陸上はすっかり春めいてきて、そろそろ海の中も冬から春へ変化し始める頃。
ここのところは、隔週で城ケ島・三崎港へ釣りに行っており、先週は「東扇島西公園」に釣りに行ったので一週空けて城ケ島・三崎港、いつもの北条湾に釣りに行って来ました。
この週は、週末に向けて荒れ模様の天候となり、金曜日など立っているのもキツイくらいの突風が横浜、川崎周辺は吹いていました。
天候のみならず、土日の潮周りがあまり宜しくない…
おはようございます。今週は土日ともに小潮と潮回り的には厳しい感じですが、天候はまずまずのようですね。私は明日の未明にいつもの三崎に行こうと思っております。桜も咲き終わり、そろそろ海に中も春に変化しつつあると思います。皆様の大漁を祈っております。 pic.twitter.com/j4l23prcVL
— Otsuka Koichi (@kic_iwashi) 2018年4月6日
4/7の土曜日もお休みだった上に、若干ではありますが土曜日の方が潮が動くので、天候次第では土曜日の夕マヅメを狙おうと思っていましたが、何度予報を見直しても土曜日から月曜日に掛けてゆっくりと風が落ち着いていく予報。
釣りをするなら強風は避けて通れない状況でした。
仕方なく、いつものように日曜日の未明に釣りに行くことにしました。

丁度釣りをする時間帯(写真の赤丸内)の風速は5~6m。
何度見直してもこれ以上風速が下がった予報にはならず、釣りを止めることも頭を過りました。
しかし、一週一週どんどん海の中も変化する時期。
いつ、また、いつもの北条湾に青物が回って来てくれるか分かりません。
最悪、釣りはせずに帰っても海の様子だけでも見に行こうと出かけました。
少し話が反れ、余談なのですが、実はこの強風で海が荒れる状況…
実は大漁になる切っ掛けとなることがあるんです。
この時期や秋の終わりなどに多いのですが、青魚が岸近くまで寄って来てはいないが、少し沖合にはいる…こんな状況の時に強風で海が荒れると根魚ではない青魚は逃げる場所が無いので、比較的穏やかな浅瀬や湾内に逃げ込んで来ます。
岩場などでは、サビキで青魚が釣れてる情報など全く聞かないのに、強風の翌日に釣りに行くと岩場に大量に打ち上げられたイワシの死骸などに遭遇することもあります。
また、投げ釣りなどですと、強風で大漁なることがあるのがイシモチ。
イシモチやニベは群れで回遊しています。
これらも青魚同様、海が荒れると隠れる場所が無いので普段あまり寄り付かない浅瀬や湾内に逃げ込むことがあります。
これらの魚種に限らず、群れで回遊して特定の場所に居付かない魚種は比較的こういった行動を取ることが多いです。
お勧め出来ませんし、マナー違反の釣りとなりますが、過去に私は台風の日に釣りに行きイシモチ入れ食い…を何度か経験しております。(万が一遭難でもすれば多方面にご迷惑をお掛けしますのでお勧めは出来ません)
良く行くスポットで「風裏」※を探しておくと強風の時の釣りに対処しやすくなります。
※風裏…建物や岩場等で吹き付ける風が遮られ風の影響を受けにくい場所。城ケ島の場合、南風ですと風裏はたくさんあります。ちなみに北条湾、花暮岸壁は風向きは関係なく風裏となる場所は無いに等しいです。
お勧め出来ない…と言っておきならが、こんな事を言うのも何なんですが、悪条件、悪天候の時の釣りの場合、人が居ない…という点での釣り易さがあるのは事実です。
ただ、確実に釣れる保証もなく、リスクの方が多分に大きいので行かれる場合は自己責任でお願い致します。
さて、話を元に戻しまして、この日の釣りの続きですが、現地に到着し車から降りようとドアを開けるも、強風でドアが開かない…
そして現地の様子も…

ご覧の感じです。
閑散…というレベルを通り越し、誰も居ない…に近いです。
到着時、車のそばで釣竿を持った方がいたので、「おぉぉ、この状況でやるか(釣りを)…」と思っていたら逆でした。
帰り支度をしていました。w
この後、一応城ケ島側へ渡り少し散策してみましたが、風裏になりそうな場所にはすでに釣り人がおり、場所は空いていませんでした。
仕方なく北条湾へ戻り、しばらく様子を見ました。
気温は10度弱、風は6~7mほど。正直釣りにくいです。w pic.twitter.com/r2eNwGBVQg
— Otsuka Koichi (@kic_iwashi) 2018年4月7日
動画からお分かり頂けますかね?
動画で見ると大したことが無さそうに見えるのですが、係留してある船が風に煽られてかなり揺れています。
こんな状況なので、普段なら迷わず帰るのですが、最近釣果らしい釣果も上げておらず、いつ釣れ出すか分からない時期。
一抹の期待が捨てきれず、強風の中日の出まで釣りをすることに決めました。
しかし、久しぶりに気温が10度を下回り、トドメのこの強風。
軽い我慢大会が始まりました。
そもそもここ数日の強風で海も濁っていたので、詳細は分かりませんが二週前までいた小さな小魚達の姿やサビキで狙えそうな魚は確認出来ませんでした。
また、私以外に3組の釣り人がいましたが、こちらも釣れている様子はありません。
ブラクリにアオイソメで岸のヘリを狙ってみましたが、釣れたのはこちら。

以前、当ブログでもお話しさせて頂きましたが、このハオコゼはヒレ、顔周りのトゲに毒針がありますので素手では触らないようにして下さい。
小さいながら、刺されると手が倍になるくらい腫れます。(私は刺されたことがありますw)
肝心のサビキの方はと申しますと、アタリらしいアタリも無く、魚影を確認することも出来ませんでした。
総括としては、まだ城ケ島、三崎港周辺の岸近くにはサビキでターゲットとする魚は寄って来ていないようです。
ただ、神奈川県内各所でアジやサバ、コノシロ、サヨリ等々は釣れ始めています。
城ヶ島、三崎港周辺にも寄ってくるのは時間の問題かと思います。
個人的な読みですと、GW前辺りが一つのポイントになると思っています。
順番でいきますと来週は城ケ島、三崎港以外の釣り場に行きます。
どこに行こうか迷っています。
違う釣り場の雰囲気や状況をお伝え出来たらと思っております。
最後に、この日の強風っぷりが伝わればと思いますが…
風は弱まるどころか更に強くなってます。お分り頂けますでしょうか、係留ロープがピンと張り船も煽られるくらいです。そろそろ撤収します。 pic.twitter.com/Utf7WUf85W
— Otsuka Koichi (@kic_iwashi) 2018年4月7日
停まっている自動車と比較して頂ければお分かり頂けると思いますが、この船は決して小さくないのですが係留ロープがピンと張るほど風に煽られています。
一つの例と申しますか、魚の動きを少しでもお分かり頂ければと思い、先に悪天候下での釣りの体験をお話しさせて頂きましたが、強風時は雨の時よりも危険です。
道具や持ち物が瞬間的に飛ばされ、反射的に取りに行き海に落ちる…仕掛けが風に煽られ針が顔に刺さる…なんてこともあります。
安全第一で無理はなさらない方が無難です。
ここのところ、皆様のご期待に添えられるような釣果を上げられず申し訳ありません。
来週こそは、何かそれなりの釣果を上げられるように今から考え準備致します。
また、ご報告させて頂きます。
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