2021年、本年もよろしくお願い致します。
2020年の釣り納めですが、昨今のコロナウィルスの感染拡大などもあり、早々に釣り納めをし、年末年始は静かに家でゆっくり過ごそうと思っておりました。
釣り納めの最初の候補日の12/27(日)にいつものように未明の時間帯に北条湾へ釣りに行きました。
ある程度の釣果が得られれば、この日をもって2020年の釣り納めにしようと思っておりましたが、北条湾へ到着し釣りの準備を開始すると、何を思っていたのか自宅にアミコマセのブロックと虫餌のアオイソメを忘れてくる…という絶句し目が点になる大ミスをやらかします。
■釣りをするつもりで北条湾へ行きましたが…(2020年12月27日)
仕方がないので、この日は北条湾の様子を伺い早々に自宅へ帰りました。
数年前に同じように自宅にエサ類を忘れて来て、急いで開いている釣具店に駆け込みアミコマセのブロックを買いに行きましたが、事前に解凍してもらうには予約が必要で、仕方なく冷凍庫から出したばかりのカチンコチンのコマセのブロックを購入しました。
時期は真冬の12月。
未明の釣りですので、気温は5度以下。
もうお分かりかと思いますが、冷凍庫から出したばかりのコマセのブロックが溶けるはずがありません。
車のヒーターを全開にし、少し溶かしては無理矢理トリックサビキを通し…なんてことを繰り返しましたが、コマセのブロックの表面はほんのり溶けるだけなので、外に出してものの数分で凍り始めます。
溶けないコマセのブロックに無理矢理トリックサビキの仕掛けを通し、挙句の果てには凍ったコマセのブロックに仕掛けの針が突き刺さりハリスが切れ…なんてことを繰り返し、ほとんど釣りが出来ずに撤収し、ただただ疲れただけ…という経験から折角北条湾まで来てヘビの生殺し状態のテンションに、釣りがしたい…という後ろ髪を引かれる思いでしたが、2020年の釣り納め最初の候補日でしたが大人しく帰りました。
次の釣り納めの候補日が12/30(水)でしたが、暮れはなんだかんだと予定通りに事が進まないもので、スケジュールが押したことや、終日強風の予報でほぼ釣りにならないであろう状況だったので釣りに行きませんでした。
結局、一年の一番最後の日の大晦日に釣り納めをすることに。
当初の予報では午後12時~18時の間は風速が1mほどでした。
そして潮回りはこんな感じでした。

この日は潮止まりのタイミングと日没の時間がほぼ同じ。
満月の大潮でこのタイミングの合致は非常に面白い状況です。
当たれば入れ食いになる可能性が非常に高いです。
ピンポイントでこの時間を狙って釣りに行くことにしました。
大晦日ということで、例年ですと三崎へマグロなどを始め、魚介類を買いに来る人で道がかなり渋滞します。
しかし、昨今のコロナの第三波。
これで人の動きがどうなるか、29日、30日と午後の時間帯の交通情報を小まめにチェックしていました。
すると、例年見られた激しい渋滞は終始起こらず、交通情報のサイトでも赤の表示ではなく、黄色の車の流れが悪い程度の表示が時折目に付きましたが、特に問題視するほどのことではありません。
2019年の釣り納めもなんだかんだとバタバタし、結果として大晦日に釣り納めに行ったのですが、年の瀬は連日三崎方面は大渋滞で、とてもその渋滞にハマりながら釣りに行く気にはなれませんでした。
風も強風でほぼ釣りにならないことは分かっていましたが、強引にいつもと同じ未明の時間帯に釣り納めに行き、10m近い暴風の中で1m超えのエイと格闘し、大した釣果もなくただ疲れた釣り納めになってしまいました。
■2019年12月31日 釣り納め
しかし、2020年の釣り納めは、逆に普段釣りをしない日中から夕マヅメの時間帯に釣りに行けそうなので、それなりに期待して釣りに行きました。
事前に調べた通り、特に渋滞もなくスイスイと走り北条湾を目指します。
城ヶ島大橋の手前の交差点を左折し、坂を下り目の前に北条湾が見えてきます。
私は普段釣りに行くのが未明なもので、一瞬突き当りの信号を無視しかけ※、慌てて赤信号で止まると目の前で地元の方と思われる初老の方がサビキ釣りをしていました。
※夜間は点滅信号になるため
信号が青に変わるまでの1分弱でそれなりのサイズのマイワシと思われる魚を2匹釣り上げました。
一気にテンションがMAXに!
いや~1年の締めに相応しい光景だね!
と、思うのも束の間。
というか、普段こんな場所で釣りをしている人をほとんど見ないのに…今日はここに釣り人がいるということは…まさか釣り人だらけで釣り座が無い…とか…?
一気に上がったテンションが、今度は一気に不安に変わります。
信号が青に変わり北条湾岸壁へ向かうと、北条湾岸壁へ入る手前から竿を持った家族連れなどが釣りをしています。
マジか…
そして、北条湾岸壁へ入って行くと、釣り座が無いというほどではないものの、渋滞の無かった道とは裏腹に予想をはるかに超える釣り人がいました。
たまたま普段良く釣りをする、いわき丸さんの後方の釣り座が空いていたのでそこに釣り座を構えます。
本当はもっと北条湾の深部で釣りをしようかと思ったのですが、点々と釣りをしている方がいたのでこの日はいつもと同じ場所で釣りを開始しました。
一通り釣りの準備を終え、釣りを開始します…のツイートやライブ配信の準備をしていると1台のパトカーが赤色灯だけ点けた状態でやって来ました。
私の車の横を通り過ぎ、北条湾岸壁の先端辺りに居た人と話を始め、「なんだ…何かあったのか…」と思っていると、パトカーは動き出し一度居なくなります。
5分もしないで、再び現れ今度はマイクで駐車車両を移動させるようにアナウンスをし始めました。
結局30分以上パトカーは居座り、最後の1台が車をどかすまでいました。
この車の移動を促された場所は以下です。

青の丸は私が釣りをしていた場所です。
赤の丸が今回車の移動を促された場所です。
今後、この場所には車が停められなくなるのか…
あくまで過去の経験則からのお話なので間違っているかもしれませんが、そうではなく遠洋で操業していた漁船が年末年始で帰港し停泊するための処置か、釣り船のお客さんの駐車スペースの確保等々が目的かと思われます。(管理者から通報があったものと思われます)
話が少し変わりますが、新年の釣り始めはまず普段は絶対にやらない、海上釣堀で釣りでもしてみるか…と家内と話し検索してみました。
例年ですと、年末年始で予約が全て埋まる…というのはあまり見たことがありませんでしたが、今回の年末年始は全て埋まっており、正月休み中の予約は取れない状況でした。
また、昨今の北条湾に押し寄せる釣り人の数も尋常ではなく、こういうことからも釣り船も人気が以前に増して高まっていると思います。
例年に無い釣り人気で、出船する釣り船の数も増えており、そのための駐車スペースの確保かもしれません。
何れにせよ、正月休みにご釣行される場合はご注意下さい。
折角釣りの準備をして、釣りを開始してもすぐに片付けて違う場所に移動しなければならなくなるかもしれませんので。
私は車の移動は促されなかったので、粛々と釣りの準備を進めました。
この日の北条湾の様子はこんな感じでした。
2020年釣り納めの釣りを開始します。気温7度、天候は晴れ、風は3m?4mほど、海水温は16度です。16時半頃の満潮以降、夕マヅメあたりを狙ってみます。釣り人の数は多くはありませんが、やはり例年ではない数はいます。 pic.twitter.com/LY2VEqsI2T
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) December 31, 2020
ツイート内の写真は、撮影した時にはほとんどの駐車車両が移動した後だったので閑散としていますが、到着時は一定間隔で釣りをしている人がいた感じでした。
この日の満潮での潮止まりの時間は16:38でした。
釣りの準備が終わり、潮が動き始めて15分くらいしてから本番かな…などと、先ほど初老の方がマイワシと思われる魚をサビキで釣っているのを見たこともあり、余裕をブチかまして一服などし、遠巻きに北条湾の様子を伺っていると、フッと気付くと家内が一人でバタバタと忙しなく動いています。
ん??なんだ??なんか釣れたのか?
と寄って行くと…
全部の竿に一気に掛かった…と大騒ぎ。
慌てて竿を引き上げると、見事に3本の竿に20cmオーバーのマイワシがヒットしていました。
マイワシがきました。 pic.twitter.com/ic2PEiyJxz
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) December 31, 2020
最初に映っている3匹掛かっている竿は、私の竿で一番長い竿なのでそれなりに竿自体が重く、おまけに動画内では針に掛かっているのは3匹ですが、釣り上げた時は4匹掛かっていました。
竿が折れるんじゃないか…というくらい一気にしなり海中に持っていかれ、家内が慌てて竿を掴んだものの竿そのものも重く、そこに20cmオーバーが4匹掛かっていたので、中々引き上げられなかったようです。
すると、あれよあれよと全部の竿にマイワシがヒットし大騒ぎに。
結局、1回のヒットで3本の竿で7匹釣り上げました。
全てが20cmオーバーで、この時点で正直帰ろうか悩むくらいでした。
しかし、いくらなんでも釣りを開始して10分も経っていません。
もう少しやるか…
ルンルン♪と余裕をかますと…
再び3本の竿が一気にしなります。
おぉぉぉぉぉお!
これを釣り上げたらもう帰っても良いでしょ!
と、マイワシヒットを疑いませんでしたが、良く見るとマイワシの一気に下に持って行く強烈な引きとは違い、ジワジワ下に持って行く引き方です。
ん?マイワシじゃない?
しかも中々浮いてこず抜くことが出来ません。
マイワシじゃないな…
3本の竿に5匹のアイゴ…という全く笑えない状況になります。
好調な釣り納めの雰囲気をブチ壊すヤツが…アイゴです。こいつが寄ってしまうと釣りになりません… pic.twitter.com/3arOn0s5AJ
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) December 31, 2020
ツイート内にもありますが、アイゴが寄ってしまうと全く釣りにならなくなります。
少しでも深めのタナに落とすと速攻でアイゴです。完全に足下に寄ってしまいました。
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) December 31, 2020
基本的にアイゴは、アジなどと近い層を泳いでおり、マイワシなどが居る層より深い層にいます。
アイゴは上層に対しての反応が、他の魚に比べると優れていて泳いでいる層よりかなり上層でもエサがあれば一気に浮いてきます。
一応、アイゴも自分達が泳ぐタナはあるのですが、寄ってしまうと四方八方のエサに瞬時に反応する上に、群れの数も多く青魚の群れが散る原因にもなります。
トドメはアイゴには鰭にあるトゲに毒があるので、針から外すのにも手間が掛かります。
釣り座を移動してまで釣りを続けようとは思えず、あまりにもアイゴの活性が高く、アイゴ入れ食い…とかになるなら帰ろうと思いましたが、そこまで活性も高くなく時折掛かるくらいなので釣りをそのまま続けました。
アイゴの活性がそれほど高くなかったのは良かったのですが、マイワシの活性も上がってこず最初の7匹同時に釣れて以降全くアタリがありません。
ひたすらアタリを待ちますが、予報が外れ当初の予報では1m程度の風速でしたが、どんどん風が強くなりだんだん強風の域に入ってきます。
風が更に強くなり4m?5mほどに。
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) December 31, 2020
15分ごとに風速が強まる感じで帰ろうか悩み始めます。
更に風が強くなって5m?6mほど。アタリも分からないので撤収しようか悩んでます…
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) December 31, 2020
風が強く、道具が飛ばされるレベルになってきたので、少しずつ片付けを開始すると…
アジがヒットします。
アジがきました。 pic.twitter.com/Bk3ZA9oRRn
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) December 31, 2020
まさに夕マヅメという薄暗い時間帯です。
アジ狙いでは一番良い時間帯です。
完全に陽が沈んだら撤収します。 pic.twitter.com/PNafqpLdfi
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) December 31, 2020
一抹の期待を持ち、どんどん風が強まる中、片付けをしつつアジを待ちます。
しかし、その後アジが釣れることはありませんでした。
結局、この日は最初の7匹同時に釣れたマイワシと、撤収間際に釣れたアジ1匹という釣果で2020年の釣り納めを終了しました。
2020年最後のコロナ禍での北条湾釣行は私があまり釣りをしない日中の時間帯から釣り始めました。
総括としましては、日中は予想していた通り、例年よりは回遊範囲が狭くなったとはいえ、ある程度の範囲まではマイワシが回遊して来ていることが分かりました。
そして、日没後に北条湾の深部へ移動していると思われます。
アジに関しては、日中よりもマヅメ時や夜間帯、未明など暗い時間帯の方が良く釣れる傾向にあると思われます。
また、アジはマイワシとは逆であまり北条湾の深部に行くと釣れないと思います。
では、上記の状況はなぜ生まれたのか…
マイワシに関しては、日中に行動範囲が広がるのは、一つはフィッシュイーターなどの捕食者があまりいないから。
二つ目は明るいと光りで驚くことが少ないから。
夜間帯や未明以外ですと、車のヘッドライトであったり、釣り人が海中をライトで照らすなど、光に敏感に反応しなくなるからだと思われます。
三つ目は日中ですと、喧噪に紛れて音に対しても敏感に反応していないと思われます。
夜間より、当然昼間の方が人であったり、車であったり一定の音量で一定の音が鳴り続けています。
しかし、これが夜間になると喧噪の類の音が消え、人の話し声なども非常に大きな音に感じます。
光りや音に関しては、コロナの第三波以降に極端に釣り人が増えたことで出てきた現象で、2020年の秋以降露骨にマイワシの動きが変わりました。
コロナ禍の状況はしばらく続くと思われ、またそれが切っ掛けで釣りを始め、仮にコロナが終息しても釣りを続ける人はいると思います。
人間も同じですが、恐怖を感じると余程のことがない限り、恐怖を感じた同じ場所に行こうとは思いません。
恐らくマイワシ達のこの動きは今後も続くと思われます。
釣りに行く日の天気や潮の状況、また現地に着いて釣り座を構える前にしっかりとその時の状況を確認し、分析することが効率良く且つ毎回確実に釣果を上げるために肝要なことかと思います。
アジに関しましては、マイワシと同じような傾向は見られますが、マイワシほど露骨ではなく、むしろある程度の潮通しがある場所を意識して釣り座を構えることが重要だと思います。
ただ、アジも海水温の著しい温度変化は嫌いますので、夜間帯や未明などは北条湾岸壁の先端などは厳しいかと思います。
そして、2020年釣り納めの釣果はこんな感じになりました。

数的には寂しい感じですが、中々のサイズだったので助かりました。
こちらはこの日釣れた魚種です。

説明は不要かと思いますが、上がマイワシ、下がアジ(マアジ)です。
写真のマイワシがこの日の最大サイズで23cmほどです。
そして、この日釣れたマイワシ全てが卵か白子を持っていました。
この日釣れたマイワシは全て20cmオーバーとサイズは申し分ありませんでした。釣れた全てのマイワシが卵か白子を持っていました。 pic.twitter.com/fUQEjbJriT
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) December 31, 2020
今の時期はマイワシ※の産卵期で晩秋から来年の初夏(梅雨明け頃)まで続きます。
本来…と言いますか、今までのマイワシ※達は卵や白子を抱えると外海の暖かい海域に移動し、頃合いを見て産卵し多くが最初の産卵以降は、そのまま外海の暖かい海域で生活していました。
つまり、今までは岸からサビキ釣りで釣れるマイワシは概ね15cm以下で、生後2年以内のマイワシ※しか釣れませんでした。
※マイワシに限らずイワシ類全般に言えることです。
ところが、ここ3年ほどは北条湾で卵や白子を持ったイワシ類が釣れるようになりました。
これが意味していることは、産卵場所が外海ではなくなり城ケ島近海で産卵をしており、イワシ達は一生を城ケ島近海、もしくは北条湾周辺で過ごしているということになります。
マイワシに限って言えば、生後1年で一気に15cmほどに成長し、生後2年目から産卵(放精)をします。
マイワシは成魚で25cmほどで、寿命は5年~8年程度と言われています。
3年前に初めて卵を持ったマイワシが釣れましたが、それがたまたまの出来事で、以降は以前同様外海に出て産卵をしていたのであれば、仮に卵を持ったマイワシが再び釣れたとしても、成魚サイズのマイワシは釣れません。
この日釣れた23cmほどのマイワシは、恐らく最低でも一度は産卵をしており、今回が二回目だった可能性が高いです。
マイワシは帰巣本能などはなく、一度外海の暖かい海域に出ると、基本的にはその周辺の暖かい海域で生活します。
2020年は初めて卵を持ったマイワシが釣れて3年目でしたが、3年前に産まれた子供達が城ケ島周辺や北条湾周辺で育ち、卵を産むようになり、その前に卵を産んだマイワシ達も同じく城ケ島周辺や北条湾周辺で生活し再び卵を産むサイクルが出来ているから年々サイズの大きなマイワシが釣れていると言えると思います。
夏場のサビキ釣りのメインシーズンに全くサイズの違うマイワシが釣れることがありますが、これもこのサイクルが行われているから世代の違うマイワシの群れが北条湾周辺に存在していると思います。
2021年は、更に大きな、完全に成魚サイズのマイワシがバンバン釣れるようになるかもしれません。
そして、2020年、我が家の兄妹猫の釣りたての魚でのご飯シリーズですが、食べ納めは釣れた数が微妙だったので一年の締め括りですが、今回もマイワシとアジのアラを焼いたものになってしまいました。
こちらは腹骨(腹身)を焼いたものです。

こちらは中骨(中落ち)を焼いたものです。

細かくちぎってこんな感じです。

2021年の釣り始めでは「アラ」ではなく「身」を食べさせてあげられるように頑張ります。
2020年の我が家の兄妹猫の食べ収めですが、釣れた数が少々少なかったということもあり、この日も釣れたマイワシとアジのアラを焼いてあげたんですが…兄猫はガッツきむせながら食べていました。来年も釣りたての美味い魚を食べさせてあげられるように頑張ります。 pic.twitter.com/zg7Ug2STlV
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) December 31, 2020
美味いのは美味いので、右側の兄猫はガッツくんですが、少々骨骨しかったので時折「エホッ」とむせていました。
人間用はと言いますと、オーソドックスにマイワシとアジのタタキ丼を作りました。
まずはマイワシ、アジともに三枚に卸します。

左側のオレンジ色の小さな物体はマイワシの卵と白子です。
これを小さく刻んでネギと一緒に叩きます。
あとは酢飯をどんぶりに盛り、その上に叩いたマイワシとアジの切り身をのせれば完成です。

マイワシとアジのタタキ丼の完成です。
暮れということもあり、刺身を食べる機会が何度かありましたが、やはり釣りたての刺身は最高です。
身がプリプリしていて、且つ甘い。
そして、今回はマイワシの卵と白子付き。
先ほど貼りました、マイワシの卵と白子の画像をご覧頂くとお分かり頂けると思いますが、卵と白子は内蔵とは繋がっていません。
マイワシの頭を落とし、輪切りになったマイワシのお腹に水道の水を入れるような感じで内臓を押し出し、飛び出た内蔵をゆっくり引っ張り出すとキレイに内臓だけ取り除けます。
ツイート内の画像は内蔵を取り出し、腹身に切れ目を入れて指で開いた状態です。
恐らく今今北条湾で釣れるマイワシはほとんどが卵と白子を持っています。
宜しければ上記のように捌き、指で丁寧に卵や白子を剥がすとキレイに取り出せます。
こんなに少ない量でもかなり濃厚で美味です。
お刺身と一緒に召し上がってみて下さい。
釣りをする人間の特権です。
そして、2020年釣り納め、最後の北条湾定食はこんな感じになりました。

一応、大晦日ということもあり、汁物はお雑煮にしました。
以前の釣行記事でも書かせて頂きましたが、私が真冬の寒い時期でも未明の時間帯に釣りに行くのは、釣り易かったり、良く釣れたりするからではありません。
単純に人混みや渋滞など、人が多い場所が苦手なだけです。
先ほどの総括で日中のマイワシの動きなどをお話しさせて頂きましたが、寒さが厳しい期間は、サビキ釣りのみであれば日中の釣行をお勧め致します。
コロナの第三派以降は特に日中の方が釣り易い傾向にあります。
北条湾岸壁は街灯があるので、他の釣り場より夜間帯や未明でも釣りはし易い方ですが、少しでも暖かい時間帯の釣行をお勧め致します。
2021年釣り始めは、まだいつ行くかは決めていませんが、近いうちに行こうと思っております。
2021年も、少しでも皆様のお役に立てる情報発信に努めて参りますので、本年もよろしくお願い致します。
また、ご報告させて頂きます。
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■トリックサビキでのサビキ釣りのやり方(動画)
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また、釣果情報をありがとうございます。
素晴らしい釣果ですね!
羨ましい限りです。
サイズもそれなりで、引きも強く釣っていて楽しかったのではないでしょうか。
釣果情報を頂き、私もなるべく早く釣り始めに行こうと思いました。
釣果の中のコノシロにかなり興奮しました。
かつて、北条湾でコノシロを釣ったことはあるのですが、頻繁に釣れた記憶がなくいよいよコノシロまで寄って来たか…と思い、釣れる魚種も豊富になり今後北条湾がどうなっていくのか楽しみです。
2021年、コロナ禍の中、厳しい状況が続くと思われますが、今後ともよろしくお願い致します。
> こんにちは、ヒロです。
> いつも楽しくブログを拝見させて頂いてめす。私も大晦日朝〜昼まで北条湾一番奥、昼前からダイブセンター前で釣りをしまして、マイワシ45匹、チダイ2匹、ハタ1匹、大型コノシロ1匹と大漁でした。
> マイワシは確かに北条湾内にずっといる
> ようですね。また春になったら釣りに行こうと思います。