーのLED化は出来ません。

抵抗内蔵のLEDバルブや外付けの抵抗器を付ければ良いだろ…というお話なんですが、中々これが上手くいかないんです。

もしかすると、一度フレアワゴン・カスタムスタイル(MM53S)でウィンカーのLED化にチャレンジして、この記事に辿り着いた方もいらっしゃるかもしれませんが、自動車メーカー、車種、もっと言えば同じ車種でも個々の車によって若干ですが、落ち着く(ウィンカーがハイフラにならない)抵抗値にバラつきがあり、単に抵抗内蔵のLEDバルブと交換しても、突然ハイフラになりしばらくすると落ち着く…逆に点滅速度が遅すぎる…などの不具合が出てしまいます。

バカなんじゃないの?というくらいメジャー処のLEDバルブを買って試しました。

抵抗内蔵型のLEDバルブを前後4灯に装着した場合は、車両の電圧が不安定になるタイミング(アイドリングストップ後の再始動時など)で、突然ハイフラになることが度々ありました。

そもそもこんな状態では車検も通りませんし、何と言ってもみっともないですよね。

前後外付け抵抗器を付けた場合は、抵抗器やLEDバルブの製造メーカーなどで違いがありますが、比較的ウィンカーの点滅速度が遅くなる傾向があり、且つリアウィンカー(テールランプ)付近に外付けの抵抗器を固定させることが大変でした。

抵抗器は発熱しますので、プラスチック類への装着、または付近にプラスチック類のパーツがある箇所に取り付けますと、プラスチックが溶けてしまいます。

当たり前ですが、純正パーツではなく社外品なので、LEDバルブや外付けの抵抗器の精度も決して高いとは言えず、いろんな組み合わせを試しましたが、フロントのウィンカーは外付けの抵抗器とLEDバルブを装着し、リアのウィンカーには抵抗内蔵のLEDバルブを装着すると、今のところ安定してウィンカーが点滅しております。

この記事を書いている時点で、上記の組み合わせのLEDバルブをウィンカーに装着して1ヶ月ほど経っています。

概ね、一週間で200キロ弱毎週走ります。

フロントに装着している、抵抗器が外付けのウィンカーバルブはこちらです。※

※ウィンカーのポジション化もするパーツですが、ウィンカー点灯時はポジションランプは消灯しますので車検はこのままで通ります。



リアウィンカーに装着しているLEDバルブは抵抗内蔵型のものを装着しており、こちらになります。

必ずしも同じ商品でないとダメ…ということはないと思いますが、ポイントは前後どちらかは抵抗器が外付けのもので、もう一方は抵抗器が内臓型、そして抵抗器が内蔵型のものは「HV車・EV車」対応のLEDバルブをお使い下さい。※

※お乗りのフレアワゴン・カスタムスタイルがハイブリッド仕様でない場合はこの限りではありません。

「HV車・EV車」対応というのは、HV車・EV車はエンジンのみ車より電圧が不安定になり易く、それに対応しているということです。

先にお話ししました、ボディ・コントロール・モジュール(BCM)による、言ってしまえば一括制御ですので、HV車・EV車対応のLEDバルブでない、通常のLEDバルブですと不具合が生じた時にウィンカー以外の場所に影響が出てしまう可能性があります。

例えば、全然関係ない箇所の警告灯が点灯してしまったり、車自身がウィンカー以外の場所の故障と判断してしまう可能性があります。

こうなると、その後車自身がどういう動作に出るかは分かりません。

いきなりエンジンが止まる…とか、ブレーキがきかない…ということは有り得ませんが、AUTOライト等、AUTO機能全般が使用不能になったり…ということなどは考えられます。

フレアワゴン・カスタムスタイルは半ば強引に軽自動車にハイブリッドを搭載したことなどもあるかと思いますが、非常に電圧に敏感な車だと思いました。

そこにきてボディ・コントロール・モジュール(BCM)という一括制御なので、従来のリレー方式の制御とは比較にならないくらい電圧に敏感な車です。

一定の検証が終わり、一定の結果が出たと思い、この記事を書かせて頂きましたが、記事を書いている時点でダウンサスを始め、ウィンカーのLED化も年単位での使用後の話ではありませんので、記事にありますことを実践しても全く同じ結果が得られるとは限りませんし、この記事を掲載後に何がしかの不具合が出る可能性もあります。※

※不具合等が出た場合、随時加筆修正を加えていきます。

記事内の方法でカスタマイズをされる場合は、上記の点をご理解頂き、自己責任でお願い致します。

ローダウンし、ウィンカーのLED化…従来であれば誰でも簡単に出来るドレスアップですが、意外と悪戦苦闘したので、備忘録的に記事にしてみました。

少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

今後とも、よろしくお願いします。

【追記・2021年2月21日】上記ブログ記事におきまして、ウィンカーのLED化の項目で、フロント側に到着しております抵抗器が外付け、且つウィンカーをポジション化する社外のキットですが、取付当初発売されていたものですと、左右のウィンカーをポジション化するためにポジションランプから電源を取る配線が一つしかなく、それを二股に分けて左右のLEDバルブを点灯させていました。

恐らく電圧が不安定なことによる点灯不良だと思われますが、何れにせよ取付から約半年で左右共にポジション用の白色のLEDが点灯しなくなりました。

メーカーから正式な改良品という発表等はありませんが、改良品と思われる商品があり、その商品はウィンカーに関する配線バルブは全く同じで、ポジションランプの配線を今までの一箇所ではなく二箇所から取るように仕様変更されていました。

宜しければ以下のリンク先をご確認下さい。



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Category: 自動車・バイク   Tags: クラウン  ゼロクラウン  アスリート  ロイヤルサルーン  ライトチューン  修理  故障HID  

【18系・ゼロクラウン】アスリート・ロイヤルサルーンのAFS常時点灯化記事の補足

こんにちは。

以前、と言っても記事を書いて5年も経つのですが、5年前に「【18系・ゼロクラウン】アスリート・ロイヤルサルーンのAFS常時点灯化」という記事を書かせて頂きました。

【18系・ゼロクラウン】アスリート・ロイヤルサルーンのAFS常時点灯化


ゼロクラウンでAFSの常時点灯等、ライトチューンをお考えの方は宜しければこちらをご一読下さい。
【18系・ゼロクラウン】アスリート・ロイヤルサルーンのAFS常時点灯化

皆様のお役に立てれば…という思いは当然ありましたが、そもそもアクセスアップなどということは全く考えず、自身の備忘録的に記事に残した…というところが正直なところでした。

AFSを常時点灯させるように加工する前から、鼻息荒くブログを書こうとも思っておらず、作業が終わってからブログに書いてみようかな…と思い、書いている最中に「もっと写真を撮っておけば良かった…」と思ったくらいです。

記事を書いてから5年、自身の思いとは裏腹にこの5年間毎月一定のアクセスを頂き、皆様のゼロクラウン、またAFSを常時点灯させることへの関心の高さを実感しております。

肝心のチューニングした車両ですが、本ブログを書いております現在、元気に現役として走っております。

買い替えを検討し始めて早1年強。

問題なく走り続けるので、今でも大事に乗っております。

しかし、何の故障もなく5年間走り続けた訳ではなく、多少の故障はあり処々部品を交換し現在に至ります。

そこで、経年劣化や過走行で交換しなくてはならない部品や故障の傾向などを少しまとめておきたいと思います。

まずは、AFSの常時点灯化に伴う、フォグランプなども含めてのバルブのHID化です。

【18系・ゼロクラウン】アスリート・ロイヤルサルーンのAFS常時点灯化の記事でお話させて頂いておりますように、純正の配線以外に配線を引き直しますよね。

なるべくリレーやバラストは水が掛からない場所に設置したいですが、私も実際にやってみて全てのリレー、バラストをエンジンルーム内などの水が掛からない場所に設置するのは物理的に不可能でした。

配線を延長したりすれば可能ですが、HIDキットやリレーキットに一緒に梱包されている配線をそのまま使用すると、どうしてもバンパー内のレインフォースに固定したりすることになりました。

フォグランプのバラスト(左右共に)、AFSのリレーをレインフォースに固定しました。

逆にフォグランプのリレー、AFSのバラスト(左右共に)は何とかエンジンルーム内に配置出来ました。

この状態で数年走ってみてどうだったか…?

製品の品質云々ではなく、統計的に湿気を帯びやすく、水に濡れやすいレインフォースに固定したものが一番故障率が高くなりました。

ゼロクラウン自体がもうだいぶ古い車なので、今から「【18系・ゼロクラウン】アスリート・ロイヤルサルーンのAFS常時点灯化」のチューニングをされる方は少ないと思いますが、万が一同様の故障でお困りの方がいらっしゃいましたら、配線を延長するなどして出来るだけエンジンルーム内に全ての機器を設置した方が無難です。

次にHIDバルブについてです。

ゼロクラウンのヘッドライトは純正でHIDバルブが装着されています。

つまりバラストに当たる変圧器(電圧変換機・電圧安定器)も元々内蔵されています。

しかし、AFS、フォグランプはハロゲンランプが標準装備です。

これをHIDバルブに変更するために配線の引き直しをしました。

一番肝心なことは、純正はバラストやリレーの類が当たり前ですが、しっかりとして湿気、水対策がされておりこれが一番肝要なことだと改めて感じています。

AFSとフォグランプをHID化すると、バラストは合計4つ必要になります。

5年の間で、1年に1回(1個)バラストが故障している感じです。

ヘッドライトのHIDバルブも、AFS、フォグランプと同様に同じメーカーの同じK数のバルブに交換しました。(発光色や光量を統一するため)

5年の間でヘッドライトのバラストが故障したことは当然なく、社外のHIDバルブが一度点灯不良を起こし交換しただけです。

純正の製品の精度には当然敵わないのですが、やはり社外のバラストを少しでも長持ちさせるためには湿気、水対策をするに限ります。

そして、これはリレーも同様です。

次にHIDバルブ、バラスト、リレーの故障の傾向と診断です。

・HIDバルブがピンク色、もしくは黄色掛かった発光色で点灯している
⇒バルブの点灯不良です。(寿命)

左右の発光色に差が出ないように、同じメーカーの同じW数、K数のHIDバルブと交換することをお勧め致します。

・HIDバルブが白色に発光するもののチラつきがある(チカチカ点灯する)
⇒電圧が不安定になる電圧不良です。

バラストが原因です。こちらも左右HIDバルブの発光色、光量に差が出ないように同じメーカーの同じW数のバラストと交換することをお勧め致します。

・AFSやフォグランプが左右同時に点灯しなくなる
⇒左右のバラストやHIDバルブが両方同時に故障する確率は極めて低く、9割方リレーが故障しています。

ほとんどリレーが原因です。リレーを手に持ち誰かにライトのON、OFFを繰り返してもらいリレー内から「カチッ」という音がしなければ作動していません。稀にバッテリーが弱っていて点灯しなくなることもあります。

※稀にバッテリーが原因の場合、バラストに規定の電圧、電力量が供給されずバラストが作動しない…などが原因。

一番最初に故障した際に、製品の精度を意識して中国製ではなく、日本製の少し高いバラストやHIDバルブ、リレーと交換してみました。

しかし、純正品でもない限り、然程質に違いはなく、日本製だから著しく長持ちした…ということはありませんでした。

中国製の製品の質が上がってきたということもあるかもしれませんが、機器の設置場所等、純正より使用条件も劣悪なので値段の差ほどのお得感は無いので、以降私は安い中国製を購入しています。

バラスト


こちらはバラストですが、概ね2個セットで売っていますので、2個セットで買って一つをスペアとしています。

※汎用品で12V自動車用であれば配線のカプラも概ねそのまま使えます。

リレー

リレー


こちらはリレーです。

4ピンの12V、30A(40A)のリレー単体が5個セットで1,000円くらいで売っています。

※汎用品の12V自動車専用で売っています。配線のコネクタは概ねそのまま使えます。ピンの数やリレーの大きさを間違えないように購入下さい。

スペアを含めて買いました。

5年で使い切るほどは故障していません。

そして意外と大事なのが、バッテリーです。

フォグランプをHIDに交換するだけでバッテリー、ダイナモ(発電機)に負荷が掛かっています。

そこに「【18系・ゼロクラウン】アスリート・ロイヤルサルーンのAFS常時点灯化」ですと、そもそも常時点灯しないライトを常時点灯させ、更にHIDを使用します。

やはり、バッテリーの寿命はノーマルの状態に比べて短くなります。

早め、早めのバッテリー交換が無用なトラブルも防ぎます。

そこで、バッテリー交換の一つの目安にして頂いて宜しいかと思いますが、マスターキーを持った状態で、後部ナンバーの上にあるトランクを開けるボタンを押して、トランクが開かない、反応しない時はバッテリーの寿命です。

早めの交換をお勧めします。

それ以外にも、過走行車などはエアコンのコンプレッサーのスイッチが入りにくい、アイドリング時に回転数が著しく失速する…などもバッテリーを交換することで直ります。

また、早朝や夜間の走行が多く常にライト類を点灯させて走ることが多い方もバッテリーは要注意です。

通勤などで仕方ない場合は、たまに休日などに車で10分程度のコンビニなどに、日中ライトを点けない状態で乗って行くだけでも良いので車を動かしてあげて下さい。(バッテリーを充電する)

最後になりますが、これはAFSを始めとするライトチューンとは関係ないのですが、ゼロクラウンに搭載されているV6のGRエンジン。

このブログを書いている時点で、同じゼロクラウン所有者の方の相棒はそれなりに過走行かと思います。

以下に当てはまる症状はありませんか?

・高速走行後、一気に減速するとエンジンがミスり止まりそうになる。(失速する)
・アイドリングが著しくバラつく。
・冷間時、ファーストアイドルでアイドルアップしない。
・中速域からの加速がもたつく。(著しく黒煙を吐く)
・エンジンオイルの消費量が著しく早い
・エアコン作動時、ライト類点灯時等、電力負荷を掛けるとアイドリングが失速しバラつく。

100%ととは言い切れませんが、「空燃比センサー」を交換することをお勧め致します。

空燃比センサーとは理論空燃比を元に、エンジンの燃焼状態を一番良い状態に保つためのセンサーです。

エキゾーストマニホールドに付いており、GRエンジンはV型エンジンなので左右に一つずつ付いています。

水温センサーやO2センサーなど、各センサーは検知するものに反応する金属を使い、それに反応して通電量を計るなどして電力抵抗を元に計っているものが多いです。

故に、完全に壊れるまで、つまり微量でも通電していると、コンピューターなどによる故障診断で正常と判断されてしまうことが多々あります。

完全に壊れても、エンジンが止まって走行不能になる…ということはほぼありませんが、どうせ乗るなら調子が良い状態が良いですよね。

もちろん、消耗品の類ではないので、実際に修理すると数万円は掛かると思います。(修理してくれる方によりますが、部品代も安くありません)

症状が合致して、懐に余裕があるようであれば交換してみて下さい。

今の自動車は燃調も点火も空気も、つまりNOx排出抑制の観点からも完全にコンピューター制御です。

普段あまり話題に上がらない、こういったセンターの類は非常に重要でむしろ定期交換した方がエンジンの調子は良くなり、燃費も各段に向上します。

私は、ゼロクラウンの丸っこい流線型のフォルムが好きでこの車を購入しました。

心のどこかに新しい車に乗りたい気持ちはありますが、ゼロクラウンが元気なうちはこの車を相棒としようと思います。

今後も、気が付いたことがあれば随時追記させて頂きます。

今後とも、よろしくお願い致します。

※道路交通法 前照灯について

本編の記事内でも触れておりますが、AFSを常時点灯させ、且つヘッドライト、フォグランプも点灯させて一般公道を走行すると道交法に触れる恐れがあります。

AFSはコーナーリングランプのように、交差点の右左折や、カーブでハンドルの操舵角に合わせて夜間の進行方向の視認性を補正するために装着されている装置です。

本編及び、本記事に掲載されていることを実践すると、AFSのバルブを装着する基台を前方を照射する状態で固定して点灯させることが出来ます。

また、スイッチ類は純正のフォグランプのスイッチと連動します。

ヘッドライトのみ点灯させ、フォグランプを消灯した状態で一般公道を走行する場合は問題ありません。

しかし、ヘッドライト及びフォグランプを点灯させて走行しますと、フォグランプに連動しているAFSも同時に点灯することになります。

この場合、前照灯に当たるものが6つ(3セット)点灯していることになる可能性があります。

車幅等として使用するとしても、純正の車幅等を消灯した状態にしないとこちらも道交法に触れる可能性があります。

前照灯、車幅等共に、光の向き(光軸)や明るさ、数、設置位置など細かく規定があります。

また、本編及び本記事で使用しているHIDバルブのK数(ケルビン)は8000Kですが、これも道交法に触れる可能性があります。

K数とは色温度を表す単位になります。

温度と言っても熱い冷たいの温度ではなく、K数が少ないと黄色味掛かった発光色になります。

そしてK数が上がっていくと黄⇒白⇒青となります。

個人的に真っ白な色合いが好きなので私は8000Kを使用しています。

しかし、このK数も道交法に触れる可能性があります。

下記を参考に自己責任でお願い致します。

道交法 前照灯等

そして、車検に関してですが、私は特に取り外したり、新たに何か加工したりはせず車検を通しています。

詳細につきましては、インターネット上に公開している観点から差し控えさせて下さい。(特にアッと驚くようなことはしていません)

メールフォームなどから個別にご質問頂ければ、時間を頂戴するかもしれませんが可能な限り返信させて頂きます。

※ポイントは法律上謳われている文言の解釈、受け取り方でかなり差が出ると言うことです。

よろしくお願い致します。

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Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる、釣りと酒をこよなく愛する50代のオッサン。釣り歴は小学1年生(6歳)から40数年…■神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。■釣行先は気分によって変わります、予めご了承下さい。■元自動車整備士ということもあり、極稀に車の記事が突然掲載されることがあります。■釣り専用Twitterアカウントにて、釣行時のリアルタイムな情報を配信しております。■釣行時、ツイキャスよりライブ配信もしております。詳細は【釣行時のライブ配信につきまして】をご覧下さい。

釣り歴が長いこともあり、今まで渓流、川、湖、そして海、ルアー、フライ等々あらゆる釣りを経験し、原点回帰とでも言いましょうか、最近は生まれて初めて魚を釣ったサビキ釣りにハマっております。一周回って更に深く掘り下げて釣りを楽しんでおります。本ブログは基本的にビギナーの方でも分かり易く書いているつもりです。そのため、余計な注釈や説明があり文章全体が長い構成になってしまうことを予めご了承下さい。

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