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猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
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Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  サバ  アジ  青魚  ムツ  ネンブツダイ  活餌  

【三崎港・北条湾】GW中の3釣行のまとめ(2024年5月5日)

こんにちは。

今シーズンはサバっ子、ムツっ子、アジが釣れ出すタイミングは例年よりも早かったものの、イマイチ数が集まっておらず数釣りが出来ておりません。

そこにきてフィッシュイーターなども現れ、尚の事サビキ釣りでは釣果を上げにくい状況が続いています。

サビキ釣りで数釣りが出来る状況で、イカの類ではなく魚のフィッシュイーターが北条湾内に入って来ているようであれば、釣りバカの本領発揮でGW中は出来るだけ連続釣行をしようと考えていたのですが、そこまでシャカリキになって釣りに行くほどの状況でもなく、今年のGWの3釣行は様子見程度の釣行で止めておきました。

GW最後の釣行のこの日は、二日前に釣りに行った時とほぼ状況は同じでした。

記事のタイトル通り、3回の各釣行で感じたことをまとめさせて頂こうと思いますが、まずはGW最後のこの日(2024/5/5)の釣行の流れを簡単にお話しさせて頂きます。

この日は午前2:46の満潮の時刻に合わせて北条湾を目指しました。



若干風が吹いており、海面にはさざ波が出来てしまい、海の中の様子は全く伺えませんでした。

後ほど、海水の温度につきましては詳しくお話しさせて頂きますが、この日は前回の釣行から2日しか経っていないのに、2度近く海水の温度が上がっていました。

早速釣りを開始しますが、ポスト内のこのフレーズ自体を使いたくないのですが、第一投目からネンブツダイがヒットします。



普段サビキ釣りをするタナで、第一投目からネンブツダイとはいえ魚が釣れる…

この状況から推測出来ることは、イカの類はいない…もしくはいても数が少ない…活性が低い…こういうことが分かります。

余談ですが、同じフィッシュイーターでもイカと魚のフィッシュイーターの違いは、捕食される側である小魚達から、視覚的に捕食者が見えているか見えていないかの違いです。

イカの類は身を潜め、不意を突くようなアタックをし、出来るだけ自分の気配を消そうとします。

トドメはイカは数は少なくとも群れを形成しますので、その群れ自体がたくさんいれば狭い北条湾の中に無数のイカの類がいることになります。

一方、魚のフィッシュイーター※の場合は、そもそも魚体も大きいので物理的に身を隠すことが出来ないということもありますが、小魚達よりも圧倒的に速いスピードで泳ぎ、小魚達の群れを散らし、ある意味力尽くで小魚達を襲います。

※魚のフィッシュイーターの種類はたくさんいますが、このお話しの中ではヒラメやコチなどのフィッシュイーターではなく、青物やシーバスなどの魚を前提にお話ししております。

小魚達からすれば、魚のフィッシュイーターは目で見えているので、自分達(小魚)がいる場所から遠く離れたところで、活性高くフィッシュイーターが暴れていても、自らに危険が及ばないと判断すれば一定の警戒はしますが、サビキ釣りで全く小魚が釣れなくなるということはありません。

これがイカの類の場合は、自分達(小魚)から見えない…どこにいるか分からないけど、臭いや気配はする…こういう状況の方が恐怖心は駆り立てられ、水深の深い場所など(海底近く)に集まったり、泳ぐスピードを遅くしたりし警戒レベルがMAXになるのでサビキ仕掛けはガン無視…という状況になってしまいます。

捕食される側の魚達のこういう行動は北条湾に限った話ではないのですが、北条湾の場合は地形的に縦に細長いウナギの寝床のような地形をしており、奥行に対して幅が狭く逃げる方向が限られる上に、何と言っても狭い湾なので尚の事捕食者がいると小魚達の警戒心は高くなります。

北条湾の場合はかなり露骨なんですが、潮の動きなどが鈍く、小魚達の活性が低くて静かな時と、イカの類がいて小魚達の気配を感じず静かな時とでは、その静けさには雲泥の差があり、不自然さや違和感をバリバリに感じます。

魚のフィッシュイーターの場合は、大なり小なり泳ぎながら小魚を捕食しますので、必ず何がしかの変化が海面に現れます。

小魚も、魚のフィッシュイーターも、あの狭い北条湾内を泳ぎ回りますので、それだけでも必ず何がしかの変化が現れます。

この日は、上記どちらのフィッシュイーターもいないように見受けられ、終始小魚達は落ち着いているように感じました。

釣り開始当初は圧倒的にサビキ仕掛けにネンブツダイが掛かることが多かったですが、この日はネンブツダイに混じる感じで早々にムツっ子もヒットします。



またまた余談で恐縮ですが、先ほど申し上げた使いたくないフレーズ「ネンブツダイからスタートです…」…

当たり前ですが、このフレーズを使うために敢えてネンブツダイから釣っているとくことはなく、釣りに行く度にこのフレーズを使わなければいけない状況になるということなのですが、今今の北条湾内に於いてはアジムツっ子、サバっ子の群れの数よりネンブツダイの群れの数が多いということはありますが、海の中の生物は個々に警戒心のレベルに差があります。

一般的に神経質な魚…と言われている種は当然ながら警戒心も強いです。

この日は確実にイカの類や魚のフィッシュイーターがいなかったということの裏付けにもなるのですが、この後釣れる魚種の順番が、そのままその種の警戒心の強さを表しているんです。

ムツっ子に続いてサバっ子がヒットします。



そしてアジ



各々釣れた時間の詳細はポストのタイムスタンプをご覧頂きたいですが、然程間を置かずネンブツダイ⇒ムツっ子⇒サバっ子⇒アジと釣れています。

4魚種何れも、この日の場合ですと釣り座の足下にはいるんですが、ネンブツダイのようにサビキ仕掛けが降りてきたら、いきなりパク付くくらい警戒心が薄い種と、じっくり様子を見てから行動する種とがおり、この間を置かずして順番に釣れ出すことが、まずはフィッシュイーターがいないことを物語っており、釣れる順番はその種の警戒心の度合いを表しています。

そして、もう一つポイントがあるのですが、この日の釣行の前の釣行は2日前です。

まだ、入れ食い状態になるほど各魚の群れが北条湾内に入って来ていないとはいえ、ほぼほぼ2日前の釣行時と同じ魚が釣れています。

この釣れている魚種の情報を、私のXブログで、Xやブログをご覧頂いている方々が入手したとします。

そして、概ね同じ時間に同じようにサビキ釣りをしたけど、ネンブツダイ、ムツっ子までは釣れたけど、サバっ子、アジは釣れなかった…仮にこういう結果になったとして、その原因は何か…?

これは私が使っているサビキ仕掛けと、情報を得た方が使っているサビキ仕掛けの違いです。

一般的に青魚と呼ばれる魚は特になんですが、北条湾で釣れる魚種としてはアジ、イワシ、サバなどは昼夜を問わず視覚(色)と嗅覚(臭い)でエサを認識し捕食します。

特にイワシ、サバに於いては、常に泳いでいる魚なのでこの傾向が非常に強いです。

臭いについては、サビキ釣りを前提としていますので、アミコマセの臭いです。

色については、その年その年で変化しますので、今くらいの時期はお試しで色違いのサビキ仕掛けを購入し試してみることをお勧めします。

私は釣りをする時にサビキ仕掛けを付けた竿を概ね、私2本、家内2本の計算で計4本の竿を出すことが多いのですが、今の時期は4本の竿に全て違う種類のサビキ仕掛けを付けて釣りをします。

概ね5月中は、釣具店に行った際に気になったサビキ仕掛けを購入し試しています。

あまり外すことがない、スタンダードなサビキ仕掛けは、毎回30枚1セットで注文しているので、そのスタンダードなサビキ仕掛けに、毎年どの程度反応するかをまずは見て、その年に有効な色を割り出し仮に欲しいサビキ仕掛けが売っていない場合は自作、または加工して使っています。

サビキ釣りは簡単に魚を釣ることが出来るビギナー向けの釣りですが、毎回釣果を上げるとなりますと、フィッシュイーターであったり、潮の動きであったり、仕掛けであったり…と、意外と奥が深い釣りです。

この日の釣行は、2日前の釣行とほぼ同じような感じでしたが、唯一あった大きな変化が冒頭で後ほど詳しく話す…とお伝えしました海水の温度なんです。

海水の温度が1度上昇するというのは、実はかなりの大事なんです。

想像に難しくないと思いますが、仮に北条湾という狭い湾でも、あの湾の中の海水の温度を1度上げるとしたらどれだけの暖かい海水が必要になるのか…

海水の温度が地上の気温の影響は受けない…と言われるのは、仮に熱波で海表面が暖められたところで、その下には膨大な量の海水があります。

海面が暖められた程度の温度の上昇は、あっと言う間に海中の海水に吸収されてしまいます。

つまり、海水の温度は海以外の外的要因の影響はほとんど受けることなく、海の中で起こった事象によって温度が変化します。

繰り返しになりますが、確認も含めて今一度申し上げますと、前回の釣行から2日です、私のいつもの釣りのサイクルの一週間時間が空いたわけではなく、前々日から2日後に約2度海水の温度が上がっています。

ここからは私は専門家ではないので、一個人の勝手な想像の域を出ていないことを予めご了承の上読み進めて頂けたらと思います。

私の勝手な想像ですと、東京湾、相模湾方面に流れてきている暖流(黒潮の続流)の流れに変化があったのではないか…と考えています。

大元は太平洋側の本州の縁を東北方面に流れている黒潮の流れに変化があり、房総半島にぶつかり東京湾、相模湾方面に枝分かれした黒潮の続流の量が増えた、もしくは流れる角度に変化が起きた…これにより城ケ島周辺に今まで以上に暖かい海流が流れてくるようになった…こういうことではないかと思っています。

この仮説が当たっていたとすれば、5月の下旬頃には暖かい海流と共に行動する青物や、暖かい海水を好む魚達が、更に北条湾周辺に集まってくる可能性があります。

サビキ釣りにも同様のことが言え、暖かい海水を好む青魚を中心とした魚達が集まって来る可能性は十分にあります。

今の時期は海水の温度は日々上がっていきます。

しかし、その海水温の上がり方は1週間から2週間で1度~1.5度程度で2日で2度上昇するというのは、異常な上昇率と言っても過言ではないと思います。

特に北条湾の場合は、深部に川が流れ込んでおり、海水の温度が一気に下がることはあっても、どちらかと言えば海水の温度は上がりにくい環境です。

雨が降れば雨水により川は増水し、その真水が狭い北条湾の中に全て流れ込みます。

GW近々で雨は降っておらず、陽気は真夏日も記録しましたが、こういったことで海水の温度が上昇することはなく、確実に海の中で何か劇的と言っても過言ではない変化があったと考える方が自然なんです。

ここまでの海水の温度のお話しと関連があるかは現時点では不明ですが、時を同じくして「ん??」と違和感を感じたことがイカの類の動きでした。

GW中に3回釣りに行き、最初の釣行は2024/4/28でした。

この日はイカの類の群れがかなりの数いたと思われ、且つ活性が非常に高くサビキ釣りは釣りになりませんでした。

イカの類の群れがたくさんおり、活性も高いとなるとサビキ釣りからの泳がせ釣りの釣りのスタイルの私は、どうすることも出来ずイカの類の群れが北条湾内から出て行ってくれるのを待つしかありません。

何とももどかしい時間が流れていたのですが、そんな中如何にイカ(シャレではありませんw)の活性が高かったかのかお分かり頂ける珍事が起こるのですが、サビキ仕掛けに掛かったネンブツダイをイカが襲いそのまま釣り上げられるということがありました。



サビキ釣りが不調の原因であるマルイカをサビキ釣りでGET!(2024年4月28日)

釣れたイカはマルイカ(ケンサキイカ)で、イカの類の群れの数もさることながら、如何に活性が高かったのかお分かり頂けると思います。

この時点では、「せっかくアジもムツも寄って来たのに、しばらくイカのお蔭で釣りにならないのか…」と肩を落としました。

そして、GW2回目の釣行は、中4日空けて2024/5/3に釣りに行きました。

GW最初の釣行時とは打って変わって、不気味な静けさはなく釣り開始早々にネンブツダイを始め順調に魚は釣れ、いよいよ今シーズン初のサバっ子もヒットしました。



サバっ子の釣果を確認し面子も揃いサビキ釣りがシーズンイン!(2024年5月3日)

この日は終始イカの類の気配は感じられず、当初はイカの群れはいないのではないか…と思ったくらいです。

結果として、地味にイカの痕跡はありましたが、サビキ釣りに影響が出るほどの数もおらず活性は低かったものと思われます。



前回の釣行から中4日空いていたとはいえ、あまりのイカの類の動きの変化に違和感を感じました。

北条湾内にどんどん小魚達が集まって来ている状況で、イカ達にとっては格好の餌場であるはず…活性が低かったことは潮の動きの影響かもしれない…とは思いましたが、数が激減していることに違和感を感じずにはいられませんでした。

そしてGW最後の釣行(2024/5/5)ですが、この日は釣り座を構えた瞬間にイカの類はいない、もしくはいたとしてもかなり数も少なく活性は低いと感じました。

この日の魚の釣れ方は、先述しました通りでイカなどのフィッシュイーターが湾内におり、小魚達が戦々恐々としている様子もなく、むしろリラックスしているようにさえ見えました。



ちなみに、GW最後の釣行は釣り人が多過ぎて、普段釣りをしている釣り座で釣りをすることが出来ず、若干釣りをしにくい場所で釣りをしたことや、明らかにフィッシュイーターの類の魚もいなかったことから泳がせ釣りはやりませんでした。

ネンブツダイや、イカの大好物であるアジなどを活餌に泳がせ釣りでもやれば、イカの類に活餌がかじられることがあったかもしれませんが、釣り場で感じる様子ではイカの類の気配は感じませんでした。



そして、GW中は結果として一週間で3回釣りに出掛けたのですが、表面的にはイカの類が北条湾から出て行かなければならない問題点がない状況で、短期間で一気にイカの数が減っていったことが腑に落ちませんでした。

GW最初の釣行時の海水温が16度、2回目が17.5度、3回目が19度、一週間で海水の温度が3度上昇したことになり、上昇率としては高い傾向にありましたが、どの種のイカでもこのレベルの海水の温度は許容範囲内で海水の温度自体が問題で北条湾から出て行ったとは考えにくいのですが、イカは非常に神経質で海水の温度自体が許容範囲内でも急激な温度の変化は嫌います。

こういったことがイカが急激に減った原因であった場合は、北条湾内の海水の温度が安定すれば再び戻ってくる可能性はあります。

正直なところ、サビキ釣りをメインでやっている私からしますと、あまり戻って来て欲しくありませんが…w

GW中の2回目と3回目の釣行辺りが顕著ですが、この辺りで恐らく一気に海水の温度が上昇しました。

GW後半の海水温の上昇率は少々異常で、明らかに暖かい海水がたくさん城ケ島周辺に流れ込んで来たことは間違いありません。

こうなりますと、暖かい海流と共に移動する大型のフィッシュイーターなどが、私がまだ気付いていないだけで、北条湾周辺にやって来ており、その影響でイカの類が北条湾内から出て行った…こういうことも考えられます。

青物などの群れが仮に北条湾周辺にやってくれば、イカ達は捕食する側から捕食される側になってしまいますので一目散に逃げ出します。

総括としましては、サビキ釣りで現在釣れています青魚を主とした小魚達も、爆釣れ!入れ食い!という釣れ方をするほど数が入って来ておらず、数釣りをするには今暫く時間が掛かると思われます。

また、イカの類の話を含めまして、海水の温度の変化は今後注視した方が宜しいかと思います。

青物などの泳がせ釣りで狙うフィッシュイーター然り、サビキ釣りで釣る青魚然り、イカの類然り、海水の温度次第で動きが一気に変わる魚達です。

何れにしましても、状況が悪い方向に転がっているわけではなく、むしろ暖かい海流が例年よりも多く流れ込んで来た場合は、去年以上に面白い夏になるかもしれません。

GWが終わり五月病などが懸念される中、7月まで祝祭日がなく私の釣行間隔も普段通りの週一での釣行になります。

個人的には、今回のGWで気付いてしまった、海水温の変化のことが頭から離れません。

私もしがないサラリーマンが故、致し方ないのですが週一の間隔での釣行は、時間が空き過ぎており、かと言って毎日も肉体的にキツイので、日曜日と水曜日に釣りに行くことが出来たら…そんな夢物語ばかり考えてしまいます。

今シーズンはどんな魚を釣り上げられるのか…今からワクワクしております。

また、ご報告させて頂きます。

2024年5月5日午前5時頃の北条湾岸壁周辺の様子
2024年5月5日午前5時頃の花暮岸壁周辺の様子

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【三崎港・北条湾】サバっ子の釣果を確認し面子も揃いサビキ釣りがシーズンイン!(2024年5月3日)

こんにちは。

タイトルにもありますが、この日の釣行でサバっ子の釣果を確認し本格的なサビキ釣りのシーズンがやってきました。

ちょうどサバっ子が釣れサビキ釣りの季節がやってくると、室内でも屋外でも暑くもなく寒くもなく、自宅や車内でも冷暖房要らずで「一年中この陽気だったらな…」と、暑がりな私は特に思います。

例年ですと、サバっ子、ムツっ子が釣れ出し、しばらく時間を置きアジが釣れ出すことはありましたが、去年は例年にないくらいアジが好調で、サバっ子、ムツっ子よりも先にアジが釣れ出しました。

更に去年はそのまま初秋頃までアジが好調な状況は続き、アジ北条湾を離れる頃には20cmを越えるサイズまでに成長していました。

そして、今年もサバっ子、ムツっ子より先にアジが釣れ出し、釣れ出した時期も去年より早かったのですが、全体的な群れの数が少なく数釣りが出来ておりません。

5月に入り最初+GW中では2回目の釣行のこの日は、GW後半の4日間の休日中に釣りに行く日は選べたのですが、敢えて長潮であるこの日を選んで釣りに行きました。

潮の動きが鈍い長潮ですが、鈍いなりにも一応潮の動きに合わせてこの日は午前3時過ぎに北条湾に到着しました。

前回のGW初日の釣行では、GWにも関わらず拍子抜けするくらい釣り人がいませんでしたが、この日はそれなりに釣り人はおり、釣り座に余裕はありませんでした。



敢えて長潮の日を選んだ理由ですが、前回の釣行時はイカの類が北条湾内におり、活性が高く湾内にいるサビキ釣りで狙える小魚達は、フィッシュイーターであるイカに怯え戦々恐々としサビキ釣りは釣りになりませんでした。

前回の釣行時は、私が釣りを始めた時点でイカの類の活性は高かったものと思われ、午前2時半過ぎに釣りを始めましたが、その後約2時間半サビキは釣りにならず日の出の時刻にウミタナゴが釣れるまで、まともなアタリはほとんどありませんでした。

イカの類はサビキ釣りに掛かったネンブツダイまで襲い、そのままマルイカが釣れてしまうほど活性は高く、どれだけアジ、ムツが寄っていたところで、これほどイカの類の活性が高く数がいるのでは全く釣りになりません。



サビキ釣りが不調の原因であるマルイカをサビキ釣りでGET!(2024年4月28日)

イカはかなり神経質で、塩分濃度や水温、潮の流れなどの影響を受け易く、所謂潮汐(大潮、中潮、小潮、長潮、若潮)で露骨に動きが変わります。

魚の場合は、潮汐の違いで多少の影響はありますが、基本的に潮が動いていればそれなりに活動し釣ることが出来ます。

こういうことから、敢えて潮汐の種類の中で一番潮の動きが鈍い「長潮」であるこの日を選んで釣りに行きました。

それが功を奏したのか、この日はネンブツダイではありますが、釣り開始早々にヒット。

5日前にあれだけいたイカの類の群れが、5日後に全て北条湾内から出て1匹もいないということは考えにくく、恐らくイカの類の群れも北条湾内にいたと思われますが、活性が低いことは予想通りでした。

釣りを開始して30分ほど経過し、マヅメ時に突入した頃からアタリが出始めました。

小魚達の活性が上がり最初に釣れたのが、サビキ釣りのシーズンインを宣言するために待っていた最後の役者、サバっ子がヒットします。



これで面子も揃い、今シーズンの本格的なサビキ釣りがスタートしました。

続いてムツっ子もヒット。



更にアジ。



アジ同様に、サバっ子、ムツっ子が釣れる時期に、釣れる年と釣れない年があるので、今シーズンは北条湾にやって来たようでえんぴつカマス※もヒットします。

※細長いそのスタイルからカマスの稚魚は「えんぴつカマス」と呼ばれることがあります。



約45分ほど地味に小魚達の活性が上がり、当然入れ食いという状況ではありませんでしたが、コンスタントに小魚が釣れ何とか兄妹猫の食事を確保出来た感じでした。

恐らくこの日の釣果が現在北条湾に集まっている主な小魚の群れだと思われ、イカの類、現時点では魚のフィッシュイーターは確認出来ておりませんが、フィッシュイーターの影響を受けなければサビキ釣りで釣れる魚種かと思われます。

この日はイカの類の活性は低く、マヅメ時に入り小魚達の活性が上がって来た時点で、イカの類の群れは北条湾内から出ていたように見受けられました。

釣りを開始して早々に念仏祭りが開催されたので、数匹ストックしダメ元でネンブツダイ活餌に泳がせ釣りもやっていました。

泳がせ釣りに関しては、特にこれといったアタリもなく、撤収直前まで放置状態だったのですが、仕掛けを巻き上げてみると活性は低いなりにもイカの類はいたことが確認出来ました。



先ほど前回の釣行時に釣れたマルイカのポストを貼りましたが、その下に前回の釣行記事のリンクを貼ってあります。

前回の釣行記事をご覧頂くと、如何に潮汐でイカの動きが変わるのかが良く分かると思います。

宜しければ、ご一読頂き比較してみて下さい。

ここ数年は、北条湾という場所がイカを含むフィッシュイーター達に小魚が集まる格好の餌場として認知されてしまい、ほぼ1年中何がしかのフィッシュイーターが北条湾内に現れ、サビキ釣りで釣果を上げることが難しくなってきています。

魚との知恵比べを楽しみつつ、サビキ釣りでも泳がせ釣りでも釣果を上げる…

個人的にはその釣りにくさも楽しみの一つなんですが、一歩間違えるとほぼボウズ…ということも有り得ますので、ビール片手に鼻クソをほじりながら、一昔前に居付きのイワシ(マイワシ)を釣っていた頃とは比べ物にならないくらい釣りそのものが難しくなってきています。

魚を釣るという点で、魚を釣ることを難しくしていることの一つがスレです。

なぜスレているのかのお話しは前回の釣行記事でもお話しさせて頂いておりますので割愛させて頂きますが、例えば黒潮の大蛇行…なぜ和歌山県沖で黒潮が蛇行するのか…これは中国大陸方面から、太平洋を真横に横切るように吹く気流の偏西風が、地球の温暖化により近年は真横に流れず蛇行した流れになっていることが原因の一つと言われています。

地球規模のお話しを、目の前の釣りに落とし込むことは中々難しいとは思いますが、「黒潮の大蛇行」こういう言い方をしますと、何だか黒潮が蛇行していることが間違っているようにも聞こえますが、地球自体がその時々で変化していくもので、全てはリンクしていて変化することは当たり前なので、その変化に合わせていくことが肝要だと私は思います。

壮大な地球規模の事象からリンクし、それが細分化され釣りをする目の前の海の変化に繋がっていると私は考えており、末端の釣りレベルの変化にも臨機応変に対応し、今まで定説的に言われてきた釣り方をしていても魚は釣れない…ということだと思います。

北条湾に落とし込みますと、たくさんの小魚が集まるようになり、たくさんのフィッシュイーターが集まり、たくさんの釣り人が集まるようになりました。

小魚だろうが、フィッシュイーターだろうが、彼らにとって人間は最大の脅威です。

日々彼らもその最大の脅威から逃れる術を考え、身に付けていますので釣り人がたくさん集まれば集まるほどスレは酷くなります。

そして、この変化のスピードは年々早くなっていると感じており、去年あの場所でこんな魚がこういう仕掛けで釣れたから、今年も同じようにやれば釣れるだろう…では上手いこと釣果を上げることは難しくなってきていると思います。

今今の北条湾に於いては、去年と同じような魚種がサビキ釣りで釣果が確認出来ていますが、活性が上がる所謂時合いは去年よりも短くなり、活性が上がった短時間で効率良く釣らないと数釣りは難しく、そこにきてフィッシュイーターの影響も大きくなってきていますので、こちらの動向も注視しなければなりません。

小魚やフィッシュイーターを始め、年々集まる魚の種類、数は増えているのに釣りにくさが増していく…

狭い湾である北条湾だからということはありますが、何とも矛盾した状況に歯痒さやもどかしさを釣りに行く度に感じています。

数年前であればブログで「come on!come on!サビキでたくさん釣れてるよ!」と大手を振って言えたのですが、実際に釣れることももちろんありますが、当たりと外れの差が近年は激しく「猫とウサギの野郎…釣れるって言ってたのに釣れねぇじゃねぇか…」ということになり兼ねないのが現状です。

そこで、今回は今の北条湾の状況、つまりフィッシュイーターのメインはイカ、集まっている小魚の群れがイマイチ数が少ない…こういう状況の時に注視して欲しい事柄を一点アドバイスさせて頂きます。

そもそもイカの類は、青物などのように北条湾内をグルグルと回遊しながらターゲットである小魚を追いこんだり襲ったりしません。

どちらかと言えば待ち伏せ型で、自らの姿を隠しターゲットの意表を突くようなアタックをし、一瞬で捕らえ捕らえた獲物は自分のテリトリーに運び食事をします。

基本的には小魚の群れを追って北条湾内に入って来て、小魚の動きと連動するのですが、一度「今日はここで狩りをする…」と決めると、あまり無駄に動き回ることはせず、同じ場所に長い時間いることが多いです。

当然、ターゲットとする小魚の群れがいることが前提ですが、イカの類が居れば小魚達も戦々恐々とし自らが食事をしている場合ではなく、逃げることに全力を費やします。

この状況では、いくらサビキ仕掛けに小まめにアミコマセを付けて海中に投入したところで、釣れるわけがありません。

そこで以下のポストをご覧頂きたいのですが…



サビキ仕掛けがグチャグチャになっているのは無視して頂いて、注目して頂きたいのが釣り針に付いるアミです。

これはアタリが完全になくなり、竿を片付けるために海中から引き上げたサビキ仕掛けで、トリックサビキの仕掛けをアミコマセの中に潜らせ、海中に沈めた後、5分~10分程度時間を置きそのサビキ仕掛けを海中から引き上げた時に、ポストのように大半のサビキ仕掛けの釣り針にアミが残っている状態ですと、自分が釣りをしている釣り座の足下には小魚が回遊して来ていない、もしくは全くいない…ということなんです。

仮に小魚達の活性が低くアタリが無く釣れない時でも、小魚達が回遊して来たりサビキ仕掛けの傍までやって来ている時は、逆に大半のアミが針から取れてしまいます。

小魚達が釣り針を咥えずとも、釣り針のそばまで来ていれば、小魚達が泳ぐことで掛かる水圧によって釣り針のアミの大半は釣り針から取れてしまうので、サビキ仕掛けを海中から引き上げた時にアミは釣り針に付いていません。※

※基本的に北条湾に於いてサビキ釣りで釣れる小魚達は群れを形成していますので、1匹で釣り針のそばにやって来ることはなく、一定数の群れでやって来ますので釣り針周辺に水の流れが出来ます。

魚が回遊して来ない…いない場所でどれだけ撒き餌を撒こうが、エサを付け替えようが魚は絶対に釣れません。

マヅメ時を含め、暗い時間帯に釣りをする場合は尚更注視して頂きたく、北条湾に於いては海面を照らす常夜灯や街灯の光に植物プランクトンが集まり、その影響で小魚達も岸近くに集まります。※

※小魚達のエサとなるプランクトンに関しましても、以前の釣行記事で詳しくお話ししておりますので詳細は割愛させて頂きます。

当然、イカの類も小魚を狙っているので、どうしても釣りをする足下にイカの類が集まり易いんです。

こうなりますと、釣り座を構えた足下の海中では、小魚はいるけどイカの影響でサビキ仕掛けはガン無視…という状況になります。

現にこの状況を如実に表した状況が、前回の釣行時に釣れたマルイカです。

サビキ仕掛けに掛かったネンブツダイを襲い、自らも釣り上げられてしまいました。

サビキでイカが釣れるということは奇跡に近く、たまたまの事象でこれと同じようにサビキでイカが釣れる確率は相当低いです。

狙ってやって出来ることではありません。

イカがたくさん北条湾内に入って来ている今、サビキ釣りをされるのであれば、上記ポストのような状況であれば釣り座を変えることが一番ですが、釣り座を変えることが出来ない場合は仕方がありませんが、イカが湾内から出て行くのを待つしかありません。

ちなみに、こういう状況の時に焦って撒き餌をバンバン撒くと、イカが湾内から出て行った後に根魚ラッシュになり、アジ、サバ、ムツが釣れなくなることがありますのでご注意下さい。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。



釣れた魚種的に不満はないのですが、やはりもっと数が欲しいところです。

今シーズン、アジの釣果が確認出来てから気になっており、この日は非常に分かり易い感じで釣れたのでポストさせて頂いたのですが、同じ種でも露骨にサイズが違う個体が釣れるんです。



ポスト内でも軽く触れておりますが、これは恐らく海水温の上昇…つまり海水の温度の上限が上がったということより、冬場に海水温の下限の水温が下がらなくなった…冬場にしっかりと海水が冷たくならないことが原因なのではないかと考えています。

ここからは私の憶測の域を出ておらず、私一個人の見解ですのでお話しする内容に根拠はありませんので予めご了承下さい。

地球の温暖化の影響の一つとして、冬眠する生物が冬眠をしなくなった…ということに代表されるように、海水の温度が下がらなくなったことにより、各魚の産卵期の期間が長くなった、もしくは1年で2回産卵期が訪れている…こういうことにより、サイズの違いが1年以上産まれた年に差があるようには見えないけど、釣れる個体にサイズの差が出ているのではないか…と考えています。

上記の予想+今後も海水温の上昇が早いスピードで続けば、10年後くらいにはもっと1年中サビキ釣りで何がしかの魚がたくさん釣れるようになるかもしれません。

そして、この地球規模での様々な温度の上昇は、釣りにとっては仮に良い影響をもたらすかもしれませんが、確実に水害は増え水没により国土を失う国や国土が狭くなる国なども出てくると思います。

雨の降り方もどんどん異常な量の雨が短時間で降るようになると思います。

我が家の兄妹猫の食事ですが、この日はちょうど一食分くらいの数で、ドヤ顔で持ち帰った理由は今釣れているアジ、ムツは頭も中骨も焼いただけで食べられるくらい柔らかく、捨てる部位がほとんどないことから魚の身をほぐした時とは一味違う旨味があるんです。



今までは、ウミタナゴなどの根魚で我慢してもらっていましたが、個人的には今シーズン一番美味い兄妹猫のご飯を食べさせてあげられたと自負しております。



兄妹猫の食事もさることながら、やはりこの柔らかいサイズのアジ、ムツを人間も堪能したいです。

次回はGW中にあと一回は釣りに出掛けようと思っています。

イカ対策を考え中ですが、中々これだ!という妙案が浮かびません。

小魚達の活性が上がれば、当然イカの類の活性も上がります。

ただ、気持ちは非常に前向きで、ようやく役者も揃い今シーズンのサビキのみならず、私の釣りが始まったように感じておりワクワクしております。

また、ご報告させて頂きます。

2024年5月3日午前6時頃の北条湾岸壁周辺の様子
2024年5月3日午前6時頃の花暮岸壁周辺の様子

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Category: 釣り   Tags: マルイカ  ケンサキイカ  釣り  三崎港  サビキ  北条湾  アジ  ムツ  ウミタナゴ  青魚  

【三崎港・北条湾】サビキ釣りが不調の原因であるマルイカをサビキ釣りでGET!(2024年4月28日)

こんにちは。

前回の釣行でムツっ子の釣果を確認出来、いよいよ本格的なサビキ釣りのシーズンイン間近だな…と心を躍らせていました。

アジが釣れ…ムツも来た…

週を追うごとに少しずつ様々な魚達が北条湾内へ入って来ていることを実感しています。

今シーズンは小魚達の活性が上がってもイマイチ後が続かず、全体的にまだ群れの数が少ないということも感じております。

小魚達が釣れ出すタイミングは、例年より早かったのですが、数釣りが非常に難しい状況です。

前回の釣行記事で、この辺は詳しくお話しさせて頂いておりますが、カタクチイワシ以降新たに釣れ出した小魚達は、去年の春~夏以降に産まれ暖かい海流など海の中の状況でたまたま北条湾という場所に辿り着いた群れで、北条湾は小魚のエサとなるプランクトンが豊富な上、湾内も流れがほとんどなく小魚達が成長するにはもってこいの餌場で、流れ着いた大半の群れは一定期間は北条湾を主な餌場として居付きます。

そして、これから北条湾の餌場の特徴などを集まった小魚達が学び、梅雨の時期辺りまでには北条湾内での各魚達の動きが定まってきます。

動きが定まると言いますのは、今集まって来ている小魚達は、北条湾という餌場に初めてやって来た群れで辿り着いた時点で、エサが豊富であることは分かっていますが、どういう危険が潜んでいるのかまでは分かっていません。

自分達(小魚達)がいつ、どういうタイミングであれば安定して食事に有り付けるのか…これが定まってくるとサビキ釣りでどんな時間帯に釣りをすれば釣れるのかが分かります。

小魚達にしてみれば、まずは天敵であるフィッシュイーターがいつどのタイミングで北条湾内に入って来るのか…どういったフィッシュイーターがいるのか…当然、海鳥達も敵になるわけですが、その海鳥達が飛来する場所なのか…

最終的には、小魚達の動きが安定してくると、ほぼ毎年同じような行動パターンで落ち着くことが多いのですが、小魚達がこういったことを探っている今の段階では、いつどのタイミングが釣りをする上で最適なのかは分かりません。

小魚達にとっては、根魚であるカサゴやメバルも敵です。

回遊性の青物や、北条湾は深部に川が流れ込んでいますが、汽水域を得意とするシーバスなども敵になります。

イカの類も当然敵です。

そして、何より城ケ島に生息地があるウミウも敵になりますし、カモメやトンビも敵になります。

小魚達はこういったことを、まさに今学習中なんですが、小魚達がお勉強をしている間であっても、フィッシュイーターなどの敵は待ってはくれません。

小魚達ばかりではなく、フィッシュイーター達も海鳥達も自分達が厳しい自然界を生き抜いていかなくてはなりませんので、情け容赦はありません。

2024/4/13の釣行は、カタクチイワシの群れが北条湾を離れ三週目の釣行で、何も小魚がおらず新たに入って来る小魚を待っている状況だったので、普段私は未明から明け方に掛けて釣りをすることが多いのですが、魚がいないことが分かっていながらバカ面をこいて毎回同じ時間に釣りをしても意味がないので、夕マヅメを中心に日の入りの前後1時間程度釣りをしてみました。

そして、この日今年初のアジが釣れ、翌週の釣りの時間は普段私が釣りを良くする時間帯の、未明から明け方に釣りをし、この日も前週同様にアジの釣果を確認出来ました。

両釣行ともアジの釣果は確認出来たものの、群れの数は少なく数釣りはまだ厳しい印象を受けると同時に、小魚の群れが集まっていうることをフィッシュイーター達にも認知されていないということも感じました。

この両釣行では釣りをしていて、魚の釣れ方に極端な違和感を感じることもなく、視覚的にフィッシュイーターがいることを感じることもありませんでした。

純粋に群れの数が少なく数が釣れなかっただけ…ということになりますので、前回の釣行から更に一週間経ったこの日の釣行は、「そろそろ群れの数がそれなりに増えていてもおかしくない…」冒頭の心躍る状況で釣りに行きました。

この日は潮の動きに合わせて、未明の午前2時頃から釣りを始めました。

GW二日目、気温も高く風もない…潮の動きも悪くなく、この日こそ釣り人がかなりいるのではないか…そう思って釣りに行きましたが、意外にも釣り人は少なく釣り座も車の駐車スペースも余裕がありました。



改めて釣れない釣り場として認知されてしまったんだな…と少々寂しさを感じました。

釣りを始めて約1時間、アタリの「ア」の字もなく、ベタ凪の北条湾に魚の気配を感じることはなく、非常に静かな時間が流れていました。

予想とは裏腹に、まだ小魚の群れがそれほど北条湾内に入って来ていないのかな…

そんなことを考えながら釣りを続け、アタリも無いのでサビキ仕掛けのタナを少し落として釣りをしてみることにしました。

アジの釣果が確認出来てからの釣行で、ポストやブログ内でサビキ仕掛けのタナを落として釣りを…というフレーズが良く出てくると思います。

これは、今今釣れている小魚がアジだからなんです。

仮定の話ですが、仮にこういう表面的にはフィッシュイーターの気配はなく、静かな状況だけど、潮の動き的には魚の活性が上がってもおかしくない…だけど、アタリは皆無…

表面的にはフィッシュイーターの気配はないけど、実は地味にフィッシュイーターがいた…

こういった場合、同じ青魚でもイワシ、サバは上方向(表層)に逃げます(集まる)が、アジは水深の深い方へ逃げるんです。

元々平時でも、イワシ、サバが回遊している一階層下の層にいるのがアジです。

こういうことから、サビキ仕掛けのタナを落としたのですが、落とした途端にネンブツダイがヒットします。



ちなみに、ネンブツダイが北条湾へ戻って来るタイミングも、今シーズンは早いと思います。

上記のアジの話同様に、ネンブツダイも危険を察知すると下方向へ逃げます。

前回、前々回の釣行時に数は少なくともアジの釣果が確認出来ており、この日突然アジの群れが全て北条湾から出て行った…ということは考えにくく、仮にアジがいなかったとしてもネンブツダイが釣れており、サビキ釣りで釣ることが出来る小魚の群れがいることは確かです。

そして、この日の北条湾の静けさは違和感バリバリでした。

極端に魚の気配がない…

以前ブログでお話ししましたが、私が6歳から釣りを始めて身に付いた第六感的な感覚なので、いつも上手くご説明出来ないのですが、単に魚の活性が低くて魚の気配を感じない時とは全く異なり、まるで北条湾内の魚全てが身を隠し何かを伺い自らの気配を消しているような感じで、非常に違和感を感じ、不自然な静けさなんです。



ポストにもありますが、大事なことがネンブツダイが掛かっていたサビキ仕掛けの針の位置。

そもそも、サビキ仕掛けのタナを通常より落として釣りをしており、そのタナを落としたサビキ仕掛けでも更に下の方の針にネンブツダイは掛かっていたということは、ネンブツダイの群れは相当深いタナに集まっているということです。

ネンブツダイが掛かっていた針の位置で直感的にイカがいるな…ということが分かりました。

イカは忍者のように身を潜め、且つ気配を消し獲物を待ち受け、獲物が近付いて来ると一気に襲い掛かり、獲物の至近距離で瞬間的に足を開き獲物を抱きかかえるように掴みます。

ネンブツダイが深い層にいたということは、ネンブツダイが何がしかの危険を感じている証で、逆に危険を感じると表層方面へ逃げるイワシ、サバがこの日いたとすれば表層付近でイカがアタック※をしますので、海面にイカがアタックをした時に波や波紋が出来ることで、フィッシュイーターであるイカがいることは分かります。

※海面付近に追い込み逃げ場を無くすため

しかし、この日は危険を感じると水深の深い層へ逃げるアジ、ネンブツダイがいたと思われ、イカがアタックしても表面的には何も変化は現れませんので、全く分かりません。

先ほどのポスト内では断言はしておりませんが、この時点で私は完全にイカがいると確信しており、家内にはイカが出ていくまで釣りにならん…と話してあったので、ライブ配信をご覧頂きますと、椅子に座りマヅメ時に家内が舟を漕いでいます。※

※舟を漕ぐ=居眠りをしてゆらゆら揺れること。

家内が船を漕ぐ前にまさかの出来事が起こりました。

サビキ仕掛けを付けた竿に、明らかにネンブツダイ…というアタリがありました。

私も家内も「あぁぁ…念仏か…針を外すのが面倒だな…」くらいで竿を上げると…

ん??

なんだ??

なぜ重い??

今ではパワハラとか言われそうですが、家内にはスパルタで釣りを教えたのですが、知らず知らずのうちにだいぶ釣りが上手くなったんだな…と実感しましたが、ナント!サビキ仕掛けに掛かったネンブツダイをイカが襲い、そのままイカごと釣り上げました。



ポスト内の動画で、ネンブツダイの肩の辺りがかじられているのがお分かり頂けると思いますが、イカには一切釣り針は掛かっていません。

イカは非常に神経質で、少しでも違和感を感じると足で掴んでいた獲物をすぐに離してしまいます。

また、イカは獲物を掴んで自分(イカ)が安全だと思っているテリトリーまで獲物を運んでから食べる習性があり、掴んだ獲物が自分(イカ)の思うように持って行くことが出来ないと獲物を離してしまいます。

餌木のように針がたくさん付いていて、強引に針に掛ける釣り方は別として、ヤエンなどのエサ釣りでイカを釣る場合はそれなりの経験を積まないと、アタリはあるけど中々釣り上げられない…という意外と釣るのが難しいターゲットがイカなんです。

手前味噌で恐縮ですが、今年の釣り始めの釣行時に60cmオーバーの歳なしのクロダイなど、サビキで散々有り得ない大物を釣ってきましたが、サビキでイカを釣ったのは初めてです。



イカの種類はマルイカケンサキイカ)ですが、このサイズのイカが北条湾内に入っていては、サビキ釣りは壊滅的でイカの群れが出て行ってくれなければ釣りになりません。

ちなみに、この日も餌木でイカを狙っているであろう釣り人の方が数名いらっしゃいましたが、釣れている様子はなく実際に釣っている姿も見ませんでした。

この日は実際にネンブツダイをかじってイカが釣れており、確実にイカの類が北条湾内にいて小魚達を襲っていたことは疑いようがなく間違いありません。

北条湾岸壁は、足場も良く常夜灯などもあり明るいので釣りがし易いです。

こういうことからルアーや餌木でフィッシュイーター達を狙って釣りをされる方が多いのですが、1年中誰かがルアーや餌木で釣りをしているわけで、北条湾内に入って来るフィッシュイーターはかなりスレています。

トドメは釣りがし易い常夜灯や岸壁の近くを私道が通っています。

音や人間の気配を感じ易く、これもフィッシュイーターを狙う上では弊害になります。

前回の釣行記事でも書きましたが、私はサビキ釣りで釣った魚を活餌に泳がせ釣り…のスタイルです。

サビキ釣りで釣る小魚は豊富な北条湾内にいるプランクトンを求めてやって来ます。

プランクトンの活動が活発になるという点で、海面に届く常夜灯の光は有効であり北条湾の環境はサビキ釣りに於いては優位に働くことが多々あります。

そして、そのサビキ釣りで釣った小魚…つまりフィッシュイーター達が狙っている小魚をエサ(活餌)にして、フィッシュイーターを釣るスタイルなので北条湾でフィッシュイーターを狙い釣りをしています。

ルアーや餌木での釣りは、同じフィッシュイーターを狙っていても、フィッシュイーターを釣るまでのプロセスが全く異なり、フィッシュイーターはプランクトンを食べに来ているわけではないので、私の釣りのスタイルでは優位に働くことが、ルアーや餌木での釣りでは弊害になってしまうんです。

この日の釣行時の状況であれば、北条湾以外の釣り場にも小魚、イカの類はいると思われ、家内がマルイカを釣った時は潮の動きはバッチリでした。

イカの活性が高く、活発に小魚にアタックしていたと思われ、上記でお話ししたような弊害がある北条湾で釣りをするより、イカ狙いの餌木での釣りであれば、むしろ北条湾は避けた方が釣果に結び付くと思います。

北条湾で餌木やルアーで釣りをして、ターゲットが絶対に釣れないとは申し上げませんが、この日のように活性高くイカがアタックしている状況で、北条湾で餌木やルアーで釣りをしている人を見掛けると「花暮岸壁の方が…」などと、いつも思ってしまいます。

花暮岸壁も街灯はありますが、その光りが海面に届いている場所は極僅かで、北条湾内にいるフィッシュイーターとでは警戒のレベルはかなり低くなると思われます。

三崎港周辺や城ケ島内の各釣り場も同様です。

日中は別としましても、暗い時間帯にルアーや餌木で釣りをされるのであれば、北条湾は最後の砦くらいが宜しいかと思います。

概ねイカの類の群れは、陽が昇り始めると北条湾内から出て行くことが多いです。

しかし、この日は違いました。



ほぼほぼ日の出の時刻までイカの群れは北条湾内におり、ようやく魚達に動きが出てきたのがほぼ日の出の時刻でした。

突然、竿が折れるのではないかという強烈なアタリがあります。



続いてメバルです。



そして待ちに待ったアジもきます。



ムツっ子もヒット。



ウミタナゴやメバルは、イカに捕食されることはほとんどありませんが、やはりウミタナゴもメバルもイカが捕食者であることは認識しており、北条湾内に入って来ていたイカの数にもよりますが、どんなフィッシュイーターでもあの狭い北条湾内にいれば各魚の動きは鈍くなります。

ウミタナゴから始まりましたが、1匹釣れたらまるで何かのしがらみから解き放たれたように一気にサビキ釣りで魚が釣れ出しました。

最初のウミタナゴが釣れた時点で、北条湾内からイカは出て行ったと思われますが、潮の動きはイカが出て行った後はフェードアウトするように動きが鈍くなるタイミングでした。

アジもムツっ子も後が続かず、結果として1匹ずつしか釣れませんでしたが、これは潮の動きと、未だ数が少ないことによるものだと思われます。

ダメ元で日の出後1時間程度粘ろうと思っていたのですが、今の時期ならではの漁業関係者の方々によるヒジキを干す作業が始まったので、作業の邪魔になることもありこの日はその時点で納竿としました。

この日の釣果はこんな感じになりました。

2024年4月28日 北条湾釣行 釣果


マメアジ、ムツっ子が大漁…をイメージしておりましたが、何ともイメージとは掛け離れた釣果です。w

こちらはこの日釣れた魚種です。

2024年4月28日 北条湾釣行 釣れた魚種


ご説明は不要かと思いますが、一番上がウミタナゴ、その下がマルイカケンサキイカ)、一番下の左側がアジ(マアジ)、一番下の右側がムツっ子(ムツ)です。

ウミタナゴなんですが、釣った時はそこまで細かく見ていなかったので気付きませんでしたが、自宅へ帰り改めて見たところ輸卵管※からウミタナゴの子が地味に飛び出しており、今にも産まれそうな状態でした。

※輸卵管=この袋のようなものの中にウミタナゴは卵を産み孵化させ、卵ではなくある程度育った子供を産みます。



今にも産まれそうなウミタナゴの子供に気付いた時は、何だか申し訳ないことをした気持ちでいっぱいになってしまいました。

こちらは比較写真で、右側が前々回の釣行時に釣れたウミタナゴから出てきたウミタナゴの子で、左がこの日釣れたウミタナゴから出てきたウミタナゴの子です。

ウミタナゴの子の比較写真


大きさもさることながら、写真左側のこの日釣れたウミタナゴの子は、目やヒレ、鱗、エラなどの口周り、まんまウミタナゴで精巧に出来たウミタナゴのミニチュアのようでした。

こういったウミタナゴの子然り、この日釣れたマメアジなどもその年、その年で魚の動きは変わりますが、居付く期間が長いとこれから初秋頃まで北条湾で成長していきます。

今10cm程度のアジの子供が、秋頃には20cmを越えるまでに成長する個体もいます。

自分の子供…とまでは言いませんが、みんな一生懸命生きていて、その成長を実感出来ることも、毎週バカの一つ覚えのように同じ場所に行って、同じ釣りをする私からすると楽しみの一つではあります。

ウミタナゴの子に続き、余談なんですが私の父親はなぜかイカ釣りが大好きで、晩年は釣りというとイカしか釣りませんでした。

私はそこまでイカに拘りはなく、過去にイカ釣りをしていたこともありますが、現在は率先してイカを釣ることはありません。

魚市場に出入りする仕事をしていたり、自らが釣りをしてイカと関わるというより、違う形でイカと関わることが多かったのですが、イカが釣れた…となると、やはり真っ先に思い浮かぶのがイカソーメンかと思います。

透き通ったイカソーメンを作るのであれば、イカを生かして持ち帰ることが大前提となります。

イカは神経質な上にストレスを感じると身が白くなってしまいます。

当然のことながら、絶命する時には相当なストレスが掛かりますので、釣りであろうがスーパーで売っているイカであろうが身が白いのが当たり前です。

中々釣りで釣ったイカを生かして持ち帰り、透き通ったイカソーメンを作る…というのは生きているイカを手際良く捌かなければならず、捌く技術などもある程度必要ですので難しいものがありますが、脇の知識としてイカの鮮度を見分ける上で役立つことが以下のポストです。



ポスト内の説明がそのままなんですが、この色素細胞の活動はイカが絶命してもしばらく続きます。※

※イカ自体が死ぬことと細胞が死滅するのにはタイムラグがあるためです。

スーパーで売っているイカが、この状態で売られていることはまず有り得ませんが、魚市場などの朝一などで売られているイカは、近海物も多くその日の朝(朝一の前夜)に獲ったばかりのものも売られています。

市場…という場所や、中卸の業者風の人に言われると、何でも新鮮に見えてしまいがちですが、本当に新鮮かどうかは上記のポストなども一つの参考になると思いますし、イカは特に鮮度を大事にしますので前夜に獲ったイカを漁船内の水槽で競りに掛ける直前まで生かしておいたりします。

朝一なども例外ではなく、朝一が始まる直前まで生かしておき、そのまま店頭に並べることもあります。

生きたイカをそのまま売っている場合もありますし、生きていれば鮮度に問題は全くないのは言うまでもありませんが、並べて売っているものを見る時は意識して見てみて下さい。

朝一などでイカを買って持ち帰る場合も、釣ったイカを持ち帰る場合も同じですが、イカは直に氷を当てたり氷水に浸すと先ほどのポスト内の色素細胞が死滅してしまい、色落ちという現象が起こりイカの身が変色し硬くなってしまいます。

せっかく鮮度の良いイカを手に入れたのであれば、出来るだけ鮮度を保った状態で召し上がるために、サイズはイカの大きさに合ったもので結構ですので、ビニール袋を最低でも二重にし、その中にイカを入れビニール袋ごと氷水などで冷やすのがベストです。

保冷剤や氷そのものをビニール袋に付けるのではなく、水でワンクッション置くようなイメージで、氷でキンキンに冷やした水(出来れば海水)にイカを入れたビニール袋を浸すような冷やし方が一番無難な冷やし方です。

また、生のイカ…という点でアニサキスをイメージする方もいらっしゃるかもしれませんが、イカにアニサキスが感染した場合は皮と身の間にいることが多いです。

アニサキスは元々海洋哺乳類の腸管に寄生します。

魚などがアニサキスに感染した場合は、基本的には腸を始めとした内臓に寄生し、宿主が絶命すると筋肉に移ります。

そもそもアニサキスは自ら泳いで宿主を探し、アニサキス側が宿主を選ぶことが出来ません。

アニサキスはクジラなどの海洋哺乳類の腸の中で成虫になり、卵を産みクジラなどの糞と一緒に卵が海中に放出されます。

海に放出されたアニサキスの卵はひたすら海中を漂い、やがて魚などに食べられ孵化し、所謂一般的に目にするアニサキスの幼虫になります。

アニサキスに感染した魚などを、別の魚が食べアニサキスに感染する…この流れを繰り返し、最終宿主であるクジラやイルカなどの海洋哺乳類の腸を目指して旅をします。

イルカやクジラの糞と一緒に卵で出されるなら、出ないでずっとイルカやクジラの腸にいりゃ良いじゃねぇか…純粋にそう思うのですが、自然界の法則上そういうわけにもいかないんだと思います。

先ほど、アニサキスは自ら宿主を選べない…と申し上げましたが、アニサキスにとってイカは出来れば出会いたくない宿主なんです。

先述しました通り、アニサキスは腸などの内臓に寄生しますが、イカはダイオウイカでもない限り、同じ大きさでも魚に比べ内臓全体が小さく、むしろ墨袋などの方が大きくアニサキスの居場所がないんです。

仮に強引にイカの腸にアニサキスが寄生し、イカの腸が詰まってしまえば宿主が死んでしまいます。

アニサキスも宿主が死んでしまえば、自らも死ぬ可能性が高くなってしまいます。

故、アニサキスがイカに寄生した場合は、内臓ではない部位にいることが多く、視覚的に分かり易いです。

念のためアニサキスのお話しをさせて頂きましたが、この日釣れたサイズのイカなどがアニサキスに感染している魚を捕食することはほとんどありません。

実際にこの日釣れたマルイカもネンブツダイを襲っています。

他にも襲える小魚として、マメアジやムツっ子です。

そもそもプランクトンを必死に食べるサイズの魚を襲っていますので、アニサキスが入り込む余地はないと言って過言ではありません。

気を付けなければいけないイカは、むしろ成体のイカです。

釣りでもそうなんですが、実はスーパーなどで売っている外洋で獲れたイカの類はある程度注意した方が無難です。

アニサキスに関しましては、以下の記事にまとめてありますので、宜しければご一読下さい。

釣った魚とアニサキスについて

そして、我が家の兄妹猫の朝食ですが、ウミタナゴと1匹ずつ釣れたアジとムツを焼いてあげました。



予定では、マメアジとムツっ子で朝食を作るはずだったのですが、今回もウミタナゴがメインとなってしまいました。



兄妹猫の夕食はウミタナゴのみを焼いてあげました。



子持ちでないウミタナゴは、兄猫の反応もイマイチなんですが、子持ちだとガツガツ食べてくれ、むしろこの日の夕食時などは横取りを画策したり、シンクの三角コーナーのウミタナゴの頭と皮の匂いを嗅ぎ付け「まだウミタナゴの匂いがするぞ…」と執拗に催促する感じでした。



ウミタナゴはカマスの身に似ており、少々水っぽく淡泊なので味気ない感じなんですが、さすがに出産直前となりますと、かなり爆食いをしますので、ウミタナゴなりに脂感があるのですが、どうやらそれが良いみたいです。

何れにせよ、釣って来た魚をガツガツ食べてくれると、飼い主的には釣って来た甲斐があります。

そして、人間用の魚料理ですが、こればかりは猫には食べさせることが出来ないので、否が応でも人間が食べなければなりませんが、家内はイカを初めて釣り家内のリクエストでもあったので、酒の肴程度ですがお刺身にしました。

マルイカ(ケンサキイカ)の刺身

マルイカ(ケンサキイカ)の刺身

マルイカ(ケンサキイカ)の刺身


率直に申し上げて、この日の釣行後出た言葉が「参ったな…」です。

アジ、ムツ、この日は外道ではありますがネンブツダイも釣れました。

全体的に各魚が北条湾に集まり始めている証で、今後のことを考えれば良い傾向なんですが、実はイカの類はネンブツダイも結構好んで食べるんです。

同じサビキ釣りの外道で、トウゴロウイワシも釣れる時期がありますが、トウゴロウイワシとネンブツダイですと圧倒的にネンブツダイの方がかじられます。

そして、人間的に見ますと意外なことが、ムツよりもネンブツダイの方がかじられるんです。

捕らえ易さなどもありますし、一概には言えませんが、イカからすると何かムツよりネンブツダイを捕らえる方がメリットがあるんだと思いますが、アジは元々イカの大好物ですし、そこにきて帰って来て欲しくないウルトラマンのネンブツダイが帰って来てしまいました。

せっかく、サビキ釣りで狙える小魚達が集まり始めているのに、釣りに行けども行けどもイカのお蔭で釣れない釣りが続くのか…と思うと、溜息しか出ません。

カタクチイワシが北条湾から離れ、釣れない釣りが続き、ようやくアジの釣果が確認出来て、さぁ!これから!という時にイカ…

青物などの大型のフィッシュイーターが北条湾に入って来てくれると、やはり小魚達は釣りにくいのですが、イカがいる時ほど静まり返ることはなく、大型のフィッシュイーターが離れたところを回遊している時は小魚が釣れたりします。

イカは一度活性が上がりアタックを始めると、ほとんどその場から動きません。

これが一番厄介で、こうなるとイカがいなくなるまでサビキ釣りでは魚が釣れないということになります。

大型のフィッシュイーターが入って来てくれれば、イカは捕食する側から捕食される側になりますので、すぐにいなくなります。

小魚達がもっと集まることももちろんですが、大型のフィッシュイーターが出現することを切に願うばかりです。

GW後半戦は出来れば2回くらい釣りに出掛けられればと思っています。

また、ご報告させて頂きます。

2024年4月28日午前5時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
2024年4月28日午前5時半頃の花暮岸壁周辺の様子

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【三崎港・北条湾】多魚種の魚が寄り始めましたが数が…もどかしい釣行が続いています(2024年4月21日)

こんにちは。

前回の釣行で、釣果としては1匹でしたが、ようやく青魚の釣果が確認出来、これから順次いろいろな青魚や小魚が集まってくる兆しが見えてきました。

前々回の釣行までは、カタクチイワシの群れが北条湾から離れた後、何も釣れない釣行が続き、釣れないことが分かっていながら、同じ時間に同じ場所、同じ釣り方で釣りをしていても、いろいろと無駄なので前回の釣行時は釣りをする時間を変えてみました。

前回の釣行記事の中で、今の時期は私にとっては1年の釣りがリセットされる時期…というお話しをさせて頂きました。

生後2年目以降の子持ちのカタクチイワシの群れが、それまで北条湾内にいたトウゴロウイワシやネンブツダイと入れ替わるように集まり始め、3月の初旬から4月の中旬頃までに産卵の準備を整え産卵場へと旅立って行きます。※

※定説的に言われてきたカタクチイワシの産卵期は春から夏と言われており、Xやブログなどで実際に卵や白子を持ったカタクチイワシの写真を掲載しておりますが、少なくとも城ケ島周辺に集まるカタクチイワシの産卵期は現在は3月の初旬から5月の初旬です。

そして、カタクチイワシの群れが産卵場へ旅立つと、北条湾内にサビキ釣りで狙える小魚達は一時的にいなくなり、新たにサバっ子ムツっ子の群れが入って来るまで空白の釣れない期間がおよそ2週間から1ヶ月ほどあります。

年明けからGW前までの流れは、ここ数年は上記のような魚の動きで安定しています。

1年の釣りがリセットされる…

イワシ類は生後2年目になると初めての産卵をします。

産卵を控えていることから一時的に北条湾で爆食いをするために、子持ちのカタクチイワシの群れがやって来るのですが、この時期に北条湾にやって来るカタクチイワシの群れは餌場の回遊ルートに北条湾が既に組み込まれており、一度餌場の回遊ルートが定まると余程のことがない限り同じ周期で同じルートを回遊します。

つまり、今年子持ちの状態で北条湾にやって来たカタクチイワシ達は、最低でも1度(去年)は北条湾に来たことがある個体の群れが大半で、所謂スレというヤツですが、北条湾内の危険個所やクセみたいなものを魚自身が心得ており、北条湾内での動きが安定しています。

例えば、北条湾にやって来るカタクチイワシは夜行性ではありませんが、日中より深夜や未明の方が釣り易い…

この動きの原因の一つは海鳥対策です。

陽が昇ると、北条湾は城ケ島の目と鼻の先に位置していますので、ウミウが飛来しカタクチイワシを大群で襲うことがあります。

城ヶ島にはウミウの生息地があり、毎年越冬のためにちょうどカタクチイワシの群れが産卵の準備で北条湾へやって来る時期と被るように城ケ島へ飛来します。

このウミウ達の一部が、陽が昇ると北条湾内にいるカタクチイワシを求めてたくさん飛んで来ます。

ウミウの数にもよりますが、最悪の場合は陽が昇ると一時的にカタクチイワシの群れは北条湾から出て行き、夕マヅメなど暗くなってから北条湾に戻って来る動きをする年もあります。

二つ目は、北条湾岸壁には多くの常夜灯や街灯があり、海面にその光りが届く環境で、夜間でも植物プランクトンが活発に活動することです。

暗くなると、街灯などの光が届いている海面に、植物プランクトンが光合成をするためにたくさん集まります。

その植物プランクトンを求めて動物プランクトンや様々な海の生物の幼生などが集まります。

このため、カタクチイワシ達にとっては暗い時間帯でも、エサに困ることがないので夜行性ではありませんが暗い時間帯でも釣れるということです。

夜間は夜間で、フィッシュイーターなども入って来ますので、100%安全な時間帯というのはありませんが、カタクチイワシ達にとっては夜間の方がエサも捕食し易く安全だと判断してるものと思われます。

これは断定的に申し上げられませんが、今年北条湾にやって来た子持ちのカタクチイワシの群れは、本来であればカタクチイワシ達にとって決して過ごし易い環境ではない、北条湾の深部に流れ込んでいる、狭塚川の河口付近に大群で集まり頑なにその場所から移動しませんでした。

子持ちのカタクチイワシがこの時期に北条湾へやって来るようになってから、こういう動きをした年は過去になく、非常に気になっていましたが、これももしかするとフィッシュイーター対策なのかもしれません。

来年の同じ時期に、子持ちのカタクチイワシの群れが北条湾に寄り、同じ動きをしたとすれば、カタクチイワシ達が新たに知恵を付けたということだと思います。

一年の釣りの大取のカタクチイワシは、既に北条湾内での動きが確立されており、これをルーティンで繰り返しますので、潮の動きが鈍かったり、フィッシュイーターがいたり、カタクチイワシの活性が上がらない状況でなければ、ほぼ同じ時間に同じ釣り方をすれば確実に釣ることが出来ます。

一方、前回の釣行時に釣れた小アジなど、これから北条湾に入って来るであろうサバっ子ムツっ子の場合は、去年の夏以降に産まれた個体の群れが多く、北条湾という餌場に初めてやって来る群れです。

こういう状況ですと、本人達(北条湾に寄って来た各魚)が北条湾という餌場のメリット、デメリットが分かっていませんので、各魚の動きが定まらないことからいつどのタイミングで北条湾に現れるのかも分からず、逆に一度北条湾に入ってずっと出て行かないという状況も有り得ます。

北条湾に初めて来た魚達が、どういう動きをするのかが掴めていないので、ゼロベースで1から魚達の動きを探らないといけません。

去年の夏以降に産まれた個体の群れですと、今まさに通年を通しての餌場の回遊ルートを決めている最中ですので、いつまで北条湾にいるかも分かりません。

また、カタクチイワシが去って新たな魚が北条湾内に入って来るとはいえ、ある日突然何万匹もの大群で押し寄せることはなく、極僅かな数の魚達(群れ)が少しずつ入って来るので、数釣りが出来ず「この時間帯に釣れる!」と確信を持つまでにはそれなりの時間が掛かってしまいます。

こういうことから、私は今の時期は釣りをする時間を変えることが多いのですが、この日は前回の釣行時に小アジの釣果があったので、再びいつも釣りをする時間帯に戻して釣りをしてみました。

この日の日の出の時刻は5:01、ほぼ午前5時です。

マヅメ時に突入する前の、真っ暗な時間帯でも釣りをしてみたかったので、北条湾には午前3時半過ぎに到着しました。



気温も高く、全く寒くない状況、且つ風も穏やかとくれば、それなりに釣り人もいるのではないか…

北条湾へ向かう道中はそんなことも考えていましたが、いざ北条湾へ到着すると拍子抜けするくらい釣りをしている人はおらず、カタクチイワシの群れが北条湾の奥に集結し、北条湾内で例年同様に産卵の準備はしていたものの、サビキ釣りでも魚が釣れない…湾奥に集結していることでフィッシュイーターも湾内に入って来ない…如何に魚が釣れない釣り場として認知されてしまったのかを実感しました。

ライブ配信動画などをご覧頂くと、私はジャージ姿ですが、ジャージの下はTシャツ1枚です。

それでも寒くはなく、明け方一番気温が下がるタイミングだけダウンを着ましたが、基本的にはジャージで寒くありませんでした。

釣り人がたくさん押し寄せ過ぎても困りますが、ここまで気象の状況的には良い状況でほとんど釣り人がいないのも、何だか寂しく感じました。

釣りを開始して約1時間。

釣りの準備の段階から、つぶさに海面を見続けますが、小魚が作る波紋やフィッシュイーターの気配などもありません。

前回の釣行時に釣れたのはアジです。

アジはあまり海面付近に浮いてきてエサを捕食しないので、そもそもアジの群れがイワシ類のように表層付近に集まり、海面に波紋を作ることはありません。※

※フィッシュイーターがいる場合は別です。

ちなみに、暗い時間帯にサビキ釣りで狙える青魚や小魚達が、どうして表層付近で波紋を作るのか…

これは先述しました通り、植物プランクトンが光合成をするために表層付近に集まり、それを求めて動物プランクトン達が集まり、その動物プランクトンを青魚などの小魚が捕食する際に身体の一部(主に口)が海面から出ることで小さな波紋が出来ます。

気が付けば、あれよあれよと日の出の時刻も早くなり、とうとうこの日の日の出の時刻は午前5時です。



次回の釣行では、いよいよ日の出の時刻が午前4時台になり、どんどん陽が伸びてかなり早起きして釣りに行っても、慌ただしくバタバタと釣りをする時期です。

悠長にタバコなど吸っていると、あっという間に日の出時刻を迎えてしまいます。

少し焦り出した頃、予想通りアジがヒットします。



サイズは前回釣れたアジよりも更に一回り小さく、完全にマメアジというサイズでした。

前回釣れたアジの群れとは、また別のアジの群れだと思われ、マメアジとはいえ少しずつ北条湾にいろんな魚の群れが集まり出している証拠でもあり良い傾向と言えると思います。

マメアジが釣れて20分ほど経った頃、今度はムツっ子がヒットします。



ムツっ子、サバっ子を釣ると、いよいよ今シーズンが始まったな…と毎年実感します。

マメアジにムツっ子…サイズ的にはのご飯にはちょうど良く、我が家の兄妹然り、釣りのお供達にもたくさん釣ってお裾分けしてあげたいのですが、この日は後が続きません。



忘れた頃にアタリがある…そんな間隔で、全くアタリが無いわけではありませんでした。



北条湾は然程水深があるわけではないので、あまり魚が釣れるタナが変化することがないのですが、この日印象的だったことがアタリがあるタナがコロコロと変わりました。

総括としましては、カタクチイワシの群れがいなくなり、新たに釣果実績としましてはアジ、ムツが確認出来ておりますが、まだ新たな魚達が集まり始めている段階で、群れの数が圧倒的に少ない…ということが、魚が釣りにくい主たる原因かと思います。

上記のタナが変わったり、釣れる時間帯が定まらないことは、先述しました通り今北条湾に集まって来ている魚の群れは、今まで一度も北条湾という餌場に来たことがない群れが大半で、逆の言い方をしますと魚達自身がまだ北条湾という餌場を良く知らない…ということが原因かと思います。

どの時間帯が自分達(各魚)が一番安全に食事に有り付けるのかが定まって来ますと、どういうタイミングで釣りをすると釣れるのかが分かって来ると思います。

そして、これからサビキ釣りで釣れる小魚がどんどん集まって来ると思われますが、同時にイカなどを含めたフィッシュイーターの類の魚も集まって来ると思われます。

サビキ釣りに関しましては、このフィッシュイーター達の動きでも、どの時間に釣りをすれば釣れるのかが変わってきます。

ちなみにこの日の北条湾内は、終始穏やかでフィッシュイーターの類の魚はいなかったものと思われます。

私はサビキ釣りで釣った小魚を活餌に泳がせ釣り…のスタイルなのですが、ルアーで釣りをされる方、特にイカを狙っている方に少々アドバイス致しますと、イカの類は河口付近などで釣ることも出来、真水の影響を受ける汽水域などですと絶対に釣れない…死んでしまう…ということはありませんが、イカ達が汽水域を好きか嫌いかで言えば嫌いです。

塩分濃度が安定し、比較的高い海水温の場所を好みますので、北条湾に小魚の群れが入って来ているということは、花暮岸壁や三崎港周辺、通り矢や城ケ島に渡った各釣り場なども、多少の違いはあれど北条湾内で釣果実績のある魚の群れはほぼほぼ同じように回遊しています。

私の釣りのスタイルは、まず小魚を釣ることから始まります。

この最初の一歩の小魚を釣るという点で、北条湾の深部に川が流れ込んでいることは、プランクトンが豊富であるということで非常に好都合なんですが、イカはプランクトンを食べに来ているわけではありませんので、これから雨も降り易い時期になりますが、大量に雨が降った後や、雨が降っていなくともそもそもあの狭い北条湾に川が流れ込んでいること自体が、状況如何によっては塩分濃度にも変化が生じることもあり、汽水域が発生することもあります。

然程広範囲ではない場所に、釣りが出来る場所が点在しているのが三崎港周辺や城ケ島です。

その点在している釣り場の中で、イカに限って言いますと、北条湾は一番イカにとって好ましくない環境の釣り場と言えます。

北条湾内にもイカは入って来ますが、活性高く北条湾で小魚にアタックしている状況であれば、他の釣り場の方がもっとイカの数も多く活性が高くてもおかしくありません。

また、イカは非常に神経質ですので、北条湾のように夜間海面に光が届く場所は、人間の気配を感じ易くそれだけでも釣りにくくなります。

北条湾だけにイカが好む小魚が集まるということは有り得ず、他の釣り場にも多少の差はあれどほぼ同じように小魚達が集まっていると考えて問題ありません。

産卵期などはまた動きも多少変化するとは思いますが、三崎港、城ケ島周辺でイカの類を狙うのであれば、北条湾という釣り場は最後の砦くらいに考えておいた方が無難かと思います。

魚のフィッシュイーターの場合は、様々な魚の生息範囲の北上などにより、かつて北条湾では釣れなかった魚が毎年のように新たに釣れています。

昨年釣れた、かつて北条湾ではお目に掛かったことがない魚の一例ですが、イトヒキアジが泳がせ釣りで釣れました。



北条湾では初!泳がせ釣りでイトヒキアジ(イトヒキダイ)をGET!

逆に今まで釣れていたフィッシュイーターが釣れなくなってきている…という側面もありますが、近年はこの釣れる魚の種類が目まぐるしく毎年変わり、この魚を釣るならこうだ!というお話しをしにくくなってきています。

サビキ釣りで釣れる小魚の代表格である青魚こそ、毎年同じような釣果が上がっておりますが、釣れる時期にズレが生じたり子持ちのタイミングでしか北条湾に現れなくなったり、微妙な変化は毎年起こっています。

しかしながら、北条湾が他の釣り場と圧倒的に違う点が、先述しました豊富なプランクトンであり、この小魚達のエサとなるプランクトンのお蔭で細かい変化は生じているものの、必ず毎年北条湾という餌場に青魚や小魚達が姿を現わしてくれます。

この青魚に代表される小魚達のお蔭で、フィッシュイーター達も現れ陸っぱりから簡単に青物などの大型のフィッシュイーターを釣ることが出来ています。

地震や津波などで、大きな海底や地形の変化などがない限り、このプランクトンから始まる一連のサイクルは今後も続いていくと思われ、毎年釣れる魚に変化があろうともサビキ釣り、泳がせ釣りは楽しむことが出来ると思います。

そして、今の時期は植物プランクトンに群がる動物プランクトン以外にも、甲殻類などの幼生がプランクトンを求めて北条湾に集まります。



甲殻類の幼生などは、何れ大きくなり青魚などの小魚達が捕食することは出来なくなりますが、幼生の間は格好のエサとなります。

このように、これから夏頃までの時期は、通常でも他の釣り場より圧倒的に小魚達のエサが豊富な北条湾ですが、それに輪を掛けてエサが豊富が故、あと1ヶ月もすれば小魚!全員集合!状態になり、おびただしい数の小魚、フィッシュイーターが集結すると思われます。

余談ですが、サビキ釣りで使う「アミ」はエビの仲間ではありません。

ちなみに、「オキアミ」もエビの仲間ではありません。

どちらも分類学上はプランクトンに属し、アミとオキアミも違う生物です。

私が小学生の頃に釣りに行った際に、アミコマセのアミは大人になるとオキアミになるんだぞ!…ドヤドヤ!…と、ドヤ顔で私に説明してくれたおじさんがいましたが、こういう大人にはなりたくない…と心の中で思ったことを今でも鮮明に覚えています。w

小学1年生から一人で釣りに出掛けていたことなどから、同世代の子供達といる時間より、大人といる時間の方が長かったのでませたクソガキになったんだと思います。w

今シーズンは、カタクチイワシが北条湾を出てから、次なる新たな魚(今年はアジ)が北条湾内に入って来るタイミングは例年より早かったですが、イマイチ数が入って来ていないように見受けられます。

肝心のGW中の釣果はどうなるのか…

今のところ何とも言えない感じで、確実なのはGW明け5/12辺りではサバっ子も回って来て、それなりに数釣りが楽しめると思います。

仮にGW中に釣行をお考えの場合は、明るい時間帯から夕マヅメで釣れるアジの方がサイズが大きなものが釣れましたので、日中の釣行をお勧め致します。

または、私のGWの休日は暦通りで何度か釣りに行くつもりでおり、その釣行をXブログで小まめにチェックして頂き、釣行日をお決め頂くのもありかと思います。

もどかしい釣行が続きますが、あと少しです。w

そして、この日の釣果はこんな感じです。



ムツっ子の釣果が確認出来たことは良かったのですが、数が釣れず恥ずかしく悲しい釣果です。

撤収しようか悩んでいた時は、アジもムツも元気にバケツの中で泳いでいたので、元気であればリリースしようと思っていたのですが、撤収時に改めて確認したところ、アジが既に死んでしまっていたので全て持ち帰り兄妹猫に焼いてあげました。



今の時期に釣れる、このくらいのサイズのアジとムツは頭の骨も気にならないくらいに柔らかく、且つ身にはしっかりと味があり激ウマなんです。

今シーズンはまだサバっ子の釣果は確認出来ておりませんが、サバっ子はさすがに焼いただけでは骨が気になり厳しいので、油で揚げるなりしないといけませんが、これくらいのサイズのアジとムツが釣れた際は少し焦げるくらいまでしっかり焼いて、目刺しやシシャモのように召し上がって頂ければと思います。

兄猫は計算高く、妹猫の前に落ちた身を拾いつつスムーズに妹猫のご飯を横取りし、何も残っていない器の前で執拗に私達に無言の催促をしていました。



飼い主的には、その行動自体が魚の美味さを物語っており、次回こそはお腹一杯食べられる量を釣って来てあげたいです。

何とかGW中にマメアジ、ムツっ子、サバっ子が入れ食い状態になるくらいまで、群れが寄って欲しいところですが、如何せん自然相手のことなので人間の都合には合わせてくれません。

せめて兄妹猫のご飯分だけでも、頑張って釣って来たいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

2024年4月21日午前6時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
2024年4月21日午前6時半頃の花暮岸壁周辺の様子

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Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  アジ  青魚  ウミタナゴ  メバル  根魚  魚料理  

【三崎港・北条湾】カタクチイワシの群れが離れて二週間…新たな兆しが見えてきました(2024年4月13日)

こんにちは。

前回の釣行記事は、前回、前々回の二釣行をまとめさせて頂きました。

と言いますのも、カタクチイワシの群れは北条湾から離れ、何も釣れず、釣行ごとで分けてお話しするほどボリュームもなかったので二釣行を一記事にまとめまさせて頂きました。

毎年のことではありますが、この時期は私の中では北条湾での釣りが大取のカタクチイワシがいなくなり、新たに去年産まれたサバっ子が北条湾内に入って来るのを待つ時期で、一年の釣りがリセットされるような時期です。

そういう意味では、「今年はどんな魚が釣れるかな…」など、ポジティブなことももちろん考えるのですが、実際に釣りに行きますと、この時期だからこその魚の気配を全く感じない静けさのようなものがあり、むしろ自宅でビール片手にいろいろ釣りのことを考えていた方が楽しいくらいで、自然相手のことなので仕方がないのですが、我が家の兄妹猫のご飯を釣ることも出来ず、もどかしさや何とも言えない寂しい気持ちになります。

北条湾内から、完全にカタクチイワシの群れが離れて約二週間…

この日の釣行で三週目です。

9割方何も釣れない…という雰囲気の釣りに出掛けるのも足取りは重いものです。

とは言え、通り一遍のことを繰り返し、何も策を講じなければ釣れるものも釣れません。

通り一変とは、私は未明から朝マヅメ、日の出に掛けて釣りをすることが多いです。

いつもの時間に釣りに行っても、カタクチイワシはもちろんのこと、他のサビキ釣りで釣れそうな小魚もいない、釣れないことは分かっています。

そういうことから、この日は私が普段釣りをしない時間帯に釣りに行くことにしました。

普段は日曜日の未明から釣りを始めるのですが、この日は土曜日の夕方、夕マヅメ、日没後1時間程度釣りをする感じで北条湾を目指しました。

土日の日中に車を運転することが大嫌いなんですが、北条湾に入り浸る以前は、ここまで頻度高く釣りに行かなかったので、釣りに行く時の行き帰り共に家内が車を運転してくれていたのですが、釣りに行く頻度が増し「私はアンタの運転手じゃない…」と喝が入り、現在は釣りに行く時は私が運転する約束になっています。

仕方がないので、土曜日の日中ですが私が車を運転し、北条湾には夕方の午後5時半過ぎに到着しました。



釣り座を構えた場所から、真正面に夕陽を見ながら、寒くもなく暑くもなく、風もなく非常に静かで穏やかな時間が流れており、ゆったりと椅子に座りながら潮の匂を感じつつ、魚が釣れなくてもビールが飲めれば至福の時…そんな感じでした。

一通り釣りの準備も終わり、くまなく海を観察しますが、サビキ仕掛けの針でも釣るのが難しいくらいの、小さな何がしかの稚魚の群れは確認出来ますが、サビキ仕掛けで釣れそうな魚の気配はありませんでした。

余談ですが、今からGW明けくらいまで、北条湾岸壁にはヒジキが干してあります。



汚したり、踏んだりせず、干したヒジキは朝方回収しますので、回収作業の邪魔にならないように車の駐車位置や、構える釣り座に配慮をお願いします。

個人的には今の時期にヒジキを干すので、そのヒジキが干してあると余計に魚が釣れない時期であることを実感してしまいます。w

心のどこかで、私も家内も魚が釣れない…という先入観があったせいか、非常に穏やかな北条湾岸壁の雰囲気に影響され、10年一昔前、北条湾に入り浸る切っ掛けにもなった、真冬にマイワシ爆釣れ!の話で盛り上がっていると、竿が折れるのではないかというくらいの強烈なアタリがあります。

青魚も寄っていない今の時期に、強烈なアタリ…

折れそうな竿を見ながら掛かったのは根魚だと確信します。

案の定掛かったのはウミタナゴ



最初に釣れた個体は、動画ですと子持ちかの判断は難しいかもしれませんが、動画でもお分かり頂けるであろうくらい、お腹がパンパンのウミタナゴもヒットします。



コマセを嗅ぎ付けたようで、容赦なく根魚のオンパレード。



この日はメバルもそこそこ釣れたのですが、全てサイズが15cm程度でメバルは全てリリースしました。

メバルは非常に成長の遅い魚で、30cmほどに成長するのに10年掛かると言われています。

小さいメバルは釣れても出来るだけリリースして頂ければと思います。

釣れた魚の順番がテレコになっていますが、この日の釣果は1匹だけでしたが、非常に驚いたことが、ナント!アジが釣れたんです。



去年、北条湾では非常にアジが好調でマメアジくらいのサイズから20cmほどに成長し、初秋頃までコンスタントに釣れました。

これもかつてはなかったことで、15cmほどのアジサビキ釣りのメインシーズンである夏場の短期間に釣れる…ということが多く、去年の印象は非常に強く残っています。

この日釣れたアジは14cm~15cmほどで、マメアジではなく小アジくらいのサイズでした。

そして、一番驚いたことが、時期的にサバっ子、ムツっ子が先に釣れ出すはずなのに、サバっ子、ムツっ子よりも先にアジが釣れたことです。

アジが好調だった去年でも、サバっ子、ムツっ子が釣れ出し、1週間遅れくらいでアジが釣れ出しました。

アジはイワシ、サバに比べますと非常に神経質な魚で、岸壁上での音、強い光、人間の影など、こういったことでも釣りにくくなってしまう魚です。

また、イワシ、サバと違い常に泳いでいる魚ではなく、条件が整っており潮の動きなどの影響がなければあまり移動する魚ではありません。

更に、イワシ、サバよりの一階層深い水深にいることが多く、夏場のサビキ釣りのメインシーズンの時などは、魚の活性が上がりアジを釣りたくてサビキ仕掛けを深く落とそうとすると、アジの水深に届く前にイワシ、サバが掛かってしまう…ということもあります。

一つの群れの魚の数も、イワシ、サバよりは少なく、神経質であることなどもあり、どうしてもイワシ、サバよりは釣りにくい魚です。

この日は1匹しか釣れなかったのですが、先ほどアジの釣果のポストのリンクを貼りましたが、ポスト時のタイムスタンプをご覧頂きたいのですが、アジは釣れてすぐに撮影しポストしました。

ほぼほぼ釣れた時間だとお考え頂いて問題ないのですが、この日の日没の時刻は18:12です。

ポストした時間は18:09です。

水平線に陽が沈み、横向きの光はまだあるので空全体は暗くはありませんが、上から降り注ぐような光はありませんので、海の中は地上よりも暗くなっています。

アジは夜行性ではなく、釣り場で釣れる時間帯や釣れ方はマチマチです。

北条湾に於いては、所謂薄暗い時間のマヅメ時(朝夕共に)に釣れることが多く、日中よりも夜間や未明の方が良く釣れます。

漁業関係者の方などを含めますと、北条湾岸壁は日中は人の気配がある方です


スレ以前の問題で、アジが神経質な魚だからということで、日中に1匹も釣れない…ということはないと思いますが、非常に釣りにくいのは確かです。

北条湾の良いところが豊富なプランクトンなんですが、なぜ他の釣り場より圧倒的にプランクトンが豊富なのかは、申し訳御座いませんが、何度も同じ話をしておりここの話をし始めますと記事が長くなってしまいますので、今回は割愛させて頂きますが、ブログ内検索等で「植物プランクトン 川」や「植物プランクトン 豊富」などで検索しヒットした記事をご覧頂ければと思います。

北条湾は夜間でも常夜灯や街灯が岸壁の傍にあり、この光が海面に届いています。

この光に植物プランクトンが光合成をするために集まり、それを求めて動物プランクトン、そして小魚達が集まる…簡単に申し上げますとこういう流れで、夜行性ではないアジもこのプランクトンを求めているので暗い時間帯でも釣ることが出来ます。

この日は結果として、アジの釣果は1匹でしたが、アジが単独で行動し1匹だけのアジが私達が釣りをしていたサビキ仕掛けを食ってきた…こういうことは間違いなく有り得ず、それなりの数の群れがいたと思われます。

1匹しか釣れなかった原因の一つとして、たまたまアジの活性が上がったタイミングでフィッシュイーターが北条湾内に入って来たと思われます。



ウミタナゴ然り、メバル然り、アジ然り…突然気配を消すように全くアタリがなくなり違和感を覚えます。



この時点で、目視でフィッシュイーターの類の気配は感じられず、しばらく様子を見ることにしました。



この時点でも、まだ表面的には確信を持てるフィッシュイーターの動きは確認出来ていませんが、明らかに日没前と日没後の魚の動きが変わり違和感バリバリで、しばらく観察していれば必ず確信を持てる動きが出る…こう思いこの後魚は釣れないと思いましたが、ビール片手にひたすら海面を見続けました。



一度だけでしたが、海面にバシュ!というような、下から上にいる獲物を襲う時の波が出来ました。

このアタックをしたのは、恐らくイカの類で、それであれば合点もいきました。

イカはアジが大好物なので、アジの群れを追ってマヅメ時以降に北条湾内に入って来たものと思われます。

ただ、数はそれほど多くなく、ポストにもありますように30分ほどで北条湾内から出たものと思われます。

イカの類がいなくなると、次第に地味に小魚達の気配を感じましたが、如何せん活性が低過ぎてサビキ仕掛けに反応することはありませんでした。

ポスト内にあります「やる気のない波紋…」明らかに、サビキで狙えるサイズの小魚の群れの波紋ですが、アジの波紋ではありませんでした…というか、アジは基本的に表層付近を泳ぎながらプランクトンを食べることはなく、神経質なことから一々自分の回遊深度から上方向のエサ(プランクトンやアミコマセ)を狙って食べるような動きをします。

これも、先ほど申し上げた、イワシ、サバのように常に泳いでいなければならない魚ではないことから、動きとしては根魚などに近いエサの捕食の仕方をします。

こういうことに照らしますと、先述しましたやる気のない波紋を作った犯人は、表層付近を悠々と泳いで、海面スレスレを泳ぐことで出来る波紋が出来ていました。

つまり、アジの波紋ではないので、アジ以外の小魚も寄っている可能性があります。

前回、前々回の釣行共に何も釣れず、Xでも何をポストして良いのやら悩み、ブログの記事のネタもないことからガセネタをお話ししているわけではなく、私はこの記事を書いている時点で鼻息荒く釣りに行きたくて仕方がありません。

次回の釣行で、アジ入れ食い!爆釣れ!はないかもしれませんが、今後サビキ釣りで釣れるであろう魚の気配を感じることが出来ただけで、興奮してしまいます。

仮にアジを活餌に泳がせ釣り…でも、アジのサイズも活餌にするのにちょうど良いサイズです。

夢が広がる感じで、毎日次回の釣行はどんな釣りをしようか、作戦を立てているだけで楽しい感じです。

いよいよきたな…そんな感じです。

この日の釣果はこんな感じになりました。

2024年4月13日 北条湾釣行


ウミタナゴとはいえ、このサイズになりますと、引きも強く釣っていてもそこそこ楽しめました。

こちらは釣れた魚種です。

2024年4月13日 北条湾釣行 釣れた魚種


釣れたアジは1匹でしたが、これが意味することが非常に大きく、私の心は高鳴るばかりです。w

そしてウミタナゴは6匹釣れたのですが、5匹が子持ちで、まさに子を産む直前といった感じで、見た目で分かるくらいお腹がパンパンでした。



ウミタナゴは卵を産まず、ポスト内でもお話ししておりますが、輸卵管(ゆらんかん)という器官の中で卵を孵化させ子供を産む魚です。

鳥類や哺乳類に近く、人間の女性も同じ名前の器官を持っています。※

※鳥類、人間では出産、産卵に関してのプロセスはことなります。

ポスト内の写真左側が輸卵管の中にウミタナゴの子がいる状態で、輸卵管を割ると写真右側のように子が出てきます。

見た目的にはなんだか生臭そうですが、無味無臭で特にこれと言った臭いはありません。

敢えて言うのであれば、若干甘い匂いがしますが、ほとんど分かりません。

もちろん、人間が生で食べても問題ありません。

今回は、ウミタナゴがそれなりのサイズであり、子持ちだったことから持ち帰りましたが、我が家の妹猫は根魚が苦手なんです。

北条湾ではメジナ、カサゴ、メバル、ウミタナゴなどの根魚が良く釣れますが、時期にもよりますが妹猫は一口も食べてくれない時もあります。

ちなみに、兄猫は根魚でも問題なく食べてくれるので、最悪は兄猫に全て食べてもらうか…と、久しぶりに兄妹猫の食事は子持ちのウミタナゴを焼いてあげました。

兄猫は根魚を食べてはくれるのですが、やはり青魚の時のような反応はなく至って静かに待つことが多いのですが、この日はナント!終始鳴きっぱなし!



釣行が土曜日の午後からでしたので、兄妹猫の土曜日の夕食はウミタナゴだったのですが、動画の撮影をミスってしまったので動画は割愛させて頂きます。



心配を余所に、少々驚きましたが、妹猫が何の躊躇もなくほぼ完食してくれました。

本人(兄妹猫)達の年齢や子持ちの時期のウミタナゴということもあるのかもしれませんが、好物の青魚を食べる時のように淡々と完食してくれました。

翌日の日曜日の朝食もウミタナゴを焼いてあげました。



ポスト内の写真右、銀色の目が付いているものがウミタナゴの子供です。



産卵期というのは、当たり前の話ですが時期的なものですので、兄妹猫に頻繁にウミタナゴの子をあげたことはなく、もしかするとウミタナゴの子を食べてくれないかな…と思ったのですが、こちらも心配を余所に完食してくれました。

そして、人間用の魚料理ですが、ウミタナゴの子が一番良い時期、出産直前ということで普段はウミタナゴではあまり作らない、ウミタナゴのタタキを作ってみました。

産卵期のウミタナゴのタタキ

産卵期のウミタナゴのタタキ

産卵期のウミタナゴのタタキ


今回は繰り返しになりますが、ウミタナゴの「子」を主役にしたかったので、敢えて刺身系にしました。

作っておいて、こんなことを言いますと、お叱りを受けそうですが、個人的にはウミタナゴは煮付けが一番美味しいかと思います。

次に焼き、刺身は…という感じで、魚体自体も薄く、身を取るのも一苦労ですし、刺身にしたからといって独特の風味や味があるわけでもなく、淡泊な魚なので尚のこと刺身以外の魚料理が宜しいかと思います。

今回は写真のように、ウミタナゴの身をタタキ、その上に生のウミタナゴの子をトッピングしましたが、生臭さや磯臭さもなく※コリコリとしたウミタナゴの子は、釣り師だから味わえる特権かと思います。

※ウミタナゴは釣った時期、生息している環境で磯臭さが出ることがあります。

正直申し上げまして、今シーズンは2024/1/3の釣り始めの釣行で、サビキ釣りで60cmオーバーの歳なしのクロダイを釣り、この釣果自体がサビキ釣りで釣ったことももちろんですが、完全にまぐれの釣果で以降目ぼしい釣果に恵まれず、3ヶ月以上過ぎ釣りに行くモチベーションはかつてないくらい最悪でした。

特に気象の状況が良くないと、心のどこかで「釣りに行ってもどうせ釣れないだろうしな…」という気持ちがあり、毎回重い腰を上げるように釣りに行っていました。

たった1匹ですが、この日アジが釣れたということは、現時点では数は少ないかもしれませんが、今後アジの群れが増えることも考えられますし、長くてもあと3週間もすればサバっ子、ムツっ子も北条湾内に入って来ると思われます。

ブログを書いている時点で鼻息も荒く、次回の釣行が楽しみでなりません。

今シーズンはどんな魚が釣れるのか…

サビキ釣りからの泳がせ釣り…シーズンイン間近ですので、宜しければXブログを小まめにチェックして頂ければと思います。

また、ご報告させて頂きます。

2024年4月13日午後8時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
2024年4月13日午後8時半頃の花暮岸壁周辺の様子

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本ブログの著者について

Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる、釣りと酒をこよなく愛する50代のオッサン。釣り歴は小学1年生(6歳)から40数年…■神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。■釣行先は気分によって変わります、予めご了承下さい。■元自動車整備士ということもあり、極稀に車の記事が突然掲載されることがあります。■釣り専用Twitterアカウントにて、釣行時のリアルタイムな情報を配信しております。■釣行時、ツイキャスよりライブ配信もしております。詳細は【釣行時のライブ配信につきまして】をご覧下さい。

釣り歴が長いこともあり、今まで渓流、川、湖、そして海、ルアー、フライ等々あらゆる釣りを経験し、原点回帰とでも言いましょうか、最近は生まれて初めて魚を釣ったサビキ釣りにハマっております。一周回って更に深く掘り下げて釣りを楽しんでおります。本ブログは基本的にビギナーの方でも分かり易く書いているつもりです。そのため、余計な注釈や説明があり文章全体が長い構成になってしまうことを予めご了承下さい。

※猫についてはTV等に出演した先代猫は亡くなり、現在は二代目(兄妹猫)となっております
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北条湾ではこんな魚が釣れます
GIF画像のリンク先は釣果があった時の動画(ブログ記事)です。各釣行の詳細は動画内のリンクよりご覧下さい。
サビキ釣りを楽しもう!(猫とウサギと釣りのブログ)

サビキ釣りでワカシ(ブリの幼魚)

サビキ釣りでアカネキントキ(稚魚)

サビキ釣りでボラ(トド)

サビキ釣りでチカメキントキ(稚魚)

チョイ投げでタイワンガザミ

サビキ釣りでギンガメアジ(メッキ)

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サビキ釣りで釣った小魚をエサにイナダ(ブリの幼魚)

サンマの切り身をエサにウキ釣りでカマス(アカカマス)

サビキ釣りで釣った小魚をエサにマゴチ

チョイ投げでマハゼ(落ちハゼ)

サビキ釣りでメバル

サビキ釣りでオオモンハタ(幼魚)

サビキ釣りでイサキ(稚魚)

サビキ釣りでカタボシイワシ

サビキ釣りでメジナ(グレ・幼魚)

サビキ釣りでムツ

サビキ釣りでセイゴ(スズキの幼魚)

サビキ釣りでウミタナゴ

チョイ投げでマダイ(幼魚)

サビキ釣りで釣った魚を活餌にヒラスズキ

サビキ釣りで釣った魚を活餌にカンパチ

サビキ釣りでコノシロ

サビキ釣りで釣った魚を活餌にクロアナゴ

サビキ釣りでミナミハタンポ

サビキ釣りでメアジ

サビキ釣りで釣った魚を活餌にショゴ(カンパチの幼魚)

サビキ釣りで釣った魚を活餌にイトヒキアジ(イトヒキダイ)

サビキ釣りにまさかの「歳なし」のクロダイ

サビキに掛かったネンブツダイにマルイカ

【番外編】サビキ釣りで釣った魚をエサにアカエイ 北条湾では死にエサや活餌でも活餌が弱ってくるとエイの格好の餌食になります。

青魚(アジ・サバ・イワシ)、毒魚、頻繁に釣れる外道扱いの魚種は掲載しておりません。
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