掲題の、釣りに行く日の天気や海の情報をどうやって調べているのか…というご質問を頂きまして、コメント欄でご返信させて頂こうかと思ったのですが、リンクは貼れてもコメント欄には写真や動画などをアップすることが出来ないので、記事として書かせて頂こうと思いました。
以前にも、釣りに関して使っているアプリは何ですか?とご質問を頂いたことがありました。
中には、インターネットなどを駆使して、私がアプリやサイトをたくさん使っている…と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、実はかなりアナログなんです。
スマホ用に使っているアプリは「釣り気分」という潮に関しての予測をしてくれるアプリだけです。


なぜ、このアプリを使っているかと言いますと、答えは単純で余計なものが無く純粋に釣り場の潮や日の出、日没の時間のみを検索することが出来るからです。
私がTwitterに投稿している潮回りのキャプチャー画像は、このアプリのものです。
スマホ、PCを含め、釣りに使っているアプリケーションはこの一つだけです。
次に釣り用に頻繁に閲覧しているサイトは「tenki.jp」の天気予報のサイトのみです。

このサイトも、天気予報が良く当たる…や、精度が高い…とかではなく、単純にサイトの構成が見易く欲しい情報を検索し易いから使っています。
Twitterに投稿しておりますキャプチャー画像は、tenki.jpの「三浦市の3時間予報」のページのキャプチャー画像を投稿しておりますが、釣りに行く日が100%晴れの予報で全く雨が降らないことが分かっている時以外は、トップページから入り日本列島全体の気圧配置や雨雲の位置などを確認しています。
高気圧が近く(釣りに行かれる場所の)にある場合は、高気圧のヘリだけ気にすれば問題ありませんが、低気圧がある場合は予想進路などから等圧線の間隔などを注視し、サイト内の予報を参考に何時にどこでどのくらいの風が吹き、雨雲の具合はどんな感じか…などを自分なりに予測しています。
釣り自体がそうですが、自然相手のことなので、天気や潮を含めた海の中の状況、魚の寄り具合、釣れ方なども全く同じ状況が起こるということはまず有り得ません。
少し話が逸れますが、以前私がIT関係の仕事をしていた時、あまりの忙しさに数年間全く釣りが出来ない時期がありました。
時間的余裕が出来、久しぶりに釣りを再開するかな…と再び釣りキチになったのが約10年前なのですが、その時は数年間釣りから離れていたのでどこでどういう魚が何の仕掛けとエサでどのくらい釣れるのか…などが全く分からずかなりネットで調べました。
しかし、比較的新しい情報であっても、中身が無く読み終えてもだから何?と言いたくなるようなものが非常に多かったです。
私もブログに関しては、娘や家内に無駄に話が長い…と怒られるので、人のことは言えないのですが、最終的にはやはり自分の「感覚」が一番当てになると思っています。
私のように、通年を通して毎週北条湾に入り浸ってる変態な方はあまりいないと思いますが、仮に毎週釣りに行かれるとしても違う場所に行かれると思います。
その、良く釣りに行かれる場所の地形や海の状況…
例えば地形で言えば、外海に面しているのか…
近くに山があるのか…
風を遮る建造物などがあるか…
これを北条湾に置き換えますと、取り敢えず城ケ島が目の前にあり、反対側には山がありますが、ほぼ外海に面している釣り場と言えると思います。
こういう場合は、強い風は吹き易く天気がコロコロ変わり易いと言えます。
天気予報では終日強風…になっていても、その風を吹かせている原因が低気圧であるのなら、低気圧がこれから北条湾に近付くのか、既に低気圧の中に北条湾はあり、これから低気圧が抜けて行くのか…で大きく変わります。
これから近付く場合は、しばらく強風が続く可能性が高いです。
しかし、抜けて行く最中であれば突然風が止むことが多々あります。
気象予報士の試験をするわけではないので、このまま様々なパターンのお話を続けますといつになっても終わらないので、都度お調べ頂ければと思いますが、肝要なのは小さなことでも流さずに疑問を持つことだと私は思っています。
そのなぜなぜの感覚が、最終的には釣果を上げられる釣り師に繋がると思います。
似通った天気や潮の状況なのに、前回と全く魚の動きが違う…なんでだ…?
サンゴが大潮の日に一斉に産卵することも、彼らは時計を持っているわけでもなく、周りのサンゴ達と事前に申し合わせをし、スケジュール表を持ち、そのスケジュールを管理しているサンゴがいるわけではありません。
非常にシビアな単位の条件が整った時に、皆が間違えずに一斉に産卵をします。
広義で言えば、北条湾で青魚が湧き、入れ食いになるのも、その条件が整った時に入れ食いになります。
気象と海の中の環境は切っても切り離せず、なぜなぜを繰り返していくと、自ずと天気にどうしても詳しくなります。
まずは手始めに、釣りに行く日の潮回り、天気を事前に調べ、ご自身がお住まいの場所の風の強さを確認します。
そして、釣り場に到着した際に、どのくらい自宅と釣り場の風速にズレがあるか確認し、これが自宅で釣り場の風速を予想して当たるようにして頂ければと思います。
風は何もない所では吹きません。
ご自身がいらっしゃる場所が快晴で、風が吹くような原因が見当たらなくても、少し離れた所に風を吹かせる何かがあります。
風速のズレが読めるようになると、その風を吹かせる原因に目がいくようになります。
一見、水の中にいる魚には、風なんか関係ないように思われがちですが、特にサビキ釣りなどのように大型種の稚魚や青魚を狙う場合、強風で海が荒れるとエサの食いが渋くなり深場に潜ります。
気象と潮の動きには関連性が無いので、気象的には無風で快晴、潮は大潮のタイミングが一番釣れます。
しかし、これがピンポイントで合致した時を選んで中々釣りには行けないと思います。
釣りに行くタイミングを図るのももちろんですが、ご自身が釣りに行かれる際の釣り場の状況の予想が的確に出来れば、事前にいろいろ準備も出来ると思います。
相手にするのが自然でなければ、ネットにたくさんある情報だけでいろいろ予測も可能かと思います。
しかし、自然相手ですと、価値のある情報を探す手間を、自身の感覚の精度を上げるために使った方が手っ取り早いですし確実かと思います。
私はなるべくリアルタイムで、誇張や脚色をしない生の情報をお届けしているつもりです。
私が釣りをしている時の気象や潮の情報などを見ながら、ライブ配信でどういった魚がどのくらいの間隔で釣れているのかなど状況を分析して頂くだけでも意味があるかな…とは思っています。
最後になりますが、私は保土ヶ谷バイパスの本村インター周辺に住んでいます。
ここの風速より、北条湾は1m~2mほど風が強く吹いていることが多いです。
また、自宅付近も盆地になっており、自宅周辺、横浜横須賀道路が雨であっても北条湾は降っていないことが多いです。
天気予報も完璧ではありません。
あくまで目安で。
海で釣りをするので、海のことばかりに目が行きがちですが、少しだけ天気にも目を向けて頂ければと思っております。
また、別途釣果報告をさせて頂きます。
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いつもご覧頂きありがとうございます。
今日は現地でお会い出来て良かったです。
また、釣果も好調のようでしたので更に良かったです。
現地で釣行のタイミングが合った際は遠慮なくお声掛け下さい。
今後とも、よろしくお願い致します。
> こんばんは。
> 都筑区のサビキオヤジです。
>
> 天気、潮回りとも申し分ない週末ですね。
> 少し仮眠して、未明に向ヶ崎へ向かおうと
> 思います。
>
> だいぶ混みそうで、釣り座が心配ですが
> 釣果は置いておいて、久々の釣行を
> 楽しもうと思います。
>
> ではまた。
> 釣果は追ってご報告致しまーす。